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産科
  • 藤巻佳祐

  • 問題数 135 • 1/23/2025

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    問題一覧

  • 1

    ・受精は第①減数分裂中期に起こる ・LHサージによって②細胞と第③極体となり排卵する →排卵後②細胞は④を完了し第2極体と受精卵になる ・受精後に認められる極体は⑤個である ・着床は受精後⑥日目に成立する

    ①2 ②二次卵母 ③1 ④受精 ⑤2 ⑥6~7

  • 2

    ・受精卵は①期子宮内膜に着床する ・①期子宮内膜は後の②膜である ・卵管③部で受精する ・胞胚(胚盤胞)は④が剥がれて、内細胞塊と⑤側の栄養膜が子宮内膜に接着することで着床する

    ①分泌 ②脱落 ③膨大 ④透明帯 ⑤同

  • 3

    胚盤胞が透明帯を剥がして着床すると、絨毛から①が分泌され、①は②を刺激する。

    ①hCG ②黄体

  • 4

    胎盤について正しいのはどれか2つ選べ。 ①脱落膜は胎児由来の組織である ②受精後約8週ごろ形態的に完成する ③hCGは合胞体栄養膜細胞から分泌される ④妊娠末期の胎盤重量は約200gである ⑤絨毛間腔は母体血液で満たされている

    ③⑤

  • 5

    ・胎児の食道閉鎖により羊水は①となる ・HbAよりHbFの方が酸素親和性は②い ・胎盤を通過する免疫グロブリンはIg③ ・胎盤絨毛④(合胞体/細胞性)栄養膜細胞は母体血と接する

    ①過剰(過多) ②高 ③G ④合胞体

  • 6

    正常妊娠において母体血中に比較し、胎児血中で高値となるのはどれか2つ選べ。 ①IgA ②動脈血酸素分圧 ③HbF ④グルコース ⑤AFP

    ③⑤

  • 7

    胎児循環において最も酸素分圧の高い血液が流れてるのは①(2つ)であり、最も低い酸素分圧である血液なのは②である。

    ①臍静脈、静脈管 ②臍動脈

  • 8

    ①下大 ②低下 ③右 ④低 ⑤右房 ⑥左房

  • 9

    胎児循環について。 ・①圧の上昇によって卵円孔が閉じる ・動脈管は②→③の短絡路である ・動脈管は動脈血④分圧の上昇により閉じる ・出生後は体血管抵抗の方が肺血管抵抗より⑤い

    ①左房 ②肺動脈 ③大動脈 ④酸素 ⑤高

  • 10

    妊娠の全体像。 最終月経から①週間後に排卵、受精が見られる →妊娠3週で着床する →妊娠4週で尿中hCG陽性となり②が見られる →妊娠5週で卵黄囊、胎芽が発育 →妊娠6週で胎児の心拍動が見られる →妊娠9~10週頃に③を用いて出産予定日を修正する →妊娠10週前後でつわりが起きる →器官形成期は妊娠④週の時期である →妊娠⑤週頃に胎盤が完成 →妊娠⑥週頃に胎動を感じる →妊娠30週頃には胎児の体重は⑦g →妊娠⑧週頃に肺が完成、肺サーファクタントは十分に満たされる ・早産は⑨週0日~36週6日 ・正期産は37週0日~41週6日

    ①2 ②胎嚢(GS) ③頭殿長(CRL) ④4~11週 ⑤15 ⑥20 ⑦1500 ⑧34 ⑨22

  • 11

    超音波と妊娠週数について。 ・胎嚢(GS)=妊娠週数① ・頭殿長(CRL)=妊娠週数② ・児頭大横径(BPD)=妊娠週数③

    ①-4 ②-7 ③÷4

  • 12

    胎児発育の評価3つ答えよ。

    児頭大横径(BPD)、腹囲、大腿骨長(FL)

  • 13

    36歳の女性。悪心と嘔吐とを主訴に来院した。1週間前から微熱、悪心および全身倦怠感を自覚していた。今朝一回嘔吐した。既往歴に特記すべきことはない。月経周期30〜60日、不整。最終月経は記憶していない。3週間前に市販のキットで実施した妊娠反応は陰性であったという。母親は糖尿病で治療を受けている。身長159cm、体重49kg。体温37.0℃。脈拍72/分、整。血圧102/58mmHg。皮膚は乾燥している。腹部は平坦で、圧痛を認めない。 まず行うべきなのはどれか。 a 腹部CT b 妊娠反応検査 c 脳脊髄液検査 d 上部消化管内視鏡検査 e 経口ブドウ糖負荷試験

  • 14

    22歳の女性。初妊婦。今朝、市販のキットで妊娠検査を行ったところ陽性であったため来院した。1週前から空腹時に悪心を感じている。最終月経からは妊娠12週2日と推測される。月経周期は不順である。腟鏡診で分泌物は白色少量である。子宮は手拳大で軟。経腟超音波検査で胎児には心拍動を認め、頭殿長〈CRL〉を計測した。経腟超音波像を別に示す。最終月経開始日から280日目は2014年2月15日である。 この女性の分娩予定日として適切なのはどれか。 a 2月15日 b 2月22日 c 3月 1日 d 3月 8日 e 3月15日

  • 15

    32歳の女性。無月経を主訴に来院した。最終月経は、令和4年1月1日から6日間。同年2月1日に人工授精し、3月7日に受診した。最近1年間の性交渉歴はない。妊娠判定試薬は陽性であった。 この時点で適切な経腟超音波検査所見はどれか。 a 胎嚢のみ b 心拍動を認める胎芽 c 木の葉状の子宮内膜像 d 頭殿長〈CRL〉3.0cmの胎児 e 児頭大横径〈BPD〉3.0cmの胎児

  • 16

    胎児心拍数は妊娠( )週がピークで160~180bpmとなり、妊娠中期以降は110~160bpmとなる。

    9

  • 17

    胎児発育について。 【呼吸様運動・嚥下運動/四肢運動/排尿行動】 ・①が見られるのは妊娠10週以降 ・②が見られるのは妊娠12週以降 ・③が見られるのは妊娠16週以降

    ①四肢運動 ②排尿行動 ③呼吸様運動・嚥下運動

  • 18

    生理的臍帯ヘルニアは妊娠①~②週まで見られる。また、二分脊椎を防ぐために葉酸を③から摂取する。

    ①7 ②11 ③妊娠前

  • 19

    ①上昇 ②低下 ③低下 ④上昇 ⑤上昇 ⑥低下 ⑦低下 ⑧上昇 ⑨低下 ⑩低下

  • 20

    妊娠後期の母体で見られないのはどれか。 a 乳房腫大 b 胃の拡張 c 膣壁の充血 d 腎臓の肥大 e 皮膚の色素沈着

    b

  • 21

    妊娠末期に必要な摂取エネルギー(kcal/日)の適切な目安はどれか。 a 50 b 500 c 750 d 1000 e 1500

    b

  • 22

    妊娠29週の胎児の頭部超音波像を別に示す。 最も考えられるのはどれか。 a 水頭症 b 胎児水腫 c 脊髄空洞症 d 正中頸嚢胞 e 頭蓋骨早期癒合症

  • 23

    羊水量の測定について。 ・最大羊水深度と羊水ポケットの正常値は①cm ・羊水インデックス(AFI)の正常値は②cm

    ①2~8 ②5~24

  • 24

    ・早発一過性徐脈の原因は① ・変動一過性徐脈の原因は② ・遅発一過性徐脈の原因は③

    ①児頭圧迫 ②臍帯圧迫 ③胎盤(胎児)機能不全

  • 25

    胎児の心拍数が110bpm未満、または基線細変動の減少・消失が見られた場合は胎児の何を疑うか

    低酸素血症、アシドーシス

  • 26

    30歳の初産婦。妊娠38週に陣痛発来し入院した。胎児心拍数陣痛図で異常を認め、帝王切開が行われた。このとき、胎児心拍数陣痛図の所見として最も考えられるのは( )一過性徐脈である。

    変動

  • 27

    妊娠34週1日の初妊婦(1妊0産)。胎動減少を主訴に来院した。2日前の妊婦健診では特に異常は指摘されなかったが、昨日から胎動の減少を自覚しており、心配になって受診した。下腹部痛や子宮収縮の自覚はなく、性器出血や破水感の訴えもない。脈拍72/分、整。血圧124/72mmHg。呼吸数18/分。来院後に施行した胎児心拍数陣痛図を別に示す。 胎児の状態を評価するためにまず測定すべきなのはどれか。 a 羊水指数〈AFI〉 b 母体不規則抗体価 c 羊水中ビリルビン濃度 d 胎児中大脳動脈血流速度 e 母体血中ヘモグロビンF濃度

  • 28

    胎児心拍数陣痛図の遅発一過性徐脈の原因となるのはどれか。 ①過強陣痛 ②臍帯圧迫 ③児頭圧迫 ④胎児貧血 ⑤母体発熱

  • 29

    NSTで胎児状態が不明な場合に、人工的に子宮収縮を起こして胎児心拍を観察するテストは何と呼ばれるか

    CST

  • 30

    胎動減少など胎児が安心できない状態ではBPSを評価するが、そのBPSの評価項目5つを挙げよ。

    ①筋緊張 ②羊水量 ③胎動 ④呼吸様運動 ⑤NST

  • 31

    28歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠35週3日、胎動減少を主訴に受診した。妊娠初期から妊婦健康診査を受けていた。妊娠34週1日の妊婦健康診査において、推定胎児体重が1,700g(-1.9SD)の胎児発育不全を指摘されている。今朝から胎動の減少を自覚し心配になり受診した。性器出血や下腹部痛の自覚はない。身長162cm、体重54kg(非妊時48kg)。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧136/65mmHg。腹部は妊娠子宮で膨隆し、柔らかく圧痛は認めない。来院時の胎児心拍数陣痛図で基線は正常脈、基線細変動は中等度で、40分間以上の計測において一過性頻脈および徐脈を認めない。妊娠初期検査:血液型O型RhD(+)、間接Coombs試験陰性。 この胎児の健常性を評価するために行う超音波検査項目として適切なのはどれか。3つ選べ。 a 胎盤の厚さ b 推定胎児体重 c 羊水ポケット d 胎児呼吸様運動 e 子宮動脈血流速度波形

    bcd

  • 32

    羊水検査で診断できるのはどれか。 ①胎児発育不全 ②胎児溶血性疾患 ③先天性横隔膜ヘルニア ④先天性食道閉鎖症 ⑤胎児小頭症

  • 33

    次のうち確定的検査はどれか3つ選べ。 ①絨毛検査 ②臍帯血検査(胎児血液検査) ③超音波検査 ④母体血清マーカー検査 ⑤羊水検査

    ①②⑤

  • 34

    つわりが悪化した妊娠悪阻となると、脱水や食事摂取が困難となり、5%以上の体重①(増加/減少)、尿中②陽性が見られる。対策としては、③を含む輸液に④を添加することで⑤を予防する。また、妊娠悪阻では⑥に注意する。

    ①減少 ②ケトン体 ③糖 ④ビタミンB1 ⑤ウェルニッケ脳症 ⑥深部静脈血栓症

  • 35

    切迫流産が進行すると①流産となり、①流産は子宮口が開大しており胎児心拍が見られ②ものを指す。①流産は胎児成分が残ると③流産となり、症状は④。胎児成分が残らないと⑤流産となり症状は⑥。また、稽留流産では胎児心拍は見られ⑦、子宮口は開大⑧。稽留流産は無症状なことが多いので正常妊娠との鑑別が重要。

    ①進行 ②ない ③不全 ④出血、腹痛が持続する ⑤完全 ⑥見られない ⑦ず ⑧していない

  • 36

    切迫流産と進行流産の鑑別は何か

    胎児心拍があるかないか

  • 37

    21歳女性。少量の性器出血を主訴に来院した。元来月経周期は不順で最終月経は約半年前であった。妊娠反応は陽性で、超音波エコーで子宮内に1cmの胎嚢を認めたが、胎芽が確認できず、1ヶ月後の再診を指示された。その後、自然に性器出血は消失したが3週目の本日、出血があった。腹痛や帯下の増加はない。今回来院時の超音波エコーでも胎嚢はあるが胎芽は認められなかった。正しいのはどれか。 a治療を行うには母体保護法指定医の資格が必要である b尿中hCGの高値が予想される cダグラス窩穿刺の適応である d子宮収縮抑制薬投与の適応がある e妊娠の継続は望めない

  • 38

    妊娠反応陽性で下腹部痛、性期出血が見られる場合、超音波検査で子宮内に胎嚢が見られず子宮外に胎嚢が見られる場合は①が疑われる。子宮内、子宮外どちらにも胎嚢が見られない場合は血中②測定によるフォローアップが行われる。 その結果、 血中②が下がらない→③or正常妊娠 血中②が低下→④ をそれぞれ考える。 再検査でも胎嚢が見つからなければ⑤をする。

    ①異所性妊娠 ②hCG ③異所性妊娠 ④流産 ⑤腹腔鏡検査

  • 39

    頸管妊娠で容易に止血できない場合の緊急治療はどれか2つ選べ。 a円錐切除術 b頸管縫縮術 c子宮内容除去術 d子宮動脈塞栓術 e単純子宮全摘術

    de

  • 40

    切迫早産は早産の危険性が高い状態で、特に( )が重要である。膣炎などが子宮頸管炎→( )→胎児感染の連鎖を産み、( )や胎児感染が子宮内感染である。

    絨毛膜羊膜炎(CAM)

  • 41

    切迫早産(①週~②週未満)の治療について。 ・臨床的CAMか胎児機能不全では③ ・臨床的CAMでなく、かつwell-beingでは④ +34週未満の早産が1週間以内に予想される場合⑤筋注

    ①22 ②37 ③早期娩出(分娩誘発、帝王切開) ④子宮収縮抑制薬(塩酸リトドリンなど) ⑤ステロイド(ベタメタゾン)

  • 42

    臨床的CAMは、母体の①かつ母体の②や子宮圧痛などが一つでも起こった場合とする。臨床的CAMが認められたら、治療は③を考え、④の投与も考える。

    ①発熱(38°C以上) ②頻脈(≧100/分) ③早期娩出(分娩誘発、帝王切開) ④抗菌薬

  • 43

    28歳の経産婦(2妊1産)。妊娠31週0日、下腹部痛と性器出血を主訴に来院した。前回の妊娠は、妊娠32週0日で経腟分娩した。身長154cm、体重46kg(非妊時40kg)。体温36.6℃、脈拍72/分、整。胎位は頭位で推定胎児体重は2,000g。子宮に圧痛を認めない。腟鏡診にて腟内に少量の血液付着を認めるが、持続的な出血や羊水流出を認めない。経腟超音波断層法検査所見(A)及び胎児心拍数陣痛図(B)を別に示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。 a 抗菌薬投与 b 緊急帝王切開 c 子宮頸管縫縮術 d 子宮収縮抑制剤投与 e ベタメタゾン投与

    de

  • 44

    分娩前で陣痛がまだない場合の破水は①破水と呼ばれ、陣痛起こってから子宮口開大までの間(分娩第1期)で破水が見られると、②破水と呼ばれる。

    ①前期 ②早期

  • 45

    胎児発育不全について。 ・均衡型の発育不全は①などの②に問題あり ・不均衡型の発育不全は③などの④に問題あり

    ①染色体異常、先天奇形 ②胎児 ③喫煙、妊娠高血圧、多胎妊娠 ④胎盤

  • 46

    28歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠36週、胎児発育不全を指摘され来院した。妊娠32週の妊婦健康診査で推定胎児体重が1,586g(−1.0SD)であった。妊娠34週の妊婦健康診査で1,776g(−1.5SD)であり胎児発育不全と診断されたため、かかりつけの産科診療所から紹介され受診した。母体合併症は認めなかった。胎児超音波検査で大横径〈BPD〉87mm(0.0SD)、腹囲〈AC〉25cm(−2.2SD)、大腿骨長〈FL〉64mm(−0.2SD)、推定胎児体重〈EFW〉1,904g(−2.1SD)であり、羊水指数〈AFI〉6cm、胎児形態異常は認めなかった。これまでの胎児計測の経過(A)と来院時の胎児心拍数陣痛図(B)とを別に示す。 胎児の病態について正しいのはどれか。 a 貧血になっている。 b 腎血流が増加している。 c 脳血流が増加している。 d 臍帯血流が障害されている。 e アシデミア〈酸血症〉になっている。

  • 47

    喫煙習慣のある妊娠35週の女性。 Q1.入院後の超音波エコー所見で考えにくいのはどれか。 a羊水量減少 b頭囲/腹囲比の高値 c胎児呼吸様運動の消失 d臍帯動脈 RI (resistance index) の増加 e中大脳動脈 RI (resistance index) の増加 Q2.入院後BPSが6点なとき対応として適切なのはどれか。 a経過観察 b副腎皮質ステロイド投与 c羊水穿刺 d分娩誘発 e帝王切開

    Q1.e Q2.d

  • 48

    妊娠高血圧症候群(HDP)における高血圧の診断基準は、 ・高血圧:収縮期①以上 or 拡張期②以上 ・重症高血圧:収縮期③以上 or 拡張期④以上

    ①140 ②90 ③160 ④110

  • 49

    妊娠高血圧症候群(HDP)は妊娠20週以降に初めて高血圧となると①、高血圧に加えて②・臓器障害・胎盤機能不全が見られると③と呼ばれる。 HDPは40歳以上・肥満・④(初/経)産婦がリスク因子であり、血管抵抗は⑤するので心拍出量が⑥する。また、HDPは⑦(均衡/不均衡)型発育不全を示す。 治療薬は⑧や⑨、Ca拮抗薬などの降圧薬を使う。

    ①妊娠高血圧 ②タンパク尿 ③妊娠高血圧腎症 ④初 ⑤増加 ⑥減少 ⑦不均衡 ⑧メチルドパ ⑨ヒドララジン

  • 50

    妊婦が高血圧およびけいれんを示す場合、①を疑う。①の前駆症状としては、頭痛、②、腱反射亢進が挙げられ、①の病態は高血圧に伴う③と考えられている。 また、治療は高血圧に対しては④、けいれんに対しては⑤、ジアゼパムなどである。けいれんの再発予防には⑥の持続静注が用いられる。可及的速やかに妊娠終結することが必要である。

    ①子癇(しかん) ②視覚障害(目がチカチカ) ③脳浮腫 ④ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬(ニカルジピン) ⑤硫酸マグネシウム ⑥硫酸マグネシウム

  • 51

    妊婦の高血圧で上腹部痛、悪心、嘔吐が見られた場合、 ①・②・③の3つの所見が特徴的な②が考えられる。 病態としては肝動脈の攣縮と血管内皮障害が挙げられる。三大症状のうちの一つである溶血では③高値となる。

    ①溶血・肝機能障害(肝酵素上昇)・血小板凝集(減少) ②HELLP症候群 ③LDH、ビリルビン

  • 52

    妊娠糖尿病の診断基準は、75g OGTTで ・空腹時血糖≧①mg/dL ・1時間値≧②mg/dL ・2時間値≧③mg/dL のいずれかを1つ以上満たすとき。

    ①92 ②180 ③153

  • 53

    ①糖尿病合併妊娠 ②妊娠糖尿病 ③高 ④高 ⑤流産、早産、HDP(妊娠高血圧症候群) ⑥過多 ⑦巨大 ⑧低 ⑨100

  • 54

    妊娠糖尿病や糖尿病合併妊娠の妊婦は厳格な血糖コントロールを行う。食前血糖値≦①mg/dL、食後2時間血糖値≦②mg/dLを血糖コントロール目標とする。 治療はまず食事療法(+運動療法)を実施し、だめなら③療法を行う。食事療法では、血糖の変動を少なくするために④で食べる。また、一日の摂取総エネルギー量は⑤である。

    ①100 ②120 ③インスリン ④4~6分食 ⑤非妊時の標準体重×30+付加量(200kcal)

  • 55

    妊娠中に急激な腹痛や腹部の板状硬が見られた場合、①を疑う。①では外出血は②い。リスク因子として、③や腹部外傷、CAMなどがある。

    ①常位胎盤早期剥離 ②少な ③HDP(妊娠高血圧症候群)

  • 56

    前置胎盤の確定診断は妊娠①週~②週までにエコーで行う。③(初/多)産婦や帝王切開の既往がリスク因子となり、突発性の④量の⑤痛性出血から子宮収縮につれて大量出血をきたす(⑤痛性)。通常、前置胎盤は出血がない場合は妊娠⑥週までに⑦で進めるが、出血が見られる場合や出血多量、出血コントロール不良の場合は⑥週を待たずして⑧を行う。

    ①24 ②31 ③多 ④少 ⑤無 ⑥37 ⑦予定帝王切開 ⑧緊急帝王切開

  • 57

    35歳の経産婦(3妊2産)。妊娠34週2日、妊婦健康診査のため受診した。妊娠初期から妊婦健康診査を受けていた。30歳時および32歳時に、それぞれ骨盤位および既往帝王切開の適応で選択的帝王切開の既往がある。身長157cm、体重55kg(非妊時46kg)。体温36.8℃。脈拍80/分、整。血圧110/74mmHg。1日に数回の子宮収縮を自覚している。胎児心拍数陣痛図で異常を認めない。1週間前に施行した骨盤MRIのT2強調矢状断像を別に示す。 説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 a 「胎盤の後面に血腫をみとめます」 b 「胎盤が内子宮口を覆っています」 c 「臍帯血管が内子宮口上を走行しています」 d 「胎盤の一部が子宮壁から剥がれています」 e 「胎盤が子宮筋層を貫いている可能性があります」

    be

  • 58

    脱落膜の欠損などで胎盤の絨毛が子宮筋層に侵入したものを①という。胎児を娩出後、胎盤剝離徴候が見られないものがこれに当たる。②や帝王切開、子宮内手術の既往がリスク因子となり、胎盤剝離時に③が起こる。治療は止血だが、胎盤剝離が難しい場合や出血コントロールできない場合は④も考慮する。

    ①癒着胎盤 ②前置胎盤 ③大量出血 ④子宮全摘

  • 59

    経膣分娩で胎児娩出後に癒着胎盤が疑われる徴候はどれか2つ選べ。 a臍帯が下降する b出血量が増加する c産婦が便意を訴える d子宮底に与えた振動が臍帯に響く e恥骨結合上部の圧迫で臍帯が上昇する

    de

  • 60

    ①妊娠や②感染により貧血や心不全をきたすと、 胎児に胸水や腹水、皮下浮腫を認めるようになり③をきたす。貧血は胎児心拍陣痛図での④や⑤、⑥上昇によって確認する。

    ①Rh式血液型不適合 ②パルボウイルスB19 ③胎児水腫 ④サイナソイダルパターン ⑤頻脈 ⑥中大脳動脈血流速度

  • 61

    妊娠初期の血液検査でRh(-)と判定された場合、 スクリーニング検査として①試験を行う。 (陽性の場合) ②を測定し、抗体価8~32倍以上で胎児管理が必要。 (陰性の場合) ③ために妊娠④週と⑤(児がRh+の場合)に抗ヒトRhD抗体を投与する。これはたとえ⑥の場合でも投与すること。

    ①間接クームス ②抗D抗体価 ③抗D抗体を作らせない ④28 ⑤分娩直後 ⑥流産

  • 62

    a過少 b過多 c過少 d過少 e過多 f過多 g過少 h過少

  • 63

    妊娠27週の妊婦に子宮頸管長12mm、内子宮口付近にfunneling(内子宮口の楔状の開大)を認めた。これから分かることは何か。

    切迫早産

  • 64

    双胎間輸血症候群は①双胎で起こり、羊水過多児、羊水過少児の羊水ポケットがそれぞれ②cm、③cmで診断する。受血児(多血となる)では循環血液量多くなるので④不全→胎児水腫をきたす可能性があり、送血児(貧血となる)では循環血液量少なくなるので⑤不全などが起こりやすい。

    ①一絨毛膜 ②≧8 ③≦2 ④心 ⑤腎

  • 65

    妊婦の健康間隔の目安は ・妊娠12週~①週は②週間隔 ・妊娠③週~④週は⑤週間隔 ・妊娠⑥週以降は⑦週間隔

    ①23 ②4 ③24 ④35 ⑤2 ⑥36 ⑦1

  • 66

    妊娠初期(~14週)の性器出血の原因として正しいのはどれか。 a子宮破裂 b前置胎盤 c癒着胎盤 d絨毛膜下血腫 e常位胎盤早期剥離

  • 67

    重症妊娠悪阻では高度の①が見られ、②などの症状に注意する。

    ①脱水 ②DVT(深部静脈血栓症)

  • 68

    陣痛起きる前に水様帯下が見られた場合、①を疑う。破水は感染リスクが高いため、①が起こった場合は②をまず調べる。

    ①前期破水 ②臨床的CAM(母体の体温と脈拍数)

  • 69

    薬による妊娠の影響は妊娠( )週以降で起こる。

    4

  • 70

    ①βラクタム(セフェム、ペニシリン、カルバペネム) ②マクロライド ③アシクロビル ④抗HIV薬 ⑤ない ⑥ヘパリン ⑦利尿薬、ACE阻害薬

  • 71

    妊婦に使うステロイドについて【】から選べ。 【ベタメタゾン/プレドニゾロン/デキサメタゾン】 ・母体の治療目的で使うのは① ・胎児の治療目的で使うのは② ・胎盤通過性があるのは③

    ①プレドニゾロン ②ベタメタゾン、デキサメタゾン ③ベタメタゾン、デキサメタゾン

  • 72

    合併症妊娠で代表的な疾患である抗リン脂質抗体症候群の抗体は①やループスアンチコアグラントであり、治療は抗凝固薬として②を投与する。また、抗リン脂質抗体症候群の皮疹は③を呈する。

    ①抗カルジオリピン抗体 ②ヘパリン ③網状皮斑

  • 73

    28歳の女性.妊娠に関する相談のため来院した.3年前から全身性エリテマトーデス〈SLE〉で自宅近くの医療機関に通院しており,副腎皮質ステロイドの内服で,病状は1年以上前から安定している.近い将来,妊娠を希望しており相談のため紹介されて受診した.体温36.5℃.脈拍68/分,整.血圧108/62mmHg.顔面,体幹および四肢に皮疹を認めない.心音と呼吸音とに異常を認めない.下腿浮腫を認めない.(持参した前医の検査データ)尿所見:蛋白(-),潜血(-).血液所見:Hb 12.0g/dL,白血球4,200,血小板15万.血液生化学所見:尿素窒素10mg/dL,クレアチニン0.6mg/dL.免疫血清学所見:CRP 0.1mg/dL,リウマトイド因子〈RF〉80IU/mL(基準20未満),抗核抗体1,280倍(基準20以下),抗DNA抗体(RIA法)12IU/dL(基準7以下),抗Sm抗体陽性,抗RNP抗体陽性,抗SS-A抗体陽性,抗リン脂質抗体陰性,CH50 35U/mL(基準30〜40),C3 84mg/dL(基準52〜112),C4 29mg/dL(基準16〜51).診察の結果,妊娠は可能と判断された. この患者でみられる自己抗体で妊娠の際,胎児に影響を与える可能性があるのはどれか. a抗核抗体 b抗Sm抗体 c抗RNP抗体 d抗SS-A抗体 eリウマトイド因子〈RF〉

  • 74

    日齢0の新生児。Basedow病に罹患している母親から出生した。母親は抗甲状腺薬を服用しており、抗甲状腺抗体は陽性である。新生児期に留意すべきなのはどれか。 a動脈血酸素飽和度 b心拍数 c呼吸数 d血圧 e尿量

  • 75

    産道感染をきたさないものはどれか2つ選べ。 a淋菌 bB群レンサ球菌(GBS) cサイトメガロウイルス dクラミジア e単純ヘルペスウイルス f風疹ウイルス gB型肝炎ウイルス hHIV

    cf

  • 76

    先天異常の原因とならないのはどれか。 aA型肝炎 bサイトメガロウイルス c風疹 dトキソプラズマ感染症 e梅毒

  • 77

    胎児水腫の原因となるのはどれか。 aクラミジア b風疹ウイルス cパルボウイルスB19 d単純ヘルペスウイルス e水痘・帯状疱疹ウイルス

  • 78

    母体の感染と胎児・新生児疾患の組み合わせで正しいものを3つ選べ。 a梅毒トレポネーマ―骨軟骨炎 bB型肝炎ウイルス―水頭症 cB群溶血性レンサ球菌―心奇形 d単純ヘルペスウイルス―脳炎 eパルボウイルスB19―胎児頻脈 fサイトメガロウイルス―感音難聴

    adf

  • 79

    先天性風疹症候群は妊娠①週未満に母体が風疹ウイルスに感染すると高確率で起こる疾患であり、その三大症状は②である。このうち、妊娠12~20週の感染では③のみが多い。

    ①12 ②感音難聴、心奇形、白内障 ③感音難聴

  • 80

    35歳の初妊婦(1妊0産).初回妊婦健康診査のため妊娠11週2日に来院した.無月経を主訴に3週間前に受診し,子宮内に妊娠8週相当の胎児を認め妊娠と診断された. 初期血液検査の説明として適切なのはどれか. a「梅毒の検査は省略しましょう」 b「B群レンサ球菌〈GBS〉の検査が含まれます」 c「風疹抗体が陽性の場合は,先天性風疹症候群を発症します」 d「風疹ワクチン未接種の場合は接種を推奨します」 e「C型肝炎ウイルス検査が陽性の場合,赤ちゃんにワクチンを接種します」 f「B型肝炎ウイルス検査が陽性の場合,赤ちゃんに抗HBsヒト免疫グロブリンを投与します」

  • 81

    妊婦における風疹抗体価が①倍以上であれば、現在風疹にかかっている可能性がある。風疹抗体価が②倍~③倍であれば風疹抗体価ありということで感染の可能性はないといえる。

    ①256 ②32 ③128

  • 82

    33歳の初産婦.妊娠36週.自宅で突然水様帯下の流出を認めたため1時間後に来院した.妊娠35週の妊婦健康診査時に施行した腟と外陰との培養検査では,B群レンサ球菌〈GBS〉が陽性であった.体温36.4℃.脈拍76/分,整.血圧116/72mmHg.腟鏡診で後腟円蓋に中等量の水様帯下の貯留を認め,帯下は弱アルカリ性である.内診で子宮口は1cm開大,展退度30%,先進部は児頭で下降度はSP-2cm.血液所見:赤血球350万,Hb 11.6g/dL,Ht 37%,白血球9,000,血小板18万.CRP 0.1mg/dL.腹部超音波検査で胎児推定体重は2,600g,羊水ポケットは2cm,胎盤に異常所見を認めない.胎児心拍数陣痛図で子宮収縮を認めず,胎児心拍パターンに異常を認めない. まず投与すべきなのはどれか. aβ遮断薬 b硫酸マグネシウム c副腎皮質ステロイド dペニシリン系抗菌薬 e非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉

  • 83

    下記【】から次の①~④に当てはまるものを選んで答えよ。 【サイトメガロウイルス/梅毒/風疹/B群レンサ球菌/ヒトT細胞白血病ウイルス/HIV】 ①治療薬がペニシリンであるもの2つ ②妊娠末期に検査をするもの ③罹患した場合、授乳の禁止をすべきもの2つ ④感音難聴をきたすもの2つ

    ①梅毒、B群レンサ球菌(GBS) ②B群レンサ球菌(GBS) ③ヒトT細胞白血病ウイルス、HIV ④サイトメガロウイルス、風疹

  • 84

    33歳の初妊婦.妊娠28週0日.前回の妊婦健康診査時には骨盤位と診断され,膝胸位の後,右側を下に寝る骨盤位矯正体操を指導され実施していた.本日のLeopold診察法では,第1段でくびれや浮動感を認めない大きな塊,第2段では右手に数個の結節状のもの,左手に弓状に曲がった板のような抵抗,第3段ではくびれと浮動感のある硬く大きな球体を触れた. この胎児の胎位・胎向はどれか. a 第1頭位 b 第2頭位 c 第1横位 d 第1骨盤位 e 第2骨盤位

  • 85

    34歳の初産婦.妊娠38週5日に陣痛発来のため入院した.これまでの妊娠経過は順調であった.午前6時に10分周期の痛みを伴う規則的な子宮収縮が始まったため,午前6時30分に受診した.来院時の内診所見で子宮口は4cm開大,卵膜を触知し,児頭下降度はSP+1cm,3時方向に小泉門を触知した.Leopold診察法で児背を母体の左側に触知した.入院後,同日の午後4時に子宮口が全開大し,午後4時15分に破水,午後4時40分に児頭が発露した.午後4時49分,児の顔が母体の後方を向く方向から母体の右方を向く方向に回旋しながら児頭が娩出され,午後4時50分に児の全身が娩出された.分娩経過中の胎児心拍数陣痛図には異常を認めなかった.児は男児で出生体重は3,360gだった.頭部に骨重積を認めた.午後5時に胎盤が自然に娩出された.分娩時出血量は420mLだった. この分娩の経過について正しいのはどれか. a前期破水である. b胎位は第2頭位である. c分娩時出血量は異常である. d分娩時間は10時間50分である. e児の左頭頂骨が右頭頂骨の下に入り込んでいる.

  • 86

    34歳の女性(2妊1産).妊娠39週5日に陣痛発来のため入院した.これまでの妊娠経過に異常を認めない.第1子を2年前に正常経腟分娩している.入院時,胎児心拍を母体の左下腹部で聴取する.内診で,子宮口開大度5cm,展退度70%,下降度はSP-2cm,先進部は小泉門で3時方向,矢状縫合は骨盤横径に一致していた.入院から5時間後に子宮口は全開大し,その10分後に自然破水した.羊水混濁は認めない.この時点で,先進部は小泉門で12時方向,矢状縫合は骨盤縦径に一致していた. 正しいのはどれか. a第2回旋の異常である. b産瘤は左頭頂骨後部にできる. c骨重積は左頭頂骨が右頭頂骨の下になる. d第4回旋で児の顔面は母体の左側へ向く. e体幹娩出時に左側の肩甲が先に娩出される.

  • 87

    遷延分娩について、初産婦では①時間以上、経産婦では②時間以上と定義される。

    ①30 ②15

  • 88

    児頭が骨盤に嵌入した時点でパルトグラムに記載された児頭の回旋所見を次に示す。正しいのはどれか。 a前方前頭位 b前方後頭位 c後方前頭位 d後方後頭位

  • 89

    ①~②に当てはまるものを下のa~dから選べ。 ・大泉門を1時方向に触知した場合は①である ・小泉門を12時方向に触知した場合は②である a前方前頭位 b前方後頭位 c後方前頭位 d後方後頭位

    ①a ②b

  • 90

    下記【】の単語群の説明を次の①~④から選べ。 【固定/嵌入/排臨/発露】 ①児頭最大周囲径が入口部を通過し、児頭先進部がSp0より下にある状態 ②陣痛発作時にも間欠時にも児頭が常時見える状態 ③児頭最大周囲径が入口部にはまり移動性を失った状態 ④陣痛発作時に児頭が見える状態で間欠時は見えない

    ①嵌入 ②発露 ③固定 ④排臨

  • 91

    28歳の初産婦.妊娠39週0日に陣痛発来のため入院した.これまでの妊娠経過に異常はなかった.入院時の内診で子宮口は3cm開大,展退度は50%,児頭下降度はSP-2cm,硬さは中等硬,位置は後方である.この患者のBishop Scoreはどれか. a 5点 b 6点 c 7点 d 8点 e 9点

  • 92

    子宮口は口唇状の柔らかさで中央に位置し、2cm開大しており、展退度は60%、児頭下降度はSp-2cmである。 Bishop Scoreは何点か。 a4点 b5点 c6点 d7点 e8点 f9点

  • 93

    39歳の初産婦。妊娠41週2日、陣痛発来のため入院した.本日午前1時から10分周期の規則的な陣痛が発来したが自宅で待機していた。午前9時に来院した。意識は清明、身長162cm、体重71kg(非妊時63kg)。体温36.5°C。脈拍80/分、整。血圧124/76mmHg。子宮底長37cm、腹囲96cm。下に浮腫を認めない。Leopold触診法で児背を母体の左側に触れる。陣痛周期は3分。内診所見:先進部は小泉門で母体の左後方に触れる。子宮口5cm閉大、展退度60%、児頭下降度SP+1cm。子宮口の位置は中央、硬さは軟である。未破水である。超音波横査では羊水ポケット1cm、胎児推定体重3,500g。胎児心拍数陣図で胎児心拍数パターンに異常を認めない。 入院時の診断として正しいのはどれか3つ選べ。 a微弱陣痛である。 b第2胎向である。 c第2回旋の異常である。 d子宮頸管は成熟している。 e児頭最大周囲の位置は骨盤濶部にある。

    cde

  • 94

    正常分娩で正しいのはどれか。 a分娩第2期に矢状縫合は骨盤横径に一致する。 b児頭の第1回旋と第3回旋は同方向である。 c頭位分娩では第3回旋は胎児の肩甲の分娩機転による。 d分娩第2期では児は発露後排臨となる。 e児の肩甲はその肩幅が骨盤最大径に一致して回旋する。 f児頭の第4回旋は発露とほぼ同時に起こる。 g児の肩甲は母体背側の肩甲が先に母体外に娩出される。

  • 95

    頭位正常分娩の分娩第1期の内診で触れないのはどれか. a 岬角 b 尾骨 c 坐骨棘 d 小泉門 e 矢状縫合

  • 96

    34歳の初妊婦(1妊0産).妊娠38週1日,午前2時に規則的な子宮収縮と破水感のため来院した.これまでの妊娠経過に異常は指摘されていない.既往歴に特記すべきことはない.身長147cm,体重62kg(非妊時50kg).体温36.4℃.脈拍76/分,整.血圧132/74mmHg.呼吸数18/分.子宮底40cm,腹囲90cm.内診所見は,先進部は児頭を触知し,子宮口は2cm開大,展退度は50%,児頭下降度はSP-3cm.推定胎児体重は3,880gであった.陣痛発来と前期破水の診断にて入院となった.陣痛は徐々に増強し,午前8時の内診で,子宮口8cm開大,児頭下降度はSP-1cm,児頭の矢状縫合は母体骨盤縦径にほぼ一致し,小泉門を1時方向に触知した.午前10時,子宮口は全開大したが,児頭下降度と児頭の回旋は変わらなかった.陣痛周期は2〜3分間隔で持続時間は40秒.午後2時の時点で内診所見は変わらない.この時点の胎児心拍数陣痛図を次に示す. 適切な対応はどれか. a 会陰切開 b 吸引分娩 c 経過観察 d 帝王切開 e オキシトシン投与

  • 97

    子宮収縮薬を2つ選べ。 a塩酸リトドリン b硫酸マグネシウム cプロスタグランジン dオキシトシン

    cd

  • 98

    32歳の初妊婦.陣痛発来を主訴に来院した.これまでの妊娠経過に異常を認めない.妊娠41週0日午前1時から10分間隔の規則的な子宮収縮を自覚し,次第に周期が短くなったため午前9時に来院した.身長156cm,体重71kg(非妊時63kg).体温37.1℃.脈拍92/分,整.血圧128/74mmHg.呼吸数20/分.内診で分泌物は血性,子宮口は5cm開大,展退度60%,硬度は中,先進部は児頭で下降度SP+1cmであった.胎胞を触知し,胎児心拍数陣痛図で胎児心拍数パターンに異常を認めず,陣痛周期は5分,持続時間は1分20秒であった.午後3時,子宮口は9cm開大,展退度100%,児頭下降度SP+3cmであった.児頭の矢状縫合は母体骨盤縦径に一致し,小泉門を0時方向に触れる.この時点の胎児心拍数陣痛図を次に示す. 適切な対応はどれか. a 吸引分娩 b 経過観察 c 骨盤計測 d 帝王切開 e オキシトシン投与

  • 99

    23歳の初産婦.妊娠38週2日に陣痛発来のため入院した.これまでの妊娠経過は順調であった.午後0時に10分間隔の規則的な腹痛を自覚して受診した.来院時の内診で子宮口は3cm開大,児頭下降度はSP±0cm,卵膜を触知した.経過観察をしていたところ午後3時に破水し,内診で子宮口は5cm開大,児頭下降度はSP+2cm,2時方向に小泉門を触知した.この時点での胎児心拍数陣痛図を次に示す. 現時点での対応として適切なのはどれか. a 帝王切開 b 吸引分娩 c β2刺激薬投与 d オキシトシン投与 e 胎児心拍数陣痛モニターの継続監視

  • 100

    28歳の経産婦(3妊2産).妊娠41週0日,分娩予定日超過のため管理目的に入院した.推定胎児体重は3,100g.妊娠41週1日,午前9時からオキシトシンで陣痛誘発を開始した.午後6時に一過性の胎児徐脈が出現した.胎児心拍数陣痛図を次に示す.内診で子宮口は7cm開大,展退度は90%,硬度は軟,児頭下降度はSP-1cm,胎胞を触知した. まず行うべき対応はどれか. a 吸引分娩 b 人工破膜 c 体位変換 d 帝王切開 e 子宮収縮抑制薬投与