細胞膜は，脂質の二重層でできている

細胞膜は，脂質だけでできている

細胞膜には，小さな穴が多数あいている

細胞質のなかには，無機電解質だけが溶けている

染色体は，細胞質の中に溶けている

ヒトの染色体は，46 本ある

染色体には，ＤＮＡとタンパク質が含まれている

成熟赤血球の中には，1個の核がある

ビタミンは生体の代謝に必要不可欠な微量の有機化合物で、生体内で合成されず，合成されたとしても量が少ない

化学的性質から脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分けられる

水溶性ビタミン，脂溶性ビタミンとも過剰症が知られている

ビタミンＣの欠乏症には壊血病がある

ビタミンＡはレチノールという

ビタミンＫは血液凝固機能を維持する

ビタミンＢ1はアミノ基転移反応の補酵素としてはたらく

ビタミンＢ12はシアノコバラミンという

ビタミンＢ12が欠乏すると低色素性貧血になる

酵素はどんな基質とも反応する

酵素は炭水化物でできた生体触媒である

酵素反応を受ける物質を基質とよぶ

酵素には至適pHはない

酵素は活性化エネルギーを小さくする

異なる反応を触媒する酵素で，蛋白質が同じ酵素をアイソザイムという

酵素と基質の親和性の指標にミカエリス定数(Km値)がある

酵素の作用を低下させるものを活性化剤という

酵素の阻害剤は治療薬として用いられることがある

ヒトの乳酸脱水素酵素のアイソザイムは3種類ある

逸脱酵素は病気の診断に利用されている

酵素は反応の種類によって酸化還元酵素，加水分解酵素，転移酵素など6種類にわけられている

糖質は炭素，酸素，水素からなる化合物で，エネルギー代謝の主役を果たす

5つの炭素原子からなる単糖類は，六炭糖とよばれる

リボースは，五炭糖に属する

リボースは，ＲＮＡに含まれる

デオキシリボースは，ＲＮＡに含まれる

グルコース，フルクトース，マルトースは，すべて六炭糖である

グルコースの鎖式構造はブドウ糖，フルクトースはショ糖とよばれる

麦芽糖はマルトース，乳糖はラクトースとよばれる

グルコースには，アルデヒドの形をした部分が存在する

二糖類は，オリゴ糖に分類される

中性脂肪はグリセロールに脂肪酸がグリコシド結合したものである

貯蔵脂肪は主として中性脂肪からなっている

コレステロールは中性脂肪に分類される

コレステロールは細胞膜の成分となる

コレステロールはステロイドホルモンの合成に用いられる

脂肪酸のアルキル鎖は脂質の親水基としてはたらく

ホルモン感受性リパーゼはインスリンによって活性化される

コレステロールや中性脂肪は血しょうリポ蛋白質として輸送される

コレステロールはＬＤＬ(低密度リポ蛋白質)により肝臓から末梢組織へ運ばれる

脂肪酸はβ酸化によりアセチル CoAとなってエネルギー化される

高密度リポ蛋白質(ＨＤＬ)は，動脈硬化促進因子である

脂肪酸の分解経路をβ-酸化といい，アセチルＣｏＡができる

コレステロールはアセチルＣｏＡから体内で合成できる

肝臓でつくられるケトン体はエネルギー源として使われない

ケトン体の量が多くなるとケトアシドーシスを引き起こす

コレステロールは胆汁酸，ステロイドホルモンなどの合成材料として重要である

ケトン体は主に肝臓でアセチルCoAから作られる

ケトン体が血中にたまると血液のpHがアルカリ性に傾くケトアシドーシスとなる

ケトン体は飢餓時のようにグルコースの供給が不十分な場合に増加する

胆汁に含まれる胆汁酸は脂質を乳化し，リパーゼの作用を助ける

アミノ酸に含まれる元素は，炭素，酸素，窒素だけである

すべてのアミノ酸は，アミノ基とカルボキシル基をもっている

人体を構成するアミノ酸は，約10種類である

アスパラギン酸，グルタミン酸は，酸性アミノ酸である

システインは，側鎖にイオウを含み，ジスルフィド結合をつくる

ロイシン，トリプトファン，リシンは，必須アミノ酸である

アミノ酸同士の結合は，グリコシド結合とよばれる

ポリペプチド鎖の部分的なジグザグ状構造を，α-ヘリックスとよぶ

α-ヘリックスやβ-シート構造は，アミノ酸同士のペプチド結合によってつくられる

核酸は，リン酸，糖，アミノ酸の3つの成分からなる

核酸は，ヌクレオシドが鎖状につながったものである

ＲＮＡの糖部分は，六炭糖のリボースである

ＤＮＡの糖部分は，五炭糖のデオキシリボースである

二重らせん構造において，アデニンと結合する塩基はチミンである

ＤＮＡは少量だが，ミトコンドリアにもある

ＤＮＡの複製のしかたを半保存的複製という．

化学物質や紫外線によって遺伝子ＤＮＡに傷がつくことがある．

ＲＮＡの合成反応は，ＲＮＡポリメラーゼという酵素によっておこる．

ＤＮＡの遺伝情報をＲＮＡに読みとり，遺伝情報のコピーをつくることを転写という．

DNAの遺伝情報はmRNAを介してタンパク質を合成する．

真核生物では，DNAは折り畳まれて収められている．

リボソームはタンパク質合成の場である．

すべてのヌクレオチドは最終的には尿酸となって尿中に排出される．

核酸のピリミジン塩基代謝産物が尿酸で，尿中に排泄される．

尿酸が関節や腎臓に沈着すると，痛風や腎臓障害を引き起こす．

先天性代謝異常は，DNA の変異により起こる代謝疾患である．

DNA に含まれる情報は，まず t-RNA に転写される．

高アンモニア血症は，先天性アミノ酸代謝異常の疾患である．

フェニルケトン尿症は，先天性糖代謝異常の疾患である．

フェニルケトン尿症は，早期発見，低フェニルアラニン食開始により後遺症を防ぐことができる.

鎌形赤血球貧血は，血液中のヘモグロビンの異常により酸素の運搬がうまく行えない．

化学物質をつくり、血液中に放出する器官を外分泌腺といい、放出される化学物質をホルモンという

ホルモンが作用する器官を標的器官という