問題一覧
1
高齢者のフレイル予防を目的とした支援を行うこととなった。ソーシャルキャピタルの醸成につながった例として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(5)フレイル予防についての市町村独自の資格制度を作ったところ、受講者が多く集まり、その後フレイル予防のための憩いの場もできた。
2
減量を目的とした取組と、生態学的モデルのレベルに関する組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(4)肥満と疾病についての知識を得る→個人内レベル
3
通所介護(デイサービス)を利用する高齢者を対象に、サルコペニア予防を目的とした栄養教育を実施する。行動目標として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(4)たんぱく質を十分に摂取する。
4
後期高齢者を対象に、低栄養予防を目的とした栄養教育を計画している。影響評価の指標として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(2)食事量の変化
5
刺激- 反応理論に関する記述である。 aからdに入る組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。 aはbによって提唱された概念で、条件反射があげられる。一方、cはdによって提唱された概念で、先行刺激により行動が起こるという考え方である。
(3)aレスポンデント条件づけ bパブロフ cオペラント条件づけ dスキナー
6
栄養教育に活用される社会的認知理論の構成概念である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2)結果期待
7
妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(2)「主菜」を中心に、エネルギーをしっかり摂ることを勧めている。
8
栄養教育における評価のための研究デザインに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(5) ケーススタディデザインは、教育前の事前調査は行わない。
9
B市では生態学的モデルを活用し、朝食欠食者の減少を狙った栄養教育プログラムを実施することにした。各レベルと取り組み内容の組合せとして最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1) お手軽朝食のレシピを市のホームページからダウンロードする→個人内レベル
10
新体操部の部員に対して、正しいダイエットに関する教育を担当することになった。ヘルスビリーフモデルの「罹患性の認知」に基づいた支援である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2)新体操の選手の約1割が無月経で、月経周期に異常がある選手も約3割にのぼるという統計データを伝える。
11
コミュニティ・オーガニゼーションに関する用語の説明文である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2) ニーズを満たすために活用される制度・施設・組織・資源などのことを「社会資源」という。
12
共働きの妻の帰宅が遅いために、遅い夕食が習慣となっている中年男性に対する支援である。意思決定バランスの考え方を用いた支援として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(3) これまで通り遅い時間に夕食を食べ続けると、どのような影響がでるか考えてもらう。
13
C市では、妊婦の食事づくりの負担感を軽減するためのパパママ教室を企画することになった。事業の目標とその組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)実施目標→15分で主菜と副菜がつくれるレシピを紹介する
14
コミュニケーションの要素として「準言語コミュニケーション』にあたるのはどれか。最も適当なものを、1つ選べ。
(2)声の大きさ
15
「第4次食育推進基本計画」に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
(2)「朝食を欠食する子供の割合を10%以下にする」ことが目標の1つとなっている。
16
食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業として厚生労働省が作成した教材「食べて元気にフレイル予防」に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(4)必要な栄養素をまんべんなくとるために、3食しっかり食べることを推奨している。
17
コミュニティレベルのエンパワメントを促進する管理栄養上の活動である。最も適当なのはどれか1つ選べ。
(3)住民による子ども食堂のマップ作成の支援
18
大学の学生食堂における食環境づくりに関する記述である。食物へのアクセスの整備として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2)学生の身体活動量を調査し、ポーションサイズを変更する。
19
地域の生産者や関係機関と連携した小学生への食育を行うことになり、プリシード・プロシードモデルに基づくアセスメントを行った。実現要因のアセスメント項目として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(3)児童の体験活動が可能な地域の漁場の有無
20
乳児をもつ母親に対する離乳食に関する栄養教育の目標とその内容に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2)行動目標として、提案したレシピを実践する参加者の割合を設定する。
21
K市の乳児をもつ養育者を対象に、児の健康を維持し、健全な発育・発達を促すことを目的に離乳食講座を実施した。行動目標として最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1) 家族の食事から調味する前のものを取り分けて調理する。
22
減量を目的とした栄養教育を行った際の評価項目と評価の種類の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(5) 食事量と体重の変化を確認する→総括的評価
23
刺激-反応理論に関する記述である。男性サラリーマンの飲酒行動におけるオペラント条件づけとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)節酒を始めたらストレスが溜まったため、節酒をやめた。
24
55 歳の女性。3年間で体重が10kg 増加した。糖尿病合併症で透析をしている知人から「自分も家族も大変だから、あなたも気をつけて」と言われ、糖尿病への罹患を心配している。「食生活を変えるのは大変だが、間食を減らすことから始めようと思う」と話す。対象者の認知とヘルスビリーフモデルの構成要素の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(3)糖尿病になると合併症が怖い→重大性の認知
25
薬物療法中の高血圧患者に対し、計画的行動理論を活用した食事支援を行う。患者は「家族も私が食事療法を行うことを願っていると思うが、食事を変えることで高血圧が本当に良くなるのか」と話している。この患者に対する管理栄養士の発言として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(2) 食事療法を行うことで、薬の量が減った方もいらっしゃいますよ。
26
K市において高齢者の見守りを強化した配食サービス事業を新たに展開する。配食サービスの利用促進の企画内容と、イノベーション普及理論に基づく普及に必要な条件の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2) 普通食に加え、治療食の配食を行う→適合性
27
肥満患者に対する、認知行動療法に基づいた、問題解決のためのプログラムの進め方の順序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 a 速く食べる時は、どのような時かを考える。 b 食行動の問題点を考える。 c 食生活改善のサポートを家族に頼む。 d ひと口につき 30回以上噛むことを約束する。
(3) b→a→d→c
28
肥満改善を目的に、間食を減らすための支援内容と行動変容技法の組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(3)間食したくなったら、食べる代わりに好きな何かをするように勧める→反応妨害・拮抗
29
児童の朝食摂取行動における意思決定バランスを把握するための質問である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(2)朝食を食べると、自分にどのような影響があると思いますか。
30
小学校における食育活動のうち、児童のグループダイナミクス効果が期待できる取組である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(4) 給食の時間のマナーについてクラスで話し合う。
31
K 市保健センターの管理栄養士が、ソーシャルマーケティングの考え方を活用して、地域住民の健康づくりに取り組むことになった。プロダクト(Product) を「減塩行動の促進」とした場合の、マーケティング·ミックスの 4P とその働きかけの組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)プレイス(Place)→減塩メニューを提供する飲食店数を増やす。
32
教育対象者は、フードファディズムの問題が見受けられる。対象者への栄養教育で向上させるべきものとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(5)ヘルスリテラシー
33
地域の高齢者に対し、ADL および IADL 改善を目的とした栄養教育を行うこととなった。栄養教育の目標の種類とその内容の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(3)学習目標 - 食事準備のスキルが向上した者の割合を、80%以上にする。
34
「高校生女子を対象とした栄養アセスメントの結果、やせ願望をもつ者の割合が約90%であり、ダイエットの必要がないにも関わらず、ダイエットの経験がある者の割合は約 80%であった。アセスメント結果に基づき、生徒自らの行動変容につながることを目的とした集団栄養教育を計画した。最初に取り組むべきものとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
(2)ダイエットによる将来の健康問題のリスクについて話し合わせる。
35
肥満予防に関する教室を開催することになった。A教室は運動教室であり、全買で30kgの減量に成功した。A教室の開催にあたっては、運動場のレンタル代が50,000円、ゼッケンが10,000円かかった。それに対し、B教室は授業形式の教室であり、全員で50kgの減量に成功した。B教室の開催にあたっては、室料が60,000円、教科書代が10,000円かかった。両教室ともに30人ずつ参加した。両教室の費用効果分析に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(3)費用対効果は、B教室の方が高いといえる。
36
カフェテリア方式の社員食堂(外部委託)において、社員の生活習慣病予防を目的に、食事バランスガイドを用いて栄養教育を実施した。その評価の内容と評価の種類の組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(5)体重管理をしようと思う者の割合を確認した→影響評価