問題一覧
1
次のうち、ICD-10において、解離性(転換性)障害に含まれているものとして、正しいものを1つ選びなさい。
トランス及び憑依障害
2
次のうち、成人で発症した神経性やせ症の典型的な症状として、正しいものを2つ選びなさい
無月経, 過活動
3
次のうち、重篤で進行性の身体疾患に罹患している可能性への頑固なとらわれが主な症状である疾患として、正しいものを1つ選びなさい
病気不安症
4
次のうち,てんかんの診療に最も有用な検査として,正しいものを1つ選びなさい。
脳波検査
5
次のうち、ボーダーラインパーソナリティ症(境界線パーソナリティ障害)の特徴として、適切なものを1つ選びなさい。
見捨てられることを避けようとするなりふり構わない努力
6
Bちゃん(3歳、男児)は、同年代の子どもと一緒に遊べないことと、言葉の遅れがあるために病院を受診し、自閉スペクトラム症と診断された。お気に入りのぬいぐるみが複数あり、どこに行くにもそのぬいぐるみを持って行かないと気が済まない。帰宅すると、ぬいぐるみを決まった順番で、壁際に並べる。 次のうち、Bちゃんに認められる症状として、適切なものを1つ選びなさい。
こだわり
7
次の記述のうち、注意欠如・多動症(ADHD)の不注意の症状として、正しいものを2つ選びなさい。
日々の活動で忘れっぽい, 課題や活動を順序だてることが困難である
8
次の記述のうち、注意欠如・多動症(ADHD)の記述として、正しいものを1つ選びなさい。
心理教育が重要である
9
次の記述のうち、知的発達症について、正しい記述を2つ選びなさい。
適切な支援があれば、生活上の機能が改善する。 , 能力や機能の制約を記述する目的は支援内容を検討するためである。
10
次の記述のうち、精神科治療についてもっとも適切な記述を選びなさい。
うつ病患者のアドヒアランスは高くない。
11
Cさん(18 歳、男性)は、「部屋の中に隠しカメラがある」と 3か月前から執拗に訴えるため、心配した両親と共に精神科を受診した。Cさんはリスペリドン を処方され、服用を始めた 2日目の夕方より、「足がむずむずする」「じっとしていられないので、部屋の中を歩き回ってしまう」と強く訴えた。 次のうち、Cさんに 2日目の夕方より現れた症状として、正しいものを 1 つ選びなさい。
アカシジア
12
次のうち、抗精神病薬の主な副作用として、適切なものを1つ選びなさい。
遅発性ジスキネジア
13
修正型電気けいれん療法に関する次の記述のうち、適切なものを 2 つ選びなさい。
妊娠中の女性にも行うことができる。, 麻酔科医との連携が必要である。
14
向精神薬とその副作用に関する次の組合せのうち、正しいものを1 つ選びなさい。
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI) 賦活症候群
15
向精神薬とその作用に関する次の組合せのうち、正しいものを1つ選びなさい。
定型抗精神病薬 ドパミン受容体遮断作用
16
修正型電気けいれん療法に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
副作用として健忘がみられることがある。, けいれんを認めなくても効果がある。
17
次のうち、精神分析療法に最も関係の深い概念として、正しいものを1つ選びなさい。
無意識
18
次のうち、森田療法で用いられる理論や技法として、正しいものを1つ選びなさい。
絶対臥褥
19
次のうち、「転移」を利用する精神療法として、正しいものを1つ選びなさい。
精神力動的精神療法
20
次のうち、洞察的精神療法として、正しいものを1つ選びなさい。
精神分析療法
21
次のうち、認知療法の用語として、正しいものを1つ選びなさい。
自動思考
22
精神療法と関係の深い概念に関する次の組み合わせのうち、正しいものを1つ選びなさい。
認知行動療法………………認知のゆがみ
23
次のうち、認知行動療法に関連の深い人物として、正しいものを 1つ選びなさい。
ベック(Beck、 A.)
24
次のうち、統合失調症の非薬物的治療法として、最も用いられているものを1つ選びなさい。
作業療法
25
次のうち、社会生活技能訓練(SST)で用いられる技法として、正しいものをすべて選びなさい。
モデリング, ロールプレイ
26
心理教育に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい
病気や障害の正しい知識を伝え,諸課題への対処法を習得させる。
27
統合失調症の維持期における治療に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。
患者の再発予防のため、家族への心理教育を行う。, 医療者は、患者と治療のゴールや内容について話し合い、決定できるよう支援する。
28
次の記述のうち、精神科を主たる診療科名として標榜する診療所について、正しいものを 2つ選びなさい。
在宅医療を提供できる。, 自立支援医療(精神通院医療)を利用できる。
29
包括的地域生活支援プログラム(ACT)について正しいものを選びなさい
24時間、365日稼働する。
30
30歳前後の男性は、意味不明の独り言を発しながら、深夜に海岸を徘徊していたため、警察に保護された。幻覚妄想状態を認め、付き添っている人はおらず、「名前や住所は覚えていない」と言い、身元が分かるようなものは所持していなかった。警察官が精神科病院の受診につなげた。1名の精神保健指定医が診察したところ、自傷他害のおそれはなく、身体疾患も認められなかった。本人は入院治療を拒否したが、精神障害があるため、入院治療が必要と判断された。 次のうち、この時点における男性の入院形態として、適切なものを1つ選びなさい。
応急入院
31
次のうち、精神保健指定医の診察の結果、応急入院が妥当と考えられる患者として、適切なものを1つ選びなさい。
身元の全く分からない不穏で独語のある患者
32
次の記述のうち、精神障害者の入院形態として、正しいものを1つ選びなさい。
医療保護入院では、家族等の同意により本人を入院させることができる。
33
次の記述のうち、医療保護入院を検討すべき要件として、適切なものを1つ選びなさい。
本人に精神疾患に対する病識がなく、入院治療の必要性を理解できない場合
34
次の記述のうち、精神科病院に入院中の者を隔離する場合の処遇の基準として、正しいものを1つ選びなさい。
精神保健指定医以外の医師が隔離を行う場合は、12時間までの制限がある。
35
「精神保健福祉法」による入院に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
任意入院では、精神保健指定医が必要と認めれば72 時間に限り退院を制限できる。
36
次のうち、「改正精神保健福祉法」において、医療保護入院を行うために精神保健指定医1名の診察による判定とともに必要な要件として、正しいものを1つ選びなさい。
家族等のうちいずれかの者の同意
37
Aさん(20歳、男性)は、両親と兄の4人家族である。Aさんは、 3 か月前から自室で独り言をつぶやきながら、くぎを壁に抜き差しするなどの奇異な行動があった。母親に注意されると、「テレパシーが送られてきた。『やめたらお前の負 けだ』という声が聞こえてくる」と言い、夜間も頻回に行っていた。Aさんは、 次第に食事や睡眠が取れなくなり、父親と兄に伴われ、精神科病院を受診した。A さんは、父親と精神保健指定医による入院の勧めに同意した。 次のうち、この場合の入院形態として、正しいものを1つ選びなさい。
任意入院
38
次のうち、「医療観察法」における重大な他害行為として、正しいものを2つ選びなさい。
強制わいせつ, 放火
39
「医療観察法」に関する次の記述のうち、正しいものを1 つ選びなさい。
指定医療機関の管理者は、保護観察所の長と連携を図り、社会復帰に関する相談、援助などを行う。
40
次のうち、精神保健参与員を指定する機関として、正しいものを1つ選びなさい。
地方裁判所
41
「医療観察法」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。「医療観察法」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
対象者の社会復帰を目的とする
42
「医療観察法」の処遇内容に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
指定入院医療機関の管理者は、入院の継続が必要と認めた場合、地方裁判所に入院継続の確認の申立てをしなければならない。
43
医療観察法に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
対象行為は、殺人、殺人未遂、強盗、放火、強姦、強制わいせつの6つである。, 地域処遇の実施期間中でも、 精神保健福祉法の医療保護入院になる場合がある。
44
厚生労働省による「平成29年患者調査」及び「平成29年病院報告」の結果にみられる特徴として、正しいものを1つ選びなさい
精神病床数は約34万床である。
45
次のうち、「平成29年患者調査」(厚生労働省)において、外来患者数が最も多い精神疾患として、正しいものを1つ選びなさい
うつ病