問題一覧
1
治療的関係
人に頼られたり、自分自身を大切に思えたりする経験を重ねる体験をする関係
2
ペプロウ
人間関係の看護論 人間の発達理論、対人関係理論、学習理論。①方向づけの段階②同一化の段階③開拓利用の段階④問題解決の段階
3
トラベルビー
看護の目的は人間対人間の関係を確立すること ①相互作用以前の段階 ②導入ないしオリエンテーションの段階 ③同一性出現の段階 ④対人関係終結の段階
4
外口玉子
精神科看護は人間関係を重要視 ①関係をもち始める時期 ②関係をもち続けていく時期 ③新たな人との関係に展開する時期
5
オレム
セルフケア。社会的、人間対人間の相互、技術的関係のレベルがある。
6
ロジャーズ
患者と看護師の間には専門的援助関係 がある。
7
ホークス
看護師が自己を知ることで、患者に対して自分の価値判断を押しつけることを防げる
8
ベナー
看護師はその関係に自己を傾倒し、のめり込んだ方がいいと述べる
9
アンダーソン
患者は看護師に距離を感じると排除されたと感じる
10
看護師は□としての機能を持っている。
モデル
11
エリクソン
基本的信頼。発達段階
12
共感
他者を理解する能力と、それをその人に伝える能力
13
ウィーデンバック
プロセスレコードを看護場面の再構築 臨床看護の本質―患者援助の技術
14
ケースメント
声なき悲鳴(非言語コミュニケーション)を看護師は聞き入れるようにする
15
話しやすい環境づくり
施設的要因と人的要因
16
中井久夫
沈黙患者のそばで治療者は安心感を与える。
17
サリヴァン
そばにいること一居心地良い無関心
18
ストレングス
その人の強み、力のあるところ 患者と家族のよいところに注目し、患者のもつ潜在能力を発揮できるように、現在もっているかを表出できるように援助することが大切
19
ラップ
ストレングスは個人・環境のストレングスがある。 ①性質、個人の性格②技能、才能③環境④関心、熱望
20
エンパワメント
患者と家族のストレングスに焦点を当てて援助していくことが、自ら問題を解決していく力を高めること
21
リカバリ(アハーンとフィッシャー)
精神疾患をもつ人が、症状や障害が続いていても希望を抱き、自分の人生に責任をもって、意味ある人生を生きることをさす。「取り戻す」という意味。 治癒、過程、見方
22
フィンク
危機モデル→衝擊、防御的退行、承認、適応
23
アギュララ
問題解決型モデル①均衡状態の揺らぎ②不均衡状態③均衡回復へのニード④バランス保持要因の存在
24
レジリエンス
逆境状態から立ち直る力
25
リエゾン精神看護
精神看護の領域の専門的知識を他の看護領域につなげ統合していく看護活動
26
家族成員がたどる心理的プロセス
①混乱期②過去を指向する時期③現実に向かう時期④未来を指向する時期
27
精神保健福祉センター
精神保健および精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)に基づき、都道府県および政令指定都市ごとに1カ所ずつ必ず置くことになっている
28
精神保健指定医
精神保健福祉法で精神障害者の人権を擁護するために定められたもので、厚生労働大臣が一定の要件 (5年以上の経験とケースレポートの提出や研修の修 了など)を満たした医師を指定する、措置入院、医療保護入院、入院の継続、行動制限など、精神障害者の人権にかかわる医学的判断を行う。
29
心理専門職
大学で臨床心理学の教育や訓練を受けた者などであり、医療機関や精神保健福祉センター、児童相談所などで心理テストやカウンセリングなどを行ったり、教育現場でスクール カウンセラーとして働いている。
30
精神障害者家族会
家族会は、家族同士の交流の場であり、家族の悩みをやわらげたり、病気や社会復帰等について学ぶ場である。精神科病院が母体の病院家族会と、保健所や市町村が主導して結成された地域 家族会があり、現在、多くの家族会が地域で活動している。
31
セルフヘルプグループとピアサポーター
当事者たちのグループであるセルフヘルプグループは、仲間づくりの場であり、同じ体験や気 持ちを分かち合い、支え合う場である。
32
精神保健ボランティア
精神保健ボランティアは、地域で精神障害者にかかわるボランティアが求められるようになり、 一方で、精神障害者にかかわるボランティアをしたいという人たちの気持ちが合致して生まれた。
33
精神科デイケア
精神科医療機関などに併設されたスペースに通って実施する精神科リハビリテーションである。この治療法は、外来治療の一環である ことから、退院促進と再発・再入院予防、リハビリテーション、復職プログラムの提供などの治療効果がある。
34
精神科ナイトケア
精神障害者の社会機能の回復を目的として行うものであり、その開始時間は午後4時以降とし、実施される内容の種類にかかわらず、 その実施時間は患者1人あたり1日につき4時間を標準とする。 利用者の中には、日中、福祉的就労もしくは一般就労をしているため、仕事を終えてからナイ トケアを利用している者もいる。ナイトケアのプログラムの中には、一緒に調理をして夕食をともにする施設もある。
35
精神科デイナイトケア
精神障害者の社会生活機能の回復を目的として行うものであり、実施される内容の種類にかかわらず、その実施時間は思者1人あたり1日につき10時間を標準とする
36
A型(雇用型)
利用開始時65歳未満で、雇用契約に基づく就労が可能と見込まれる障害者
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B型(非雇用型)
就労等の機会を通じ、就労に必要な知識および能力の向上・ 維持が期待される障害者。
38
アウトリーチ
要支援者から診療所や病院へ「来るのを待つ」という従来の医療の姿勢を転換させ、医療職のほうから生活の場に出向いて積極的にアクセスし支援につなげることで、治療や支援のニーズを満たすアプ ローチである。
39
精神科訪問看護のケア内容
1) 日常生活の維持/生活技能の獲得・拡大 2) 対人関係の維持・構築 3) 家族関係の調整 4) 精神症状の悪化や増悪を防ぐ 5) 身体症状の発症や進行を防ぐ 6) ケアの連携 7) 社会資源の活用 8) 対象者のエンパワーメント
40
退院後支援のニーズに関するアセスメント
環境要因など 生活機能など 社会参加 心身の状態 治療継続に関する課題 行動に関する課題
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包括型地域生活支援プログラム (ACT)
重い精神障害をもつ人が住み慣れた地域で安心して生活することを支援するための、集中的なケースマネジメントの方法である。 ACTは多職種によるアプローチを特徴としており、精神科医、看護師、精神保健福祉 士、作業療法士、心理専門職などの専門職によりチームが構成される。本人の生活の場へ赴くアウトリーチが支援活動の中心であり、スタッフ1人あたりの担当人数は10人以下とされている。24時間365日のサービスを提供し、危機介入にも対応する。
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就労移行支援
一般企業等への就労を希望する人に、一定期間、 就労に必要な知識および能力の向上のために必要な訓練を行う。
43
就労継続支援
一般企業等での就労が困難な人に、働く場を提供するとともに、知識および能力の向上のために必要な訓練を行う。雇用契約を結ぶA型と、雇用契約を結ばないB型がある。
44
共同生活援助 (グループホーム)
共同生活を行う住居で、相談や日常生活上の援助を行う。介護の必要がある人には入浴・排泄・食事の介護サービスも提供する。
45
地域活動支援センター
創作的活動または生産活動の機会の提供、社会との交流などを行う。
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精神障害者保健福祉手帳
一定の精神障害の状態にあると認められた人に、 都道府県知事または指定都市の長が交付するもので、全国一律の支援策と事業者や地域で実施される支援策とがある。 公共料金等の割引、税金の控除、減免
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オーランド
看護の探求、看護過程の教育訓練