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  • nico c

  • 問題数 128 • 8/8/2023

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    問題一覧

  • 1

    左図は男性の部位別がん死亡率、右図は女性の部位別がん罹患率を示している、①は何がんか

    大腸がん

  • 2

    右図は女性の部位別がん罹患率を示している②は何がんか

    乳がん

  • 3

    悪性腫瘍は、組織学的に上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍に分類される。上皮性腫瘍は、扁平上皮、分泌細胞である③上皮、移行上皮にできる腫瘍である。

  • 4

    発がんリスク因子とがんの関係で、正しいのはどれか。2つ選べ

    ヒトパピローマウイルス(HPV) ――― 子宮頸がん, オルトトルイジンン、ベンジジン ―――膀胱がん

  • 5

    腫瘍随伴症候群にあてはまらないのはどれか。2つ選べ

    低カリウム血症, スティーブンジョンソン症候群

  • 6

    固形がんの病期(ステージ)は TNM 分類で判定される。Tはがんの浸潤の程度、N は◯、M は遠隔転移を示す。◯に入るものは?

    リンパ節転移

  • 7

    T2N3M1 はステージ(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ)である。

  • 8

    悪性腫瘍について、正しいのはどれか。2 つ選べ

    がんの確定診断は、組織診(生検)検査により行われる, PS(パフォーマンスステイタス)3 の状態は、基本的に化学療法の適応にならない

  • 9

    下図は、我が国における胃、肝臓、膵臓、大腸及び肺の悪性新生物による粗死亡率(人口10万対)の年次推移を示したものである。部位a〜eの悪性新生物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    bの悪性新生物のリスク要因として、食塩の過剰摂取があげられる, dの悪性新生物のリスク要因として、食生活の欧米化や運動不足などによる肥満があげられる

  • 10

    表は、我が国の女性における胃、子宮、大腸、肝臓及び乳房の悪性新生物による死亡数の推移を表したものである。乳房に該当するのはどれか。1つ選べ

    4

  • 11

    食道がんのリスク上昇との関連性が示されているのはどれか。2つ選べ。

    過度の飲酒, 熱い飲食物の摂取

  • 12

    51歳男性。2年前にStage Ⅳの直腸がんと診断され、抗がん剤による治療が開始された。現在、四次治療中で、医師からがん遺伝子パネル検査※を提案された。「がんの多い家系であり、がんが遺伝であることがはっきりするのは不安で、がん遺伝子パネル検査を受けることについて悩んでいる。」と、担当薬剤師に相談があった。そこで、薬剤師は、認定遺伝カウンセラーに相談することを勧めた。※ ヒトの遺伝子のうち、がんの発生に関わる遺伝子セット(パネル)を一度に解析する検査。同定された遺伝子変異に効果のある抗がん剤が存在すれば、治療に用いることができる。

    APC

  • 13

    小細胞肺がんの腫瘍マーカーとして有用なのはどれか。1つ選べ

    NSE (neuron specific enolase)

  • 14

    54歳男性。既往歴なし。咳と嗄声が継続していたが、血痰を認めたため近医を受診した。胸部X線で右肺腫瘤を指摘され、総合病院呼吸器内科を紹介受診した。精査の結果 cT2N3M1b Stage Ⅳ A の非小細胞肺がん(腺がん)と診断された。パフォーマンスステータス (PS) 1。治療薬選択にあたり、遺伝子検査が実施された。EGFR 遺伝子変異 (陰性)、ALK 遺伝子転座 (陰性)、ROS1 遺伝子転座 (陽性)、BRAF 遺伝子変異 (陰性)、PDL-1 㱢 50%。この患者の一次治療薬として、適切なのはどれか。2 つ選べ。

    クリゾチニブ, ペムブロリズマブ

  • 15

    腫瘍マーカーとがんの組み合わせについて、正しいのはどれか。2 つ選べ

    乳がん ――― CA153, 肝がん――― AFP

  • 16

    ジヒドロ葉酸還元酵素及びチミジル酸合成酵素を阻害する薬は?

    ペメトレキセド

  • 17

    2本のDNA鎖間の塩基(主にG-G)に結合して架橋を形成し、DNAの複製を阻害する薬は?

    シクロホスファミド

  • 18

    がん悪液質の治療薬

    アナモレリン

  • 19

    有害代謝物のアクロレインにより出血性膀胱炎が起こる

    シクロホスファミド

  • 20

    累積投与量が550mg/m2を越えると心不全の発症率が高くなる

    ドキソルビシン

  • 21

    フルオロウラシル(5-FU)について、正しいのはどれか。2つ選べ

    急速静注することによりRNA機能が障害される, 代謝排泄経路で産生されるFBALにより手足症候群の副作用が引き起こされる

  • 22

    S-1について、テガフールは代謝されて5-FUとなり、DNA合成を阻害する。⑯は、DPDを阻害することにより肝での5-FUの代謝を阻害し、5-FUの作用を増強する。⑰は、消化管でOPRTを阻害することにより 5-FUの消化管毒性(悪心・嘔吐)を軽減する。DPD:ジヒドロピリジン脱水素酵素OPRT:オロチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ 16は?

    ギメラシル

  • 23

    S-1について、テガフールは代謝されて5-FUとなり、DNA合成を阻害する。⑯は、DPDを阻害することにより肝での5-FUの代謝を阻害し、5-FUの作用を増強する。⑰は、消化管でOPRTを阻害することにより 5-FUの消化管毒性(悪心・嘔吐)を軽減する。DPD:ジヒドロピリジン脱水素酵素OPRT:オロチン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ 17は?

    オテラシル

  • 24

    プラチナ製剤について、正しいのはどれか。2つ選べ

    シスプラチンは催吐性(悪心嘔吐)リスク高度の薬物である, オキサリプラチンは、大腸がんの治療に用いられる

  • 25

    イリノテカンについて、正しいのはどれか。2 つ選べ

    遅発性下痢の予防にロペラミドが用いられる, UGT1A1 遺伝子多型がある場合、間接ビリルビン上昇による黄疸が起こりやすくなる

  • 26

    パクリタキセルについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    過敏症状の発現を防止するため、ジフェンヒドラミンやラニチジンを前投与する, 点滴時には0.22μm以下のインラインフィルターを使用する

  • 27

    64歳男性。大腸がんのため腫瘍摘出手術を受けた。その後、外来にてオキサリプラチン・カペシタビン療法を半年間続けている。処方された抗悪性腫瘍薬の作用機序として正しいのはどれか。2つ選べ。

    DNA鎖に架橋を形成し、DNA複製を阻害する。, 生体内で5-フルオロウラシルに変換され、DNA合成を阻害する。

  • 28

    64歳男性。大腸がんのため腫瘍摘出手術を受けた。その後、外来にてオキサリプラチン・カペシタビン療法を半年間続けている。薬剤師が患者と面談中、「最近、朝の洗顔時、水が手先にぴりっとくることがあります。また、手足の皮膚が硬くなり、ひび割れが起きました。」との訴えがあった。この患者の症状の原因として最も可能性が高いのはどれか。1つ選べ。

    カペシタビンによる手足症候群

  • 29

    73歳男性。数ヶ月前から腹痛を感じていたが、最近になって血便が認められたため来院し、StageⅢのS状結腸がんと診断された。 外来にて、イリノテカン、レボホリナートカルシウム、フルオロウラシルを用いたがん化学療法を行うため、使用する薬物の代謝酵素の活性に変化をきたす遺伝子変異の有無を調べることになった。その遺伝子として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    UGT1A1

  • 30

    75歳男性。PS1、HER2陰性、切除不能進行・再発胃がんに対して一次治療としてカペシタビン+シスプラチン併用療法を施行するも無効であった。二次治療としてイリノテカン単独の化学療法を行うことになった。 外来化学療法を受ける患者に対する薬剤師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

    本剤単独療法の期待される効果について説明を行った。, 本剤単独療法の重篤な副作用は下痢と骨髄抑制の報告が多いことを説明した。

  • 31

    分子標的薬について、正しいのはどれか。2つ選べ

    小分子薬の剤形は主に錠剤で、抗体薬に比べ作用持続時間は短い, チロシンキナーゼ阻害薬は、チロシンキナーゼのATP結合部位に結合して基質のリン酸化を阻害する。

  • 32

    EGFR(上皮成長因子受容体)の細胞外領域に結合して、リガンドに拮抗、2量体化を阻害する薬

    パニツムマブ

  • 33

    2量体化したHER2の細胞内領域のチロシンキナーゼを阻害する薬

    ラパチニブ

  • 34

    がん細胞が放出するVEGF(血管内皮増殖因子)に結合し、受容体への結合を阻害する薬

    ベバシズマブ

  • 35

    プロテアソームを阻害することにより、変性(不要)蛋白質の分解を阻止して蓄積させる薬

    ボルテゾミブ

  • 36

    サイクリンD・CDK4/6複合体を阻害して、細胞周期のG1からS期への進行を阻害する薬

    パルボシクリブ

  • 37

    分子標的薬と副作用の組み合わせについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    ゲフィチニブ――― 間質性肺炎, ソラフェニブ―――手足症候群

  • 38

    58 歳男性。手術不能の直腸がんと診断され、FOLFIRI(イリノテカン・ホリナートカルシウム5-FU)+ベバシズマブ療法が施行されることになった。 薬剤師による初回面談の際に説明すべき処方薬の副作用として適切なのはどれか。2 つ選べ

    高血圧, 下痢

  • 39

    パニツムマブは、RAS 遺伝子変異(陰性、陽性) の大腸がんに有効である

    陰性

  • 40

    ⑩は、EGFR 遺伝子変異 T790M をもつ肺腺がんに有効である。

    オシメルチニブ

  • 41

    ⑪遺伝子変異陽性乳がんに PARP 阻害薬オラパリブが用いられる

    BRCA1/2

  • 42

    クリゾチニブは、ALK 融合遺伝子及び⑫融合遺伝子陽性の肺腺がんに用いられる。

    ROS1

  • 43

    分子標的薬に関連する事項について、誤っているのはどれか。2 つ選べ

    フィラデルフィア染色体が形成される変異は置換である, PARP は損傷した DNA(二本鎖切断)を修復する酵素である。

  • 44

    リツキシマブについて、正しいのはどれか。2 つ選べ

    悪性リンパ腫に用いられる。, B型肝炎ウイルスの再活性化を引き起こすことがある。

  • 45

    インフュージョンリアクションについて、正しいのはどれか。2 つ選べ

    抗体薬投与後 24 時間以内に発症することが多い。, リツキシマブの場合、投与 30 分前にクロルフェニラミン、アセトアミノフェンの投与を行う。

  • 46

    A-B-C の組み合わせとして正しいのはどれか

    PD-1――― PD-L1―――CTLA4

  • 47

    用量規制因子(用量規制毒性)が腎障害であるのはどれか。以下より 1 つ選べ

    シスプラチン

  • 48

    造血因子について 骨髄において、造血幹細胞が分化して成熟赤血球になるためには、腎蔵で産生される造血因子である⑱が必要である。

    エリスロポエチン

  • 49

    造血因子について 好中球の造血因子G-CSFの遺伝子組換え製剤である⑲は、血中半減期が延長し、がん化学療法の1サイクル毎に1回の投与で発熱性好中球減少症(FN)の発症を抑制する。

    ペグフィルグラスチム

  • 50

    好中球減少症について、正しいのはどれか。2つ選べ

    発症予防に各種ワクチンの接種が推奨される。, 37.5℃以上(腋窩体温)の発熱と好中球数500/uL未満の場合、発熱性好中球減少症(FN)と診断される。

  • 51

    CTZ(化学受容器引き金帯)のニューロキニンNK1受容体を遮断する経口薬

    アプレピタント

  • 52

    腸の求心性迷走神経終末のセロトニン5-HT3受容体においてセロトニンと拮抗する半減期約40時間と長い薬

    パロノセトロン

  • 53

    予期生悪心・嘔吐に用いられる。

    ロラゼパム

  • 54

    高度催吐性リスクの抗がん剤投与において、アプレピタント パロノセトロンと併用される。

    デキサメタゾン

  • 55

    抗がん薬と副作用の組み合わせについて、正しいのはどれか。2 つ選べ

    5-FU ――― 口内炎, パクリタキセル――― 末梢神経障害

  • 56

    ドキソルビシン投与中に血管外漏出が起きた。 対応順序を示しなさい⑥。(例:a-b-c-d-e) また、⑦は何か。 a) 末梢ラインを抜去する(針を抜く)。 b) 漏出薬液を吸引除去する。 c) 投与を中止する。 d) ステロイドの外用薬を塗布し、局所を冷却する。 e) 解毒薬である⑦を静注する。

    デクスラゾキサン

  • 57

    ドキソルビシン投与中に血管外漏出が起きた。 対応順序を示しなさい⑥。(例:a-b-c-d-e) また、⑦は何か。 a) 末梢ラインを抜去する(針を抜く)。 b) 漏出薬液を吸引除去する。 c) 投与を中止する。 d) ステロイドの外用薬を塗布し、局所を冷却する。 e) 解毒薬である⑦を静注する。

    c-b-a-e-d

  • 58

    腫瘍崩壊症候群について、正しいのはどれか。2つ選べ

    抗がん剤治療開始後72時間以内に発症することが多い。, 増殖速度が速い腫瘍ほど腫瘍崩壊症候群を起こしやすい。

  • 59

    71歳男性。PS1。糖尿病の既往歴なし。非小細胞肺がんcT4N3M1b stage IVに対してペムブロリ ズマブが開始された。Day 27より食欲不振、倦怠感が出現し、2コース目投与日(day30)の検査で高 血糖(761mg/dl)、尿ケトン体陽性、尿中Cペプチド3.9μg/日を認め、ペムブロリズマブによる劇症 1型糖尿病と診断された。初期治療に用いる薬剤として最も適切なのはどれか。1つ選べ⑨。

    インスリン静注

  • 60

    肺がんは組織学的に小細胞がん、扁平上皮がん、腺がん、大細胞がんの 4 つに分類される。正しいのはどれか。2 つ選べ

    小細胞がんは喫煙との関係が強い。, 扁平上皮がんは肺門部に好発し、ばち状指がみられることがある。

  • 61

    Ⅳ期非小細胞肺がんの治療について、EGFR遺伝子変異(T790M)陽性の場合、⑪が用いられる。

    オシメルチニブ

  • 62

    Ⅳ期非小細胞肺がんの治療について、・⑫融合遺伝子陽性の場合、エヌトレクチニブが用いられる。

    ROS1

  • 63

    ALK融合遺伝子陽性の場合、⑬が最も推奨される。

    アレクチニブ

  • 64

    Ⅳ期非小細胞肺がんの治療について、⑭が50%以上、PSが0-2の場合、ペムブロリズマブが単剤で用いられる。

    PD-L1

  • 65

    食道がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    SCCが上昇する。, 高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)では、免疫チェックポイント阻害薬が用いられる。

  • 66

    ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が発症に直接関与していないのはどれか。1つ選べ

    偽膜性大腸炎

  • 67

    胃がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    進行期には黒色便がみられる。, ステージⅢの術後薬物療法としてS-1を1年間投与する。

  • 68

    73歳男性。入院中の患者。切除不能の胃がんに対して、S-1(テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤)/シスプラチン療法(SP療法)を開始し、その後、退院して外来化学療法で治療を継続することとなった。誤っているのはどれか。2つ選べ

    患者がアルコールに過敏であるかを事前に確認する。, 利尿剤の併用は禁忌である。

  • 69

    大腸がんのリスク上昇との関連性が示されていないのはどれか。2つ選べ

    塩・塩蔵品の過剰摂取, 熱い飲食物の摂取

  • 70

    大腸がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    直腸に好発する。, S状結腸にがんができると、比較的早い時期から症候が出やすい。

  • 71

    PS(Performance States)①以上では、有害事象が高度となるリスクが上昇する

    3

  • 72

    KRAS/BRAF 野生型で左側原発の場合、FOLFOX 又は FOLFIRI 療法に②を併用する。

    セツキシマブ

  • 73

    KRAS 変異型の場合、FOLFOX 又は FOLFIRI 療法に③を併用する

    ベバシズマブ

  • 74

    BRAF 変異型の場合、④療法にベバシズマブを併用する

    FOLFOXIRI

  • 75

    FOLFOX とは何か。薬剤名を全て書きなさい

    ホリナート

  • 76

    切除不能進行直腸がん患者に対して、FOLFIRI+ベバシズマブ療法が施行されることになった。この患者及び治療について、正しいのはどれか。2 つ選べ

    投与当日(day1)の下痢にはブチルスコポラミンなどで対応する。, 治療効果の判定には、腫瘍マーカーであるCA19-9が有効である。

  • 77

    肝がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    原発性と転移性があり、頻度は転移性の方が高い。, 切除不能進行肝細胞がんの一次治療にアテゾリズマブとベバシズマブ併用療法がある。

  • 78

    肝予備能の評価にChild-Pugh分類と肝障害度分類がある。両者に共通しない(異なっている)項目はどれか。2つ選べ

    ICG R15, 脳症

  • 79

    膵がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    膵がん患者の半数以上に糖尿病が認められる, 膵頭部がんでは、腫瘍により総胆管が圧迫されるため、早期から黄疸を認める

  • 80

    73歳男性。切除不能の進行膵がんと診断され、ゲムシタビンとアブラキサンⓇによる治療が始まった。 アブラキサンⓇは、⑩にパクリタキセルを結合して、水溶性を高めたものである。

    アルブミン

  • 81

    73歳男性。切除不能の進行膵がんと診断され、ゲムシタビンとアブラキサンⓇによる治療が始まった。 アブラキサンⓇに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ

    末梢神経障害の副作用に注意が必要である。, 末梢より 30 分間かけて静注する

  • 82

    乳がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    初経が早い、出産歴がないは乳がんの危険因子である, 骨転移例には、ビスホスホネート製剤のゾレンドロン酸が有効である

  • 83

    乳がん患者の治療について 65歳女性。針生検病理診断の結果、エストロゲン受容体(ER)(+)、プロゲステロン受容(PgR)(+)、HER2(-)であった。⑬が低値であったため、ホルモン療法薬のみの治療となった

    Ki-67

  • 84

    乳がん患者の治療について 32歳女性。月経痛あり。病理診断の結果、ER (+)、PgR (+)、HER2(-)であったため、一次治療としてホルモン療法薬⑭の投与が開始された。

    ゴセレリン

  • 85

    50歳女性。一次治療が奏功したが、5年後再発した。ER (-)、PgR(-)、HER2(+)。トラスツズマブ、⑮、ドセタキセル併用療法が開始された

    ペルツズマブ

  • 86

    61歳女性。トリプルネガティブ。一次治療が奏功しなかった。遺伝子検査でBRCA1変異陽性であったため⑯の投与が開始された

    オラパリブ

  • 87

    子宮がんについて、正しいのはどれか。2つ選べ

    子宮体がんは、子宮内膜に発生するがんである。, 子宮頸がんは、放射線感受性が高く、同時化学放射線療法(CCRT)が用いられる。

  • 88

    エストロゲン依存性疾患でないのはどれか。2つ選べ

    卵巣がん, 子宮頸がん

  • 89

    36 歳女性。術後の病理検査により卵巣がん Ic 期と診断され、パクリタキセルとカルボプラチンの併用療法(TC 療法)が予定されている。右図は、処方薬と点滴時間を示す。 ⑲はパクリタキセルの過敏反応対策の目的で用いられる。

    ラニチジン

  • 90

    36 歳女性。術後の病理検査により卵巣がん Ic 期と診断され、パクリタキセルとカルボプラチンの併用療法(TC 療法)が予定されている。右図は、処方薬と点滴時間を示す。 薬剤師が行う薬学的関与として適切なのはどれか。2つ選べ⑳

    パクリタキセルの点滴ルートに、DEHP(可塑剤の 1 種)が含まれないことを確認する, 注射部位の血管外漏出がないか確認する。

  • 91

    ラムシルマブの抗悪性腫瘍作用に関わる標的分子はどれか。1つ選べ。

    VEGFR-2 (血管内皮増殖因子受容体2型)

  • 92

    55歳男性。進行下行結腸がん手術施行後、テガフール・ウラシル配合剤を内服していた。その後、脾転移、腹膜播種が認められ、FOLFOX+ベバシズマブ療法が開始された。12コース施行後、効果が不十分なため、FOLFIRI+パニツムマブ療法へ変更となった。 このがん化学療法施行前に行う遺伝子検査はどれか。2つ選べ。

    KRAS, UGT1A1

  • 93

    58歳男性。体重55kg。直腸がんの再発のため、オキサリプラチン、フルオロウラシル、レボホリナートカルシウム、薬物Xによる治療を受けた。治療開始10日頃より、顔面にざ瘡様皮膚炎が起こり、その後皮膚亀裂及び爪周囲炎が見られた。この症状は薬物Xの副作用と考えられた。 薬物Xにあてはまるものはどれか。2つ選べ。

    パニツムマブ, セツキシマブ

  • 94

    60 歳女性。右上葉原発性肺腺がんと診断され、右上葉切除術が施行された。その後、術後補助化学療法が施行され経過観察となった。術後 4 年経過時、胸部 CT 写真で右鎖骨上窩リンパ節に転移が認められ、再発と診断された。 ALK 融合遺伝子陽性が確認されたため、クリゾチニブ 250 mg、1 日 2 回の投与による治療が開始された。投与 13 日目時点でリンパ節の腫瘍は縮小傾向を認めた。 各時点における主な検査値は以下のとおりである。 医師との合同カンファレンスにおいて、医師から薬剤師へ投与 13 日目以降の薬物治療について意見を求められた。薬剤師の提案として、適切なのはどれか。1 つ選べ。

    本剤の投与を休止し、アレクチニブ塩酸塩へ変更する。

  • 95

    60 歳女性。右上葉原発性肺腺がんと診断され、右上葉切除術が施行された。その後、術後補助化学療法が施行され経過観察となった。術後 4 年経過時、胸部 CT 写真で右鎖骨上窩リンパ節に転移が認められ、再発と診断された。 ALK 融合遺伝子陽性が確認されたため、クリゾチニブ 250 mg、1 日 2 回の投与による治療が開始された。投与 13 日目時点でリンパ節の腫瘍は縮小傾向を認めた。 各時点における主な検査値は以下のとおりである。 本症例では、遺伝子変異により生じた ALK 融合遺伝子及び ALK 融合タンパク質が検出されている。がんとこの遺伝子変異に関する記述として、正しいのはどれか。2 つ選べ。

    この患者のがん細胞では、染色体上、ALK 遺伝子の一部分に逆位が生じている。, この患者の ALK 融合タンパク質では、チロシンキナーゼ活性が亢進している。

  • 96

    55歳女性。159cm、60kg。卵巣がんにて、パクリタキセル、カルボプラチン、ベバシズマブを用いた外来化学療法を施行している。来院日の臨床検査値から判断して、医師はレノグラスチム注100μgを投与して、以下の処方を追加した。 臨床検査値は、体温 37.8℃、白血球数 2×103個/μL、好中球 40%(白血球百分率)、血清クレアチニン値 0.64mg/dL、eGFR 74.0mL/min/1.73m2であった。 薬剤師はこの処方に疑義を抱いた。薬剤師が行う処方提案として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    レボフロキサシン錠500mgを1回1錠、1日1回朝食後にする, シプロフロキサシン塩酸塩錠100mgを1回2錠、1日2回朝夕食後にする。

  • 97

    アプレピタントの制吐作用に関わる作用点はどれか。1つ選べ。

    タキキニンNK1受容体

  • 98

    アザセトロンの制吐作用の機序はどれか。1つ選べ。

    CTZのセロトニン5-HT3受容体遮断

  • 99

    催吐性リスクの高い抗がん薬に対する制吐療法に用いるのはどれか。1つ選べ。

    パロノセトロン塩酸塩

  • 100

    73歳女性。卵巣がんStageⅢcに対してTC(パクリタキセル+カルボプラチン)療法を施行していたが6ヶ月後に再発した。そこで2次療法として、ドキソルビシン塩酸塩をMPEG-DSPE(注)修飾リポソームに封入した注射剤(ドキシル®注)を導入することになった。 5コース目の投与中に、患者から、刺入部に耐え難い焼かれるような痛みを感じ、赤く腫れているとの訴えがあり、ドキシル®注の血管外漏出が疑われた。本剤の血管外漏出の対処法として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    デクスラゾキサンを静脈内投与する。, 漏出部周囲から薬液や血液を吸引・除去する。