問題一覧
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(12) 内部監査部門の管理者は、管理目的でスタッフの業績評価データを使用することになった。この評価を行うタイミングとして、最適なものは次のどれか。
各監査契約の終了時
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(1) 中長期監査計画を策定する手順として、一般に最も適切なのは次のどれか。
監査対象の選定→監査目標の設定→監査要員計画の設定→研修計画→費用計画の設定
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(2) CAEが監査計画を策定する際に、リスク評価を用いる理由として最も適切な説明は次のどれか。
リスク評価は、組織体内で起こり得る不利な状況について、専門的判断を統合し、評価する体系的なリスクを備えている。
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(3) 設定されるアシュアランス業務の範囲は、業務目標を満足するのに十分でなければならない。業務目標を設定する際において、内部監査人が考慮しなければならないのは次のどれか。
著しいコンプライアンス違反の可能性
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(5) 内部監査人は、組織体の給与業務に精通するための事前調査を完了した。次の段階として、以下のどれを実施すべきか。
監査手続書を作成する
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(9) 調査終了後、内部監査部門は従業員が相当額の現金を横領していると結論付けた。この結果に関する報告書の提出先は次のどれか。
弁護士
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(13) 組織体が保有する不良債権の予測において、最も効果の低いものは次のどれか。
今後の現金回収にあたっての監視、調査部長によって行われる書面による予測
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(14) 新たに買収した子会社の買収価格は、買収後、初年度の収益性に基づいて決定される。また子会社の経営は、引き続き元の経営陣が行うこととなっている。 この子会社の監査にあたり、監査人が特に注意しなれければならない事項は次のどれか。
固定資産の資本化の手続き
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(25) 監査での証拠に十分性があるのは、次のどれか。
分別のある他人も当該内部監査人と同様の結論に至るほど説得力がある。
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(26) 内部監査人からの質問に対する回答書は、次のどれに該当するか。
口頭証拠
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(27) 次の記述のうち、監査技法としての「観察」について最も適切なものは、次のどれか。
「実在性」以外の監査アサーションを満足させる事は少ない。
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(29) 営業費用の正確性を検証するための分析的手続の活用が推奨できないケースは、次のどれか。
監査人が、これらの勘定科目に関連する特定の不正の兆候を注意深く観察する場合。
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(32) 監査調書の構成要素を最も適切に説明しているものは、次のどれか。
目標、手続き、事実、結論、提言
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(35) 「専門職的実施のフレームワーク」に示されている、監査結果の最終報告書の最低限の要求事項を構成する項目は、次のどの組み合わせか。 I 背景情報 II 業務の目的 III 業務の範囲 IV 業務の結果 V 要約
II、IIIとIV
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(37) 監査報告書において、”業務の範囲”に含まれない項目は、次のどれか。
監査業務の目標
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(38) 内部監査人は、ある組織体の活動をレビューする監査を完了し、監査報告書を提出する準備が出来ている。しかしながら、監査対象部門の人々は、内部監査人の結論に賛同できないでいる。内部監査人が行うべき行動は、次のどれか。
監査報告書を提出し、内部監査人と監査対象部門の人々の両方の立場および同意できない理由を記載する。
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(44) ある製造会社のセールスマンは携帯電話に関わる請求を100%経費請求できる。携帯電話のコストはセールスマンごと、及び月ごとに大幅な差があるため、予算/予測業務をより複雑なものにしている。経営者は内部監査人に携帯電話のコストを管理するための方法を開発するよう要請した。このコンサルティングプロジェクトに含めるべき最も適切な活動は、次のどれか。
調達および支払業務に関するビジネスプロセスのレビュー
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(47) 売掛金の実在性を示す最も信頼性のある証拠は、次のどれか。
顧客による積極的確認
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(49) 業務監査の実施中に、ある監査人が、子会社の在庫回転率を業界標準と比較した。その目的として適切なものは、次のどれか。
業務成果を評価し、追加的監査作業が必要とされる領域を明らかにする
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(51) ある会社の売上債権回転率が過去3年間に7.3から4.3に下がった。最大の原因と考えられるものは、次のどれか。
与信政策のいっそう緩和
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(53) 監査調書の要約が作成される場合、その利用目的として適切なのは、次のどれか。
内部監査の監督者による効率的な調書レビューに役立つ
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(62) 組織体の経営幹部は、内部監査部門に対し全ての管理者に日常的内部統制活動についてのトレーニングを実施するよう要請した。これは、次のどれに該当するか。
公式なコンサルティング業務
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(65) 組織体は統合的アシュアランスを推進しており、「リスクベースの監査計画は第2の防衛ラインのガバナンス機能と完全に連携する」こととなった。これは統合的アシュアランスの中のどれに該当するか。
プロセスの統合
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(68) 内部監査がIPPFに適合してなされたと公表できるために正しい説明は以下のどれか。
品質のアシュアランスと改善のプログラムの評価を得なければならない
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(73) ある企業の購買業務監査における重点目標は、支払いがなされた全ての購買取引関して仕入れ商品が受け取られており、かつ正しい勘定科目で処理されている、ということを確認するものであった。この重点目標は「基準」の示す次の主要目的のどの組み合わせに該当するか。 I 財務及び業務に関する情報の信頼性とインテグリティ II 法律、規則および契約の遵守 III 諸業務の有効性と効率性 IV 資産の保護
I と IV
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(78) ある組織体が小規模な有毒廃棄物処理ビジネスの買収を考慮している。内部監査人はこの買収におけるDD実行チームの一員である。この内部監査人の作業範囲に含まれる可能性が最も低いものは、次のどれか。
買収対象企業に対し現在提起がされている訴訟のメリットの評価
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(79) 代表的な業績監査は、次のどれか。
環境条件の評価及び設定した評価基準との比較
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(87) 購買業務の業務監査を担当する内部監査人が、各々のバウチャーが一度だけ送付/支払されていることの証拠を得るために、支払い済みバウチャーのサンプル検証により確認することは、次のどれか。
小切手にサインする担当者によって、支払い済みのスタンプが押されているか
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(88) 企業改革法の関わる財務報告の開示規程について、経営者が組織体の内部統制に対する評価を行っている場合、この組織体の内部統制に関する内部監査人の役割として適切なのは、次のどれか。
経営者が行う評価、及び裏付文書を検討する。
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(89) 財務監査業務の大半は、次のどれに関する監査証拠を獲得、評価するために行われるものであるか。
経営者の主張(アサーション)
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(90) 買掛金について監査する際、監査人の手続きは経営者のどのアサーションに最も重点を置いているか。
網羅性
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(91) 内部監査チームが潜在的なM&A計画を評価する目的で、DD監査を実施している。企業が他社を合併・買収する理由として最も不適切なものは、次のどれか。
株価の上昇
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(95) 情報システムに関連するサービス等を提供する外部業者との契約書をレビューする際、内部監査人は最低でも次の内どれを判断しなければならないか。
組織体の統制目的の達成を支援するための外部業者の役割
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(96) 不正に関する用語の説明で正しいものは以下のどれか。
ラッピングとは、A社からの売上を着服した後で、B社からの入金をA社からの入金に充当する行為である。
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(98) 懸念のある勘定(doubtful account)に対する会社の引当金が十分であるかを監査する際、役に立つのは以下のうちどれか。
年齢分析(aging analysis)を準備する
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(102) 契約のレビューをしている際に、内部監査部門長(CAE)は、契約の入札においてあるサプライヤーに対して不公正な便宜が与えられているのではないかとの疑いを持った。会社のCEOがサプライヤーの取締役会のメンバーであることが分かった場合、CAEは何をすべきか。
疑いを裏付ける文書を入手して監査委員会の委員長に提示する
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(105) 判断サンプリングと統計サンプリングの根本的な違いは何か。
判断サンプリングは、サンプリング・リスクが測定出来ない。
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(108) 買掛金部門における内部統制レビューの途中段階で、監査人はある種の不正があったのではないかと懸念を持った。不正の存在を確かめるための最適なサンプリング方法は、以下のうちどれか。
発見サンプリングを使って当該部門で過去1年間に処理された領収書のサンプルを選ぶ。
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(110) 監査人は、大きな売掛金勘定母集団の金額をテストするために、金額比例サンプリング(MUS)を使おうとしている。金額比例サンプリングを使うメリットでないのは、以下のうちどれか。
MUSは、古典的サンプリング手法よりもサンプルサイズが常に小さくなる。
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(111) サンプル中の情報に基づく母集団平均値の信頼区間が90%であるという事は、どのような可能性が90%であるということか。
実際の母集団平均値が、特定された信頼区間の範囲内にある。
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(112) 属性サンプリングにおいて、信頼性レベルを95%から90%に、要求精度を2%から5%に変更し、他のサンプルサイズ決定要因を全く同じにした場合、サンプルサイズはどのように変化するか。
小さくなる
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(113) 以下に示す変数サンプリングの結果をもとに、標準誤差を計算せよ。 ① 母集団サイズ:10,000 ② サンプルサイズ:144 ③ サンプル標準偏差:24.00ドル ④ 信頼性レベル:90% (Z 1.65) ⑤ 平均値:84.00ドル
2.00ドル
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(114) 変動係数(coefficient)を計算で求めるためには、標準偏差を次のどの値で割るか。
平均値
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(115) 合理的な意思決定プロセスを利用する場合、問題を定義した後の次のステップとして適切なのは、次のどれか。
受容できるリスクレベルを明らかにする。
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(116) ある組織体が新事業分野の業績指標を改善したいと考えている。この目的に有用な情報を得るのに最も適切なベンチマーキングのタイプは、次のどれか。
機能的
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(117) ある仮設が正しいかどうかを判断するために立てられる仮説を(A)と言い、大抵は否定されるために立てられる。たとえばコインを20回投げた時に14回表が出たとすると、「このコインにゆがみがない」というのが(A)である。我々が証明したい「ゆがみがある」という仮説を(B)という。ある仮説を棄却するかどうかを決める水準を(C)といい、よくαで表します。 先程のコイン投げの例では、20回コインを投げて14回表が出る確率は0.0577です。(C)が0.1だとすると、0.0577は0.1より小さく、稀にしか起こらないので、仮説(A)は棄却されます。A、B、Cに入る言葉の組み合わせで正しいものはどれか。 1.A:帰無仮説、B:対立仮説、C:有意水準 2.A:帰無仮説、B:対立仮説、C:信頼水準 3.A:対立仮説、B:帰無仮説、C:有意水準 4.A:対立仮説、B:帰無仮説、C:信頼水準
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