暗記メーカー
ログイン
eco検定(環境社会検定試験) 対策問題集②
  • 田辺徹

  • 問題数 112 • 11/5/2022

    記憶度

    完璧

    16

    覚えた

    41

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

    アカウント登録して、解答結果を保存しよう

    問題一覧

  • 1

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 循環型社会形成推進基本法の制定以降、廃棄物対策は、廃棄物処理法による適正処理に加え、物質循環に注目した3Rの促進が重視されるようになってきた

  • 2

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 光化学スモッグの原因物質である光化学オキシダントは、窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(VOC)が光を受けて反応することにより発生する物質で、目の痛みや吐き気などを引き起こす

  • 3

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 近年、閉鎖性水域である内湾や湖沼の水質環境基準達成率は良好で、排水規制や下水道などの整備が進んだ効果が出ている

  • 4

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 沿岸域に存在し海藻が生い茂る「藻場」は、海洋生物の産卵・生育場所となるほか、水質改善、二酸化炭素吸収などの働きを持ち、「海の森」にも例えられる

  • 5

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ EGS投資は、環境、社会、統治(ガバナンス)に配慮しているかについて企業活動を評価し、その評価に基づいて企業に投資する行動であり、近年これを重視する投資家が増えている

  • 6

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 気候変動によるリスクは、完全には抑制できない可能性があるため、特に気候変動の影響が早い時期に顕在化する途上国では、気候変動の被害を出来るだけ小さくする適応能力の向上が緊急課題である

  • 7

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 生物多様性の損失が続き、生態系が自己修復できる臨界点(ティッピングポイント)を超えると、生物多様性の劇的な損失が生じる可能性が高いと「地球規模生物多様性概況(GBO)」は警告している

  • 8

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 地下水汚染の主要原因の一つは、農用地から排出される揮発性有機化合物であり、対策が重要となっている

  • 9

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 森林保全のため、第三者機関であるFSC(森林管理協議会)、SGEC(緑の循環認証会議)は、「持続可能な森林経営」が行われている森林に対して、一定の基準に基づいた認証制度を運用している

  • 10

    環境の歴史について、【 】に当てはまる語句を選べ 今から約50年前を振り返ると、日本は高度経済成長を実現し、、1964年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催、OECD(経済開発協力機構)加盟を果たすなど、先進国の仲間入りを果たす一方で、深刻な環境問題に直面した。水俣病、イタイイタイ病などの【ア】が発生し、また公共の港湾に大量のヘドロが体積、河川が汚濁で悪臭を放ち、工業地帯を中心に激しい大気汚染に見舞われるようになった。山岳道路の建設や干潟の埋め立てなど、自然破壊を伴う開発事業も急速に進んでいた。こうした環境問題に対処するため、さまざまな抜本的な対策が講じられたのが、この時代である。1967年の公害対策基本法制定に続き、翌68年には大気汚染防止法、騒音規制法が制定された。1970年には、14の公害対策関連法が成立したいわゆる「公害国会」が開催され、公害対策が抜本的に強化された。1971年には、環境保全を担う政府の体制も整備され、公害対策、自然環境保全対策といった環境対策を専門に扱う「環境庁」が設置された。1972年には自然保護の取組みの基本方針を定めた「自然環境保全法」が制定されている。公害健康被害者への補償についても、1973年に公害健康被害補償法が制定され、【ア】についての裁判での原告被害者勝訴の判決に加え、公害健康被害者への補償の仕組みが整備された。 国際的にも公害問題や自然破壊への危機感は共有されており、1972年、ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。同年ローマクラブは「成長の限界」を発表し、人口増加や環境汚染がこのまま進めば100年以内に地球上の成長は限界に達すると警告している。

    四大公害病

  • 11

    次の文章のうち、内容が正しいものには①を、誤っている者には②答えよ 生物多様性には、「生態系の多様性」、「種の多様性」、「遺伝子の多様性」がある

  • 12

    環境の歴史について、【 】に当てはまる語句を選べ 今から約50年前を振り返ると、日本は高度経済成長を実現し、、1964年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催、OECD(経済開発協力機構)加盟を果たすなど、先進国の仲間入りを果たす一方で、深刻な環境問題に直面した。水俣病、イタイイタイ病などの「四大公害病」が発生し、また公共の港湾に大量のヘドロが体積、河川が汚濁で悪臭を放ち、工業地帯を中心に激しい大気汚染に見舞われるようになった。山岳道路の建設や干潟の埋め立てなど、自然破壊を伴う開発事業も急速に進んでいた。こうした環境問題に対処するため、さまざまな抜本的な対策が講じられたのが、この時代である。1967年の公害対策基本法制定に続き、翌68年には大気汚染防止法、騒音規制法が制定された。1970年には、14の公害対策関連法が成立したいわゆる「公害国会」が開催され、公害対策が抜本的に強化された。1971年には、環境保全を担う政府の体制も整備され、公害対策、自然環境保全対策といった環境対策を専門に扱う【ウ】が設置された。1972年には自然保護の取組みの基本方針を定めた「自然環境保全法」が制定されている。公害健康被害者への補償についても、1973年に公害健康被害補償法が制定され、「四大公害病」についての裁判での原告被害者勝訴の判決に加え、公害健康被害者への補償の仕組みが整備された。 国際的にも公害問題や自然破壊への危機感は共有されており、1972年、ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。同年ローマクラブは「成長の限界」を発表し、人口増加や環境汚染がこのまま進めば100年以内に地球上の成長は限界に達すると警告している。

    環境庁

  • 13

    環境の歴史について、【 】に当てはまる語句を選べ 今から約50年前を振り返ると、日本は高度経済成長を実現し、、1964年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催、OECD(経済開発協力機構)加盟を果たすなど、先進国の仲間入りを果たす一方で、深刻な環境問題に直面した。水俣病、イタイイタイ病などの「四大公害病」が発生し、また公共の港湾に大量のヘドロが体積、河川が汚濁で悪臭を放ち、工業地帯を中心に激しい大気汚染に見舞われるようになった。山岳道路の建設や干潟の埋め立てなど、自然破壊を伴う開発事業も急速に進んでいた。こうした環境問題に対処するため、さまざまな抜本的な対策が講じられたのが、この時代である。1967年の公害対策基本法制定に続き、翌68年には大気汚染防止法、騒音規制法が制定された。1970年には、14の公害対策関連法が成立したいわゆる【イ】が開催され、公害対策が抜本的に強化された。1971年には、環境保全を担う政府の体制も整備され、公害対策、自然環境保全対策といった環境対策を専門に扱う「環境庁」が設置された。1972年には自然保護の取組みの基本方針を定めた「自然環境保全法」が制定されている。公害健康被害者への補償についても、1973年に公害健康被害補償法が制定され、「四大公害病」についての裁判での原告被害者勝訴の判決に加え、公害健康被害者への補償の仕組みが整備された。 国際的にも公害問題や自然破壊への危機感は共有されており、1972年、ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。同年ローマクラブは「成長の限界」を発表し、人口増加や環境汚染がこのまま進めば100年以内に地球上の成長は限界に達すると警告している。

    公害国会

  • 14

    環境の歴史について、【 】に当てはまる語句を選べ 今から約50年前を振り返ると、日本は高度経済成長を実現し、、1964年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催、OECD(経済開発協力機構)加盟を果たすなど、先進国の仲間入りを果たす一方で、深刻な環境問題に直面した。水俣病、イタイイタイ病などの「四大公害病」が発生し、また公共の港湾に大量のヘドロが体積、河川が汚濁で悪臭を放ち、工業地帯を中心に激しい大気汚染に見舞われるようになった。山岳道路の建設や干潟の埋め立てなど、自然破壊を伴う開発事業も急速に進んでいた。こうした環境問題に対処するため、さまざまな抜本的な対策が講じられたのが、この時代である。1967年の公害対策基本法制定に続き、翌68年には大気汚染防止法、騒音規制法が制定された。1970年には、14の公害対策関連法が成立したいわゆる「公害国会」が開催され、公害対策が抜本的に強化された。1971年には、環境保全を担う政府の体制も整備され、公害対策、自然環境保全対策といった環境対策を専門に扱う「環境庁」が設置された。1972年には自然保護の取組みの基本方針を定めた「自然環境保全法」が制定されている。公害健康被害者への補償についても、1973年に公害健康被害補償法が制定され、「四大公害病」についての裁判での原告被害者勝訴の判決に加え、公害健康被害者への補償の仕組みが整備された。 国際的にも公害問題や自然破壊への危機感は共有されており、1972年、ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。同年ローマクラブは【オ】を発表し、人口増加や環境汚染がこのまま進めば100年以内に地球上の成長は限界に達すると警告している。

    成長の限界

  • 15

    環境の歴史について、【 】に当てはまる語句を選べ 今から約50年前を振り返ると、日本は高度経済成長を実現し、、1964年に東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催、OECD(経済開発協力機構)加盟を果たすなど、先進国の仲間入りを果たす一方で、深刻な環境問題に直面した。水俣病、イタイイタイ病などの「四大公害病」が発生し、また公共の港湾に大量のヘドロが体積、河川が汚濁で悪臭を放ち、工業地帯を中心に激しい大気汚染に見舞われるようになった。山岳道路の建設や干潟の埋め立てなど、自然破壊を伴う開発事業も急速に進んでいた。こうした環境問題に対処するため、さまざまな抜本的な対策が講じられたのが、この時代である。1967年の公害対策基本法制定に続き、翌68年には大気汚染防止法、騒音規制法が制定された。1970年には、14の公害対策関連法が成立したいわゆる「公害国会」が開催され、公害対策が抜本的に強化された。1971年には、環境保全を担う政府の体制も整備され、公害対策、自然環境保全対策といった環境対策を専門に扱う「環境庁」が設置された。1972年には自然保護の取組みの基本方針を定めた【エ】が制定されている。公害健康被害者への補償についても、1973年に公害健康被害補償法が制定され、「四大公害病」についての裁判での原告被害者勝訴の判決に加え、公害健康被害者への補償の仕組みが整備された。 国際的にも公害問題や自然破壊への危機感は共有されており、1972年、ストックホルムで国連人間環境会議が開催された。同年ローマクラブは「成長の限界」を発表し、人口増加や環境汚染がこのまま進めば100年以内に地球上の成長は限界に達すると警告している。

    自然環境保全法

  • 16

    「ヒートアイランド」について、不適切なものを1つ選べ

    ヒートアイランド現象は、気流が山を越えて下ってくる風下側で発生し、空気が乾燥し、気温が高くなる現象である

  • 17

    「廃棄の越境移動」について、不適切なものを1つ選べ

    バーゼル条約の取組みやE-waste問題への対処が効果を上げて、現在では日本から国境を越えて移動する廃棄物は根絶された

  • 18

    「環境と消費」に関して、不適切なものを1つ選べ

    グリーン購入を積極的に行う消費者をプロシューマーといい、必要なものを必要な量だけ買うなどの「プロシューマーの10の原則」が公表されている

  • 19

    2014年に公表された「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)」第5次評価報告書」が指摘していることについて、不適切なものを1つ選べ

    気温上昇が続いても、北極や南極を除き、極端な気象現象や生態系への深刻な影響はないだろうと評価している

  • 20

    「生物多様性の主流化」に関して、不適切なものを1つ選べ

    日本でも「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が設立され、この委員会が、生物多様性の危機感を広く知らせるために、絶滅のおそれのある野生生物のリストであるレッドリストを策定・公表している

  • 21

    熱帯雨林は、多くの生物が生息し、生物資源、遺伝子資源の宝庫といわれている。また、地球規模で酸素の供給や炭素の蓄積を行ってきたことから【ア】とも呼ばれている

    地球の肺

  • 22

    野生生物の生息地を森林、緑地、水系などで繋ぐ、【ウ】は、国土の森・里・川・海のつながりを確保し、生物多様性保全に有効である

    生態系ネットワーク(緑の回廊)

  • 23

    化学物質やその環境リスクについての社会の不安に適切に対応するためには、【イ】により、リスクに関する情報を関係者全てが共有し、対話などを通じてリスクを低減していくことが重要である

    リスクコミュニケーション

  • 24

    複層ガラスによる断熱、高効率機器による省エネ、【オ】による創エネなどにより、住まいの消費エネルギー量をプラスマイナスゼロにする取り組みが推進されており、こうした住宅はZEHと呼ばれている

    太陽光発電

  • 25

    電気・電子機器について、製品の資源使用や廃棄の際の環境汚染の低減を目指す規制が導入されている。その代表的なものが、鉛、水銀などの使用を禁止した【エ】であり、日本で販売されている製品にもこれに対応している旨のマークが付されていることがある

    EUのRoHS指令

  • 26

    原子力利用からは、様々なレベルの放射性廃棄物が排出される。そうのうち使用済み核燃料などから生じる高レベル放射性廃棄物は、深い地中に埋設する【カ】

    地層処分

  • 27

    遺伝子組換え生物が、野生種と競合、交雑することにより生物多様性に影響を及ぼすことを防止するため、遺伝子組換え生物の輸出入の手続きを定めた【キ】が締結され、2003年より発行している

    カルタヘナ議定書

  • 28

    エアコンや冷蔵庫の冷媒や発泡剤として使われている【ク】は、オゾン層を破壊する性質や、強力な温室効果を持つため、漏洩抑制のための管理や製品使用後の回収・破壊措置が講じられている

    フロン

  • 29

    浮遊粒子物質の中でも特に粒径が小さい【ケ】は、自動車や工場から直接排出されるもののほか、大気中のガス状の汚染物質が光やオゾンと反応して二次生成されるものがある

    PM2.5

  • 30

    2015年度の推計では、日本では、年間2842万トンの食品由来の廃棄物が排出、そのうち本来食べられるのに廃棄されている【コ】は、年間646万トンとされ、その制限のための取り組みが行われている

    食品ロス

  • 31

    「自然環境保全基礎調査」について、適切なものを1つ選べ

    緑の国勢調査とも呼ばれ、植生や野生動物の分布などを調査し、日本全体の自然環境の状況について把握する調査

  • 32

    「モーダルシフト」について 適切な文章を1つ選べ

    貨物輸送をトラックから鉄道・船舶へ切り替えたり、一般の人の移動を自家用者からバス・鉄道に切り替え、環境負荷を低減すること

  • 33

    「エコアクション21」について、適切なものを1つ選べ

    中小企業を対象とした日本独自の環境マネジメントシステムで、2004年より認証が始まっている

  • 34

    「Our Common Future: 我らの共有の未来」について、適切なものを1つ選べ

    1987年に環境と開発に関する世界委員会が公表した報告書で、地球規模で環境問題が進行してしていることを指摘し、その回避のため、持続可能な開発という考え方を提唱した

  • 35

    「LCA(ライフサイクルアセスメント)」について、適切なものを1つ選べ

    製品について、資源採取から廃棄までの各段階での、エネルギーや天然資源の利用量、汚染物質の排出量を分析し、環境負荷を定量的に評価する手法のこと

  • 36

    「カーボン・オフセット」について、適切なものを1つ選べ

    日常生活や経済活動の中で生じる温室効果ガスのうち、自ら努力で削減できない分を、その量に見合った温室効果ガスへの投資などで埋め合わせること

  • 37

    「ダイオキシン」いついて、適切なもを1つ選べ

    ②ゴミ焼却、タバコの煙、自動車排気ガスなどから発生する物質で、自然環境中で分解されにくく、強い毒性を持ち、健康や生態系への悪影響が懸念される

  • 38

    「ワシントン条約」について、適切なもを1つ選べ

    絶滅の危機にある野生生物の国際取引を規制する条約。生物の個体だけでなく、その剥製や皮、牙から製造された製品も規制対象となる「

  • 39

    「赤潮」について、適切なものを1つ選べ

    ③主に閉鎖性水域において、プランクトンの異常繁殖により海水が変色する現象のこと

  • 40

    「里地里山」について、【 】内に適切なものを1つ選べ 里地里山とは、集落を取り巻く二次林と人工林、それと混在する農家、ため池、草地などで構成される地域で、農林業などに伴い【ア】、特有の環境が形成・維持されている地域である。

    人の手が入ることによって

  • 41

    「里地里山」について、【 】内に適切なものを1つ選べ 里地里山とは、集落を取り巻く二次林と人工林、それと混在する農家、ため池、草地などで構成される地域で、農林業などに伴い「人の手が入ることによって」、特有の環境が形成・維持されている地域である。こうした地域は、少子高齢化により、いわゆる生物多様性の第2の危機:【イ】に直面している。また、ニホンジカ、イノシシなどの生息数の増加、生息域の拡大により、農作物が荒らされる、人工林の若木の皮がはがされるといった鳥獣被害や生態系への被害も拡大、深刻化している。

    自然に対する働きかけの縮小による危機

  • 42

    「地球温暖化対策税」について、適切なものを1つ選べ

    全ての化石燃料利用に対し、CO2排出量に応じた負担を求める税で、税収は省エネルギー対策、再生可能エネルギー対策などに当てられている

  • 43

    「里地里山」について、【 】内に適切なものを1つ選べ 里地里山とは、集落を取り巻く二次林と人工林、それと混在する農家、ため池、草地などで構成される地域で、農林業などに伴い「人の手が入ることによって」、特有の環境が形成・維持されている地域である。こうした地域は、少子高齢化により、いわゆる生物多様性の第2の危機:「自然に対する働きかけの縮小による危機」に直面している。また、ニホンジカ、イノシシなどの生息数の増加、生息域の拡大により、農作物が荒らされる、人工林の若木の皮がはがされるといった「鳥獣被害」や生態系への被害も拡大、深刻化している。また、愛知目標を受けて改定された【エ】は、都市と農山漁村つなげる「自然共生園」という考え方を提示している。これは、農山漁村の里地里山の自然が提供する「生態系サービス」を維持するため、これを享受してきた都市が、生態系の保全管理などに対して資金、人材などを提供し、互いの地域が交流し、支えあう関係を作っていくことが重要という考え方である。

    生物多様性国家戦略

  • 44

    「里地里山」について、【 】内に適切なものを1つ選べ 里地里山とは、集落を取り巻く二次林と人工林、それと混在する農家、ため池、草地などで構成される地域で、農林業などに伴い「人の手が入ることによって」、特有の環境が形成・維持されている地域である。こうした地域は、少子高齢化により、いわゆる生物多様性の第2の危機:「自然に対する働きかけの縮小による危機」に直面している。また、ニホンジカ、イノシシなどの生息数の増加、生息域の拡大により、農作物が荒らされる、人工林の若木の皮がはがされるといった【ウ】や生態系への被害も拡大、深刻化している。

    鳥獣被害

  • 45

    「里地里山」について、【 】内に適切なものを1つ選べ 里地里山とは、集落を取り巻く二次林と人工林、それと混在する農家、ため池、草地などで構成される地域で、農林業などに伴い「人の手が入ることによって」、特有の環境が形成・維持されている地域である。こうした地域は、少子高齢化により、いわゆる生物多様性の第2の危機:「自然に対する働きかけの縮小による危機」に直面している。また、ニホンジカ、イノシシなどの生息数の増加、生息域の拡大により、農作物が荒らされる、人工林の若木の皮がはがされるといった「鳥獣被害」や生態系への被害も拡大、深刻化している。また、愛知目標を受けて改定された「生物多様性国家戦略」は、都市と農山漁村つなげる「カ」という考え方を提示している。これは、農山漁村の里地里山の自然が提供する「生態系サービス」を維持するため、これを享受してきた都市が、生態系の保全管理などに対して資金、人材などを提供し、互いの地域が交流し、支えあう関係を作っていくことが重要という考え方である。

    自然共生園

  • 46

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 私たちは「生活者」として家電製品、自動車や住宅地や住宅等を利用して暮らしている。そして、その行動を通じてエネルギーを使い、汚水を生じ、ごみを排出するなど環境への負荷を発生させている。そのことに配慮することで、環境負荷を低減することができる

  • 47

    「里地里山」について、【 】内に適切なものを1つ選べ 里地里山とは、集落を取り巻く二次林と人工林、それと混在する農家、ため池、草地などで構成される地域で、農林業などに伴い「人の手が入ることによって」、特有の環境が形成・維持されている地域である。こうした地域は、少子高齢化により、いわゆる生物多様性の第2の危機:「自然に対する働きかけの縮小による危機」に直面している。また、ニホンジカ、イノシシなどの生息数の増加、生息域の拡大により、農作物が荒らされる、人工林の若木の皮がはがされるといった「鳥獣被害」や生態系への被害も拡大、深刻化している。また、愛知目標を受けて改定された「生物多様性国家戦略」は、都市と農山漁村つなげる「自然共生園」という考え方を提示している。これは、農山漁村の里地里山の自然が提供する【オ】を維持するため、これを享受してきた都市が、生態系の保全管理などに対して資金、人材などを提供し、互いの地域が交流し、支えあう関係を作っていくことが重要という考え方である。

    生態系サービス

  • 48

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 持続可能な開発目標(SDGs)には、持続可能な社会の重要な要素である5つのPが掲げられている。people(人間)、planet(地球)、prosperity(繁栄)、partnership(パートナーシップ)、peace(平和)である

  • 49

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 日本では、固定価格買取制度(FIT)の効果もあり、太陽光を中心に再生可能エネルギーの導入が増加しており、2016年度の発電電力量でみた再生可能エネルギー(水力も含む)の電源構成比は、約15%である

  • 50

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 地熱発電は、地下10m~15mの深さでは年間を通して温度の変化が少なく、夏場は外気温よりも低く、冬場は外気温より高くなるという温度差を利用している

  • 51

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 環境基準は、大気、水質などの環境上の条件について、人の健康の保護および生活環境の保全のうえで維持されなければならない基準であり、その達成は事業者の義務とされている

  • 52

    未然防止原則は、例えば、地球温暖化には科学的に不確実な点があることを理由として、重大な事態が起こるかもしれない地球温暖化対策の実施を遅らせてはならないとする原則

  • 53

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ このマークがついているパソコンは、購入時にリサイクル費用を預託金として支払っているので、購入した店舗等で無料で回収してもらえる

  • 54

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 地球全体または広範な部分に影響をもたらす環境問題を「地球環境問題」と呼ぶが、国際協調の下でなければ解決できない一部地域の公害問題も地球問題として扱われている

  • 55

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 行政機関が重要な政策を立案し決定しようとする際に、あらかじめその案を公表し、広く国民から意見、情報を募集する手続きのことを、情報公開制度という

  • 56

    「製品の環境配慮」について、【 】に適切語句を1つ選べ。 使用される有害物質の削減やエネルギー消費効率の向上など、環境負荷の削減を目指してさまざまな取り組みが行われている。製品の原料の採取から、廃棄・リサイクルされるまでの一連の流れにおいて、環境にどのような影響を及ぼす可能性があるかを評価する手法の代表的なものに【ア】がある。これは、各工程におけるエネルギーや「天然資源」の投入量などのインプットデータ、環境へ排出される環境負荷物質の量などのアウトプットデータを基に、環境への影響を評価する手法である。

    ライフサイクルアセスメント

  • 57

    「製品の環境配慮」について、【 】に適切語句を1つ選べ。 使用される有害物質の削減やエネルギー消費効率の向上など、環境負荷の削減を目指してさまざまな取り組みが行われている。製品の原料の採取から、廃棄・リサイクルされるまでの一連の流れにおいて、環境にどのような影響を及ぼす可能性があるかを評価する手法の代表的なものに「ライフサイクルアセスメント」がある。これは、各工程におけるエネルギーや【イ】の投入量などのインプットデータ、環境へ排出される環境負荷物質の量などのアウトプットデータを基に、環境への影響を評価する手法である。

    天然資源

  • 58

    次の文章のうち、内容が正しいものには①、誤っているものには②を選べ 上図は、、家庭用エネルギー消費における給湯、厨房、動力、照明他(家電機器の使用等)と冷房・暖房の5用途の比率を示している。アは暖房、Bは冷房のエネルギー消費量である

  • 59

    「製品の環境配慮」について、【 】に適切語句を1つ選べ。 「ライフサイクルアセスメント」の考え方を用いて算出された温室効果ガス排出量を二酸化炭素量に換算して商品に表示する「カーボン・フットプリント」制度は、消費者に対して製品が環境に与える影響を「見える化」する仕組みである。この制度は環境に配慮した製品を積極的に購入しようとする【エ】へ情報を提供することと、事業者に二酸化炭素排出量を減らす努力を促すことを目的としている。

    グリーン・コンシューマー

  • 60

    「製品の環境配慮」について、【 】に適切語句を1つ選べ。 「ライフサイクルアセスメント」の考え方を用いて算出された温室効果ガス排出量を二酸化炭素量に換算して商品に表示する【ウ】制度は、消費者に対して製品が環境に与える影響を「見える化」する仕組みである。この制度は環境に配慮した製品を積極的に購入しようとする「グリーンコンシューマー」へ情報を提供することと、事業者に二酸化炭素排出量を減らす努力を促すことを目的としている。

    カーボン・フットプリント

  • 61

    次の文章の説明で適切なものを1つ選べ 1972年6月、スウェーデンのストックホルムで開催された、国連主催の初の環境問題に関する国際会議で採択された。環境問題に取り組む際の原則を明らかにして、環境問題が人類に対する脅威であり、国際協調して取り組む必要性を明言している

    人間環境宣言

  • 62

    「製品の環境配慮」について、【 】に適切語句を1つ選べ。 製品が与える環境への影響は、その生産に関わる一連の流れにおけるものより、製品使用時の方が大きい場合がある。このため「省エネ法」では、省エネ性能の高い製品を普及促進させるため、エネルギー消費の大きい機器の省エネルギー基準を、商品化されている製品で最も優れている機器の性能以上に設定するという考え方から生まれた【オ】が導入さている。

    トップランナー制度

  • 63

    国が低炭素化の促進に関する基本方針を制定し、市町村による低炭素型のインフラ整備や社会の仕組みづくりを通じて都市の低炭素化を促進する法律

    エコまち法

  • 64

    2010年に名古屋で開催された「生物多様性条約第10回締約国会議」において、生物多様性を保全するには、農業や林業などの人間の営みを通じて形成・維持されてきた二次的な自然環境の保全も重要であるとして、日本が提唱した活動

    SATOYAMA イニシアティブ

  • 65

    住宅や職場、店舗、公共施設などの日常生活に必要な機能を中心部に集めることで、市街地を無秩序に拡散させず、自動車をあまり使わなくとも日常生活ができるような空間配置を目指した街づくり

    コンパクトシティ

  • 66

    パリに本部があって、教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とし、世界遺産の事務局などを管轄している国連の専門機関

    国連教育科学文化機関(UNESCO:ユネスコ)

  • 67

    製品の原材料の栽培、生産、製造、加工、輸送、流通、消費までのライフサイエンスで直接的・間接的に消費・汚染された水の量を表す指標

    ウォーターフットプリント

  • 68

    建物の窓の外の壁面を、ゴーヤやアサガオなどのツル性の植物で覆う取り組みで、直射日光を遮ることで室内温度の上昇を抑え、冷房に必要なエネルギー使用量の減少につなげることができる

    緑のカーテン

  • 69

    株主総会とは異なる形式で、企業に関係する株主、消費者、NGOなどの意見を取りいれ、起業家に活かしていくための取り組みの1つ

    ステークホルダー・ダイアログ

  • 70

    2011年3月の福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質により汚染された廃棄物のうち、放射能濃度が80007ベクレル(Bq)/kgを超えるもので、国が直接責任をもって処理を行うこととされる

    指定廃棄物

  • 71

    次の文章の説明のうち、内容が最も不適切なものを1つ選べ

    オゾンホールの原因は、自然界に存在しないホルムアルデヒドというオゾン層破壊性の大きい科学物質である

  • 72

    消費者が環境配慮型製品や省エネルギー型商品の購入や、省資源、省エネなどの環境配慮行動を行う取り組みの度合いに応じて、商品やサービスと交換できる制度

    エコポイント制度

  • 73

    「オゾン層の破壊とその保護」に関して、その内容が最も不適切なものを1つ選べ

    オゾンホール原因は、自然界に存在しないホルムアルデヒドというオゾン層破壊性の大きい化学物質である

  • 74

    「大気汚染物質」に関して、その内容が最も不適切なものを1つ選べ

    揮発性有機化合物(VOD)は石炭や石油などの化石燃料を燃焼させた際、燃料中の硫黄分が空気中の酸素と結合して発生する

  • 75

    「循環型社会形成推進基本法」に関して、その内容が最も不適切なものを1つ選べ

    循環型社会を構築するため、回収された廃棄物などを原材料などとして再生利用(リサイクル)を行い、次いで使用済み製品などの再使用(リユース)、最後に廃棄物などを発生抑制(リデュース)する3Rの優先順位が基本原則である

  • 76

    「再生可能エネルギーの長所」に関して、その内容が最も不適切なものを1つ選べ

    集中型エネルギーシステムに適している

  • 77

    世界の有識者で構成された民間組織【ア】は、1972年「成長の限界」を発表し、人口増加や環境汚染でこのまま続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達すると警告した

    ローマクラブ

  • 78

    「日本における物質フロー(2015年度版)」に関して、その内容が最も不適切なものを1つ選べ

    廃棄物などの発生量から、循環利用量を除いた量のすべてが最終処分されている

  • 79

    近年、非在来型天然ガスの開発が進展しており、特に【ウ】は北米で大きな資源量が見込まれ、特に米国では生産量が急増している

    シェールガス

  • 80

    2018年9月現在、日本には22件の世界遺産があるが、そのうち、自然遺産として登録されているのは、屋久島、知床、小笠原諸島と【エ】の4件である

    白神山地

  • 81

    防音・断熱に優れ、学校や建物、鉄道車両など広範囲に使われていた【イ】は、肺がんの原因となることが指摘され、2006年に全面製造禁止になった

    アスベスト

  • 82

    海洋には約1.5tのプラスチックごみが存在すると推定されており、これらのごみを魚類、海鳥、アザラシやウミガメなどが餌と間違えて摂取することにより、傷つけれて死んだりしている事例が多く報告されている。このため【オ】を目指す取り組みが進められている

    使い捨てプラスチックの禁止や抑制

  • 83

    【カ】は、人間の活動の規模を、土地や海洋の面積で表しており、人間の活動がどれほど自然環境に負荷を与えているかを、わかりやすく伝える指標である

    エコロジカル・フットプリント

  • 84

    企業が自ら事業活動に伴う環境への影響の程度やその影響を低減するための取り組み状況に加え、経済、労働、安全衛生、社会貢献といった側面についても記載した【キ】作成のための国際的なガイドラインとしてGRIガイドラインがある

    サスティナビリティ報告書

  • 85

    農林漁業の活性化の手段として、農林漁業者自らが生産だけでなく、加工・流通販売を一体的に行ったり、農林漁業者と加工業者、流通販売業者が連携して事業展開したりする【ク】が注目されている

    6次産業

  • 86

    沿岸域に存在して海藻の生い茂る【ケ】は、多くの海洋生物の産卵・生育場所となるほか、水質改善や光合成による二酸化炭素の吸収の働きも持っている

    藻場

  • 87

    高齢者の介護・福祉・環境問題・子育て・教育問題などの様々な社会的課題を市場として捉え、その解決を目的とする事業を【コ】という

    ソーシャルビジネス

  • 88

    「持続可能な社会の実現」について、バックキャスティングの考えとして適切物を1つ選べ

    未来のあるべき姿を想定し、そこに達するための行動計画を立てる方法

  • 89

    「持続可能な社会の実現」について、WCEDにより提唱された「持続可能な開発」の理念として最も適切なものを1つ選べ

    将来世代のニーズを損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすこと

  • 90

     

  • 91

    「光害」について、適切なものを1つ選べ

    都市化、交通網の発達などによって屋外照明が増加することで、不快感、交通への影響、野生生物、動植物への悪影響をもたらす

  • 92

    「持続可能な社会の実現」について、SDGsはMDGsの後継として議論され、その対象は広くアジェンダ全体を通じて包摂性がある基本理念が貫かれているが、その包摂性の基本理念として最適なものを1つ選べ

    誰一人取り残さない

  • 93

    「持続可能な開発目標(SDGs)」に関して、最も適切なものを1つ選べ

    2015年までの開発目標であったミレニアム開発目標(MDGs)は、主に途上国を対象としてきた。その後継のSDGsは先進国にも途上国にも適用される

  • 94

    「緑のダム」について、適切なものを1つ選べ

    樹木と土壌が一体となって、肥沃な土壌の流出を防ぎ、落葉に覆われた厚い土壌が雨水を蓄え、私たちに水を供給する

  • 95

    「ビオトープ」について、適切なものを1つ選べ

    生態系が保たれている生息空間のこと。人口的に作られたものでは、ビルの屋上に憩いの場として造られた小さなものから自然公園などの大きなものまである

  • 96

    「エネルギーミックス」について、適切なものを1つ選べ

    使用するエネルギー源を石炭、石油、天然ガス、原子力、再生可能エネルギーなどのエネルギー源を多様化して、それぞれの特性に合わせて利用していくこと

  • 97

    「コージェネレーション」について、について、適切なものを1つ選べ

    エンジンやガスタービンで発電を行い、発電と同時に排熱を給湯や冷暖房などに利用することで高いエネルギー効率が実現できるシステム

  • 98

    「バイオミメティクス」について、適切なものを1つ選べ

    野生のゴボウの実が自分の服や犬の毛にたくさんつくことをヒントにマジックテープを開発するなど、生物の真似をして科学技術を開発すること

  • 99

    「フェアトレード」について、適切なものを1つ選べ

    先進国が開発途上国から原料や製品を輸入する際に、開発途上国の生産者や労働者の生活改善や自立を目指して、適正な価格で継続的に購入する公平・公正な貿易

  • 100

    「PRTP」制度について、適切なものを1つ選べ

    有害な恐れのある化学物質について、環境中への排出量及び廃棄物の処理に伴って事業所の外へ移動する量を把握し、集計し、公表する制度