問題一覧
1
血漿タンパクは立位状態の方が臥位に比べ( )。
高値
2
( )にはLD1、( )にはLD1、LD2、( )にはLD3、( )にはLD4、LD5が多い。
心筋、血清や血球、肺、肝臓や骨格筋
3
タンパク誤差とは、ある種のpH指示薬が( )の存在下で、pHに変動がないにもかかわらず溶液の真のpHよりも高い(= 側)の呈色を示す現象。
タンパク質、アルカリ
4
空欄に当てはまある数値をかけ。(左上から順に)
126、110、200、140、200、6.5、6.2
5
ASTの活性測定は( )と2オキソグルタル酸が基質で、グルタミン酸と( )が生成物である。オキサロ酢酸が協約反応に利用され、共役酵素はリンゴ酸脱水素酵素(MD)、補酵素はNADHを用いる。ASTの活性は消費されるNADHの( )nmにおける吸光度の( )を測定する。
アスパラギン酸、オキサロ酢酸、340、減少
6
pAMYの上昇疾患は( )であり、初期では血中、少し遅れて尿中で上昇する。pAMYはその有力なマーカーとして緊急検査で測定される。
急性膵炎
7
膠質反応とは( )であるアルブミンが減少し、( )であるグロブリンが増加している血清に、アルカリ性下で、金属塩やチモールなどのフェノール誘導体を加えると混濁や沈殿が起こる反応のこと。( )(ZTT)や( )(TTT)が知られており、正常範囲はそれぞれ4〜12クンケル単位・5クンケル単位以下である。いずれも( )nmで測定する。ZTTは血清( )値と相関を示し、TTTは( )特にA型肝炎で高値を示す。
保護膠質、不安定化因子、硫酸亜鉛混濁試験、チモール混濁試験、660、IgG、初期肝炎
8
ACPは( )、( )で上昇。特に骨転移がある場合は著しく上昇。
前立腺肥大、前立腺癌
9
ChEの測定は( )を基質、( )を共役酵素として消費されるNADPHの( )nmにおける吸光度の( )によって測定する。
4ヒドロキシベンゾイルコリン、4ヒドロキシ安息香酸3水酸化酵素、340、減少
10
リポタンパクであるCM、VLDL、IDLは内部のトリグリセリドを分解する際、酵素( )使用する。また、LDL内部のトリグリセリドを分解する際には( )(HTGL)を使用する。
LPL、肝性リパーゼ
11
高アミラーゼ血症の70〜75%は( )で唾液腺由来アミラーゼの上昇である。
医学的ショック
12
アポタンパク( )は( )受容体・( )受容体に対するリガンドである。
E、LDL、レムナント
13
ECを( )(CHE)にて加水分解し、FCにした後、( )(CD)を反応させる。CDの補酵素としてNAD+が用いられ生成されるNADHの( )nmにおける吸光度の( )を測定する。
コレステロールエステラーゼ、コレステロール脱水素酵素、340、増加
14
健常者では血中のタンパク質は約( )g /dlと一定の値で維持される。また、1日に約( )gが入れ替わる。
7.5、、20
15
全血採血の検体を放置すると、血球中の嫌気的解糖によりグルコースが代謝されてしまうため、直ちに血清分離を行うか、NaF、KFなどの解糖系の( )阻害剤などを添加する。
エノラーゼ
16
75gブドウ糖負荷試験は空腹時に75gの糖が溶解した液を飲み、0、30、60、120分ごとに採血する。健常者は摂取直後に上昇するが( )分後には正常値に戻る。しかし、糖尿病患者はインスリンの分泌が少なく血糖値は低下しない。
120
17
340nmにおいてNAD(P)Hの吸光度は生成に伴い( )する。
増加
18
( )(ACP)は酸性環境下(至適pH4〜6)でリン酸ものエステルを加水分解する酵素。ほぼ全身存在するが( )に多く存在する。
酸性ホスファターゼ、前立腺
19
CKは( )に依存するので、男女差がある。
筋肉量
20
( )ChEは血清中にほとんど存在しないため、測定するのは主に( )ChEである。
True、Pseudo
21
( )ALP(ALP2):主要なアイソザイム。肝内・肝外胆汁うっ滞に起因する血中ALP活性の( )。
肝型、増加
22
LDの測定は生成または分解されるNADHの( )nmにおける吸光度の増減で測定する。
320
23
HbA1cの偽低値の原因として( )の( )(糖化赤血球が破壊される:出血、溶血性貧血、脾機能亢進)、( )(胎児性Hb)の増加(:サラセミア、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群)などがある。
赤血球寿命、HbF
24
酵素活性を測定する際は①( )にて測定する②( )を測定するの2点を守る必要がある。
最適条件下、初速度
25
グルコースの酵素を用いた測定の際にはグルコースオキシダーゼを使用するがこれはβ型グルコースとしか反応しないため( )によってα型のグルコースを転換する。
ムタロターゼ
26
リポタンパクの分画にはアガロースを支持体とした電気泳動法を用いる。リポタンパクは原点、β位、preβ位、α位に泳動され、それぞれ( )、( )、( )、( )に相当する。
CM、LDL、VLDL、HDL
27
ALTの活性測定は、( )と2オキソグルタル酸が基質、グルタミン酸と( )が生成物である。ピルビン酸が共役反応に利用され、共役酵素はLD、補酵素にはNADHを用いる。ALTの活性測定は消費されるNADHの( )nmにおける吸光度の( )を測定する。
アラニン、ピルビン酸、340、減少
28
血清タンパク質の中で、50%飽和硫酸アンモニウム溶液で沈殿するタンパク質を( )、沈殿しないものを( )という。
グロブリン、アルブミン
29
血中タンパクの中で急性炎症時に増減タンパクを( )という。 増加①α1分画:( )、( ) ②α2分画:( )、( )、( ) ③β〜γ分画:( )、補体( )・( )、( )などがある。 減少①アルブミン分画:( )、( ) ②β分画:( )
急性期タンパク、α1アンチトリプシン、α1酸性糖タンパク、ハプトグロビン、セルロプラスミン、α2マクログロブリン、C反応性タンパク、CD3、CD4、フィブリノーゲン、トランスサイレチン、アルブミン、トランスフェリン
30
LDLコレステロールを求めるために用いる計算式は『LDLーC=( )ー( )ー( )』である。しかしこれはTGが( )mg/dl未満の場合にのみ適用できる。TGが( )mg/dl以上だった場合はTCからHDLーCの値を引いた( )を用いる。( )はLDLコレステロールの基準よりも( )mg/dl高い値となっている。
TC、HLD–C、TG/5、400、400、nonーHLDーC、nonーHLDーC 、30
31
( )(AMY)はα1,4グリコシド結合を加水分解する酵素である。主に( )、( )より分泌され、分子量が比較的小さいため糸球体で濾過され尿中に排出される。
アミラーゼ、唾液腺、膵臓
32
( )(α1MG)は分子量約( )、( )で合成され、糸球体を通過し( )で再吸収される。 ( )(β2MG)は分子量約( )、ヒト白血球抗原クラスⅠ抗原のL鎖として、赤血球を除く全ての有核細胞表面に分布し、ほとんどは糸球体で濾過された後( )で再吸収される。
α1ミクログロブリン、3万、肝臓、尿細管、β2ミクログロブリン、1.2万、尿細管
33
血清中のTG測定時、分離後の血清を室温に放置しておくと( )の作用によってTGが加水分解を受け遊離グリセロールを生成する。したがってFG(遊離グリセロール)消去法によるTGは( )となる。
LPL、低値
34
血球中のLD活性は血清中の活性の( )倍であるため、溶血試料は用いない。
160
35
血清タンパクの測定方法として屈折率を測定する方法がある。これは血清の屈折率の約( )はタンパク質が占めるので屈折率はそうタンパク質に比例すると考えてよい。
5/6
36
脂質の測定は( )の影響を大きく受ける。特に( )の影響は大きい。
食事、CM
37
リポ蛋白を測定する方法は主に酵素法であり( )や( )を使う方法が普及している。
ホスホリパーゼC、ホスホリパーゼD
38
酵素活性測定の際に基質を澪次反応領域で使用するメリットは①( )がいい(吸光度の変化量が最も大きい)②( )を得られやすい(基質濃度が減少しても酵素反応速度が低下しない)③( )がいいの3点である。
測定感度、安定値、反応直線性
39
臨床検査で重要なトランスアミナーゼは、( )(AST)、( )(ALT)で、これらはアミノ酸のアミノ基をケト酸のケト基に転移させる。
アスパラギン酸トランスフェラーゼ、アラニンアミノトランスフェラーぜ
40
CKアイソザイム(CK–MB)の分析法としては電気泳動法、( )、免疫学的測定法があり、このうち免疫阻害法は( )の早期診断法として有用。
免疫阻害法、心筋梗塞
41
γGTは( )、( )で高値となる。
閉塞性肝疾患、アルコール性肝障害
42
血漿タンパク濃度が5g/dl以下になると浸透圧低下によって( )を生じる。
浮腫
43
A/G比は( )/( )によって求められ、免疫不全症で増加する以外ほとんどの疾患で低下する。
アルブミン、総タンパクーアルブミン
44
ホスホリパーゼCを用いる酵素法は( )と( )に特異性が高い。この測定法は生成物である( )を( )により加水分解することで生じた無機リンを測定する方法である。前記の2つが測定の対象であるため総リン脂質の約( )%しか測定できない。また、一時反応で生じたジグリセリドをLPLにより加水分解して生じたグリセロールを酵素的に測定する方法もある。これは( )しか対象としないため総リン脂質の約( )%しか測定できない。
レシチン、スフィンゴミエリン、ホスホリルコリン、ALP、87、レシチン、68
45
Pseudo ChEは( )で合成されているためPseudo ChEの活性低下は( )を示す。また、活性上昇はネフローゼ症候群、脂肪肝、甲状腺機能亢進症を示す。
肝臓、肝実質細胞障害
46
血清アルブミンの正常範囲は( )〜( )g/dlであり、BCG(= )法で測定される。これは、アルブミンと特異的に結合するpH指示薬をアルブミン溶液に添加すると溶液のpH変化がないにも関わらず色調が変化する( )という現象を用いる。
3.8、5.3、ブロモクレゾールグリーン、タンパク誤差
47
リパーゼにはアイソザイムが存在する。 リパーゼ:膵臓で産生され、十二指腸に分泌される。 ( ):血管内に固定された酵素。リポタンパク質中のトリグリセリドに作用。 ( ):肝臓で作られ、リポタンパク質中のトリグリセリドに作用。 ( ):脂肪組織に存在し、脂肪細胞内のトリグリセリドに作用。
リポタンパクリパーゼ、肝性リパーゼ、ホルモン感受性リパーゼ
48
アルブミンは( )で合成され、( )g/日生合成される。分子量( )、等電点pH( )、半減期( )日。
肝臓、10、66000、4.9、20
49
( )(ChE)は大きく分けて2つのアイソザイムが存在する。( )(True ChE)は神経組織、赤血球、筋肉に分布。( )(Pseudo ChE)は( )、肝臓などに分布する。Pseudo ChEは常に血中に存在しているため( )ではない。
コリンエステラーゼ、真性コリンエステラーゼ、偽性コリンエステラーゼ、血清、逸脱酵素
50
血球中にはACPが( )倍多いため、溶血により正誤差となる。
67
51
( )(1,5AG)は高血糖の際に尿細管での再吸収においてグルコースと競合するため再吸収量が( )する。したがって血糖のコントロール状態が悪いと血中濃度が( )する。過去( )の血糖コントロール状態を反映する。
1,5アンヒドログルシトール、低下、低下、3日
52
酵素活性の測定の際に利用する時間の区切り方は①( )②( )③( )の3つである。
コンティニュアスモニタリングシステム、2ポイントアッセイ法、1ポイントアッセイ法
53
アポタンパク( )、( )はHDLの骨格を形成している。また、( )はコレステロールのエステル化を行う酵素( )の活性化因子である。
AⅠ、AⅡ、AⅠ、LCAT
54
原因となる疾患が別に存在する場合に発症する糖尿病を( )という。例としては( )(インスリン分泌低下)、( )(グリコーゲン合成能低下)、( )(グルカゴン分泌腫瘍)、( )(成長ホルモン分泌腫瘍)、( )(カテコールアミンの分泌亢進症)、( )(甲状腺ホルモン分泌亢進)、( )(グルココルチコイドの分泌亢進)などがある。
二次性糖尿病、膵疾患、肝疾患、グルカゴノーマ、先端巨大症、褐色細胞腫、甲状腺機能亢進症、Cushing症候群
55
( )(ALP)はアルカリ性環境下(至適pH8〜10)でリン酸モノエステルを加水分解する酵素。活性中心に( )を有する。この酵素の反応には( )は必要である。また、ALPは( )であり、( )、( )、( )、( )、( )などに多い。
アルカリホスファターゼ、Zn2+、Mg2+、膜結合酵素、腸管、近位尿細管、胆管、骨芽細胞、胎盤
56
各種コレステロールの動脈硬化症の診断基準は LDLコレステロール:( )mg/dl以上 、 HDLコレステロール:( )mg/dl未満 TG:( )mg/dl以上 、 non HDL–C:( )mg/dl以上
140、40、150、170
57
AMYの活性中心には( )が存在しサブユニットの構成に関与している。また、( )は活性中心にH+を供給する活性化剤であるため測定の際に両者が必要。
Ca2+、Cl–
58
CKの測定法は( )を基質とし、CKにより生じるATPをHKとG6PDの共役下で生じるNADPHの( )nmにおける吸光度の( )を測定する。また、この測定法では溶血によって生じたミオキナーゼ(AK)によって( )の正誤差を防ぐためAK阻害剤としてAMP、P1,P5ジアデノシン5’ペンタリン酸、EDTAが添加されている。
クレアチンリン酸、340、増加、ATP
59
リポ(a)[Lp(a)]はアポタンパクB100にアポタンパク(a)がジスルフィト結合したもの。動脈壁への沈着に直接関与することから( )の独立した危険因子として考えられている。
冠動脈疾患
60
( )はトリグリセリドを分解する酵素。
リパーゼ
61
高アミラーゼ活性が見られるときはアミラーゼに自己抗体が結合し、排泄が障害されるために血中の活性が高くなる( )が多い。
マクロアミラーゼ血症
62
リン脂質は大き分けてグリセロリン脂質とスフィンゴリン脂質にわけられる、グリセロリン脂質はホスファチジルコリン( )(65〜70%)、ホスファチジルエタノールアミン( )(4〜5%)、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルセリン、リゾホスファチジルコリン(リゾレシチン)(6〜8%)である。スフィンゴリン脂質は( )(18〜20%)である。
レシチン、セファリン、スフィンゴミエリン
63
( )(GA)はアルブミンのグルコース結合型。過去( )の血糖コントロール状態を反映する。
グリコアルブミン、2週間
64
糖代謝の直接的な場としては( )、( )、( )が挙げられる。
脳、筋、肝臓
65
血漿総タンパクの基準範囲は( )〜( )g/dl、( )以上の状態を高タンパク血症、( )以下の状態を低タンパク血症という。
6.7、8.3、8.5、6.0
66
血中の脂肪酸のほとんどは( )化されておりTG、リン脂質、ECとして存在している。一方、エステル化していない脂肪酸を( )といい、これは量的に極めて少なく末梢組織の重要なエネルギー源となっている。
エステル、遊離脂肪酸
67
LDにはLD1( 型)、LD2( 型)、LD3( 型)、LD4( 型)、LD5( 型)が存在する。(アイソザイムのサブユニットを答える)
H4、H3M1、H2M2、H1M3、M4
68
( )ALP(ALP3):主要なアイソザイム。( )に多く存在。骨の石灰化に関与。
骨型、骨芽細胞膜
69
( )ALP(ALP5):小腸粘膜細胞膜に存在。( )と関係がある。
小腸型、脂肪吸収
70
タンパク質分画(泳動パターンの特徴) ネフローゼ症候群:アルブミンの低下および分子量の大きいタンパク質を含む( )分画の増加 肝硬変:( )ブリッジングが見られる。 Mタンパク血症:幅の狭いシャープなMタンパク帯が( )から( )分画にかけて出現 急性炎症生疾患:( )を主に含む( )と( )分画の増加 慢性炎症生疾患:急性型に( )グロブリン分画の増加が追加
α2、β–γ、α、γ、急性期タンパク、α1、α2、γ
71
γGTは( )に最も多く存在する。
腎臓
72
血清中のタンパクは電気泳動法によって大きく( )分画(血漿の場合はフィブリノゲンを含む6分画)に分けられる。健常者血漿では、( )極側からアルブミン分画と5つの( )、( )、( )、( )、( )分画に分けられる。
5、陽、α1、α2、β、φ、γグロブリン
73
遊離脂肪酸はHSLによって分解されTGから生じる。HSLに作用するホルモンは血糖調節にも関与することから、遊離脂肪酸と血糖には( )の関係がある。HSLを活性化するホルモンは( )(エピネフリン)、( )(ノルエピネフリン)、( )(ACTH)、( )、( )(GH)、( )(TSH)、( )、( )(FSH)などがある。
逆相関、アドレナリン、ノルアドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン、グルカゴン、ヒト成長ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、グルココルチコイド、卵胞刺激ホルモン
74
血中に存在するリパーゼは膵臓で作られた外分泌リパーゼが遊出してきたモノである。( )、( )の他各種膵疾患で高値となり膵臓特異性が高い。
急性膵炎、慢性膵炎
75
ALPのアイソザイムの中でALP4以外は( )が高い。
熱失活性
76
True ChEは( )のみを基質とするため、基質特異性が高い。
アセチルコリン
77
CKのサブユニットは骨格筋由来の( )型と、脳由来の( )型の2種類がある。CKはこれらが二量体を形成するため( )(骨格筋、CKⅢ型)、( )(心筋、子宮由来、CKⅡ型)、( )(脳由来、CKⅠ型)の3種類が存在する。また、血清中には( )型が多い。
M、B、MM、MB、BB、MM
78
γGTの基準値は性差があり( )で高値。
男性
79
多くのタンパク質の平均窒素含有量は約( )%である。血清タンパク由来の窒素量を測定して得られた値に( )を乗じてタンパク質量を求める( )がある。
16、6.25、ケンダール法
80
糖化反応(タンパク質とグルコースの非酵素的結合)はグルコースのアルデヒド基とタンパク質のアミノ基が非酵素的に( )を形成し、その塩基がさらに( )によってより安定な( )構造を取る反応である。
シッフ塩基、アマドリ転移、ケトアミン
81
γGTは( )中には存在しない。
赤血球
82
ビウレット法は( )性下で2価の( )イオンと反応することで紫紅色のキレート化合物を生成しこれを( )nmで測定する。( )結合に対するビウレット反応を利用しているためタンパク質による呈色の差が少ない。この反応は( )以上のポリペプチドでないと起こらない。
アルカリ、銅、540、ペプチド、トリペプチド
83
TGの測定法は主にTGをアルコール性( )で加水分解し生成されたグリセロールをGKーPKーLD法で測定する。最後の反応の補酵素はNADHであるため、NADHの( )nmにおける吸光度の( )を測定する。また、この反応では内因性の( )を除去しておかなければ正の誤差となる。
KOH、340、減少、遊離グリセロール
84
血清タンパクはコロイド溶液としての性質があり、( )は安定化因子、( )は不安定化因子として働き血清は安定した状態となる。
アルブミン、グロブリン
85
空欄に当てはまる語句を書きなさい(上から順に)
CM、LDL、LDL・VLDL、IDL、VLDL、CM・VLDL
86
ALPは電気泳動によって約( )種類のアイソザイムに分画できる。その中でも( )、( )、( )、( )のものが重要。
7、肝臓、骨芽細胞、胎盤、小腸
87
HbA1cの測定は主に( )が用いられる。これは陽イオン交換カラムを用いた高速液体クロマトグラフィーである。
HPLC法
88
血清中ではECが約( )%、FCが約( )%で存在している。
70、30
89
遊離脂肪酸は食後に( )し、空腹時に( )する。
減少、増加
90
血漿タンパクのほとんどは( )で合成される。
肝臓
91
ケト原生アミノ酸(脂肪酸やケトン体に転換されるアミノ酸)は( )、( )のみである。
ロイシン、リジン
92
AMYのアイソザイムは( )由来のsAMYと( )由来のpAMYの二種であり、( )型は糖鎖を含まないが、( )型は糖鎖を含むAタイプと含まないBタイプがある。
唾液腺、膵臓、p、s
93
Folin-Lowry法は( )アミノ酸の還元作用を利用している。リンタングステン酸とリンモリブデン酸が還元されて青色になる。これを( )nmで測定する。
芳香族、700
94
ACPの測定の際にはL酒石酸を添加する。これは( )由来ACPの特異的阻害剤である。L酒石酸の添加、無添加の差から前立腺由来のACPを測定する。
前立腺
95
乳酸デヒドロゲナーゼは( )に含まれる酵素である。
解糖系
96
AST、ALTともにほとんどの臓器に存在するが、ASTは( )と( )に多いが、ALTは( )には少ない。
肝臓、心臓、心臓
97
HbA1cの偽高値の原因として( )の( )(鉄欠乏性貧血)、化学修飾されたHbのピークが重なるなどがある。
赤血球寿命
98
ペルオキシダーゼは過酸化水素と反応しその際に生成する赤色色素を( )nmで測定する。また、この反応の際に検体中に( )が混入していると還元作用によって負の誤差が生じる。
505、アスコルビン酸
99
HK・G6PD法はグルコース測定のJSCC勧告法である。( )(HK)はグルコース以外の六炭糖も基質となるが、二次反応の( )(G6PD)はグルコース6リン酸のみに反応するのでグルコース測定に対する高い特異性を有する。また、HKは補因子に( )を必要とする。この反応は二次反応の補酵素であるNADPHの( )nmにおける吸光度の増加を測定する。
ヘキソキナーゼ、グルコース6リン酸デヒドロゲナーゼ、Mg2+、340
100
アポタンパク( )はCMとVLDLに存在し、( )の活性化因子である。( )が欠損すると、LPLによる脂肪酸の分解が行われなくなるためCM、VLDLのLPLの代謝が停滞する。
CⅡ、LPL