問題一覧
1
チーム医療を実践する際に重要なのはどれか。
情報の共有
2
乳房温存療法で行う術後照射法はどれか。
接線照射
3
患者のPS〈全身状態〉で最も良好なのはどれか。
0
4
リニアックで正しいのはどれか。 2つ選べ。
電子の加速ができる。, 偏向マグネット部は電子線のエネルギーを均一化する。
5
重粒子線や陽子線治療で用いる加速器について誤っているのはどれか。
シンクロトロンの偏向電磁石の磁場は一定である。
6
組織内照射で永久挿入線源として用いられるのはどれか。 2つ選べ。
¹²⁵I, ¹⁹⁸Au
7
ウェッジフィルタを使用した直交二門照射で病巣に2Gyを照射するとき、1門当たりのモニタ単位[MU]はどれか。 ただし、線量の重み付け1:1、TMR=0.92、ウェッジ係数=0.70、出力係数=0.95、モニタ校正値=1.02cGy/MU とする。
160
8
高エネルギー電子線の水吸収線量計測の基準条件で誤っているのはどれか。
R₅₀<4gcm⁻²の場合、ファーマ形電離箱を用いる。
9
高エネルギーX線治療で誤っているのはどれか。
食道癌での回転照射は肺の障害を減少させる。
10
全身照射〈TBI〉で誤っているのはどれか。
総線量は50Gyが選択される。
11
炭素線や陽子線の拡大ブラックピーク〈SOBP〉で誤っているのはどれか。
炭素線のSOBPでは物理線量は深部でより大きくなる。
12
人体に放射線を照射することを正当化できる職種はどれか。 2つ選べ。
医師, 歯科医師
13
シンクロトロンを用いた粒子線治療装置と関係ないのはどれか。
D電極
14
高エネルギー光子線の標準測定法で誤っているのはどれか。
電離箱にはビルドアップキャップを装着して測定する。
15
電子線の線量分布について誤っているのはどれか。
エネルギーの増加とともに表面線量が低下する。
16
リニアックで誤っているのはどれか。
大電力高周波の発生にはクライストロンよりマグネトロンが適している。
17
RALSで用いられる線源はどれか。 2つ選べ。
⁶⁰Co, ¹⁹²Ir
18
対向2門照射で前方(A)と後方(P)から、線量比A:P=2:1で3Gyを照射する場合、AとPのモニタ単位数〈MU〉で正しい組み合わせはどれか。 ただし、照射法SAD法、線量評価点までの深さ8cm、照射野サイズ10cm×10cm、TMR(8,10×10)=0.500、モニタ線量計1cG/MUに校正する。
A:400 P:200
19
子宮頸癌腔内照射で正しいのはどれか。
マンチェスター法が用いられる。
20
陽子線治療で誤っているのはどれか。
陽子線の生物学的効果はX線の約3倍である。
21
吸収線量の単位はどれか。
Gy
22
放射線治療が適応とならないのはどれか。
妊婦
23
リニアックで正しいのはどれか。
進行波型は定在波型に比べ加速管を短くできる。
24
物理的半減期が最も短いのはどれか。
¹⁹⁸Au
25
放射線治療の品質管理で正しいのはどれか。 2つ選べ。
X線照射野は月1回点検する。, リファレンス線量計は年に1回校正を受ける。
26
PDD、TAR、TPRの定義で正しいのはどれか。 2つ選べ。
TPR(d,A)=D(d,A) / D(dr,A), PDD(d,A₀)=100・D(d,A₀) / D(dr,A₀)
27
リスク臓器の線量低減の方法で誤っているのはどれか。
楔状フィルタ
28
密封小線源治療で正しいのはどれか。
子宮頸癌ではアプリケータとしてタンデムとオボイドを用いる。
29
定位放射線治療[SRT〈Stereotactic Radio Therapy〉]で誤っているのはどれか。
体幹部腫瘍では照射中心位置精度の許容範囲は10mm以下である。
30
強度変調放射線治療〈IMRT〉における投与線量の不確かさの要因のうち、放射線治療計画装置と関係ないのはどれか。
低MU時のビーム特性
31
人権保護の原則を提唱していないのはどれか。
ヒポクラテスの誓い
32
病院内で発生した事故を発見した場合に最初に行うべきなのはどれか。 2つ選べ。
応援要請, 救命救急処置
33
一様な磁束密度Bを持つサイクロトロンの回転半径はどれか。 ただし、mは加速粒子の質量、vは速さ、qは電荷である。
mv /qB
34
〇放射線治療計画の各種体積の二次元的模式図を示す。 (ア)、(イ)、(ウ) に当てはまる体積で正しい組み合わせはどれか。
(ア) 臨床標的体積 (イ) 体内標的体積 (ウ) 計画標的体積
35
外部放射線治療における校正深の水吸収線量測定で必要ないのはどれか。
軸外線量比
36
線量体積ヒストグラムで正しいのはどれか。 2つ選べ。
表示方法には微分型と積分型がある。, 複数の治療計画の比較に用いられる。
37
子宮頸癌の密封小線源を用いた腔内照射で正しいのはどれか。
外部照射と併用する場合は中央遮へいを行う。
38
職種と業務内容の組み合わせで正しいのはどれか。
言語聴覚士 ――― コミュニケーション障害の改善
39
永久刺入用密封小線源はどれか。 2つ選べ。
¹²⁵I, ¹⁹⁸Au
40
標準計測法12に基づく光子線の校正点吸収線量測定で正しいのはどれか。 2つ選べ。
ファーマ形電離箱が用いられる。, 線質はTPR(20,10) / TPR(10,10)で決定される。
41
標準計測法12に基づく電子線の水吸収線量計測の基準条件で正しいのはどれか。 ただし、R₅₀は線量半価深である。
校正深は(0.6R₅₀ー0.1)g・cm⁻²である。
42
SAD法一門照射、照射野10cm×10cmで、100MUを照射したときの基準点吸収線量は102cGyであった。 200MUを照射した場合のビーム軸上の深さd、照射野Aでの吸収線量[cGy]に最も近いのはどれか。 ただし、TPR(d,A)=0.80、OPF(A)=0.98とする。
160
43
重粒子線(陽子線を含む)の照射法で正しいのはどれか。 2つ選べ。
散乱体法では患者ボーラスを用いる。, スキャニング法では強度変調が可能である。
44
放射線治療において線量分布を改善する目的で用いるのはどれか。
ウェッジフィルタ
45
原発性腫瘍として扁平上皮癌が多いのはどれか。
喉頭
46
臓器全体が通常分割法で照射される場合、耐容線量が最も低いのはどれか。
水晶体
47
発症後速やかに放射線治療を行う必要があるのはどれか。
転移による脊髄横断症状
48
ホルモン療法と外照射が同時併用される疾患はどれか。
前立腺癌
49
多分割照射と化学療法との同時併用が根治的治療として用いられるのはどれか。
小細胞肺癌
50
〇ある疾患に対する小線源治療1ヶ月後の腹部単純X線写真を示す。 疾患名はどれか。
前立腺癌
51
〇放射線治療用の器具を示す。 この器具を用いて治療する疾患はどれか。
子宮頚癌
52
放射線治療に伴う有害事象を考慮する場合の並列臓器はどれか。
肝臓
53
根治的放射線治療の対象はどれか。
中咽頭癌Ⅰ期
54
電子線治療の適応ではないのはどれか。
子宮体癌
55
放射線感受性が最も高いのはどれか。
松果体胚種
56
晩期反応はどれか。
脊髄症
57
国際対がん連合〈UICC〉によるTNM分類で正しいのはどれか。
pTNMは術後病理組織学的分類である。
58
臓器全体が照射される場合、耐容線量が最も低いのはどれか。
肺
59
前治療期間が最も短いのはどれか。
脳転移の定位手術的照射
60
放射線治療による正常組織の遅発性有害反応で誤っているのはどれか。
発生しても変化は可逆的である。
61
放射線障害防止法において、放射線業務従事者が初めて管理区域に立ち入る前に行う健康診断で必要項目はどれか。 2つ選べ。
赤血球数, 白血球百分率
62
早期声門癌に用いる照射法はどれか。
左右非対向二門照射
63
根治的放射線治療に用いる線量が最も高いのはどれか。
前立腺癌
64
抗悪性腫瘍薬との同時併用で放射線治療が行われるのはどれか。 2つ選べ。
膠芽腫, 肺癌
65
前立腺癌の根治的外部照射で最も可能性の高い晩期障害はどれか。
直腸出血
66
放射線治療の適応となるのはどれか。 2つ選べ。
甲状腺眼症, 真性ケロイド
67
放射線治療に伴う晩期障害で直列臓器はどれか。
脊髄
68
病名と照射法の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
舌癌 ――― 組織内照射, 白血病 ――― 全身照射
69
定位放射線照射の適応となるのはどれか。
転移性肺腫瘍
70
緊急照射の適応となるのはどれか。
骨転移による脊髄横断症状
71
前立腺癌の予後と最も関係が深いのはどれか。
Gleason〈グリソン〉スコア
72
放射線治療の適応となるのはどれか。 2つ選べ。
真性ケロイド, 脳動静脈奇形
73
放射線治療後の変化として最も早期に出現するのはどれか。
脱毛
74
がんの放射線治療で予後と関連性が最も低いのはどれか。
皮膚反応の程度
75
放射線治療が適応となるのはどれか。
甲状腺眼症
76
局所進行上顎洞癌の放射線治療におけるリスク臓器はどれか。 2つ選べ。
耳下腺, 視交叉
77
根治的放射線治療で最も高い線量を照射するのはどれか。
前立腺癌
78
⁸⁹Srの内用療法の目的で正しいのはどれか。
疼痛緩和
79
乳房温存術後の全乳房照射によって生じる有害事象はどれか。 2つ選べ。
肺炎, 肋骨骨折
80
放射線治療における対症照射で正しいのはどれか。
腫瘍による脊髄圧迫症状は緊急照射の適応となる。
81
放射線治療で4門以上の照射が望ましいのはどれか。
前立腺癌での根治的照射
82
胸水を伴った肺癌患者。 身の回りのことはある程度できるが、しばしば介助を要し、日中の50%以上は就床している。 世界保健機構〈WHO〉によるPerformance Status〈PS〉のグレードはどれか。
グレード3
83
粒子線治療用シンクロトロンについて正しいのはどれか。
加速に用いる高周波電圧の周波数は、粒子の速度に合わせて増加させる。
84
放射線治療の吸収線量評価の正しさを保証するために不要なのはどれか。
電離箱線量計の擾乱補正計数の実測
85
通常分割(2Gy/回、5回/週)で眼窩に30Gy照射する際に、視力低下を避けるために注意するのはどれか。
水晶体
86
術前照射の適応となるのはどれか。
直腸癌
87
転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのはどれか。
肺癌
88
接線照射が行われるのはどれか。
乳癌
89
標準計測法12に基づく光子線の電離箱線量計を用いた基準条件における水吸収線量評価について正しいのはどれか。 ただし、温度・気圧は標準条件とする。
温度を高く読み間違えると、過大評価となる。
90
対向2門照射法で標的に200cGy照射した場合のMU値に最も近いのはどれか。 ただし、ビームウェイトは均等とし、組織最大線量比0.872、出力係数1.107、モニタ校正値1.01cGy・MU⁻¹とする。
112
91
強度変調放射線治療〈IMRT〉で誤っているのはどれか。
フォワードプランにより計画を立案する。
92
治療計画用CT装置で不要なのはどれか。
ガントリのチルト機構
93
小線源治療の対象となるのはどれか。 2つ選べ。
子宮頸癌, 前立腺癌
94
放射線治療において電子線を用いた1門照射を行うのはどれか。
真性ケロイド
95
〇上咽頭癌の放射線治療計画における計画標的体積〈PTV〉(実線)と耳下腺(点線)の線量体積ヒストグラムを図に示す。 PTVのD₉₅%[Gy]と耳下腺のV₂₄Gyの組合せで正しいのはどれか。
PTV:67 耳下腺:10%
96
放射線治療において早期有害事象の発生頻度と照射体積の関係が最も強い臓器はどれか。
肺
97
リニアックによる電子線照射について正しいのはどれか。 2つ選べ。
患者体表面近くで照射野を整形する。, モニタ線量計は複数のセグメントに分割されている。
98
〇放射線治療に用いる器具を示す。 この器具を用いて根治的放射線治療を行うのはどれか。
上咽頭癌
99
X線を用いた全身照射の目的はどれか。
免疫抑制
100
前立腺癌の根治的局所外部照射で生じうる晩期障害はどれか。
直腸出血