問題一覧
1
泰山北斗
だれもが知る存在であることから、その道の大家第一人者の意
2
暖衣飽食
暖かい衣服を着て、十分に食事ができる意。何不自由なく恵まれた生活のこと。
3
疾風迅雷
行動が非常に素早く激しいこと。事態が急変すること。
4
百八煩悩
人間の持つ迷いのもととなる欲望。
5
気宇壮大
心構えや度量が非常に大きいさま。
6
二律背反
食い違う二つの原理または命題が、同等の根拠をもって主張されること。
7
危急存亡
危機が迫っており、生き残るか死ぬか瀬戸際のような状態。
8
安寧秩序
社会や国家の状態が平穏であること
9
巧遅拙速
上手で遅いより、下手でも速い方が良いということ。
10
円転滑脱(えんてんかつだつ)
人との間が角立たず物事がすらすらと運ぶさま
11
大慈大悲
全ての生き物の苦しみを取り除き、楽を与える仏の大きな慈悲のこと
12
深山幽谷
人里離れた、ひっそりとした山や谷。人が足を踏み入れていない奥深く静かな自然のこと。
13
天衣無縫
詩文などに細工のあとがなく、自然でありながら巧みなこと。人柄などが無邪気で飾り気がないこと。
14
冷汗三斗
恥ずかしさや恐ろしさでひどく汗をかくこと
15
英俊豪傑
人並みはずれて優れた人物
16
生生流転(せいせいるてん)
世の中のすべての物は絶えず生まれては変化し、移り変わっていくこと。
17
月下氷人(げっかひょうじん)
仲人のこと
18
盛者必衰
勢いの盛んな者も、いつかは滅びるということ。この世は無常であることをいう。
19
春宵一刻
春の夜のひとときには、非常に大きな価値があるということ。
20
謹厳実直
慎み深く、誠実なこと。まじめな人間のことをいう
21
閑話休題(かんわきゅうだい)
「それはさておき」と文章を本筋に戻す言葉
22
主客転倒
主人と客の立場が入れ替わったように、物事の秩序や立場、軽重などが逆転すること。
23
多岐亡羊(たきぼうよう)
枝道が多くて逃げた羊を見失うように、どれを選択すべきか迷うこと
24
酔生夢死(すいせいむし)
何をすることもなく、むなしく一生を過ごすこと。
25
大願成就
神仏の加護により、大きな望みが叶えられること。
26
気炎万丈(きえんばんじょう)
燃え上がるように意気盛んであること
27
精進潔斎
行いを慎んで心身を清めること
28
会者定離(えしゃじょうり)
この世で会った者は必ず離れる運命にあるということ
29
酒池肉林(しゅちにくりん)
酒や食べ物があふれ、豪遊すること。
30
白砂青松(はくしゃせいしょう)
白い砂と青々とした松。海岸の美しい景色のこと。
31
粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
こつこつと地道に努力や苦労を重ねること。
32
雲泥万里
非常に大きな差異のこと。
33
孤城落日
勢いが衰え、助けもなく心細いさま。
34
当意即妙(とういそくみょう)
その場の状況に合わせて機転をきかせること。
35
小心翼翼
気が小さく、いつもびくびくしているさま
36
眉目秀麗(びもくしゅうれい)
顔かたちがととのっていて美しいこと。
37
時期尚早
事を行うには、まだ早すぎること。
38
四分五裂
バラバラになってしまうこと。秩序なく乱れて分かれること。
39
竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
はじめは勢いが盛んだが、終わりは振るわないこと
40
誇大妄想
自分の境遇や能力を過大評価して、自分が他人より優れていると思うこと。想像したことを事実であるかのように思い込んだりすること。
41
懇切丁寧
非常に親切で細やかなところまで行き届いていること
42
軽挙妄動(けいきょもうどう)
ことの良し悪しを考えずに軽々しく行動すること
43
眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)
見晴らしが非常に良いこと。
44
遠慮会釈
他人のことを思いやり、慎ましく控えめにすること
45
巧言令色(こうげんれいしょく)
口先だけで言葉を飾り、媚びへつらうこと。
46
万緑一紅
ありふれたものなかに一つだけ優れたものがあること。多くの男性の中に一人の女性。
47
怒髪衝天(どはつしょうてん)
意気込みが逆立つほど、激しく怒るさま
48
高論卓説(こうろんたくせつ)
非常に優れた意見や議論。
49
厚顔無恥
ずうずうしく恥知らずなこと。
50
初志貫徹
はじめに思い立った志を最後まで諦めずに貫き通すこと
51
枝葉末節
本質から外れた些細な部分
52
一騎当千
一騎で千人の敵に対抗できること。人並外れた能力。
53
東方西走
あちらこちらに忙しく駆け回ること
54
教唆煽動(きょうさせんどう)
おしえそそのかして人の心をあおり、行動させること。
55
破邪顕正(はじゃけんしょう)
不正を打ち破り、正義を明らかにすること。
56
泰然自若
落ち着いて動じないこと
57
意気衝天
意気込みが非常に盛んになこと
58
迅速果断
物事をすばやく決断し、思い切って実行すること
59
昼夜兼行
昼も夜も休まず道を進む意から昼夜の区別なく作業すること。
60
孤立無援
ひとりぼっちで誰の助けもないこと
61
忙中有閑(ぼうちゅうゆうかん)
忙しい中にも、多少のひまな時間はあるものだということ。
62
汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
蔵書が非常に多いこと。
63
奮励努力(ふんれいどりょく)
気力を奮い起こし、一心につとめること。
64
孤軍奮闘
助けがない困難な状態で、ひとりで懸命に戦うこと。支援のないなかで、ひとりで努力すること。
65
妙計奇策
これまでだれも思いつかなかった優れたはかりごと。
66
文人墨客(ぶんじんぼっかく)
詩文や書画など風流なものに携わる人。
67
秋霜連日
刑罰や権威、意志などが非常に厳しいこと
68
快刀乱麻
もつれた物事をあざやかに処理すること
69
詩歌管弦(しかかんげん)
文学(漢詩や和歌)と、音楽(管楽器と弦楽器)
70
比翼連理(ひよくれんり)
男女の情愛が深く、むつまじいことのたとえ。
71
片言隻語(へんげんじつご)
わずかな言葉、ちょっとした短い言葉の意
72
有為転変
この世のすべてのものは常に変わるものであり、しばらくの間も同じ状態にとどまることがないこと。
73
温厚篤実
人柄が穏やかでやさしく、誠実で親切なこと
74
隠忍自重(いんにんじちょう)
苦しみに耐え、軽々しい行動をしないこと
75
傍若無人
人前にもかかわらず、近くに人がいなくかのように勝手気ままに振る舞うこと。
76
天涯孤独
身寄りが一人もいないこと。故郷を遠く離れ、一人で暮らすこと。
77
金科玉条
自らのよりどころとなる守るべき大切な法律や決まり。
78
心頭滅却
心の中の雑念を消し去ること
79
質実剛健
飾り気がなくまじめで、心身が強く健康であること
80
唯唯諾々
物事の内容にかかわらず、はいはいと従う様子。人の言いなりになっておもねること。
81
和衷協同
心の底からなごむこと。また、心を同じくすること。
82
禍福得喪(かふくとくそう)
不幸や幸せ、成功や失敗があること。
83
合従連衡
その時々の利害に応じて協力したり、離反したりすること
84
綱紀粛正
政治家や役人の態度を正すこと
85
内疎外親
内心では嫌っていながら、それを隠して表面上では親しく接すること
86
放歌高吟(ほうかこうぎん)
あたりかまわず大きな声で歌うこと。
87
普遍妥当
どのような条件でも同様に当てはまること
88
前代未聞
これまでに聞いたことないもないような、珍しく大変な出来事
89
雲水行脚
僧(雲水)が各地を巡って修行(行脚)すること。
90
玩物喪志
無用なものに心を奪われて、本来の志を見失ってしまうこと。
91
神羅万象
宇宙に存在する、すべてのものや事象
92
鯨飲馬食
鯨が水を飲み馬が草を食べるように、大量の酒や食べ物を飲み食いする意
93
博覧強記
物事を広くよく知っていて、よく覚えていること
94
清廉潔白
心が清らかで、やましいところがないこと
95
志操堅固(しそうけんご)
意志が固く、何があっても志を変えないさま。
96
抜山蓋世(ばつざんがいせい)
気力が充実していて勢いが非常に強いこと。山を引き抜き、世界を覆ってしまうほどの力をいう。
97
外柔内剛(がいじゅうないごう)
外見は穏やかそうだが、内には強い意志をもっていること。
98
換骨奪胎(かんこつだったい)
古い作品に工夫を加えて独自の作品とすること。
99
勧善懲悪
善行を進め、悪事を懲らしめること。