小倉百人一首 100

小倉百人一首 100
100問 • 5年前
  • つぼりゅう
  • 通報

    問題一覧

  • 1

    むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに

    きりたちのぼる あきのゆうぐれ

  • 2

    すみのえの きしによるなみ よるさえや

    ゆめのかよいじ ひとめよくらむ

  • 3

    めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに

    くもかくれにし よはのつきかな

  • 4

    ふくからに あきのくさきの しおるれば

    むべやまかぜを あらしというらむ

  • 5

    さびしさに やどをたちいでて ながむれば

    いづこもおなじ あきのゆうぐれ

  • 6

    ほととぎす なきつるかたを ながむれば

    ただありあけの つきそのこれる

  • 7

    すぉはやみ いわにせかるる たきがわの

    われてもすえに あはむとそおもふ

  • 8

    うかりける ひとをはつせの やまおろし

    はけしかれとはいのらぬものを

  • 9

    うらみわび ほさぬそでだに あるものを

    こひにくちなむなこそをしけれ

  • 10

    つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ

    わかみひとつのあきにはあらねと

  • 11

    つくばねの みねよりおつる みなのがわ

    こひそつもりてふちとなりぬる

  • 12

    しのぶれど いろにいでにけり わがこいは

    ものやおもふとひとのとふまて

  • 13

    しらつゆに かぜのふきしく あきののは

    つらぬきとめぬたまそちりける

  • 14

    ももしきや ふるきのきばの しのぶにも

    なほあまりあるむかしなりけり

  • 15

    もろともに あわれとおもえ やまざくら

    はなよりほかにしるひともなし

  • 16

    ゆうされば かどたのいなば おとずれて

    あしのまろやにあきかせそふく

  • 17

    ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ

    ゆくへもしらぬこひのみちかな

  • 18

    いにしえの ならのみやこの やえざくら

    けふここのへににほひぬるかな

  • 19

    いまこんと いいしばかりに ながつきの

    ありあけのつきをまちいてつるかな

  • 20

    いまはただ おもいたえなんと ばかりを

    ひとつてならていふよしもかな

  • 21

    ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて

    あはれことしのあきもいぬめり

  • 22

    ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ

    すゑのまつやまなみこさしとは

  • 23

    ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ

    からくれなゐにみつくくるとは

  • 24

    ひさかたの ひかりのどけき はるのひに

    しつこころなくはなのちるらむ

  • 25

    ひとはいさ こころもしらず ふるさとは

    はなそむかしのかににほひける

  • 26

    ひともおし ひともうらめし あじきなく

    よをおもふゆゑにものおもふみは

  • 27

    きみがため おしからざりし いのちさえ

    なかくもかなとおもひけるかな

  • 28

    きみがため はるののにいでて わかなつむ

    わかころもてにゆきはふりつつ

  • 29

    きりぎりす なくやしもよの さむしろに

    ころもかたしきひとりかもねむ

  • 30

    はなさそう あらしのにわの ゆきならで

    ふりゆくものはわかみなりけり

  • 31

    はなのいろは うつりにけりな いたずらに

    わかみよにふるなかめせしまに

  • 32

    はるすぎて なつきにけらし しろたえの

    ころもほすてふあまのかくやま

  • 33

    はるのよの ゆめばかりなる たまくらに

    かひなくたたむなこそをしけれ

  • 34

    やえむぐら しげれるやどの さびしきに

    ひとこそみえねあきはきにけり

  • 35

    やすらわで ねなましものを さよふけて

    かたふくまてのつきをみしかな

  • 36

    やまがわに かぜのかけたる しがらみは

    なかれもあへぬもみちなりけり

  • 37

    やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける

    ひとめもくさもかれぬとおもへは

  • 38

    よのなかはつねにもがもな なぎさこぐ

    あまのおふねのつなてかなしも

  • 39

    よのなかよみちこそなけれ おもいいる

    やまのおくにもしかそなくなる

  • 40

    よもすがら ものおもうころは あけやらで

    ねやのひまさへつれなかりけり

  • 41

    よをこめて とりのそらねは はかるとも

    よにあふさかのせきはゆるさし

  • 42

    かくとだに えやわいぶきの さしもぐさ

    さしもしらしなもゆるおもひを

  • 43

    かささぎの わたせるはしに おくしもの

    しろきをみれはよそふけにける

  • 44

    かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは

    みそきそなつのしるしなりける

  • 45

    かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ

    くたけてものをおもふころかな

  • 46

    みかきもり えじのたくひの よるはもえ

    ひるはきえつつものをこそおもへ

  • 47

    みかのはら わきてながるる いずみがわ

    いつみきとてかこひしかるらむ

  • 48

    みせばやな おじまのあまの そでだにも

    ぬれにそぬれしいろはかはらす

  • 49

    みちのくの しのぶもじずり たれゆえに

    みたれそめにしわれならなくに

  • 50

    みよしのの やまのあきかぜ さよふけて

    ふるさとさむくころもうつなり

  • 51

    たかさごの おのえのさくら さきにけり

    とやまのかすみたたすもあらなむ

  • 52

    たきのおとは たえてひさしくなりぬれど

    なこそなかれてなほきこえけれ

  • 53

    たごのうらに うちいでてみれば しろたえの

    ふしのたかねにゆきはふりつつ

  • 54

    たちわかれ いなばのやまの みねにおうる

    まつとしきかはいまかへりこむ

  • 55

    たまのおよ たえなばたえね ながらえば

    しのふることのよはりもそする

  • 56

    たれをかも しるひとにせん たかさごの

    まつもむかしのともならなくに

  • 57

    こいすちょう わがなはまだき たちにけり

    ひとしれすこそおもひそめしか

  • 58

    こころあてに おらばやおらん はつしもの

    おきまとはせるしらきくのはな

  • 59

    こころにも あらでうきよに ながらえば

    こひしかるへきよはのつきかな

  • 60

    こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに

    やくやもしほのみもこかれつつ

  • 61

    このたびは ぬさもとりあえず たむけやま

    もみちのにしきかみのまにまに

  • 62

    これやこの ゆくもかえるも わかれては

    しるもしらぬもあふさかのせき

  • 63

    おおえやま いくののみちの とおければ

    またふみもみすあまのはしたて

  • 64

    おおけなく うきよのたみに おおうかな

    わかたつそまにすみそめのそて

  • 65

    おおことの たえてしなくば なかなかに

    ひとをもみをもうらみさらまし

  • 66

    おくやまに もみじふみわけ なくしかの

    こゑきくときそあきはかなしき

  • 67

    おぐらやま みねのもみじば こころあらば

    いまひとたひのみゆきまたなむ

  • 68

    おとにきく たかしのはまの あだなみは

    かけしやそてのぬれもこそすれ

  • 69

    おもいわび さてもいのちは あるものを

    うきにたへぬはなみたなりけり

  • 70

    わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ

    よをうちやまとひとはいふなり

  • 71

    わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの

    ひとこそしらねかはくまもなし

  • 72

    わすらるる みをばおもわず ちかいてし

    ひとのいのちのをしくもあるかな

  • 73

    わすれじの ゆくすえまでは かたければ

    けふをかきりのいのちともかな

  • 74

    わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの

    くもゐにまかふおきつしらなみ

  • 75

    わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと

    ひとにはつけよあまのつりふね

  • 76

    わびぬれば いまはたおなじ なにわなる

    みをつくしてもあはむとそおもふ

  • 77

    ながからん こころもしらず くろかみの

    みたれてけさはものをこそおもへ

  • 78

    ながらえば またこのごろや しのばれん

    うしとみしよそいまはこひしき

  • 79

    なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは

    いかにひさしきものとかはしる

  • 80

    なげけとて つきやはものを おもわする

    かこちかほなるわかなみたかな

  • 81

    なつのよは まだよいながら あけぬるを

    くものいつこにつきやとるらむ

  • 82

    なにしおわば おおさかやまの さねかずら

    ひとにしられてくるよしもかな

  • 83

    なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ

    みをつくしてやこひわたるへき

  • 84

    なにわがた みじかきあしの ふしのまも

    あはてこのよをすくしてよとや

  • 85

    あいみての のちのこころにくらぶれば

    むかしはものをおもはさりけり

  • 86

    あきかぜに たなびくくもの たえまより

    もれいつるつきのかけのさやけさ

  • 87

    あきのたの かりおのいおの とまをあらみ

    わかころもてはつゆにぬれつつ

  • 88

    あけぬれば くるるものとは しりながら

    なほうらめしきあさほらけかな

  • 89

    あさじうの おののしのはら しのぶれど

    あまりてなとかひとのこひしき

  • 90

    あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに

    よしののさとにふれるしらゆき

  • 91

    あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに

    あらはれわたるせせのあしろき

  • 92

    あしびきの やまどりのおの しだりおの

    なかなかしよをひとりかもねむ

  • 93

    あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ

    をとめのすかたしはしととめむ

  • 94

    あまのはら ふりさけみれば かすがなる

    みかさのやまにいてしつきかも

  • 95

    あらざらん このよのほかの おもいでに

    いまひとたひのあふこともかな

  • 96

    あらしふく みむろのやまの もみじばは

    たつたのかはのにしきなりけり

  • 97

    ありあけの つれなくみえし わかれより

    あかつきはかりうきものはなし

  • 98

    ありまやま いなのささはら かぜふけば

    いてそよひとをわすれやはする

  • 99

    あわじしま かようちどりの なくこえに

    いくよねさめぬすまのせきもり

  • 100

    あわれとも いうべきひとは おもおえで

    みのいたつらになりぬへきかな

  • 難読漢字

    難読漢字

    つぼりゅう · 100問 · 2年前

    難読漢字

    難読漢字

    100問 • 2年前
    つぼりゅう

    英単語

    英単語

    つぼりゅう · 18問 · 1年前

    英単語

    英単語

    18問 • 1年前
    つぼりゅう

    問題一覧

  • 1

    むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに

    きりたちのぼる あきのゆうぐれ

  • 2

    すみのえの きしによるなみ よるさえや

    ゆめのかよいじ ひとめよくらむ

  • 3

    めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに

    くもかくれにし よはのつきかな

  • 4

    ふくからに あきのくさきの しおるれば

    むべやまかぜを あらしというらむ

  • 5

    さびしさに やどをたちいでて ながむれば

    いづこもおなじ あきのゆうぐれ

  • 6

    ほととぎす なきつるかたを ながむれば

    ただありあけの つきそのこれる

  • 7

    すぉはやみ いわにせかるる たきがわの

    われてもすえに あはむとそおもふ

  • 8

    うかりける ひとをはつせの やまおろし

    はけしかれとはいのらぬものを

  • 9

    うらみわび ほさぬそでだに あるものを

    こひにくちなむなこそをしけれ

  • 10

    つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ

    わかみひとつのあきにはあらねと

  • 11

    つくばねの みねよりおつる みなのがわ

    こひそつもりてふちとなりぬる

  • 12

    しのぶれど いろにいでにけり わがこいは

    ものやおもふとひとのとふまて

  • 13

    しらつゆに かぜのふきしく あきののは

    つらぬきとめぬたまそちりける

  • 14

    ももしきや ふるきのきばの しのぶにも

    なほあまりあるむかしなりけり

  • 15

    もろともに あわれとおもえ やまざくら

    はなよりほかにしるひともなし

  • 16

    ゆうされば かどたのいなば おとずれて

    あしのまろやにあきかせそふく

  • 17

    ゆらのとを わたるふなびと かじをたえ

    ゆくへもしらぬこひのみちかな

  • 18

    いにしえの ならのみやこの やえざくら

    けふここのへににほひぬるかな

  • 19

    いまこんと いいしばかりに ながつきの

    ありあけのつきをまちいてつるかな

  • 20

    いまはただ おもいたえなんと ばかりを

    ひとつてならていふよしもかな

  • 21

    ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて

    あはれことしのあきもいぬめり

  • 22

    ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ

    すゑのまつやまなみこさしとは

  • 23

    ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ

    からくれなゐにみつくくるとは

  • 24

    ひさかたの ひかりのどけき はるのひに

    しつこころなくはなのちるらむ

  • 25

    ひとはいさ こころもしらず ふるさとは

    はなそむかしのかににほひける

  • 26

    ひともおし ひともうらめし あじきなく

    よをおもふゆゑにものおもふみは

  • 27

    きみがため おしからざりし いのちさえ

    なかくもかなとおもひけるかな

  • 28

    きみがため はるののにいでて わかなつむ

    わかころもてにゆきはふりつつ

  • 29

    きりぎりす なくやしもよの さむしろに

    ころもかたしきひとりかもねむ

  • 30

    はなさそう あらしのにわの ゆきならで

    ふりゆくものはわかみなりけり

  • 31

    はなのいろは うつりにけりな いたずらに

    わかみよにふるなかめせしまに

  • 32

    はるすぎて なつきにけらし しろたえの

    ころもほすてふあまのかくやま

  • 33

    はるのよの ゆめばかりなる たまくらに

    かひなくたたむなこそをしけれ

  • 34

    やえむぐら しげれるやどの さびしきに

    ひとこそみえねあきはきにけり

  • 35

    やすらわで ねなましものを さよふけて

    かたふくまてのつきをみしかな

  • 36

    やまがわに かぜのかけたる しがらみは

    なかれもあへぬもみちなりけり

  • 37

    やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける

    ひとめもくさもかれぬとおもへは

  • 38

    よのなかはつねにもがもな なぎさこぐ

    あまのおふねのつなてかなしも

  • 39

    よのなかよみちこそなけれ おもいいる

    やまのおくにもしかそなくなる

  • 40

    よもすがら ものおもうころは あけやらで

    ねやのひまさへつれなかりけり

  • 41

    よをこめて とりのそらねは はかるとも

    よにあふさかのせきはゆるさし

  • 42

    かくとだに えやわいぶきの さしもぐさ

    さしもしらしなもゆるおもひを

  • 43

    かささぎの わたせるはしに おくしもの

    しろきをみれはよそふけにける

  • 44

    かぜそよぐ ならのおがわの ゆうぐれは

    みそきそなつのしるしなりける

  • 45

    かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ

    くたけてものをおもふころかな

  • 46

    みかきもり えじのたくひの よるはもえ

    ひるはきえつつものをこそおもへ

  • 47

    みかのはら わきてながるる いずみがわ

    いつみきとてかこひしかるらむ

  • 48

    みせばやな おじまのあまの そでだにも

    ぬれにそぬれしいろはかはらす

  • 49

    みちのくの しのぶもじずり たれゆえに

    みたれそめにしわれならなくに

  • 50

    みよしのの やまのあきかぜ さよふけて

    ふるさとさむくころもうつなり

  • 51

    たかさごの おのえのさくら さきにけり

    とやまのかすみたたすもあらなむ

  • 52

    たきのおとは たえてひさしくなりぬれど

    なこそなかれてなほきこえけれ

  • 53

    たごのうらに うちいでてみれば しろたえの

    ふしのたかねにゆきはふりつつ

  • 54

    たちわかれ いなばのやまの みねにおうる

    まつとしきかはいまかへりこむ

  • 55

    たまのおよ たえなばたえね ながらえば

    しのふることのよはりもそする

  • 56

    たれをかも しるひとにせん たかさごの

    まつもむかしのともならなくに

  • 57

    こいすちょう わがなはまだき たちにけり

    ひとしれすこそおもひそめしか

  • 58

    こころあてに おらばやおらん はつしもの

    おきまとはせるしらきくのはな

  • 59

    こころにも あらでうきよに ながらえば

    こひしかるへきよはのつきかな

  • 60

    こぬひとを まつほのうらの ゆうなぎに

    やくやもしほのみもこかれつつ

  • 61

    このたびは ぬさもとりあえず たむけやま

    もみちのにしきかみのまにまに

  • 62

    これやこの ゆくもかえるも わかれては

    しるもしらぬもあふさかのせき

  • 63

    おおえやま いくののみちの とおければ

    またふみもみすあまのはしたて

  • 64

    おおけなく うきよのたみに おおうかな

    わかたつそまにすみそめのそて

  • 65

    おおことの たえてしなくば なかなかに

    ひとをもみをもうらみさらまし

  • 66

    おくやまに もみじふみわけ なくしかの

    こゑきくときそあきはかなしき

  • 67

    おぐらやま みねのもみじば こころあらば

    いまひとたひのみゆきまたなむ

  • 68

    おとにきく たかしのはまの あだなみは

    かけしやそてのぬれもこそすれ

  • 69

    おもいわび さてもいのちは あるものを

    うきにたへぬはなみたなりけり

  • 70

    わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ

    よをうちやまとひとはいふなり

  • 71

    わがそでは しおひにみえぬ おきのいしの

    ひとこそしらねかはくまもなし

  • 72

    わすらるる みをばおもわず ちかいてし

    ひとのいのちのをしくもあるかな

  • 73

    わすれじの ゆくすえまでは かたければ

    けふをかきりのいのちともかな

  • 74

    わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの

    くもゐにまかふおきつしらなみ

  • 75

    わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと

    ひとにはつけよあまのつりふね

  • 76

    わびぬれば いまはたおなじ なにわなる

    みをつくしてもあはむとそおもふ

  • 77

    ながからん こころもしらず くろかみの

    みたれてけさはものをこそおもへ

  • 78

    ながらえば またこのごろや しのばれん

    うしとみしよそいまはこひしき

  • 79

    なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは

    いかにひさしきものとかはしる

  • 80

    なげけとて つきやはものを おもわする

    かこちかほなるわかなみたかな

  • 81

    なつのよは まだよいながら あけぬるを

    くものいつこにつきやとるらむ

  • 82

    なにしおわば おおさかやまの さねかずら

    ひとにしられてくるよしもかな

  • 83

    なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ

    みをつくしてやこひわたるへき

  • 84

    なにわがた みじかきあしの ふしのまも

    あはてこのよをすくしてよとや

  • 85

    あいみての のちのこころにくらぶれば

    むかしはものをおもはさりけり

  • 86

    あきかぜに たなびくくもの たえまより

    もれいつるつきのかけのさやけさ

  • 87

    あきのたの かりおのいおの とまをあらみ

    わかころもてはつゆにぬれつつ

  • 88

    あけぬれば くるるものとは しりながら

    なほうらめしきあさほらけかな

  • 89

    あさじうの おののしのはら しのぶれど

    あまりてなとかひとのこひしき

  • 90

    あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに

    よしののさとにふれるしらゆき

  • 91

    あさぼらけ うじのかわぎり たえだえに

    あらはれわたるせせのあしろき

  • 92

    あしびきの やまどりのおの しだりおの

    なかなかしよをひとりかもねむ

  • 93

    あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ

    をとめのすかたしはしととめむ

  • 94

    あまのはら ふりさけみれば かすがなる

    みかさのやまにいてしつきかも

  • 95

    あらざらん このよのほかの おもいでに

    いまひとたひのあふこともかな

  • 96

    あらしふく みむろのやまの もみじばは

    たつたのかはのにしきなりけり

  • 97

    ありあけの つれなくみえし わかれより

    あかつきはかりうきものはなし

  • 98

    ありまやま いなのささはら かぜふけば

    いてそよひとをわすれやはする

  • 99

    あわじしま かようちどりの なくこえに

    いくよねさめぬすまのせきもり

  • 100

    あわれとも いうべきひとは おもおえで

    みのいたつらになりぬへきかな