問題一覧
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問1. 消防法令上、地方の気候又は風士の特殊性によっては、消防用設備等の技術上の基準を定める 政令又はこれに基づく命令の規定と異なる規定を設けることができるとされているが、この場合の規定に関する説明として、誤っているものは次のうちどれか。
(2)風士の特殊性により、技術上の基準を一部緩和することができる。
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問2. 無窓階の説明として、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(1)避難上又は消火活動上有効な開口部が一定基準に達しない階
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問3. 消防用設備等を設置する場合の防火対象物の基準として、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(1)防火対象物が開口部のない耐火構造の床又は壁で区画されているときは、それぞれ別の防火対象物とみなされる。
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問4. 消防用設備等の設置及び維持に関する説明として、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(1)関係者には、防火対象物の所有者、管理者だけでなく、占有者も含まれる。
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問5. 消防法令上、「消火設備」に含まれないものは次のうちどれか。
(4)連結散水設備
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問6. 消防用設備等が技術上の基準に従って維持されていない場合、必要な措置を行うことを命令する者と命令を受ける者との組み合わせとして、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(1)消防長又は消防署長・・・防火対象物の関係者で権原を有する者
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問7. 既存の防火対象物を消防用設備等の技術上の基準が改正された後に増築、改築又は修繕若しくは模様替えをした場合、設備等を改正後の基準に適合させなければならない増築、改築又は修繕若しくは模様替えに該当するものとして、正しいものは次のうちどれか。
(3)延べ面積が 2000 ㎡の遊技場の主要構造部である壁を 2/3 にわたって模様替えする。
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問8. 消防用設備等の定期点検の結果について消防長又は消防署長への報告期間について、消防法令上正しいものは次のうちどれか。
(3)病院 1 年に 1 回
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問9. 下図の駐車場ビルにおいて、不活性ガス消火設備等を設置しなくてもよい階として、 消防法令上、正しいものは次のうちどれか。 ただし、各階の数値は駐車の用に供される部分の床面積を示し、いずれの階も同時にすべての車両が屋外に出ることができないものとする。
(2)1 階のみ
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問10. 全域放出方式の二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備を通信機器室に設ける場合、定められた量の消火剤を放射するのに要する時間として、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(2)3,5 分以内
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問11. 全域放出方式又は局所放出方式の不活性ガス消火設備の設置について、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(3)駐車の用に供される部分で常時人がいない部分に、全域放出方式の不活性ガス消火設備を設けた。
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問12. 指定可燃物に該当する可燃性液体類を上面が開放された容器に貯蔵している貯蔵庫に対し、 局所放出方式の粉末消火設備を設置するとき、消火剤の種別に応じた防護対象物の表面 1k ㎡当たりの消火剤の量として、消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(3)第 3 種粉末 4.5kg×1.1
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問13. 移動式の不活性ガス消火設備について、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(4)火災のとき煙が著しく充満するおそれのある場所以外の場所に設置すること。
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問14. 次の文中の( )内に当てはまる語句の組み合わせとして、消防法令上、正しいものはどれか。 「二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の非常電源は、自家発電設備、(ア)又は 燃料電池設備によるものとし、その容量は当該設備を有効に(イ) 作動できる容量以上とすること。」
(3)(ア)蓄電池設備 (イ)1時間
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問15. 消防法令上、危険物施設に設ける消火設備のうち、不活性ガス消火設備、ハロゲン 化物消火設備、リン酸塩類等を消火剤として使用する粉末消火設備のすべてが適応する危険物は次のうちどれか。
(2)第 4 類の危険物
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問16. ある物体を,下図の 2 方向から均等な力(√2)で引っ張ると、合力 F はいくらになるか。
(2)2
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問17. 金属材料の最大強さ、許容応力,安全率の関係式として、次式のうち正しいものはどれか。
(2)安全率=最大強さ÷許容応力
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問18. 気体の圧力が 4 倍,絶対温度が 2 倍になったときは、 ボイル・シャルルの法則によれば、この気体の体積は何倍になるか。
(2)1/2 倍
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問19. 水平面から垂直抗力 2,000N を受けている静止物体に 1,000N の水平力を加えると,この静止物体が滑りだした。このときの摩擦係数として,次のうち正しいものはどれか。
(3)0.5
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問20. フックの法則について,正しいものは次のうちどれか。
(3)ひずみが小さいうちは,応力とひずみは比例する。
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問21. 炭素鋼の熱処理のうち焼入れについて、誤っているものは次のうちどれか。
(2)焼入れとは、マルテンサイトがオーステナイトという組織に変わることである。
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問22. 図の回路で、電流計が 5A を指示した時,抵抗 rΩ の値として,次のうち正しいものはどれか。
(1)10Ω
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問23. 図の AB 間におけるコンデンサの合成静電容量として,次のうち正しいものはどれか。
(1)1.6μF
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問24. 絶縁抵抗を測定する際の測定器または測定法として,次のうち正しいものはどれか。
(2)メガー
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問25. 指示電気計器の測定範囲を拡大する方法についての説明で,次の文中の( )内に当てはまる語句の組合せとして,正しいものはどれか。 「電流計の測定範囲を拡大するには, (a)と呼ばれる抵抗を電流計と(b)に接続すればよく,電圧計の測定範囲を拡大するには,(c)と呼ばれる抵抗を電圧計と(d)に接続すればよい。」
(2)a:分流器 b:並列 c:倍率器 d:直列
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問26. 直線軸の両端に「おねじ」が切ってある管継手は、次のうちどれか。
(4)ニップル
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問27. 二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の配管に関する技術上の基準について、 誤っているものは次のうちどれか。
(3)管継手は、高圧式のものにあっては 10.0MPa 以上の圧力に耐えるものであること。
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問28. 不活性ガス消火設備に用いる消火剤貯蔵容器等について、誤っているものは次のうちいくつあるか。 ア 不活性ガス消火設備の消火剤加圧方式には、加圧式と畜圧式がある。 イ 窒素を消火剤とする場合にあっては、貯蔵容器の充填圧力が温度 25°C において 3.75MPa 以下であること。 ウ 二酸化炭素を消火剤とする場合の貯様方式には、高圧式と低圧式がある。 工 貯蔵容器には、消防庁⾧官が定める基準に適合する安全装置を設ける。
(2)2 つ
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問29. 全域放出方式又は局所放出方式のハロゲン化物消火設備の選択弁について、消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(1)一の防火対象物又はその部分に防護区画又は防護対象物が 2 以上存する場合において貯蔵容器を共用するときは、防護区画又は防護対象物が存する階ごとに選択弁を設けること。
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問30. 次のアからエまでの粉末消火設備の操作とその操作中における弁類の開閉状態の組み合わせについて、正しいものはどれか。 ア 加圧・混和 ― ガス導入弁 ― 開 イ 消火剤放出 ― クリーニング弁 ― 閉 ウ 残圧排出 ― 放出弁 ― 閉 エ クリーニング ― 排気弁 ― 開
(1)ア、イ、ウ のみ
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問31. 加圧式の粉末消火設備の加圧用ガスの量に関する次の記述のうち、文中の( ) に当てはまる数値の組み合わせとして、消防法令上、正しいものは次のうちどれか。 「加圧用ガスに窒素ガスを用いるものにあっては、消火剤 1kg につき温度(ア)°C で 1 気圧の状態に換算した体積が(イ) リットル以上、二酸化炭素を用いるものにあっては、 消火剤 1kg につき(ウ)g にクリーニングに必要な量を加えた量以上の量であること。」
(2)(ア) 35 (イ) 40 (ウ) 20
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問32. 全域放出方式のハロン2402 を放出するハロゲン化物消火設備に必要とされる保安措置として、消防法令上、正しいものの組み合わせは次のうちどれか。 ア 起動装置の放出用スイッチ、引き栓等の作動から貯蔵容器等の容器弁又は放出弁の開放までの時間が20 秒以上となる遅延装置を設けること。 イ 防護区画の出入口等の見やすい箇所に消火剤が放出された旨を表示する表示灯を設けること。 ウ 防護区画内の圧力上昇を防止するための措置を講じること。
(2)ア、イのみ
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問33. 粉末消火設備の配管の基準について、正しいものは次のうちどれか。
(2)バルブ類は開閉位置又は開閉方向を表示したものとすること。
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問34. 全域放出方式の不活性ガス消火設備又はハロゲン化物消火設備において、起動装置の放出用スイッチ、引き栓等の作動から貯蔵容器等の容器弁又は放出弁の開放までの時間が 20 秒以上となる遅延装置を必ず設けなければならない消火剤の組み合わせとして、 消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(1)二酸化炭素、ハロン 2402
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問35. 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備又は粉末消火設備において、起動装置を自動式としなければならない消火剤として、消防法令上、正しいものの組み合わせは 次のうちどれか。 ア 二酸化炭素 イ 窒素 ウ HFC-23 エ 第 3 種粉末
(4)イ、ウのみ
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問36. 配線の耐火耐熱保護範囲に使用することが認められている電線は、次のうちどれか。
(2)600V 二種ビニル絶縁電線
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問37. 接地工事に関する次の記述のうち、(ア)から(エ)までに当てはまる語句の組み合わせとして、 正しいものはどれか。 「低圧電路に施設する機器の鉄台及び金属製外箱には、原則として、300V 以下の場合は(ア)接地工事を、 300V を超える場合は(イ)接地工事を施すこと。なお、接地抵抗値は、(ア)接地工事においては(ウ)Ω、(イ) 接地工事においては(エ)Ω とする。」
(4)(ア) D 種(イ)C 種(ウ) 100(工) 10
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問38. 絶縁抵抗計に関する説明で、最も不適当なものは次のうちどれか。
(3)絶縁抵抗計は、低圧回路用では 100V、250V、500V、高圧回路用では、1000V、2000V、3000V のものがある。
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問39. 局所放出方式の二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の非常電源について、 消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(4)消火剤放射前に自動的に常用電源から非常電源に切り替えられるものでなければならない。
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問40. 二酸化炭素を放出する不活性ガス消火設備又は粉末消火設備に設ける音響警報装置について、誤っているものは次のうちどれか。
(4)局所放出方式の粉末消火設備にあっては、音響警報装置を設けないことができる。
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問41. 二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の配線について、正しいものは次のうちどれか。
(3)非常電源から制御盤までの配線は、耐火配線としなければならない。
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問42. 消防用設備の非常電源として使用する自家発電設備に関する次の記述のうち、(ア) 及び(イ) に当てはまる語句の組み合わせとして、消防庁告示上、正しいものはどれか。 「常用電源が停電してから電圧確立及び投入までの所要時間(投入を手動とする自家発電設備にあっては、 投入操作に要する時間を除く)は、(ア)以内であること。ただし常用電源の停電後(ア)経過してから当該自 家発電設備の電圧確立及び投入までの間、(イ) の基準(昭和 48 年消防庁告示第二号)の規定(同告示第二第 一号(十)を除く)に適合する(イ)により電力が供給されるものにあってはこの限りでない。」
(1)(ア)40 秒(イ) 蓄電池設備
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問43. 不活性ガス消火設備等の選択弁の耐圧試験について、消防庁告示上、正しいものはどれか。 「弁を閉止した状態で、弁の一次側に、二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備のうち、低圧式のものにあっては(ア) MPa、その他のものにあっては最高使用圧力の 1.5 倍の(イ)を 2 分間加えた場所に、損傷等を生じないものであること。」
(4)(ア)3.75(イ)水圧力
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問44. 不活性ガス消火設備等に用いる音響装置のうち、ベルの構造及び性能について、 消防庁告示上、誤っているものは次のうちどれか。
(4)使用電圧における音圧は、ベルの中心軸上から 1m 離れた位置において 80dB 以上 であること。
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問45. 粉末消火設備の定圧作動装置の構造及び機能について、消防庁告示上定められていないものは、次のうちどれか。
(1)ガス導入弁を開放できる構造であること。