問題一覧
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13 次の気象用語の説明のうち、誤っているもの1つを選びなさい。
暴風域とは、台風の周辺で平均20m/s以上の風が吹いているか、地形の影響などがない場合に、吹く可能性のある領域。
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2 消防ポンプ自動車の付属装置に関する記述について、適切な名称を記しなさい。 2ー1 揚水後、自動的に放口側から主ポンプへの流入を防ぎ、落水を防止する装置をいう。
自動放口閉塞弁
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放水量の公式
0.208×ノズル口径(cm)の2乗×√ノズル圧力
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11 フェーン現象について説明しなさい。
湿潤な空気が山を越えて吹き下りたときに、風下側で吹く乾燥した高温の風のことを「フェーン」と言い、そのために付近の気温が上昇することを「フェーン現象」と呼ぶ。これは、湿潤な空気が山を吹き上がるときは、湿潤な空気に含まれる水蒸気を雨として降らせながら100メートルにつき0.5℃の割合で気温が下がり、逆に山を吹き下りるときは、乾燥した空気が100メートルにつき1℃の割合で上昇しながら吹き下りるために起こる。
5
12 エゼクタ装置について説明しなさい。
吸管を片側のみ河川等の自然水利で吸放水している場合、放水を停止することなく、更にもう一方の吸管を投入し吸水を始めるときに使用する。これは、放水時の吸水負圧を利用し吸管内の空気を徐々に放出し揚水する装置である。
6
ポンプ圧力の公式
ノズル圧力+摩擦損失+背圧
7
2 消防ポンプ自動車の付属装置に関する記述について、適切な名称を記しなさい。 2ー5 ポンプ運用時に、揚水した水を利用してエンジン及びポンプミッションの加熱を防ぐための装置を言う。
冷却装置
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7 電気についての説明のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
電気には交流と直流の区別があり、電池で発生する起電力は一定である。これに抵抗を接続した場合に流れる電流も時間によって変化しない。このような電圧及び電流を交流という。
9
2 消防ポンプ自動車の付属装置に関する記述について、適切な名称を記しなさい。 2ー3 エンジンの動力を、走行用以外の動力として取り出すための装置をいう。
PTO
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2 消防ポンプ自動車の付属装置に関する記述について、適切な名称を記しなさい。 2ー4 主ポンプの吸水側に取り付けられ、真空を示す部分と圧力を示す部分とが併置され、例えば消火栓を使用する場合、圧力があれば圧力側を、余裕がなければ真空側を示す。
連成計
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9 硫化水素の性質と毒性について( )内に適切な語句を記入しなさい。 化学式は( )で無色の腐乱臭で有毒性であり、火気厳禁。 皮膚に触れると危険があり、気体は空気より( )。 臭いを感じた時の対応が大切で、濃度が濃くなると嗅覚が麻痺し、危険性の判断が鈍るので注意すること。許容濃度は( )ppmとなっている。 中和剤としては水酸化ナトリウム4%水溶液で使用する。爆発上限界( )%、下限界は( )%である。 即死濃度に満たない濃度の硫化水素ガスを長時間吸引して死亡した場合、遺体に( )色の死斑が現れたりする。
H2S, 重い, 5, 45.5, 4.3, 緑
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8 静電気に関する説明で、誤っているものを1つ選びなさい。
静電気の蓄積を防止するためには、空気中の湿度を低くする。
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14 警防活動時における熱中症対策について
普段からこまめに水分摂取し、急な災害出動にも対応できる準備をしておく。災害現場でも、こまめな水分と塩分摂取を行う。アイスハーネスの装着や水分を摂り、身体の冷却を図る。熱中症時期の前の時期から、暑熱順化トレーニングを実施しておく。
14
3 自然水利に部署時の留意事項の記述について、( )内に適切な語句を記入しなさい。 水を吸水する場合の理論上の限界は、標準大気圧においては10.33mであるが、消防用ポンプの場合には、実用上(ア)m程度が吸水限界である。 貯水槽の投入口、棚等の角に接する場合には、(イ)を使用し、変形、損傷等を防ぐこと。 流れのある水利に吸管を投入する場合は、ストレーナー部の先端を(ウ)に向けること。 吸管のストレーナー部は、(エ)cm以上水没させ、底面から(オ)cm以上離すこと。 吸管は、おおむね(カ)L/min以上放水する場合には、2本並列で使用すること。
7〜8, 枕木, 上流, 30, 15, 1000
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1 消防自動車遠心ポンプの利点のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
多少の泥や砂を含んだら揚水しなくなり使用できなくなる。
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10 緊急地震速報について、説明しなさい。
緊急地震速報は、地震の発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度、長周期地震動階級を予想し、可能な限り素早く知らせる情報のこと。強い揺れの前に、自らの身を守ったり、列車のスピードを落としたり、あるいは工場等で機械制限を行うなどの活用がなされている。
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2 消防ポンプ自動車の付属装置に関する記述について、適切な名称を記しなさい。 2ー2 主ポンプと真空ポンプをつなぐ管路に設けられ、揚水後、圧力水が真空ポンプ内に流入するのを防ぐ働きをしている。
止水弁
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50mm摩擦損失の公式
0.365×本数×放水量の2乗
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14 熱中症の説明
気温や湿度が高い環境下で体温の調整がうまくいかず、めまいやだるさなどさまざまな症状が起こる状態。
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6 物理(液体)に関する記述について、適切な名称を記しなさい。 1 密閉した静止液体内の一点の圧力をPだけ増やせば、内部のすべての点の圧力もPだけ一様に増す、これを( )という。 2 液体中の物体は、その物体が押しのけている液体の重さ(重量)と同じ大きさで上向きの浮力を受ける。このことを( )という。 3 シリンダーの中に空気を入れて温度を一定に保ち、ピストンを押して圧力を2倍、3倍に増していくと、空気の体積は2分の1、3分の1に減っていく。すなわち温度が一定のとき、一定質量の気体の体積は圧力に反比例する。このことを( )という。 4 シリンダーの中に空気を入れて圧力を一定に保ち、シリンダー内の温度を2倍、3倍に増していくと、空気の体積は2倍、3倍に増していく。すなわち、圧力が一定のとき、一定質量の気体の体積は絶対温度に比例する。このことを( )という。
パスカルの原理, アルキメデスの原理, ボイルの法則, シャルルの法則
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65mm摩擦損失の公式
0.137×本数×放水量の2乗