問題一覧
1
コーポレートガバナンスの理念に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
オ.指名委員会等設置会社は、経営のモニタリング機能を強めた米国型モデルといえる。
2
企業と組織の概念に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
イ.C.I.バーナードは、組織とは「2人以上の人々の意識的に調整された活動や諸力の体系」と定義し、その組織の成立要件としては、伝達(コミュニケーション)、貢献意欲及び共通目的の3つの要素を指摘した。
3
経営戦略に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ウ.事業戦略は各事業に関する戦略であるが、企業全体から見れば全社戦略の枠組みの中で実行される。
4
分析型戦略論において使用される手法やフレームワークとして不適切なものは、次のうちどれか。
エ.SBU
5
ドメインを定義する際に考慮すべき点に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.具体性、明確性及び現実性を備えて、一義的な解釈が可能なこと。
6
経営戦略の内容に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.チャレンジャーの目標は、自社の存続・維持のための最低限の利益、すなわち生存利潤の確保である。
7
経営戦略の階層構造に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.事業戦略には、一般にいかなる事業領域で経営を行うか及び事業を多角化するかどうかについての決定が含まれる。
8
企業全体の方向性の明確化に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
オ.全社戦略は、将来構想的な経営戦略のグランド・デザインとともに、企業のアイデンティティの確立においても大きな役割を果たしている。
9
経営戦略と組織に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ア.7Sモデルは、戦略の実現可能性を判断したり、組織全体の整合性を図る際のチェックリストとして活用される。
10
分析型戦略の短所に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.PPMマトリックスを用いてROI(投資収益率)を極大化できるような投資代替案を選択する分析型戦略は問題発見型の戦略であり、企業が直面する問題を解決するには限界がある。
11
経営戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.外部戦略は事業戦略と機能別戦略の2つの視点から、それぞれの企業の置かれた状況を勘案し検討される。
12
戦略的提携に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.変化が遅い市場は速い市場に比べて、研究開発投資のリスクが高いため、研究開発コストを分担する戦略的提携がよく利用される。
13
コスト・リーダーシップ戦略に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
イ.コスト・リーダーシップ戦略により、新規参入の脅威、代替製品の脅威、顧客の交渉力、供給業者の交渉力及び競争業者間の敵対関係という5つの競争要因に対し、一定の対処をすることができる。
14
競争優位性の決定に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
オ.ポーターの5つの競争要因によると、例えば携帯電話やスマートフォンのカメラ機能が格段に向上すると、一般消費者のコンパクト・デジタルカメラの需要が減少したといったタイプの競争も分析できる。
15
経営戦略に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
エ.経営戦略の策定では、自社が保有しない経営資源や能力に基づいて行うこともできる。
16
企業が持つ経営資源(人的資源、物的資源、財務資源及び情報的資源)に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
イ.経営において、「選択と集中」が求められる理由の1つとして経営資源の有限性があげられる。
17
PPMの問題点に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
オ.プロダクト・ライフサイクルの観点が欠如していること
18
以下に示す<事例>において、A社の社長となったB氏が行ったドメインの再定義に関する記述として最も不適切なものは、次のうちどれか。 <事例> 新たにA社の社長となったB氏は、経営企画部門に対してドメインを再定義するよう指示した。A社のドメインは、昨年、前社長によって設定されたばかりであった。 この1年、A社が行う事業に大きな変化はなかったが、A社を取り巻く経営環境に変化のきざしがあり、B社長は、A社の成長の可能性を考えて、ドメインを再定義することにした。ドメインの再定義に当たりB社長は、経営企画部門に対し、個々の社員の努力が分散しないように、全社員の関心が主要事業に集中するようドメインの検討を求めた。
オ.社員の関心が主要事業に集中するようドメインを再定義する。
19
ドメインを定義することによって得られる効果に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.ドメインに合致していない事業でも、現在の業績が良ければ中核事業とみなせる。そのため、ドメインの見直しが容易となり、経営資源を集中的に配分する意思決定が可能となる。
20
受発注処理業務のIT化がもたらす経済性に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
エ.受発注のロス・ミスが減少し、「速度の経済」で業務処理コストが低減する。
21
事業の融業化戦略に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ウ.製品開発のイノベーションと模倣サイクルの高速化は、見込生産にみられるような「投機」型の事業融業化が要因となっている。
22
事業システム戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.消費財メーカーの採用していた伝統的ビジネスシステムの1つとして、需給同期化戦略があげられる。
23
マイルズ&スノーの経営戦略における組織の環境適応に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.環境からの圧力に受け身的に行動する組織は、従来どおりの組織の戦略や構造を維持しようとすることから、一貫した環境適応パターンをとる。
24
C社では、かまぼこを含む練り製品を扱っている。工場や販売所が観光名所に近いため、土産品として利用されており、全国的にも知名度が高い。C社の成長戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.販売所の中にイートインコーナーを設けて、自社の練り製品を提供するのは、多角化戦略である。
25
競争地位による類型モデルに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.ニッチャーにおいては、ターゲットとする市場セグメントを絞り込み、狭く深い製品・サービスラインで、ライバル企業と直接競争することが重要となる。
26
大手コンビニエンスストアチェーンD社は、アメリカで生まれた「コンビニエンスストア」モデルを日本で定着させるため、1970年代から継続的に取組を続けてきた。 フランチャイズチェーンの特性を活かしつつ、新たな事業モデルで成功するために、日本とアメリカの消費行動並びに流通構造の違いを踏まえた成功モデルを作り上げた。 D社が経営戦略を戦略的計画にブレイクダウンさせた取組に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ア.小型店舗で十分な品揃えを実現させるための物流戦略として、混載トラックで荷物を届けられるようにメーカーと店舗の間に中間拠点を構築した。
27
戦略的計画の策定に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.戦略的計画の策定に際しては、自社が掲げてきた経営理念を見直して、ドメインの再定義を行うことが求められる。
28
職能別組織のメリットに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.各機能部門が遂行する業務は、それぞれ内容や性質が異なるため部門間のコンフリクトは発生しない。
29
マグレガーのX理論・Y理論のうち、Y理論の適用例として適切なものは、次のうちどれか。
ア.今期の売上目標とその実現方法を本人に考えさせ、その後、上司と面談して、すり合わせる仕組みにする。
30
企業の意思決定プロセスに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.意思決定は、「問題点の発見→代替案の作成→決定→価値基準の設定→評価」の順で行われるべきである。
31
経営戦略のマネジメント・プロセスにおける統制システムの設計で検討すべき課題として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.環境の変化にかかわらず、基準値を一定にするように設計すること。
32
経営戦略とマネジメント・プロセスに関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
オ.計画システムと統制システムとの接点を生み出すには、計画システムのアウトプットとして、目標変数の基準値を事前に決めておく必要がある。
33
トップ・マネジメントの役割に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
オ.SQC(Statistical Quality Control)において、経営戦略の方針を決め経営品質の目標を組織全体に浸透させ、目標達成のために効果的なマネジメントシステムを確立・実施し、維持する。
34
コンフリクトに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.タスクの不確実性が低いことは、部門間コンフリクトの発生要因となる。
35
経営戦略の実施に当たって、経営トップや管理者は従業員の人間的側面にも配慮する必要がある。これに関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
エ.経営戦略の実施に対する従業員のコミットメントを高めるために、上司の助言を得ながら従業員が自ら目標を設定する。
36
BSC(バランスド・スコア・カード)を戦略の実行・評価という視点で導入する場合、その留意事項に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
オ.BSC作成段階での失敗は、経営トップ層の関与が次第に弱まり、プロジェクトの権限がミドル・マネジメントのチームに委譲されたときに発生しやすい。
37
家庭雑貨業界に属する中堅メーカーE社は、生産拠点として東南アジアを選定し、EU市場や北米市場等をターゲットに多国間貿易を主体としたオペレーションを計画している。 E社がグローバル事業を展開する上で、留意すべき事項に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.先取り的に資源を確保し、当初の長期計画を実行していくことを重視すべきである。
38
パソコンメーカーにおけるBTO(Build To Order)の特徴に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
オ.ライン生産方式を基本とし、オーダーメイド、短納期といったユーザーの要望に対応している。
39
バートレット&ゴシャールが提唱した「トランスナショナル企業」に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
オ.トランスナショナル企業の目指すべき方向は、世界規模による中央に集約された経営を通じて、コスト優位性を築くことである。
40
外部組織の活用の1つとしてのM&Aに関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。
オ.M&Aにおけるデューディリジェンスとは、買収契約の前に行う財務面や法務面等の詳細な分析、事業価値の算定、課題の抽出のことである。
41
企業の概念に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.コーポレートガバナンスとは、企業と顧客の関係を形作る枠組みである。
42
コーポレートガバナンス(企業統治)に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.内部統制システムは、コーポレートガバナンスの根幹であり、従業員など株主以外のステークホルダー(利害関係者)が経営陣の不正を防止し、経営の効率性を向上させるための重要なツールとなっている。
43
経営戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.経営戦略の優劣は、企業の業績格差にはあまり影響を及ぼさない。
44
経営戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.チャンドラーは、経営戦略と組織構造の関係について、米国4社(デュポン、ゼネラルモーターズ、スタンダード・オイル及びシアーズ・ローバック)の組織改革の歴史を比較分析し、戦略のタイプを「量的拡大」「地域的分散」「水平分業」及び「多角化」の4つに識別した。
45
経営戦略立案に関する記述として最も適切なものは、次のうちどれか。
ウ.経営環境の分析において、部品メーカーはその部品を用いた最終製品市場の動向についても調査すべきである。
46
ドメインに関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
エ.ドメインを再定義する場合には、既存の事業や経営戦略を踏まえて行うことがある。
47
経営理念に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.経営理念、ビジョン及びミッションを策定した後に、ドメイン定義を行うべきである。
48
オープンイノベーションに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.社外にある知識を社内にある知識よりも、優先的に活用すること
49
分析型戦略論に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.通常トップダウン形式で策定・指示されるため、スピーディな意思決定が可能であり、有効な戦略行動がとれることから組織の硬直という弊害は少ない。
50
組織構造に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.職能別組織の長所の1つとして、職能及び製品又は市場について熟練度の向上が期待できることがあげられる。
51
外部戦略に関するa~eの記述のうち適切なものは、いくつあるか。 a.戦略的提携の形態の1つとして、生産委託があげられる。 b.戦略的提携のメリットとして、合併とは異なり、お互いが完全な保証がない関係によって健全な緊張感の中で知識や資源の共有が図れる点があげられる。 c.部品の製造や製品の販売といった事業活動の垂直的なプロセスのいくつかの機能を分離し、その機能を事業目的とする子会社を設立することは、分社化のパターンの1つといえる。 d.今日の高度に多角化した企業においては、分社化やグループ戦略等の外部戦略が必要となりうる。 e.市場取引では、知識やノウハウ等の情報的経営資源を得ることは難しいが、戦略的提携の場合は、一緒に協働する場を通して獲得することができる。
オ.5つ
52
以下に示す戦略的適合(図のA、B及びC)の全体像に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.ビジネスシステム及び技術は、企業が内部の資源と組織を使って市場に働きかけるインターフェイスの役割を果たしており、企業の内部戦略と市場戦略を統合するために必要不可欠である。よって、A、B及びCの3つの適合の中で、Bが最も重要である。
53
業界における競争構造を決定するものとして、5つの要因がある(ファイブ・フォース・モデル)。5つの要因に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.コモディティ化された製品においては、顧客の全体購買額に占める比率が高いほど、その製品の供給業者の交渉力は強まる。
54
競争優位性を実現するための戦略に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ア.差別化戦略とは、自社の製品・サービスが他社よりも優れていると買い手に認識させ、しかも他社に容易に追随・模倣されないような優位性を確立する戦略である。
55
プロセス型戦略論とコア・コンピタンスの考え方として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.プロセス型戦略論においては、外部の経営資源をいかに獲得し、既存事業に対して適正に配分するかが重視される。
56
参入障壁の構築方法に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.製品改良等による利益率の向上
57
SBU(Strategic Business Unit)であるための条件として不適切なものは、次のうちどれか。
オ.組織横断的なユニットであること
58
企業・事業ドメインに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.エイベルの3次元によるドメイン定義とは、顧客層・顧客機能・ステークホルダーの3つの要素を意味している。そのいずれか1つでも異なれば、事業の展開が他社とは異なってくる。
59
競争を回避する戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.競合企業と異なる競争要因から価値を生み出すには、自社の保有する資源をよく検討し、活用できるような組織能力を有することが必要であり、競争を回避する戦略は、どの企業でも採用できる。
60
事業システム戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.工場の在庫を分散させて有機的に活用することが考えられる。例えば、PCメーカーのD社では、本社から離れたすべての小規模工場に部品の在庫を抱えさせている。それは、ある工場で在庫切れになったとしても、一番近い小規模工場から取り寄せることで、規模の経済性のメリットを活かせるからである。
61
M.E.ポーターが提唱したバリューチェーンにおける支援活動として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.出荷物流
62
バリューチェーンに関するa~eの記述のうち適切なものは、いくつあるか。 a.バリューチェーン分析の目的として、最終的に顧客に提供する価値を考えることにより、自社事業の強みや欠点を把握することがあげられる。 b. バリューチェーンの再構築とは、従来自明とされていた事業のルールがバリューチェーンの根本的な変化によって作り直され、まったく別のものになってしまうことを表している。 c. コストドライバーの1つとして、習熟度があげられる。 d. バリューチェーンを常に分析し、再構築を行うことは、消費者に対して提供している価値の再認識や競争優位性の獲得に繋がる。 e.事業システムの連鎖的な活動によって価値やコストが順次付加・蓄積され、顧客に向けた最終的な価値が生み出されるとする考え方がバリューチェーンである。
オ.5つ
63
ハンバーガー・チェーン業界では、圧倒的な規模を誇るリーダー企業のF社(シェア65%)、チャレンジャー企業に位置づけられるG社等、数社が事業を展開している。F社・G社の戦略に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
イ.F社では、全体需要の拡大を目標として、マーケティング戦略を展開すべきである。
64
戦略と組織を相互浸透的に捉えようとしたマイルズ&スノーの環境適応類型に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ア.分析型企業においては、変動的な事業領域の新しいアイデアを見い出した競合他社を経営者が詳細に観察し、最も見込みのありそうなアイデアに素早く対応する。
65
ミンツバーク&ウォータースによって示された類型モデルのうち、「熟考的戦略(計画された戦略)」及び「創発的戦略(実現された戦略)」に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.プロセス型では、戦略は共有された信念に基づき、トップは戦略のプロセスをコントロールするが、実際の内容については他の行動者に委任する。戦略はかなり熟考的である。
66
運輸業における経営戦略に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.個人向けの非商流の小口配送における優位性はサービスにある。そのため、まず重視しなくてはいけない業績数値は、原価率である。
67
地元の特産品を活用した地方の焼酎メーカーH社が、全国市場で通用するブランドを構築するために行った戦略的計画の取組に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
イ.地元で評判の高い商品品質を守るため、全国市場へ展開するときも、その製法を維持しこだわりの商品作りを続けた。
68
7Sモデルを活用し、組織を設計又は再設計する場合の留意事項に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
エ.7つの構成要素間で改革の難易度に差異はあるが、環境に適合するためには、各要素の整合がとれるように動かしていく必要がある。
69
組織文化の諸機能に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ウ.組織文化によって、一定の価値観や行動規範が組織内に深く浸透しているために、環境変化への適応が困難になることもある。
70
組織における意思決定のプロセスに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ア.戦略を実行するために、組織を形成するとともに必要な人員・設備・技術・資本の諸資源を調達し、開発することに関わる意思決定を業務的決定といい、ロワー・マネジメントが行う。
71
経営戦略の評価に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ウ.DCF法では、将来キャッシュ・フローや割引率の見積りを変えると、経営戦略の評価結果が大きく変わり、恣意的になりやすい点に留意すべきである。
72
マネジメント・プロセスとしての統制システムの設計に当たって検討すべき内容として不適切なものは、次のうちどれか。
イ.品質や人材育成の効果は数値で把握できないため、定性的に評価する必要がある。
73
トップ・マネジメントの今日的な役割に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
オ.改革の支援者であること、つまり、組織下部から創発的に盛り上がってくる改革の機運を待って、改革を後押ししていくことである。
74
経営戦略の人間的側面に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ア.戦略的人的資源管理のソフトバージョンとは、組織メンバーのコミットメントを通じて会社のパフォーマンス向上を目指すアプローチである。
75
組織を構成する人々の動機づけ理論に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
イ.X理論では、マズローの考える高次の欲求を達成することは難しく、結果として、人間の動機づけを促進することはできない。
76
現在の企業環境に関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
ウ.敵対的買収に対する法的防御策の進展によって外部経営環境のリスクが解消され、経営者は長期的なスパンで経営に取り組めるようになっている。
77
ネットワーク組織のタイプについて、構成ユニット間の連関の強さを並べたものとして適切なものは、次のうちどれか。 タイト ⇔ ルーズ
ア.機能的組織 > 事業部 制 > 企業内企業 > 企業外企業
78
新規事業開発のパターンについて、市場の連続性と技術・ノウハウの連続性の2軸で評価した場合のパターンとして適切なものは、次のうちどれか。
イ.市場が不連続で、技術・ノウハウが連続の場合には、社内ベンチャーが選択される。
79
イノベーションに関する記述として不適切なものは、次のうちどれか。
エ.企業としては、現在の市場におけるインパクトよりも、技術的なインパクトがあるイノベーションの方を重視すべきである。
80
クリステンセンが分析した「イノベーションのジレンマ」に関する記述として適切なものは、次のうちどれか。
ア.破壊的技術とは、旧来の顧客の評価基準では性能が劣ると評価されるが、新しい顧客の評価基準では性能が優れていると評価される新技術を指す。