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地域薬局論
  • ああ

  • 問題数 68 • 7/3/2023

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    問題一覧

  • 1

    108-問 81 多職種連携でのチーム医療を妨げる要因となり得るのはどれか。1つ選べ。

    各職種独自の略語を使用する。

  • 2

    107-問 88 病院を退院した患者が在宅療養となった。かかりつけ薬剤師がその患者に居宅 療養管理指導を行うために、居宅サービス計画書の作成を依頼する職種はどれか。 1つ選べ。

    介護支援専門員

  • 3

    108-問 82 成人に対する栄養輸液療法における静注用脂肪乳剤(20%イントラリポス輸液 250 mL 袋)の投与方法として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    ゆっくり( 3時間以上かけて)投与する

  • 4

    108-問 304(病態・薬物治療) 患者への栄養補給に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    胃瘻が選択肢となるのは、生命予後が 1ヶ月以上見込まれる場合である。, 中心静脈栄養は胃瘻よりも感染リスクが高い。

  • 5

    問 323(実務) 薬剤師が、保険薬局を開設することを計画し、地域の住民に貢献するため、将来的には 健康サポート薬局の届出をしようと考えている。計画している内容の中で、健康サポート薬局である旨を表示しようとする薬局 に、求められている基準でないのはどれか。1つ選べ。

    他の薬局に対して、がん患者のサポートに関する定期的な研修を実施する

  • 6

    問 77 診療報酬の改定の内容に関する、厚生労働大臣の諮問先はどれか。1つ選べ。

    中央社会保険医療協議会

  • 7

    104回 薬剤師国家試験 土曜日の夕方遅くに30歳代の男性旅行者が薬局を訪れ、今朝より胸やけがあり、みぞおち辺りが少し痛いため薬が欲しいと相談した。薬剤師が話を聞くと、以前にも似た症状があり、その時は受診し処方薬を服用して改善したということであった。その内容が携帯していたお薬手帳に記録されていた。明後日の月曜日には地元に戻るとの事であった。 (お薬手帳の記録) ファモチジン錠20mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 問320(法規・制度・倫理) 近隣の医療機関は受付時間を過ぎており、この男性も一般用医薬品での対応で良いとの事であったため、相談を受けた薬剤師は、1錠当たりファモチジン10mgを含有する第一類医薬品を販売することにした。 販売時の対応として適切でないのはどれか。2つ選べ。

    症状が軽減しても、2週間以上は飲み続けるよう説明した。, 同じ有効成分の医療用医薬品を以前服用していたので、販売記録は作成しなかった。

  • 8

    問321(法規・制度・倫理) 今回販売する医薬品について説明している時に「第一類医薬品」とはどういうものかという質問があった。その際の薬剤師の説明として適切なのはどれか。2つ選べ。

    一般用医薬品の中で、副作用等その使用に関し特に注意が必要なものです。, 販売時に適正な使用のために必要な情報について書面を用いて説明することが必要なものです。

  • 9

    107回 薬剤師国家試験 30歳女性。「この季節になると、くしゃみが出て、鼻が詰まってつらい」との訴えがあり、仕事や家事などで忙しいため、市販薬で対処したいと、薬局に相談に来た。そこで、薬剤師は要指導医薬品のフルチカゾンプロピオン酸エステル点鼻薬を勧めた。 問:要指導医薬品のフルカチゾンプロピオン酸エステル点鼻薬を販売する前に、薬剤師が確認する内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    鼻水の色が黄色く鼻腔に痛みがあるか。

  • 10

    問:この女性は要指導医薬品のフルカチゾンプロピオン酸エステル点鼻薬を希望した。販売時の薬剤師の対応として、正しいのはどれか。2つ選べ

    女性に情報提供及び指導を行い、その内容を理解したこと、質問がないことを確認した。, 販売した薬剤師の氏名、薬局の名称、連絡先を女性に伝えた。

  • 11

    108回 薬剤師国家試験 問87 一般用医薬品に配合される成分のうち、透析を受けている人が使用を避ける必要があるのはどれか。1つ選べ。

    アルジオキサ

  • 12

    問88 ノロウイルスに汚染されたリネン類に使用する消毒薬として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    次亜塩素酸ナトリウム

  • 13

    問89 一般消費者に対する要指導医薬品の日常の販売について、正しいのはどれか。1つ選べ。

    使用する者の年齢を確認しなければならない。

  • 14

    問240-241 20歳男性。8月上旬に友人と海水浴に行くことになり、日焼け止めについて相談する為、薬局を訪れた。男性は前年の同時期に海水浴へ行き、日中、炎天下の浜辺で過ごした。その日の夕方から、昼に露出していた肌が赤くなり、その部位にほてりやヒリヒリとした痛みを感じ、その後、水ぶくれができた。男性は、最近数年間、内服薬や外用薬などの使用は無く、これまで日焼け止めを使用したことはなかった。 問241 この男性に対する日焼け止めの説明として、正しいものはどれか。2つ選べ。

    SPF(Sun Protection Factor)の数字が大きい方が、昨年と同様の皮膚症状を防ぐ効果が期待できます。, 太陽光線の一部を吸収する成分が、皮膚炎を引き起こす原因となる事があるので注意してください。

  • 15

    問308-309 ある薬局は、地域の飲食店等からの要望を受け、毒物劇物の販売業の登録を申請し、劇物である苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の取扱いを行っている。近所の飲食店に勤務する者が苛性ソーダを売って欲しいと来局した。来局者の年齢と使用目的を確認したところ、年齢19歳で、厨房の清掃するための購入であり、以前にも一度使用した経験があるとのことであった。なお、この飲食店は毒劇物営業者ではない。 問308(法規・制度・倫理) 薬局で苛性ソーダを管理するにあたり、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    移し替えた容器に「医薬用外」の文字と赤地に白色をもって「劇物」の文字を表示する。

  • 16

    問309(実務) この来局者に薬剤師が苛性ソーダを販売するにあたり、適切な対応はどれか。2つ選べ。

    この薬局の毒物劇物販売業の登録が有効期限内であることを確認する。, この来局者に苛性ソーダの性状及び取扱いに関する情報を提供する。

  • 17

    問312-313 40歳男性。市販の咳止め薬の購入のため薬局を訪れた。男性は4つの製品のそれぞれの特徴について薬剤師に説明を求めた。 問312(実務)  薬剤師の説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    製品Bは、2つの去痰成分を含んでおり、痰により引き起こされる咳症状に有効です。, 製品Cは、動悸があらわれることがあります。

  • 18

    問313(法規・制度・倫理) この男性の症状やこれまでの製品の使用経験などから、製品Dの鎮咳去痰薬を販売することとなった。製品Dに関する記述として、適切なのはどれか。2つ選べ

    購入者が、他の店舗等から濫用等のおそれのある医薬品を購入していないか確認する必要がある。, 原則として一人一包装単位での販売となる。

  • 19

    問316-317 30歳男性。喫煙歴10年。1週間前から禁煙を決意し、自分でたばこをやめてみた。しかし、このまま禁煙が続けられるのか不安があり、薬局を訪れて薬剤師に相談した。 問316(法規・制度・倫理) 禁煙支援では行動変容のステージに合わせて支援することが重要である。この男性の行動変容のステージに対する薬剤師の働きかけとして、適切なのはどれか。1つ選べ。

    実行期なので禁煙が継続できていることに焦点を当てて行動を強化する。

  • 20

    問317(実務)  この男性と以下のやり取りをした後の、薬剤師の説明内容として正しいのはどれか。2つ選べ。

    ニコチン製剤はニコチン離脱症状をやわらげることが期待できます。, ニコチンガム製剤とニコチンパッチ製剤を同時に使用することはできません。

  • 21

    問335 成人男性が一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。一般用医薬品で対処するよりも受診勧奨が適切なのはどれか。2つ選べ。

    腹痛と発熱を伴う便秘, 血液の混じった下痢

  • 22

    106回 薬剤師国家試験 27歳既婚女性。生理が遅れているため、自宅近隣のドラッグストアで、妊娠検査薬 を購入した。自宅でこの検査薬の説明書どおりに採尿部に尿をかけて、規定の時間が経過したのち反応を観察した。 ※妊娠時にはヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌されることが知られており、尿中のhCGをイムノクロマトグラフィーで検出する妊娠検査薬が市販されている。 問197(実務) 検査薬を購入した女性は、表示された検査結果をみて、判定窓の線が薄かったことから不安を感じて、購入したドラッグストアに行った。この女性に対する薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    この女性の月経周期がこれまで順調であったかどうかを確認する。, 線の色の濃淡によらず、妊娠している可能性があるため、受診を勧める。

  • 23

    102回 薬剤師国家試験 問85(法規・制度・倫理) 医療用医薬品としてすでに使われている有効成分が転用された要指導医薬品及び一般用医薬品を何というか。1つ選べ

    スイッチOTC

  • 24

    106回 薬剤師国家試験 問79(法規・制度・倫理) 保険薬局の調剤報酬に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

    薬学管理料が含まれる。

  • 25

    問 90 患者が複数の医療機関を利用する場合であっても、かかりつけ薬剤師が患者の服薬情報を一元的・継続的に把握するために活用できるものとして最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    お薬手帳

  • 26

    103回 252-253 76歳女性。狭心症。大学病院の紹介で、自宅近くの診療所を初めて受診し、以下の処方箋を薬局に持参した。薬剤師が初回来局である患者の聞取りを行ったところ、歯科治療中であった。 (処方1) リシノプリル水和物錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) アスピリン腸溶錠100㎎ 1回1錠(1日1錠) ボノプラザンフマル酸塩錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100㎎ 1回1C (1日1C) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) ロスバスタチンカルシウム錠2.5㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 18日分 (処方3) ニコランジル錠5㎎ 1回1錠(1日3 錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (処方4) 硝酸イソソルビドテープ40㎎ 1回1枚(1日1枚) 1日1回 起床時 28日分 【問252(実践問題、薬理)】 薬剤師がこの患者に行う指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    咳が続くときは、医師又は薬剤師に相談してください。, 頭痛、立ち眩みが起ることがあるので注意してください。

  • 27

    103回 252-253 76歳女性。狭心症。大学病院の紹介で、自宅近くの診療所を初めて受診し、以下の処方箋を薬局に持参した。薬剤師が初回来局である患者の聞取りを行ったところ、歯科治療中であった。 (処方1) リシノプリル水和物錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) アスピリン腸溶錠100㎎ 1回1錠(1日1錠) ボノプラザンフマル酸塩錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100㎎ 1回1C (1日1C) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) ロスバスタチンカルシウム錠2.5㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 18日分 (処方3) ニコランジル錠5㎎ 1回1錠(1日3 錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (処方4) 硝酸イソソルビドテープ40㎎ 1回1枚(1日1枚) 1日1回 起床時 28日分 【問253(実践問題、薬理)】 処方された薬物のうち、サイクリックGMP(cGMP)依存性プロテインキナーゼを活性化して血管拡張作用を示すのはどれか。2つ選べ。

    ニコランジル , 硝酸イソソルビド

  • 28

    103回 258-259 71歳男性。3年前に慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)と診断されたが、自覚症状はなく弾性靴下によるフットケアと運動療法を行っていた。最近、痛みと跛行が出てきたので、薬物療法も実施することとなった。患者は白線治療の為イトラコナゾールを服用中である。 【問252(実践問題、薬理)】 この患者の治療薬として適切でないのはどれか。1つ選べ。 1,アルプロスタジル 2,ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 3,サルポグレラート塩酸塩 4,チクロピジン塩酸塩 5,イコサペント酸エチル 【問259(実践問題、薬理)】 前問の選択肢1~5に挙げた薬物の作用機序に関する記述のうち正しいの はどれか。2つ選べ 1,セロトニン5-HT1受容体を遮断する。 2,アンチトロンビン非依存的に血液凝固第Xa因子を抑制する。 3,トロンボキサンA2の産生を抑制する。 4,血小板におけるサイクリックAMP(cAMP)の分解を抑制する。 5,血小板におけるcAMPの産生を促進する。

    103-258 2 103-259 3.5

  • 29

    103回 312-313 76歳男性。脳梗塞の既往と高血圧、脂質異常症(高脂血症)、不眠、便秘のため、以下の処方により治療を継続中である。薬局での服薬指導時に、患者から最近便が黒っぽいとの訴えがあった。薬剤師が主治医に連絡したところ、精密検査により大腸がんが見つかり、3ヶ月後に切除手術を受けることになった。 (処方1) アムロジピンベシル酸塩錠5㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30 日分 (処方2) イコサペント酸エチル粒状カプセル900㎎ 1回1包(1日2錠) 1日2回 朝夕食直後 30日分 (処方3) シロスタゾール錠100㎎ 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 30 日分 (処方4) ゾピクロン錠10㎎ 1回1錠 不眠時 10回分(10錠) (処方5) センナエキス錠80㎎ 1回2錠 便秘時 10回分(20錠) 【問312(法規、制度、倫理)】 入院手術前に医師と協議の上、この薬剤師が薬学的管理をすることになった。上記の処方の中で、休薬の必要性が高いのはどれか。2つ選べ。

    処方2, 処方3

  • 30

    103回 312-313 76歳男性。脳梗塞の既往と高血圧、脂質異常症(高脂血症)、不眠、便秘のため、以下の処方により治療を継続中である。薬局での服薬指導時に、患者から最近便が黒っぽいとの訴えがあった。薬剤師が主治医に連絡したところ、精密検査により大腸がんが見つかり、3ヶ月後に切除手術を受けることになった。 (処方1) アムロジピンベシル酸塩錠5㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30 日分 (処方2) イコサペント酸エチル粒状カプセル900㎎ 1回1包(1日2錠) 1日2回 朝夕食直後 30日分 (処方3) シロスタゾール錠100㎎ 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 30 日分 (処方4) ゾピクロン錠10㎎ 1回1錠 不眠時 10回分(10錠) (処方5) センナエキス錠80㎎ 1回2錠 便秘時 10回分(20錠) 【問313(法規、制度、倫理)】 その後、手術では患部を取りきれず、退院時の見込みでは、日常生活を送る上で介護を要するであろうとのことであった。介護保険制度に照らした当該患者に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

    要介護認定を受けた場合に介護サービスが受けられる。

  • 31

    103回 312-313 76歳男性。1年前より心房細動にて内科を受診してワルファリンを服用しており、その処方は以下のとおりであった朝食後に忘れず服用していること、他科受診及び併用薬はないこと、納豆は食べていないことを薬剤の交付時に確認していた。 (処方1) ワルファリンK錠1m1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 56日分 本日、本人が妻と一緒に処方箋を持って薬局を訪れた。処方箋を確認したところ、1回2錠から1回4錠に増量となっていた。本人によると、血液検査の結果が悪かったため、増量になったとのことであった。また、妻によると、1ヶ月半前から毎食前にジュースを作って飲ませているとの話であった。 【問272(薬剤)】 ジュースについて確認したところ、次の食材が含まれているとのことだった。薬剤が増量になった原因として考えられる食材はどれか。1つ選べ。

    ホウレンソウ

  • 32

    103回 312-313 76歳男性。1年前より心房細動にて内科を受診してワルファリンを服用しており、その処方は以下のとおりであった朝食後に忘れず服用していること、他科受診及び併用薬はないこと、納豆は食べていないことを薬剤の交付時に確認していた。 (処方1) ワルファリンK錠1m1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 56日分 本日、本人が妻と一緒に処方箋を持って薬局を訪れた。処方箋を確認したところ、1回2錠から1回4錠に増量となっていた。本人によると、血液検査の結果が悪かったため、増量になったとのことであった。また、妻によると、1ヶ月半前から毎食前にジュースを作って飲ませているとの話であった。 【問278(薬剤)】 前問と同じメカニズムによる相互作用の例として、適切なのはどれか。1つ選べ。

    メナテトレノン(ワルファリン禁忌)は、ワルファリンによる血液凝固因子の生合成阻害作用と拮抗する。

  • 33

    103回 276-277 69歳男性。7年前から高血圧と糖尿病のため、エナラプリルマレイン酸塩、メトホルミン塩酸塩及びグリメピリドを服用している。これまで特に問題なく過ごしていたが、最近、動悸を感じるようになり病院を受診した。心電図から心房細動と診断され、以下の薬剤が追加処方された。 (処方1) ベラパミル塩酸塩錠40㎎ 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 (処方2) ダビガトランエテキシラートメタスルホン酸75㎎ 1回2C(1日4C) 1日2回 朝夕食後 7日分 なお、患者の身体所見及び検査値などは次のとおり。身長176 cm、体重72 kg、血圧148/93mmHg、体温37.0℃、心拍数161回/min(不規則)、呼吸数15回/min、BUN21mg/dL、Scr 1.7mg/dL、Ccr 42 mL/min、AST 14U/L、ALT 16U/L 【問276(実務)】 この患者の薬物治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    処方2の代替薬の1つにリバーロキサバンがある。, 処方2は心原性脳梗塞の予防目的で処方されている。

  • 34

    103回 276-277 69歳男性。7年前から高血圧と糖尿病のため、エナラプリルマレイン酸塩、メトホルミン塩酸塩及びグリメピリドを服用している。これまで特に問題なく過ごしていたが、最近、動悸を感じるようになり病院を受診した。心電図から心房細動と診断され、以下の薬剤が追加処方された。 (処方1) ベラパミル(心臓)40㎎ 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 7日分 (処方2) ダビガトラン(DOAC)エテキシラートメタスルホン酸75㎎ 1回2C(1日4C) 1日2回 朝夕食後 7日分 なお、患者の身体所見及び検査値などは次のとおり。身長176 cm、体重72 kg、血圧148/93mmHg、体温37.0℃、心拍数161回/min(不規則)、呼吸数15回/min、BUN21mg/dL、Scr 1.7mg/dL、Ccr 42 mL/min、AST 14U/L、ALT 16U/L

    ベラパミル塩酸塩との併用により、P−糖タンパク質が阻害され、消化管吸収が増大するため。, 腎排泄能力の低下により、血中からの消失が遅延するため。

  • 35

    103回 276-277 79 歳女性。この3年間、心不全(NYHA Ⅲ度)に対して同一の薬剤で薬物治療を行ってきた。この度、体動時の息切れがひどくなり、精査加療のために入院となった。検査の結果、体液貯留と浮腫の増悪が認められた。カンファレンスで 薬物治療が再検討され、新たに1つの薬剤が追加となった。検討後の処方内容は以下のとおりである。 (処方) フロセミド錠40㎎ 1回2錠(1日2錠) スピロノラクトン錠25㎎ 1回2錠(1日2錠) トルバプタン錠15㎎ 1回1錠(1日1錠) ロサルタンK錠25㎎ 1回2錠(1日2錠) ワルファリンK錠1㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回朝食後7日分 カルベジロール錠2.5㎎ 1回1錠(1日2錠) 1日2回朝夕食後7日 【問252(実務)】 追加された薬剤の投与開始日から、頻回に測定する必要性が最も高い検査値はどれか。1つ選べ。 1、血清ナトリウム濃度 2、血清カリウム濃度 3、血清クレアチニン値 4、血清アルブミン値 5、PT−INR値 【問253(実務)】 この患者の背景から新たに追加された薬物の作用機序を踏まえ、前問の検査値を測定する理由として適切なのはどれか。1つ選べ。 1、バソプレシンV2受容体を遮断することで、電解質の排泄を伴わない利尿効果が現れ、高ナトリウム血症を引き起こす可能性がある。 2、アルドステロン受容体を遮断することで、K+の排泄が抑制され、高カリウム血症を引き起こす可能性がある。 3、アンジオテンシンII AT1受容体を遮断することで、血清クレアチニン値の上昇を特徴とする腎機能障害を引き起こす可能性がある。 4、ヘンレ係蹄上行脚の Na+/K+/2Cl-共輸送系を阻害することで、血清アルブミン値の低下を特徴とするネフローゼ症候群を引き起こす可能性がある。 5、ビタミンKの作用に拮抗することで、プロトロンビン時間が延長し、出血のリスクが高まる可能性がある。

    103-252 1 103-253 1

  • 36

    104回 260ー262 58歳男性。高血圧症と脂質異常症の既往歴がある。 1年前に頸動脈狭窄症を発症し、ステント留置術が施行された。今回、狭窄の状態を精査するために検査入院となった。病棟担当薬剤師が、患者に対して初回面談を行ったところ、「再発が怖いので、お医者さんから出された薬は毎日欠かさず飲んでいます。ただ、 3日前からみぞおち付近に軽い痛みを感じて、便も黒い色をしています。」との情報を得た。病棟担当薬剤師は、この状況を主治医に報告し、薬物を1種類追加すること を提案した。 (持参薬) クロピドグレル錠75㎎ 1回1錠(1日1錠) アスピリン腸溶錠100㎎ 1回1錠(1日1錠) アムロジピン錠5㎎ 1回1錠(1日1錠) ロサルタンK錠50㎎ 1回1錠(1日1錠) アトルバスタチン錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 【問260(実務)】 提案すべき薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1、ラベプラゾールナトリウム 2、チクロピジン塩酸塩 3、タンニン酸アルブミン 4、ロキソプロフェンナトリウム水和物 5、メピバカイン塩酸塩 【問261(薬理)】 前問で提案された薬物の作用機序はどれか。1つ選べ。 1 副交感神経節後線維の神経終末からのアセチルコリン遊離を抑制することで、胃の蠕動運動を抑える。 2 ADP受容体遮断により血小板凝集を促進することで、出血を抑える。 3 シクロオキシゲナーゼ阻害により炎症反応を抑制することで、痛みを抑える。 4 H+,K+−ATPase 阻害により胃酸分泌を抑制することで、消化性潰瘍の増悪を抑える。 5 Na+チャネル阻害により知覚神経伝達を抑制することで、痛みを抑える。 【問262(実務) 難問!!】 半年経過後、胃部不快感、嘔気を自覚するようになった。半年間、薬の服用に変更はない。胃の内視鏡検査を施行したところ、早期胃がんが発見されたため、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を実施することになった。ESDは大出血のリスクは小さいが、出血の頻度が高い処置である。主治医は患者の既往歴を考慮し、抗血栓薬は継続したいと考えている。そこで、周術期の抗血栓療法について薬剤師に相談があった。この患者の抗血栓薬の中止・継続・代替療法について適切なのはどれ か。1つ選べ。ただし、ESD当日は休薬することとする。 1 クロピドグレル錠とアスピリン腸溶錠はESD前日まで継続する。 2 クロピドグレル錠は7日前から休薬し、アスピリン腸溶錠は継続する。 3 アスピリン腸溶錠を7日前からダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸 4 クロピドグレル錠を 7 日前からシロスタゾール錠に変更する。 5 クロピドグレル錠とアスピリン腸溶錠を 14 日前からヘパリンナトリウム持続点滴に変更する。

    104-260 1 104-261 4 104-262 2

  • 37

    105回 254ー255 55歳男性。10年前に高血圧を指摘され、5年前からニフェジピン徐放錠を服用している。血圧は良好にコントロールされていたが、最近は軽い胸痛を感じることがあった。1週間前、出勤で階段を上っているときに胸部激痛と背部痛が出現し、冷や汗と呼吸困難、意識障害も生じたため救急搬送された。冠動脈造影検査にて左前下行枝の高度狭窄が認められ、心筋梗塞と診断された。直ちにカテーテル治療により薬剤溶出ステントが留置された。 身体所見:体温36.3℃、血圧145/90mmHg、脈拍75回/分、呼吸数15回/分。 現在、以下の処方薬による治療を受けている。 (処方1) クロピドグレル錠75㎎ 1回1錠(1日1錠) アスピリン腸溶錠100㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回朝食後7日分 (処方2) ニフェジピン徐放錠40㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回朝食後 7日分 しかし、血圧コントロール不良のため、降圧薬の追加について医師より薬剤師に相談があった。 【問254(実務)】 追加が推奨される心筋梗塞後に用いられる薬物として適切なのはどれか。2つ選べ。 1、アムロジピンベシル酸塩 2、メトプロロール酒石酸塩 3、プラゾシン塩酸塩 4 エナラプリルマレイン酸塩 5、ヒドララジン塩酸塩 【問255(薬理)】 前問で推奨された薬物の1つ(薬物Aとする)を追加して治療を行っていたが、狭心症発作を起こした。そこでジルチアゼムが追加処方されたが、徐脈が起きたため、ジルチアゼムとの相互作用を疑い薬物Aを中止した。中止した薬物Aの作用として正しいのはどれか。1つ選べ。 1、ブラジキニン分解抑制 2、心筋L型Ca2+チャネル遮断 3、血管平滑筋アドレナリンα1受容体遮断 4、血管平滑筋可溶性グアニル酸シクラーゼ活性化 5、心筋アドレナリンβ1受容体遮断

    105-254 2.4 105-255 5

  • 38

    104回 268ー269 60歳男性。脂質異常症及び高血圧症の診断により、現在、処方1による薬物治療を行っている。本日、処方2が追加された。 (処方1) ピタバスタチンCa錠2㎎ 1回1錠(1日1回) 1日1回夕食後 28日分 ロサルタンK錠50㎎ 1回1錠(1日1回) 1日1回朝食後 28日分 (処方2) イコサペント酸エチル粒状カプセル900㎎ 1回1錠(1日1回) 1日2回朝夕食後 28日分 問260(実務)】 処方2を追加した主目的として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    TGの低下

  • 39

    104回 268ー269 60歳男性。脂質異常症及び高血圧症の診断により、現在、処方1による薬物治療を行っている。本日、処方2が追加された。 (処方1) ピタバスタチンCa錠2㎎ 1回1錠(1日1回) 1日1回夕食後 28日分 ロサルタンK錠50㎎ 1回1錠(1日1回) 1日1回朝食後 28日分 (処方2) イコサペント酸エチル粒状カプセル900㎎ 1回1錠(1日1回) 1日2回朝夕食後 28日分 【問269(薬剤)】 イコサペント酸エチル粒状カプセルを食直後に服用する理由として、正しいのはどれか。1つ選べ。

    食事によって分泌された胆汁酸が、イコサペント酸エチルの可溶化を促進するため。

  • 40

    105回 262ー263 53歳男性。2型糖尿病、高血圧症及び高コレステロール血症(非家族性)のため、生活習慣の改善に加え以下の処方による治療を行っている。しかし、LDL–Cの改善が認められたものの、そのコントロールが不十分なので処方の追加について医師から薬剤師に相談があった。 (処方) テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物20㎎ 1回1錠(1日1回) アゼルニジピン錠8㎎ 1回1錠(1日1回) ロスバスタチン錠10㎎ 1回2錠(1日1回) 1日1回朝食後28日分 家族歴:父親が50歳で心筋梗塞 検査値:血圧131/79mmHg、SCr1.1mg/dL、HbA1c6.7%(NGSP値)、LDL–C 179mg/dL、HDL–C 42mg/dL、TG(トリグリセリド)120mg/dL、CK(クレアチニンキナーゼ)57U/L、AST 53IU/L、ALT 41IU/L 【問262(実務)】 医師へ提案する薬物として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1、エゼチミブ 2、イコサペント酸エチル 3、エボロクマブ 4、シンバスタチン 5、ベザフィブラート 【問263(薬理)】 提案した薬物それぞれの作用機序として正しいのはどれか。2つ選べ。 1、転写因子sterol–responsiveelementbindingprotein(SREBP)–2の活性化を介して、LDL(低密度リポタンパク質)受容体の合成を促進する。 2、コレステロールトランスポーター(NPC1L1)を阻害することで小腸における食物由来のコレステロール吸収を抑制する 3、SREBP–1cを抑制し、肝臓でのTG合成を抑制する。 4、リソソームにおけるLDL受容体の分解を抑制し、LDL受容体の細胞膜へのリサイクリングを増加させる。 5、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPARα)を刺激することでTGの加水分解を促進させる。

    105-262 1.3 105-263 2.4

  • 41

    101-198,199 77歳女性。以下の処方箋を持って薬局を訪れた。患者の話から、最近、ものが飲み込みにくいとのことであった。 問198 この処方に関する疑義照会として適切なのはどれか。1つ選べ。

    同用量のニフェジピンの持効性細粒に変更し、朝夕食後に分けて投与するよう提案する。

  • 42

    問319 (法規・制度・倫理) 当該患者に対して、保険薬局の保険薬剤師が医療保険で行う訪問薬剤管理指導に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。

    訪問薬剤管理指導は、医師の指示に基づいて行う。, 薬学的管理指導計画は、訪問前に策定する。

  • 43

    第105回薬剤師国家試験 問88 在宅訪問し、薬剤管理指導を実施するにあたり、医師から入手した診療情報提供書の内容を踏まえて、薬剤師が策定し、必要に応じて見直しをしていくのはどれか。1つ選べ。

    薬学的管理指導計画書

  • 44

    第103回薬剤師国家試験問322〜323 いつも薬局を訪れる女性の患者から「かかりつけ薬剤師という言葉をテレビで聞いたが、何をしてくれるのですか」と薬剤師に質問があった。 問322 (実務) 質問を受けた薬剤師は患者にかかりつけ薬剤師について説明した。その内容として、適切でないのはどれか。1つ選べ。

    休日を除いて24時間対応する。

  • 45

    104回 286-287 66歳女性。忙しい夫の会社を手伝っている。遠方に住む共働きの息子夫婦に半年ほど前に子供ができ、世話を頼まれたので、忙しい中、自宅と息子夫婦の家の行き来を繰り返している。2~3週間前より、気分が優れず、食欲がなくなり、眠りにつくにも時間がかかるようになった。女性は、理由はわからないが「きっと私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになった。心配した夫と一緒に精神科を受診し、うつ病と診断された。以下の処方箋を持ってこの患者が来局した。 処方1) セルトラリン錠25㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回夕食後 7日分 処方2) エチゾラム錠0.5㎎ 1回1錠(1日3錠) 1日3回毎食後 7日分 処方3) エスゾピクロン錠1㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回就寝前 7日分 問296(病態・薬物治療) この患者の病態、症状及び検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    Self–rating Depression Scale(SDS)は診断に有用な評価スケールである。, 食欲不振は身体症状である。

  • 46

    104回 286-287 66歳女性。忙しい夫の会社を手伝っている。遠方に住む共働きの息子夫婦に半年ほど前に子供ができ、世話を頼まれたので、忙しい中、自宅と息子夫婦の家の行き来を繰り返している。2~3週間前より、気分が優れず、食欲がなくなり、眠りにつくにも時間がかかるようになった。女性は、理由はわからないが「きっと私のせいで夫の会社が倒産する」と思うようになった。心配した夫と一緒に精神科を受診し、うつ病と診断された。以下の処方箋を持ってこの患者が来局した。 処方1) セルトラリン錠25㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回夕食後 7日分 処方2) エチゾラム錠0.5㎎ 1回1錠(1日3錠) 1日3回毎食後 7日分 処方3) エスゾピクロン錠1㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回就寝前 7日分 問297(実務) 薬剤師がこの患者に対して行う説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    睡眠途中で目覚めた時の出来事を覚えていないことがあります。, 口が乾くことがあります。

  • 47

    103回 294ー295 26歳男性。統合失調症の診断を受け、ハロペリドールを処方されていた。手の震え、体のこわばりやアカシジア(静座不能)などの副作用の出現により服薬を自己中断するため、入退院を繰り返している。3ヶ月前から以下の処方に変更となった。 処方:オランザピン錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 <3ヶ月前の検査データ> 体重68 kg、空腹時血糖110 mg/dL、LDLで(低密度リポタンパク質コレステロール)130 mg/dL、HDL−C(高密度リポタンパク質コレステロール)47 mg/dL、TG(トリグリセリド)120 mg/dL。現在、患者の精神状態は安定しているが、食欲が亢進し、栄養指導しても過食になることが多い。 <現在の検査データ> 体重76 kg、空腹時血糖110 mg/dL、LDL−C 138 mg/dL、HDL−C 42 mg/dL、TG150mg/dL。服薬指導の際に、患者から「体重増加は困るので、薬を変えて欲しい」との訴えがあった。 【問294(病態・薬物治療)】 この患者の病態及び治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

    オランザピンはハロペリドールよりも錐体外路症状を起こしにくい。

  • 48

    103回 294ー295 26歳男性。統合失調症の診断を受け、ハロペリドールを処方されていた。手の震え、体のこわばりやアカシジア(静座不能)などの副作用の出現により服薬を自己中断するため、入退院を繰り返している。3ヶ月前から以下の処方に変更となった。 処方:オランザピン錠10㎎ 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 <3ヶ月前の検査データ> 体重68 kg、空腹時血糖110 mg/dL、LDLで(低密度リポタンパク質コレステロール)130 mg/dL、HDL−C(高密度リポタンパク質コレステロール)47 mg/dL、TG(トリグリセリド)120 mg/dL。現在、患者の精神状態は安定しているが、食欲が亢進し、栄養指導しても過食になることが多い。 <現在の検査データ> 体重76 kg、空腹時血糖110 mg/dL、LDL−C 138 mg/dL、HDL−C 42 mg/dL、TG150mg/dL。服薬指導の際に、患者から「体重増加は困るので、薬を変えて欲しい」との訴えがあった。 【問295(実務)】 薬剤師が患者の訴えを医師に伝えたところ、代替薬を検討することになった。副作用発現の観点から推奨できる薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    アリピプラゾール

  • 49

    105回 252-253 23歳女性。母親に連れられて病院を受診した。母親の話では、幻覚や妄想と思われるような意味の分からないことを話すようになったとのこと。今年、大学を卒業して企業で働き始めたが、最近は欠勤気味であった。患者は統合失調症と診断され、ハロペリドールによる治療を開始した。しかし、手の震えなどの錐体外路症状の訴えが患者からあったため、医師より代替薬について相談があった。 【問252(実務)】 この患者に対し、薬剤師が推奨できる薬物として適切なのはどれか。2つ選べ。 1、ブロムペリドール 2、スピペロン 3、アリピプラゾール 4、リスペリドン 5、クロザピン 【問253(薬理)】 医師に提案したそれぞれの薬物のもつ作用の特徴として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1、セロトニン 5–HT2A受容体遮断作用 2、ヒスタミンH1受容体遮断作用 3、ドパミンD2受容体部分刺激作用 4、アセチルコリンM1受容体遮断作用 5、アドレナリンα1受容体部分刺激作用

    105-252 3.4 105-253 1.3

  • 50

    105回 294-295 26歳女性。糖尿病の既往がある。大学卒業後、就職し、仕事が増え始めた頃から奇異な言動が見られ始め、部屋に引きこもり、独り言を言う、壁を叩く、蹴るような行動が見られるようになった。心配した家族とともに精神科を受診したところ、統合失調症と診断されて入院となり、アリピプラゾールによる治療が開始された。入院時の検査値はNa:142mEq/L、K:4.1mEq/L、Ccr:110mL/min、AST:22 U/L、ALT:43 U/L、HbA1c:6.4%(NGSP値)であった。アリピプラゾールを徐々に増量し、30 mg/日まで増量した結果、壁を叩くような行動はなくなった。しかし、薬剤師が病室を訪問した際、患者はろれつが回りにくく、手指振戦をきたしていることに気付いた。患者と面談したところ、トイレに行くための歩行もしづらく、日常生活に支障が生じるので困るとの訴えがあった。 【問294(病態、薬物治療)】 この患者に認められた手指振戦は、抗精神病薬の有害作用と考えられる。その作用発現に関係するドパミン神経経路はどれか。1つ選べ。

    黒質―線条体系

  • 51

    105回 294-295 26歳女性。糖尿病の既往がある。大学卒業後、就職し、仕事が増え始めた頃から奇異な言動が見られ始め、部屋に引きこもり、独り言を言う、壁を叩く、蹴るような行動が見られるようになった。心配した家族とともに精神科を受診したところ、統合失調症と診断されて入院となり、アリピプラゾールによる治療が開始された。入院時の検査値はNa:142mEq/L、K:4.1mEq/L、Ccr:110mL/min、AST:22 U/L、ALT:43 U/L、HbA1c:6.4%(NGSP値)であった。アリピプラゾールを徐々に増量し、30 mg/日まで増量した結果、壁を叩くような行動はなくなった。しかし、薬剤師が病室を訪問した際、患者はろれつが回りにくく、手指振戦をきたしていることに気付いた。患者と面談したところ、トイレに行くための歩行もしづらく、日常生活に支障が生じるので困るとの訴えがあった。 【問295(実務)】 今後の治療方針について薬剤師が行う医師への提案として最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    ビペリデンの処方追加

  • 52

    104回 286-287 82歳女性。以前より意識清明であったが、記銘力の低下を指摘されていた。今回、トイレに行こうとして転倒し、大腿骨骨折のため整形外科に入院した。 入院中に認知機能の低下、パーキンソニズム、レム睡眠行動障害が現れたほか、 PETにて後頭葉の血流低下を認め、アルツハイマー型以外の認知症が強く疑われ、ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠による治療が開始された。 問286(病態・薬物治療) この患者の認知症の病態と症状に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    幻視が現れることが多い。, 病理組織学的には、大脳にレビー小体が認められる。

  • 53

    104回 286-287 82歳女性。以前より意識清明であったが、記銘力の低下を指摘されていた。今回、トイレに行こうとして転倒し、大腿骨骨折のため整形外科に入院した。 入院中に認知機能の低下、パーキンソニズム、レム睡眠行動障害が現れたほか、 PETにて後頭葉の血流低下を認め、アルツハイマー型以外の認知症が強く疑われ、ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠による治療が開始された。 問287(実務) ドネペジル製剤の医薬品リスク管理計画書(RMP)の概要から、下記のような 「重要な特定されたリスク」が確認できた。これらの回避のために、薬剤師の対応 として適切なのはどれか。2つ選べ。

    心機能のモニタリングの必要性を医師に伝える。, 血小板減少の早期発見のため、出血などに注意することを医療従事者間で情報共有する。

  • 54

    問1 かかりつけ薬剤師に関する説明として適切なのはどれか。3つ選べ。

    かかりつけ薬局で患者の薬管理を行うことにより、重複投与や薬剤の相互作用の確認などが可能になる。, かかりつけ薬局やかかりつけ薬剤師になるためには、日ごろから地域住民とのコミュニケーションが重要である。, かかりつけ薬局では、処方箋医薬品のみでなく要指導医薬品・一般用医薬品を含めた薬歴管理が必要である。

  • 55

    問2 地域包括ケアシステムに関する以下の文の(   )に当てはまるのはどれか。1つ選べ。団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・(   )・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を実現していきます。

    予防

  • 56

    問3 健康サポート薬局である旨を表示しようとする薬局に、求められている基準はどれか。4つ選べ。

    患者への情報提供及び指導について、一元的かつ継続的に行うかかりつけ薬剤師を、患者が選択できるようにする。, 地域の医療機関や地域包括支援センター、市区町村の保健センターなどを薬局利用者に適切に紹介できるようリストを作成する。, 健康サポートに係る研修を修了した一定の実務経験を有する薬剤師が常駐する。, 薬の相談会等、健康の保持増進の支援に関する取組を行う。

  • 57

    問4 高度薬学管理機能を有する薬局に関する説明として適切でないのはどれか。1つ選べ。

    専門的な治療は一時的なものであるため、患者に対してかかりつけ薬局の機能を持つ必要はない。

  • 58

    第107回薬剤師国家試験 問120 下表は、2020年10月1日現在の年齢区分別人口割合を示したものである。 この表に基づく人口指標に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。

    老年人口割合は25%を超えている。

  • 59

    第107回薬剤師国家試験 問149 介護保険制度に関する記述のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。

    財源は税金と40歳以上の国民が負担する保険料である。, 高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組みとして導入された。

  • 60

    第107回薬剤師国家試験 問244 校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査したところ、「学校環境衛生基準」で定められている2つの物質が高濃度で検出された。 生徒の症状の原因と考えられる物質の組み合わせとして、正しいのはどれか。1つ選べ。

    3

  • 61

    第105回薬剤師国家試験 問90 学校薬剤師の業務として教室内の空気検査がある。シックハウス症候群の原因物質の一つで、室内空気中濃度に関する基準値が設定されているのはどれか。1つ選べ。

    ホルムアルデヒド

  • 62

    問318 この法律に基づく学校薬剤師の職務として、適切でないのはどれか。1つ選べ。

    健康診断の実施

  • 63

    問319 学校薬剤師が行う薬物乱用防止教室に関する記述のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。

    薬物乱用が心身に及ぼす影響について説明する。, 麻薬・覚せい剤に関する基礎知識について説明する。

  • 64

    問138 水道水質基準の基準項目に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    ブロモジクロロメタンは、臭化物イオンを含む水道原水の塩素消毒により生成する。, 2-メチルイソボルネオ―ルは、藍藻類や放線菌が産生するカビ臭物質である。

  • 65

    第108回薬剤師国家試験問242-243 7 月某日、小学校で学校薬剤師が屋外プールの定期水質検査を行うことになった。プールは上から見て図に示すような長方形で縦 25 m × 横 15 m の大きさである。プール端の水深は約 0.9 m、中央に向かって徐々に深くなり、中央部の水深は約 1.2 m である。採水は図中の 3 点 (A、B、C)、水面下 20 cm で、プール使用開始前に実施した。一部の検査は外部の検査機関に依頼した。今回の定期水質検査の結果は下表のとおりであった。 問242 今回の定期水質検査の結果に基づく学校薬剤師の説明として誤っているのはどれか。1つ選べ。

    一般細菌が検出されたので、プールの使用を中止してください。

  • 66

    第108回薬剤師国家試験 問242-243 定期水質検査で検査した項目のうち、学校薬剤師がプール水を採取後直ちに現場で測定しなければならないのはどれか。1つ選べ

    遊離残留塩素

  • 67

    第104回薬剤師国家試験 問324-問325 隣接県において、直下型地震が発生した。ある薬局においては、医薬品、物品等が床に落ちたものの、調剤室が損壊するなどの復旧工事を要するような大きな被害は生じなかった。しかし震源地周辺の広範囲において、建物の崩壊やライフラインの寸断等、大きな被害が発生し、内閣府には緊急災害対策本部が設置された。 問324 この薬局に勤務する薬剤師の地震発生後の活動として、誤っているのはどれか。1つ選べ。

    ボランティアが不眠を訴えたので、処方せんはなかったが、向精神薬を交付した。

  • 68

    第104回薬剤師国家試験 問324-問325 隣接県において、直下型地震が発生した。ある薬局においては、医薬品、物品等が床に落ちたものの、調剤室が損壊するなどの復旧工事を要するような大きな被害は生じなかった。しかし震源地周辺の広範囲において、建物の崩壊やライフラインの寸断等、大きな被害が発生し、内閣府には緊急災害対策本部が設置された。 問325 このような災害への備えとして平時に薬局で準備しておくこととして適切でないのはどれか。1つ選べ。

    災害時対応についての患者教育の地方自治体への一任