問題一覧
1
【問題1】 次の1~5の記述は、機械材料とその加工性について述べたものです。その内容が正し いものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 1.上図において、点pの組成の合金を融液から冷却すると、曲線AE上の点Lpの温度で 凝固し始め、曲線AC上の点Spの温度で凝固が終わって均一なα固溶体になり、温度 が下がって曲線CF上の点Mp の温度になるとα固溶体からβ固溶体を析出し始め、 さらに温度が下がって常温になったときには多量のα固溶体と少量のβ固溶体が混在 した組織になる。
○
2
【問題1】 次の1~5の記述は、機械材料とその加工性について述べたものです。その内容が正し いものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 2.シャルピー衝撃試験では、ハンマを一定の高さから落下させ、その跳ね上がり高さを 測定して衝撃値、すなわち粘り強さを求める。
✕
3
【問題1】 次の1~5の記述は、機械材料とその加工性について述べたものです。その内容が正し いものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 3.塑性加工は、変形量が大きな圧延・押出し・引抜きなどの一次加工と、複雑な形状の 製品に対応できるプレス加工・転造などの二次加工に分類されるが、このような金属 材料の展延性を利用して成型された製品は、組織がち密で粘り強くなる。
○
4
【問題1】 次の1~5の記述は、機械材料とその加工性について述べたものです。その内容が正し いものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 4.完全焼なましは、炭素鋼を一様なオーステナイト組織にしてから空冷する熱処理で、 その目的は、加工によって生じた炭素鋼の組織の乱れを標準の組織に直したり、製品 内部のひずみを除いたり、粗大になった結晶粒を微細化して炭素鋼の性質を改善した りすることである。
✕
5
【問題1】 次の1~5の記述は、機械材料とその加工性について述べたものです。その内容が正し いものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 5.サブゼロ処理は、焼入れした鋼をさらに0℃以下に冷却する操作で、その目的は未変態のオーステナイトすなわち残留オーステナイトをすべてマルテンサイト組織に変態 させておくことで、その後の変形を防止することにある。
○
6
【問題2】 次の1~4の記述は、鋳造について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 1.コールドボックスは、( 1 )に分類される砂型である。
エ.ガス硬化鋳型
7
【問題2】 次の1~4の記述は、鋳造について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 2.鋳鋼や合金鋼鋳鋼の溶解に用いられる( 2 )炉は、湯を攪拌する作用があるので 均一な組成や温度の湯を得ることができるが、不純物をスラグとして浮上させること はできない。
エ.高周波誘導電気
8
【問題2】 次の1~4の記述は、鋳造について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 3.自動車部品の大量生産に用いられる( 3 )では、模型と湯口などの補助部分を一 体にしたパターンプレートを用いることが多い。
エ.シェルモールド鍛造法
9
【問題2】 次の1~4の記述は、鋳造について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 4.鋳物の欠陥のうち、巣やミクロポロシティは( 4 )などで調べる。
イ.放射線透過試験
10
【問題3】 次の1~4の記述は、溶接について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 1.電縫管を作る際には、( 1 )溶接が用いられる。
ウ.バットシーム
11
【問題3】 次の1~4の記述は、溶接について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 2.溶融金属の酸化やブローホールと呼ばれる溶接部の欠陥を防ぐために、( 2 ) アーク溶接では、ソリッドワイヤやフラックス入りワイヤを用いる。
ウ.炭酸ガス
12
【問題3】 次の1~4の記述は、溶接について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 3.下図に示す( 3 )溶接は、50~300mm 程度の厚板および超厚板の立向き溶接を能 率的に行うことができるので、大形の圧力容器などの溶接に用いられる。
ウ.エレクトロスラグ
13
【問題3】 次の1~4の記述は、溶接について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 4.アーク溶接部に起こりやすい欠陥のうち( 4 )の対策は、適当な溶接棒と母材の 選択、適当な予熱と徐冷を行うことで対応するとよい。
イ.溶接部の割れ
14
【問題4】 次の1~6の記述は、塑性加工と表面処理について述べたものです。その内容が適切な ものを3つ選び、その番号を答えて下さい。
1.旋盤に似た加工機械を用いて成形するスピニング加工は、押し金具で成形型に押し付けられた素板がこれらと一体になって回転している間に、へら棒などで素板を成形型に押し付けて、徐々に絞って成形する加工法である。, 3.マンネスマンプラグミル方式では、マンネスマンせん孔機による素管の製造、プラグミルによる圧延に伴う素管の薄肉化とおよその寸法仕上げ、つや出しロールによるつや出し、定径ロールによる仕上げの順に加工して丸棒から継目なし管をつくる。, 6.複式型と呼ばれる鍛造用型は、合金工具鋼や高炭素鋼でつくった型に、せぎり型、荒地型、仕上げ型などがほってあり、素材を一度加熱しただけで順次成形して仕上げることができるので能率的であるが、金型が大きくなるため、大形の鍛造機械が必要になる。
15
【問題5】 次の1~5の記述は、切削加工・砥粒加工・特殊加工について述べたものです。その内 容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 1.下図は、メタルソーによるすりわりの様子を示したもので、横フライス盤を用いてす りわりを行う場合には、メタルソーはアーバに取り付ける。
○
16
【問題5】 次の1~5の記述は、切削加工・砥粒加工・特殊加工について述べたものです。その内 容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 2.トラバース研削は、工作物の取り付け・取り外しが不要で、加工部分が全長にわたっ て支持されるため均一な研削が可能であり、また、工作物の供給・排出の自動化が容 易で、生産性も高い。
✕
17
【問題5】 次の1~5の記述は、切削加工・砥粒加工・特殊加工について述べたものです。その内 容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 3.フォトエッチングは、複雑なパターンのプリント配線を高精度に加工でき、能率的で 大量生産に適しているので、精密電子部品や半導体集積回路の製造に用いられるほ か、薄板への直径 1μm 程度の微細な穴あけにも用いられる。
○
18
【問題5】 次の1~5の記述は、切削加工・砥粒加工・特殊加工について述べたものです。その内 容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 4.きわめて高い加工エネルギーが得られ、微小部分を短時間に加熱することができる電子ビーム加工は、空気中で工作物を局所的に加熱して溶融・蒸発させて加工ができるので、ガラス、セラミックスなどの精密な加工や穴あけ・切断などに用いられる。
✕
19
【問題5】 次の1~5の記述は、切削加工・砥粒加工・特殊加工について述べたものです。その内 容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 5.歯車は塑性加工に分類される転造などによっても作られるが、そのほとんどはピニオンカッタを用いるフェロース式歯車形削り盤やホブを用いるホブ盤などの切削加工によってつくられる。
○
20
【問題6】 次の1~4の記述は、機械工作について述べたものです。アとイの記述のうち、最も適 切なものを選び、その記号を答えて下さい。1.プラスチックについて
ア.プラスチックは、金属に比べて軟化する温度が低いため、1組の金型から10 万個以上の成形が可能であり、成形に要するコストは金属に比べて 1/3~1/10と安価である。
21
【問題6】 次の1~4の記述は、機械工作について述べたものです。アとイの記述のうち、最も適 切なものを選び、その記号を答えて下さい。2.表面処理について
イ.浸炭は、低炭素鋼でつくった製品を、浸炭剤中で長時間加熱して表層部に炭素をしみ込ませ、その後、焼入れ・焼戻しをして表面を硬化させる一連の処理で、浸炭後の製品の表層部は硬く、内部は粘り強くなる。
22
【問題6】 次の1~4の記述は、機械工作について述べたものです。アとイの記述のうち、最も適 切なものを選び、その記号を答えて下さい。3.計測器について
イ.図のブリッジ型座標測定機は、X・Y・Zの3軸の案内を持ち、Z軸の先端に付けた接触式プローブにより測定物の空間座標を決定する三次元測定機である。
23
【問題6】 次の1~4の記述は、機械工作について述べたものです。アとイの記述のうち、最も適 切なものを選び、その記号を答えて下さい。 4.NC工作機械について
ア.マシニングセンタは、NCフライス盤をもとに自動工具交換装置を備え、穴あけ、中ぐり、フライス削りなどの複数の加工を多面にわたって可能にしたNC工作機械で、フライス盤と同じように、主軸がテーブル面に対して平行な横形と垂直な立て形がある。
24
【問題7】 次の1~4の記述は、巻掛け伝動装置とブレーキ・ばねについて述べたものです。空欄 にあてはまる最も適切なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて 下さい。 1.ローラチェーンにおいてリンクの総数が奇数の場合には、( 1 )リンクを使用す る。
イ.オフセット
25
【問題7】 次の1~4の記述は、巻掛け伝動装置とブレーキ・ばねについて述べたものです。空欄 にあてはまる最も適切なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて 下さい。 2.Vベルトの速度伝達比はふつう( 2 )までであるが、とくに必要なときは 10 くら いにすることもできる。
ウ.7
26
【問題7】 次の1~4の記述は、巻掛け伝動装置とブレーキ・ばねについて述べたものです。空欄 にあてはまる最も適切なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて 下さい。 3.ブレーキドラムの周囲に、鋼帯に摩擦片などを裏ばりしたものを巻きかけて制動する ( 3 )ブレーキは、小さな力で大きなブレーキ力が得られる。
エ.バンド
27
【問題7】 次の1~4の記述は、巻掛け伝動装置とブレーキ・ばねについて述べたものです。空欄 にあてはまる最も適切なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて 下さい。 4.静荷重を受ける圧縮コイルばねの使用上の最大応力は、圧縮コイルばねの許容ねじり 応力の( 4 )%以下にするのがよい。
ウ.80
28
【問題8】 次の1~4の記述は、ねじについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。1.下図のうち、通しボルトをあらわしているのは( 1 )である。
ア
29
【問題8】 次の1~4の記述は、ねじについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 2.押さえボルトや植込みボルトのねじ込まれる部分の長さ ℓ は、ボルトの外径をdとす ると、ねじ穴の材質が軟鋼・鋳鋼・青銅では( 2 )のようにする。
ア.ℓ=d
30
【問題8】 次の1~4の記述は、ねじについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 3.とくに気密を要するところに使われるテーパねじのテーパは( 3 )である。
ウ.1/16
31
【問題8】 次の1~4の記述は、ねじについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 4.ねじのリード角をθ、摩擦角をΦとしたとき、多条ねじは( 4 )の関係になるこ とが多く、一条ねじに比べて速く締めるには便利であるが、ゆるみやすいので締結用 ねじには不適当である。
イ.θ>Φ
32
【問題9】 次の1~6の記述は、軸とその部品ついて述べたものです。その内容が正しいものには ○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。1.回転軸が、軸の固有円振動数に近い角速度で回転して共振を起こすと、軸や軸受けを 破損することがある。このときの軸の角速度をその軸の危険速度という。
○
33
【問題9】 次の1~6の記述は、軸とその部品ついて述べたものです。その内容が正しいものには ○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 2.自動調心玉軸受は、玉と内輪・外輪との接触点を結ぶ直線が、ラジアル方向とある角 度をなしている。この角度すなわち接触角の大きいものほどスラスト荷重によく耐え る。
✕
34
【問題9】 次の1~6の記述は、軸とその部品ついて述べたものです。その内容が正しいものには ○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 3.ラジアル荷重を受ける滑り軸受の内径とジャーナルの直径との差を軸受すきまとい い、軸受すきまをジャーナルの直径で割った値を軸受すきま比という。軸受すきま比 の値は、精密機械や工作機械のスピンドルなどの軸受では、軸心が振れないように 0.0005 以下にとるが、ふつうの軸受では 0.001 前後にとる。
○
35
【問題9】 次の1~6の記述は、軸とその部品ついて述べたものです。その内容が正しいものには ○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 4.ラジアル荷重を受ける滑り軸受の軸受部の過熱を防ぐには、軸の周速度v[m/s]と軸受 の最大許容圧力p[MPa]をかけた値pvを適切な許容値に決める必要がある。
○
36
【問題9】 次の1~6の記述は、軸とその部品ついて述べたものです。その内容が正しいものには ○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。5.キーは、軸継手や歯車のような部品を軸に取りつけるのに使われ、鋼または合金鋼で つくられるが、ふつう、軸の材質より少しやわらかい材料を用いる。
✕
37
【問題9】 次の1~6の記述は、軸とその部品ついて述べたものです。その内容が正しいものには ○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 6.グリース潤滑は、ちりなどの入りやすいところや、低速で軸受すきまが大きく、油膜 を保持できにくいところなどに用いられる。
○
38
【問題 10】 次の1~4の記述は、歯車について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。1.( 1 )は、歯すじが基準円すいの母線と一致する歯車である。
イ.すぐばかさ歯車
39
【問題 10】 次の1~4の記述は、歯車について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 2.( 2 )は、歯すじがつる巻線である円筒歯車である。
オ.はすば歯車
40
【問題 10】 次の1~4の記述は、歯車について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 3.( 3 )は、円すいまたは円すいに近い形状をもつ1組の歯車である。
エ.ハイポイドギア
41
【問題 10】 次の1~4の記述は、歯車について述べたものです。空欄にあてはまる最も適切なもの を下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 4.( 4 )は、円筒歯車をくいちがい軸間の運動伝達に利用したときの1組の歯車であ る。
ウ.ねじ歯車
42
【問題 11】 次の1~4の記述は、機械に働く力と仕事について述べたものです。アとイの記述のう ち、最も適切なものを選び、その記号を答えて下さい。 1.摩擦について
イ.転がり摩擦の大きさは、材料および表面の状態から決まるほか、速度、垂直力、球やころの直径なども関係する。
43
【問題 11】 次の1~4の記述は、機械に働く力と仕事について述べたものです。アとイの記述のう ち、最も適切なものを選び、その記号を答えて下さい。 2.運動の法則について
ア.運動方程式は、運動の第二法則を式で表したものである。
44
【問題 11】 次の1~4の記述は、機械に働く力と仕事について述べたものです。アとイの記述のう ち、最も適切なものを選び、その記号を答えて下さい。 3.仕事と動力について
ア.単位時間にした仕事の割合を動力または仕事率といい、単位にはワット(W)を用いる。
45
【問題 11】 次の1~4の記述は、機械に働く力と仕事について述べたものです。アとイの記述のう ち、最も適切なものを選び、その記号を答えて下さい。4.円運動について
イ.等速円運動をする物体には、向心力に対して大きさが等しく逆向きの力が働いていると考えられる。この力を遠心力という。
46
【問題 12】 次の1~3の記述は、材料の強さについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切 なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 1.使用される材料に許される最大の応力で、それ以内ならば変形や破壊などしないで安 全であるとして、設計の基礎に用いられる応力を( 1 )応力という。
ア.許容
47
【問題 12】 次の1~3の記述は、材料の強さについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切 なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 2.硬鋼の横弾性係数は約 80GPa であるが、この値は一般に硬鋼の縦弾性係数のおよそ ( 2 )%である。
ウ.40
48
【問題 12】 次の1~3の記述は、材料の強さについて述べたものです。空欄にあてはまる最も適切 なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えて下さい。 3.座屈を生じる柱において、比較的長い柱の場合には、柱の座屈荷重は( 3 )の式 から求められる。
ア.オイラー
49
【問題 13】 次の1~5の記述は、流体機械について述べたものです。アとイの記述うち、最も適切 なものを選び、その記号を答えて下さい。1.管摩擦損失について
ア.液体が管路を流れるとき、おもに液体と壁面の間の流体摩擦により圧力が低下して、全エネルギーに損失を生じる。
50
【問題 13】 次の1~5の記述は、流体機械について述べたものです。アとイの記述うち、最も適切 なものを選び、その記号を答えて下さい。 2.ターボポンプの運転について
イ.ポンプ始動時には、ポンプ内を液体で充満させておく必要があり、この操作を呼び水という。大形の遠心ポンプや軸流・斜流ポンプでは、一般に真空ポンプを設置しておき、これを運転して呼び水を行う。
51
【問題 13】 次の1~5の記述は、流体機械について述べたものです。アとイの記述うち、最も適切 なものを選び、その記号を答えて下さい。 3.ノズルとピトー管について
イ.ピトー管は、ベルヌーイの定理を利用した流速計で、空気などの気体の流速測定に多く用いられる。その利用例には航空機の飛行速度の測定などがある。
52
【問題 13】 次の1~5の記述は、流体機械について述べたものです。アとイの記述うち、最も適切 なものを選び、その記号を答えて下さい。 4.軸流送風機について
ア.軸流送風機は、小形で、しかも他形式の送風機に比べて最も効率が高く、大きな風量を得ることができる。
53
【問題 13】 次の1~5の記述は、流体機械について述べたものです。アとイの記述うち、最も適切 なものを選び、その記号を答えて下さい。 5.圧力計について
イ.電気式圧力計は、検出した圧力を弾性体に加えて変形させ、それをひずみゲージなどによって電気量の変化として取り出して、圧力を指示させる。
54
【問題 14】 次の1~5の記述は、内燃機関について述べたものです。その内容が適切なものを2つ 選び、その番号を答えて下さい。
2.水の三重点、すなわち水が気体・液体・固体の平衡状態で共存する温度 0.01℃を273.16Kとしたとき、セルシウス温度 100℃を絶対温度で表すと 373.15Kとなる。, 5.大形船舶に用いられる低速ディーゼル機関の基本サイクルであるディーゼルサイクルでは、①断熱圧縮→②定圧加熱→③断熱膨張→④定容放熱の順に状態変化が行われる。
55
【問題 15】 次の1~6の記述は、蒸気動力プラントや冷凍装置について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 1.蒸気動力プラントに用いられる復水ポンプは、復水器で復水した低圧のボイラ水を高圧にして、ボイラに送るポンプである。
✕
56
【問題 15】 次の1~6の記述は、蒸気動力プラントや冷凍装置について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 2.ランキンサイクルを構成するボイラ本体の伝熱面積が 8,070 ㎡で、実際の蒸発量が 3,190t/h、発生した飽和蒸気のエンタルピーが 3,320kJ/kg、エコノマイザに入る前の給水のエンタルピーが 170kJ/kg のときには、ボイラの伝熱面熱負荷は 1,245×103 kJ/(㎡・h)である。
✕
57
【問題 15】 次の1~6の記述は、蒸気動力プラントや冷凍装置について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 3.蒸気タービンには、負荷に応じた所要量の蒸気を供給して出力を調節し、所定の回転速度を保つ調速器が必要であるが、これには、初段のノズルをいくつかの組に分け、 その組ごとに設けた弁を順次開閉して蒸気量を加減するノズル締切調速法や、絞り弁の開度を調節して蒸気量を加減する絞り調速法が用いられている。
○
58
【問題 15】 次の1~6の記述は、蒸気動力プラントや冷凍装置について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 4.再熱再生サイクルは、大型冷凍機を利用した地域冷暖房施設で用いられる冷凍装置の冷凍サイクルの一つである。
✕
59
【問題 15】 次の1~6の記述は、蒸気動力プラントや冷凍装置について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 5.間接冷却式冷凍用のターボ冷凍機の蒸発器に設けたエリミネータには、冷媒蒸気中に含まれるわずかな冷媒蒸気の液体分を分離させる働きがある。
○
60
【問題 15】 次の1~6の記述は、蒸気動力プラントや冷凍装置について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。 6.下に示す吸収冷凍機の構成例において、①は凝縮器を、②は蒸発器を、③は受液器 を、④は再生器を、⑤は散布ポンプを、⑥は加圧ポンプをそれぞれ表しており、冷媒を吸収して濃度が薄くなった吸収剤は再生器で濃縮されたのち、受液器に戻る。
✕