放射線安全管理学　11回～14回|暗記メーカー

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放射線安全管理学　11回～14回

問題数33

No.1

放射線と遮蔽物質の組合せで誤っているのはどれか。

β-線ーーーープラスチック

X線ーーーータングステン

β+線ーーーー紙

α線ーーーー紙

γ線ーーーー鉛

No.2

放射線とその遮蔽素材との組合せで誤っているのはどれか。

α線ーーーー厚紙

γ線ーーーーコンクリート

X線ーーーー鉛

β線ーーーーアクリル

中性子ーーーータングステン

No.3

半減期がｔの放射性同位元素でその放射能が1/16に減衰するまでに要する時間はどれか。

16ｔ

3ｔ

8ｔ

2ｔ

4ｔ

No.4

¹⁸F-FDGから線量を1/16に遮蔽するために必要な鉛厚(ｍｍ)はどれか。ただし、¹⁸Fに対する鉛の半価層を4.ｍｍとする。

12.3

16.4

20.5

24.6

8.2

No.5

光子線の遮蔽で正しいのはどれか。

アクリルで遮蔽するのが一般的である。

15MeVの光子では遮蔽体で発生する中性子を考慮する必要はない。

光電吸収による質量減弱係数は原子番号に比例する。

10MeV以上の光子では光電吸収による相互作用が主である。

1MeVの光子は10㎝程度の空気で遮蔽できる。

No.6

単一のエネルギー光子の細い線束に対する銅の半価層が0.3㎜であった。この時、同じ線束に対する1/10価層［ｍｍ］はどれか。ただし、In＝0.693,In＝2.3とする。

0.33

0.5

1.00

1.50

3.33

No.7

¹³¹Iを400MBq投与された患者から2ｍの距離で1時間同席した場合の被ばく線量(µSv)に最も近い値はどれか。ただし、1cm線量(当量)定数は、0.065μSV・ｍ²・MBq⁻¹・h⁻¹である。

6.5

1.3

0.65

No.8

医療法上の装置分類で誤っている組合せはどれか。

診療用放射線照射器具ーーーー¹²⁵Iシード

診療用放射線照射装置ーーーーガンマナイフ

診療用高エネルギー放射線発生装置ーーーーリニアック

診療用エックス線装置ーーーー歯科用パノラマ断層撮影装置

診療用放射性同位元素ーーーー¹³⁷Cs血液照射装置

No.9

診療用放射線機器で誤っている組合せはどれか。

診療用X線装置ーーーー移動型X線装置

診療用放射線照射装置ーーーーリモートアフターローディング装置

放射性同位元素装備診療機器ーーーー骨塩定量分析装置

診療用放射線照射器具ーーーーガンマナイフ

診療用高エネルギー放射線発生装置ーーーーリニアック

No.10

X線撮影で患者の皮膚の吸収線量が低下するのはどれか。ただし、他の条件は一定とする。

付加フィルタを使用する。

管電流を大きくする。

照射野を広くする。

低電圧で撮影する。

高格子比のグリッドを使用する。

No.11

患者または術者の被ばく線量の低減に関係するものはどれか。2つ選べ。

低電圧で撮影する。

防護エプロンを使用する。

X線管とフィルムとの距離を短くする。

照射野を広げる。

高感度増倍紙を使用する。

No.12

乳幼児の胸部正面単純X線撮影時の方法で被ばく線量を必ずしも低減させないのはどれか。

高感度フィルムを用いる。

グリッドを使用する。

付加フィルタを使用する。

照射野をできるだけ絞る。

焦点皮膚間距離を長くとる。

No.13

在宅医療におけるX線撮影で正しいのはどれか。

脱臼整復のためX線透視を行う。

可搬形装置のため保守管理の必要はない。

撮影者は 0.25mm 鉛当量の防護衣を着用する。

撮影時に家族は患者から1m離れて待機する。

歯科用X線撮影は行わない。

No.14

在宅医療における X線撮影で正しいのはどれか。 2つ選べ。

患者の家族はX線防護衣・防護手袋を着用すれば患者の介助ができる。

歯科口内法X線撮影には防護措置は必要でない。

X線撮影には医師の指示が必要ない。

X線透視を行うことができる。

放射線診療従事者は個人被ばく線量計を着用する。

No.15

¹⁹⁸Auグレイン 1,500MBqを永久刺入された患者から2mの距離で1時間介助を行う看護師の被ばく線量 [μSv] に最も近いのはどれか。ただし、患者の体内における減弱は考慮しないものとし、実効線量率定数は 0.0576 μSv•m²•MBq⁻¹•h⁻¹とする。

172.8

21.6

345.6

43.2

86.4

No.16

放射性同位元素による表面汚染で正しいのはどれか。

表面の材質は浸透性の方が非浸透性よりふき取り効率が高い。

β線を放出する核種の表面密度限度は4Bq/cm²である。

ふき取り面積 10cm²である。

γ線を放出する核種の表面密度限度は40Bq/cm²である。

固着性汚染の場合はスミア法を用いる。

No.17

表面汚染の管理で正しいのはどれか。 2つ選べ。

傷口の汚染は直ちに温流水で洗い流す。

皮膚の除染には消毒用エタノールを用いる。

体内摂取防止には乾式除染が有効である。

表面汚染密度限度の5分の1以下であれば管理区域へ持ち出してもよい。

表面汚染の検出にはスミア法が有効である。

No.18

スミア法と関係がないのはどれか。

拭き取り面積

ダストサンプラ

ろ紙

計数効率

拭き取り効率

No.19

直接法によりGM管式サーベイメータで、ある物品を測定した。測定の結果、12080cpmの計数率を得た。この物品の表面汚染密[Bq/cm²] を算出せよ。ただし、GM計管の有効面積は20cm²、バックグランド計数率は80cpm、機器効率は40％、源効率は50%とする。

0.05

2.50

25.0

5.00

50.0

No.20

非密封放射性同位元素の除染作業で正しいのはどれか。

早期に行う。

汚染区域の中心から外側に向けて行う。

高レベルから低レベルの順に行う。

乾式作業で行う。

長半減期の場合は減衰法を用いる。

No.21

液体状の放射性同位元素の除染で正しいのはどれか。

汚染状況を明示する必要はない

長半減期核種の場合は減衰を待つ。

ドライヤーなどを用いて速やかに乾燥させる。

汚染区域の中心から外側へ向かって行う。

汚染が確認されたら早期に行う。

No.22

1.2Bq/cm³の⁵⁹Feと0.9 Bq/cm³の⁸⁹Srを含む放射性廃液5トンを排水するための最小希釈倍率はどれか。ただし排水中の濃度限度を⁵⁹Feは 0.4Bq/cm³、⁸⁹Srは0.3Bq/cm³とする。

No.23

固体廃棄物処理で正しいのはどれか。

濡れた可燃物はそのまま処理する。

ヘパフィルタとプレフィルタはまとめて梱包する。

バイアルの中の残液は残しておく。

破砕、圧縮等の前処理を行う。

注射針など感染の恐れのある物は減菌する。

No.24

放射性同位元素に汚染されたものの廃棄方法で正しい組合せはどれか。

ゴム手袋ーーー一難燃物容器

注射針ーーーー可燃物容器

ガラスバイアルーーーー難燃物容器

プラスチック製注射筒ーーーー不燃物容器

消毒綿ーーーー不燃物容器

No.25

放射線障害防止法が想定する放射性同位元素による汚染状況の測定場所について正しいのはどれか。 2つ選べ。

管理区域の境界

廃棄作業室

廃棄物貯蔵施設

事業者等の境界

No.26

放射線事故時の対応について応急措置の4原則に含まれないのはどれか。

通報

安全保持

危険性の評価

安全教育

拡大防止

No.27

放射線業務従事者の線量限度の組合せで正しいのはどれか。

眼の水晶体の等価線量-150mSv/年

実効線量-100mSv/5年

皮膚の等価線量-300mSv/年

実効線量-20mSv/年

女子の実効線量-2mSv/3ヵ月

No.28

報告徴収が必要な計画外被ばくの線量限度の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。

放射線業務従事者以外の者-5mSv

放射業務従事者-0.5mSv

放射線業務従事者-1mSv

放射線業務従事者以外の者 -0.5mSv

放射線業務従事者-5mSv

No.29

特定使用者で点検が必要になる自然災害はどれか。 2つ選べ。

大雨

雷

震度5強以上の地震

震度3以上の地震

台風・竜巻等による家屋全壊

No.30

国際原子力・放射線事象評価尺度でレベル7に該当するのはどれか。 2つ選べ。

JCO臨界事故

もんじゅのナトリウム漏れ事故

東京電力福島第一原子力発電所事故

チェルノブイリ事故

スリーマイル発電所事故

No.31

日本における三次被ばく医療機関はどれか。 2つ選べ。

放射線影響研究所

大阪大学

京都大学

量子科学技術研究開発機構

広島大学

No.32

特定放射性同位元素はどれか。

骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌内用療法用 ²²³Ra

高線量率 RALS 治療用¹⁹²Ir

PET検査用 ¹⁸F

前立腺癌永久挿入治療用¹²⁵I

甲状腺癌内用療法用 ¹³¹I

No.33

特定放射性同位元素の防護で誤っているのはどれか。

監視カメラの設置

出入口の施錠

教育訓練の省略

盗取防止

入退室のカードキーの設置

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