問題一覧
1
行動療法の一種であるウォルビの「系統的脱感作」(だっかんさ)」法とは、レスポンデント条件付けに基づき、「逆制止」の原理によって、不安や恐怖などを引き起こす条件刺激に対する週剰な感受性を段階的に弱める訓練法である。
はい
2
行動療法の分野で言われる「シェイピング法」とは、オペラント条件付けに基づき、ある目標に至るための下位の目標を定めて段階的に達成させることで本来の目標達成を目指すものである。
はい
3
行動療法の一種である「暴露療法(エキスポージャー)」は、不安状況に対面し続けることでその状況の不安反応を軽快させる技法であリ、一方、不安刺激からの回避反応を妨害する方法を「逆制止」という。
いいえ
4
行動療法の一種とされる「嫌悪療法」では、オペラント条件付けに基づいて、約束した課題を遂行しなかった際に、予め約束した罰という「負の報酬」を与えることで目標達成への行動を強化するものである。
いいえ
5
行動療法の一種である「トークン・エコノミ-法」は、レスポンデント条件付けに基づき、対人関係や自己表現に不安を持つ人に、モデリングやリハーサルなどを行う訓練である。
いいえ
6
スキナーの実験に代表される「オペラント条件付け」が応用された行動療法の代表的なものとしては、ウォルピ(Wolpe)の系統的脱感作や自己主張訓練法などの技法がある。
いいえ
7
アサーションとは、自己の意見、考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることであリ、アサーテイプでない言動とは、攻撃的な自己表現と非主張的な自己表現である。
はい
8
アサーテイプな自己表現をすれば、相手の意見との葛藤が起こる′ことはない。
いいえ
9
工リスによって提唱された「論理療法(Rational Emotive-BehaviorTherapy)に基づくカウンセリングでは、非合理な信念(Irrational Belief)の変容が目指されている。
はい
10
工リスの論理療法では、ものの受け止め方には、事実や正しい論理に基づく合理的な信念と、そうではない非合理的信念とがあるとしたが、信念(思考)を変えるためには、まず行動を変えることが重要であるとした。
いいえ
11
アルバート・エリスが創始した論理療法では、人の感情は、それに先行する出来事によって直接引き起こされるのではなく、その出来事をどう受け止めるかという信念によって生じると考える。
はい
12
論理療法においては、非論理的信念を、論理的な信念(RationalBelief)に置き換えることが目標とされる。
はい
13
論理療法においては、非論理的信念を、論理的な信念に置き換える際に、反論や説得は、相談者の抵抗を招くため忌避しなくてはならない。
いいえ
14
べック(Beck.A.T.)によって始められた認知療法に基づくカウンセリングでは、「皆に認められ自分で自分を認められる状態」に近づくことを目標とする。
いいえ
15
認知的アプローチとして、べックの認知療法、グラッサーの現実療法などがある。
はい
16
認知行動療法においては、クライエントの抱える問題を、状況や対人関係といった環境と、それに対する個人の認知・行動・感情・身体反応などとの相互作用の観点で理解する。
はい
17
認知行動療法では、クライエント自身の問題行動に対するセルフコントロールの力を重視し、クライエントと治療者の共同作業を通して問題解決過程をクライエント自身が学習する。
はい
18
認知行動力ウンセリングにおいては、症状や問題を持つ人に寄り添うことが最も重要で、それによって問題が解決されていく、とされている。
いいえ
19
認知行動的アプローチにおいては、過去の経験よりも、現在抱えている問題が改善しなかったり悪化したりする過程に目を向けていく。
はい
20
カウンセリングの理論や心療法の名称とその提唱者、関連する用語で、次の組み合わせは適切である。「認知行動療法」、「ロジャーズ」、「認知の歪み」
いいえ
21
認知療法における「自動思考」には「自己関連づけ」があるが、これは何か悪いことやうまくいかないことが起きたときに、その責任は自分にある、自分が悪かったと考えてしまうことを指す。
はい
22
「自動思考」の一つである「べき思考」とは、自己、他者、状況、世界などを、よいか悪いか、できたかできなかったかなどの2種類のどちらかに区分してしまう思考である。
いいえ