問題一覧
1
Caは腸の上部と下部で吸収される。上部のpHが〇,〇のエリアではカゼインがアミノ酸や様々なペプチドに分解されるが○○○○は分解されない。また、カルシウムとリンの○○○的吸収が行われている。一方で下部の回腸まで行くと、pHが2つ上がり、7から8までになる。この環境下ではカルシウムとリンが〇〇〇の塩を形成し、吸収が阻害されてしまう。しかし、分解されなかった回答2つ目の○○○○と○○○○残基と弱く結合することで○○○○を形成し、吸収を促進する。受動的吸収
56, CPP, 能動, 不溶性, セリン, グルタミン酸, CPPCa可溶体
2
人乳は牛乳に比べて、○○○○が少ないが、○○○○が多い。(小文字で)
カゼイン, iga
3
CPPは何の略か
カゼインホスホペプチド
4
CPPを形成するには ○○○○及び○○○○のトリプシン消化によって
αs1カゼイン, βカゼイン
5
乳清(ホエイ)タンパク質の主たる2つのタンパク質
αラクトアルブミン, βラクトグロブリン
6
特定保健用食品とは身体の生理学的機能に影響を与える○○○○を含む食品である。これは健康の維持増進及び特定の保健の用途に資するものである。特定保健用食品は医薬品の形状も認められ、認められるには消費者庁の○○○○が必要である。その申請する製品を用いた○○○○が必要となる。
保健機能成分, 個別審査, ヒト試験
7
栄養機能食品とは高齢化や食生活の乱れによって、不足しがちな栄養成分の○○と○○に資するものである。栄養機能食品は○○○○型であり、特に許可を受ける必要はない。
補給, 補完, 規格基準
8
疾病リスク低減表示ができる特定保健用食品はなにか。病名とセットで
カルシウム, 骨粗しょう症, 葉酸, 神経閉鎖障害
9
規格基準型特定保健用食品で認められる成分2つ
食物繊維, オリゴ糖
10
医薬品のビタミンAと栄養機能食品のビタミンAの違いは、○○○○と○○○○の違い、または医薬品はGMPなどの基準があるが、栄養機能食品は含有量の規定しかない。また、医薬品はビタミンAは、医師の指示に基づいて特定の用量と服用方法で摂取されるが、栄養機能食品のビタミンAは、通常は製品に記載された指示に従って摂取される。
摂取目安量, 有効投与量
11
血圧降下ペプチドIPPは○○○○と○○○○からなる最小のペプチドで、○○○○(○○○○)を阻害することでアンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡになるのを防ぎ、血圧を降下させる。なおこの構造は○○○○にもみられる。
イソロイシン, プロリン, ACE, アンジオテンシン転換酵素, ヘビ毒
12
牛乳由来の○○○○からは血圧降下ペプチドである、○○○と○○○○が発見されている。
VPP, βカゼイン, IPP
13
特定保健用食品であるヘルシア緑茶が体脂肪を低下させるのは○○○○を活性化するからである。
脂肪酸β酸化系
14
2022年の国民医療費は約45兆円であり、医療費の1/3を○○○○が占めている。
生活習慣病
15
アメリカ合衆国における機能性食品の動向は1990年に発足した○○○○によるものである。この研究成果を生かして、アメリカ食品薬品局より○○○○の認可が行われ、日本と違い、○○○○の表示が認められている。またイギリスは国民的運動によって減塩に成功している。
デザイナーフーズ計画, ヘルスクレーム食品, 病名
16
ニュートリゲノミクスとは、遺伝子発現やたんぱく質、代謝物などを網羅的に解析し、食品や食品素材が生体に与える影響を研究する手法、あるいは1人ひとりの○○○○に応じた食品について研究する手法のことをい う。この手法は食品の新機能の発見 やメカニズムの解明、そして○○○○の開発に役立つとされる
テーラーメイド食品, 遺伝子型
17
ニュートリゲノミクスは、 ○○○○(栄養)とゲノミクス(genomics:遺伝子の網羅的解析技術)を組み合わせた合成語。まずは栄養素・食品を摂取したときに起こる遺伝子の発現変動を網羅的に解析するニュートリ○○○○によって、栄養素,食品の機能 を解明する研究で成果が上がっている。次いでプロテオミクス、メタボロミクスなどのいわゆる○○○○技術を駆使する研究が始まる。
ニュートリション, トランスクリプトーム, オミクス
18
・病気を予防・改善する標的遺伝子の特定(発見) ・標的遺伝子に特異的に作用する有効成分の発見 を行うことができる手法。
DNAアレイ
19
〇機能性表示食品とは? ○○○○において、○○○○に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に○○○○及び○○○○の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたものです。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありません
事業者の責任, 安全性, 機能性, 科学的根拠
20
初乳について 分娩後一週間までの乳を初乳という。初乳は常乳に比べて、アルブミン、グロブリン、無機質、○○○○が多く、乳糖が少ない。特に○○○○が多いため、○○○○(抗体)の扱いとなり市場に流通させることは禁止されている。
ビタミンA, 免疫グロブリン, 医薬品
21
牛乳タンパク質の80%を占めるタンパク質は○○○○であるが、人乳には含まれず、人乳のタンパク質は○○○○や○○○○型のカゼインである。
αカゼイン, κ, β
22
母乳には非タンパク態窒素成分が牛乳より多く、○○○○は牛乳の2倍以上含まれいる。通常、システインやメチオニンから合成されるが、乳児は酵素「シスタチオナーゼ」の活性が低いため必須である。これは人体では○○に多く含まれ、○○○○の発達に関係がある。
タウリン, 脳, 神経
23
乳の主要な糖質の成分は○○○○であるが、○○○○も重要である。これはガラクトース、グルコース、Nーアセチルグルコサミン、フコースなどを構成成分とする20種以上の糖である。また、ビフィズス菌を活性化させる機能を持つ。
乳糖, オリゴ糖
24
人乳は牛乳に多い、○○○○を含まず、○○○○が多い。また牛乳には微量にしか含まれない、○○○○を25%以上含むことが特徴である。これは○○○○の発育阻止作用があり、母乳の感染防御の一翼を担っている。
βラクトグロブリン, αラクトアルブミン, ラクトフェリン, 大腸菌
25
脂肪酸としては人乳も牛乳も同じく、○○○○(炭素数16)と○○○○(炭素数18)を50~60%含有することが共通している。牛は、反芻動物であるため、胃の中で○○○○○○が作られる。人間はこれが少なく、○○○○○○などの不飽和脂肪酸が多い。
パルミチン酸, オレイン酸, 低級脂肪酸, リノール酸
26
ラクトフェリンの特徴について ラクトフェリンは人乳の初乳に多く含まれており、乳児の健康維持に関わる。ラクトフェリンは○○○○作用や○○○○増殖促進作用、○○○○吸収調節作用、抗菌作用、抗炎症作用、脂肪代謝改善作用がある。
免疫調節, ビフィズス菌, 鉄
27
★乳等省令について 厚生労働省の省令。牛乳・乳製品は一般に普及しており、乳幼児のために○○○○などが製造される都合上、他の一般食品とは異なり、”特別に”「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」を定めている。乳等省令が取り扱うのは、「○○○○」、「○○○○」および「○○○○○○○○○○○○(乳主原)」の3つに大別される。
調製粉乳, 乳, 乳製品, 乳または乳製品を主原料とする食品
28
ヨーグルトは日本には”乳酸菌の指定”がないが世界では特定の基準がある。 定めているのは○○○○○○○○○○○○(FAO)および○○○○○○○○(WHO)により設置された政府間機関が定める国際食品規格(CODEX:コーデックス)で、「乳酸桿菌のブルガリア菌(○○○○○○○○)と乳酸球菌のサーモフィラス菌(○○○○○○○○)であるとされている。
国連食糧農業機関, 世界保健機関, ラクトバチルスブルガリカス, ストレプトコッカスサーモフィルス
29
日本は発酵乳の微生物種は限定していないが、大腸菌群の規定や乳酸菌数の規定、成分としては○○○○○○○○(○○○○○○○○)の指定がある。
solids not fat, 無脂固形分
30
国際規格の2つの乳酸菌は途中で死んでしまうが生きて腸まで届く乳酸菌を打ったテル微生物は?
ビフィズス菌
31
特定の菌層のみ生息している動物の状態のことを何というか。
ノートバイオート
32
無菌動物は有菌動物より長生きである理由は、○○○○○がゆっくり進むことと、病原菌の感染がないこと、○○○○○○○○が関係すると考えられる。
代謝回転, ミトコンドリア遺伝子
33
人間の腸内細菌を調査すると老年期に○○○○○が減って、○○○○○○や○○○○・腸球菌が増える。
ビフィズス菌, ウェルシュ菌, 大腸菌
34
腸内で有用な働きをする乳酸桿菌、ビフィズス菌、腸球菌などは; ○○○○○○、○○○○○○の合成 ○○○○○○の補助 ○○○○○○の増殖防止 ○○○○○○の刺激の機能がある。
ビタミン, タンパク質, 消化吸収, 外来菌, 免疫機能
35
有毒性を持つ腸内細菌(ウェルシュ菌、ペーヨラ、ブドウ球菌、プロテウス、緑膿菌)は、○○○○○○を引き起こし、○○○○○、○○○○○○、○○○○○○、○○○○○○を生成する。 また、○○○○○○の産生や○○○○の産生を行う。
腸内腐敗, アンモニア, 硫化水素, アミン, フェノール, 発がん物質, 毒素
36
乳酸菌(ヨーグルト)の人体に対する生理作用 ○○○○○○○の改善 善玉菌 ○○○○○○○効果 ○○○○○○○効果 発育促進作用 ○○○○○○○○の減少作用 ○○○○○○○○の低下作用 感染症に対する抵抗性の増大。
腸内細菌叢, 抗変異, 抗腫瘍, 血中コレステロール, 血中アンモニア
37
小腸では、乳糖はラクターゼ(腸粘膜に存在する)により、○○○○○と○○○○○○○○に分解され吸収される。一方、○○○○○○○○Gal (β1-6) Gal (β1-4) Glc は、人間の消化酵素では分解されない。それで、大腸まで分解されずに到達する。○○○○○○○○は分解する酵素を持っているので、資化(利用)できる。酵素の○○○○○○○○により大腸菌は利用できない。
グルコース, ガラクトース, ガラクトシルラクトース, ビフィズス菌, 基質特異性
38
(学生Q)人類にとってオリゴ糖の機能が解明されたことが、 糖の研究では、ある意味で革命的である理由は何か? (学生A)人類にとっての糖の価値の変化: 人間の○○○○○○○○にならない糖も有用。○○○○○○であると言われている。
エネルギー, 糖の革命
39
発がん性試験の有名なものに○○○○○○○○または○○○○○○というものが存在する。これは○○○○○○○○に異常があるサルモネラを用いて、ヒスチジン要求性から非要求性になる○○○○○○を用いた方法で、発がん性物質の○○○○○○○○として優れている。
エームス試験, サルモネラテスト, ヒスチジン生合成系, 復帰突然変異, 第一次スクリーニング
40
発がん性物質の多くが、代謝されて初めて生物活性を示すようになる○○○○○○○を示すため、ラットの○○○○○の上清に含まれる酵素(○○○○○○○○)と○○○○を用いて実験を行う。
代謝活性化, 肝臓, S9, nadph
41
○○○○○○○○は悪玉菌が作り出す○○○○○○○○によって、○○○○○○○○という物質に変化し、この過程で変異原性、発がん性物質のニトロ化合物を生み出す。
芳香族ニトロ化合物, ニトロレダクターゼ, 芳香族アミン
42
変異原性、発がん性物質のベンゼンはシトクロムP450という肝臓の解毒機構によってフェノールになる、そこから○○○○○○○○によって○○○○○○○○が形成されるが、悪玉菌が生産する○○○○○○○○は脱縫合をしてしまい、フェノールに戻してします。
グルクロニルトランスフェラーゼ, グルクロン酸抱合体, βグルクロニダーゼ
43
多糖が単にビフィズス菌を増加させたためか? ・乳酸菌の生産する多糖や乳酸菌菌体の○○○○○○○○の免疫応答の活性化 ・○○○○○○○○・○○○○○○○○免疫の活性化を介した抗ガン作用
糖ペプチド, 体液性, 細胞性
44
子宮がんの培養がん細胞の名前
HeLa細胞
45
発がんの2段階仮説はタバコなどの変異原性物質が関わる○○○○という段階と、脂肪や塩分の過剰摂取が関わる○○○○という段階があり、浸潤する最後の過程を○○○○という。
イニシエーション, プロモーション, プログレッション
46
脂肪の過酸化を防ぐためには、脂溶性の○○○○、水溶性の○○○○、水酸基が関わる○○○○が有効である。
ビタミンE, ビタミンC, フラボノイド
47
栄養のアンバランスと発ガンを仲介する○○○○。それを捕捉するための抗酸化酵素。○○○○や○○○○は発ガンを促進する。
フリーラジカル, 過酸化脂質, 活性酸素
48
体内では活性酸素種における障害を最小限に抑えるべく、様々な機構が用意されている。主たるものがSOD(○○○○)やGSH-Px(グルタチオンペルオキシダーゼ)をはじめとする○○○○○○○○群である。酸素から発生したスーパーオキシドはSODによって速やかに過酸化水素にかわりGSH-Pxによって水に分解される。これによって酸化活性の高い○○○○やペルオキシナイトライトなどの生成を抑えることができる。また脂肪過酸化に対応する低分子ラジカルスカベンジャーとして○○○○、○○○○、○○○○などが合成される。
スーパーオキシドジスムターゼ, 抗酸化酵素, ヒドロキシラジカル, 尿酸, ビリルビン, ユビキノール
49
様々な物質がエームス試験によって、抗変異原作用が評価されたが、最も少量で優秀な成績を残したのが○○○○である。
エラグ酸
50
ガンマーカーとしては、がん抑制遺伝子の○○○○の突然変異や、○○○○や○○○○の血中濃度が引く状態が用いられる。
p53, 抗酸化物, ビタミン
51
βカロテンは○○の死亡率を低下させたが、喫煙者では肺がんを促進した。
がん
52
食品成分と遺伝子発現について。 ビタミンAの代謝産物である○○○○は視物質ロドプシンの形成に関わるが、細胞分化、発生能はないことが知られている。この能力はビタミンAの別の代謝物であり○○○○が、直接遺伝子に働きかけることが知られている。これらのレチノイドX受容体(RXR)の標的の配列は○○○○○○○○である。
レチノール, レチノイン酸, レチノール結合タンパク質タイプⅡ
53
リガンドが未確定の受容体
オーファンレセプター
54
第2例 オーファンレセプターであるPPAR(○○○○○○○○)について。一部の高脂血症治療薬は脂肪酸の代謝系である○○○○○○○○の発現を強く誘導することが知られている。発見されたPPARは高脂血症薬や長鎖脂肪酸(オレイン酸、○○○○○、共役○○○○○○○、○○○○○○○、○○○○○○○○、○○○○○○○○)をリガンドとすることが確認された。
ペルオキシゾーム増殖因子活性化受容体, β酸化系酵素, リノール酸, リノレン酸, EPA, DHA
55
PPAR α(ペルオキシゾーム増殖因子活性化受容体)は主に肝臓に強く発現しており、脂肪の分解に関与する○○○○○○○○を誘導する。
アシルCoA酸化酵素