問題一覧
1
血中pHが正常範囲から外れ、アシデミア(酸性血症)になるような病態を( )といい、アルカレミア(アルカリ血症)になるような病態を( )という
アシドーシス、アルカローシス
2
( )とは体内での酸と塩基の適切なバランスを指し、主に肺と腎臓で調節される。
酸塩基平衡
3
正常の血液pHは( )である
7.4±0.05
4
嘔吐により胃液(HCI)が失われ、H+が失われるので( )になる
代謝性アルカローシス
5
過換気では呼気に含まれる二酸化炭素が大量に失われるため、( )になる
呼吸性アルカローシス
6
呼吸性アルカローシス=尿は( )性になる
アルカリ
7
体液循環は、アルカローシスの状態から元に戻そうとするため、尿も体のアルカローシスを弱めようとすることになり、( )性に傾く。
アルカリ
8
クスマウル呼吸は( )で認められる。代表的なのは糖尿病によるケトアシドーシスによるものである
代謝性アシドーシス
9
換気が低下するとCO2が体内に蓄積され、( )を来す
呼吸性アシドーシス
10
代謝性アシドーシスでは代償的に換気を( )させる
増大
11
PaCO2の正常値は( )±( )Torr
40、5
12
呼吸性アルカローシスでは、換気が増加し、結果としてPaCO2は( )する
低下
13
PaCO2が低下すると換気は( )する
低下
14
・慢性閉塞性肺疾患の急性憎悪時の動脈血ガス分析の所見 酸素分圧( )二酸化炭素分圧( )
低下、上昇
15
安静吸気には( )、( )、( )の筋が関与する
横隔膜、外肋間筋、内肋間筋前部
16
安静呼気は主に呼吸筋の弛緩によって起こり呼吸筋は( )
作用しない
17
努力吸気の呼吸補助筋( )(6つ)が関与し、胸郭を拡大させる
僧帽筋、胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋、肋骨挙筋
18
努力呼気の筋(5つ)
内肋間筋横・後部、腹横筋、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋
19
横隔膜は吸気時に収縮し、運動としては( )する
下降
20
外肋間筋は( )時に収縮する
吸気
21
胸郭下部は肋椎関節の運動軸が矢状面に近いため、前後よりも( )の動きの方が大きい
左右
22
呼吸不全 PaO2≦( )Torr
60
23
Ⅰ型呼吸不全 PaO2≦( )Torr PaCO2≦( )Torr
60、45
24
Ⅱ型呼吸不全 PaO2≦( )Torr PaCO2>( )Torr
60、45
25
PaO2の正常値は( )〜( )Torr
80、100
26
HCO3-の基準値は( )±( )mEq/L
24、2
27
二酸化炭素分圧の上昇は( )障害のみでみられる
換気
28
Ⅰ型呼吸不全 酸素の取り込みだけが不足して( )をきたしている病態
低酸素血症
29
Ⅱ型呼吸不全 酸素の取り込み不足に加え、二酸化炭素の排出不足で二酸化炭素が蓄積して( )をきたしている病態
高炭酸ガス血症
30
1秒率は換気障害の分類に用いられ、正常値の70%より低いと( )に分類される
閉塞性換気障害
31
肺活量は換気障害の分類に用いられ、正常値の80%未満である場合は( )に分類される
拘束性換気障害
32
動脈血二酸化炭素分圧は( )型呼吸不全で増大する
Ⅱ
33
動脈血酸素分圧はⅠ型、Ⅱ型共に( )する
低下
34
換気障害はないが酸素の取り込みが低下するⅠ型呼吸不全では、肺胞内と動脈内の酸素分圧較差(A-aDO2)は( )する
増大
35
上部胸郭では運動軸が前額面に近いため、( )方向に拡張する
縦
36
胸郭上部は( )方向に拡大 胸郭下部は( )方向に拡大
縦、横
37
・ヘモグロビン酸素解離曲線 体温の下降=酸素解離( )
しない
38
・ヘモグロビン酸素解離曲線 体温上昇=酸素解離( )
促進
39
・ヘモグロビン酸素解離曲線 激しい運動=酸素解離( )
促進
40
・ヘモグロビン酸素解離曲線 代謝性アルカローシス=酸素解離( )
しない
41
・ヘモグロビン酸素解離曲線 代謝性アシドーシス=酸素解離( )
促進
42
・ヘモグロビン酸素解離曲線 動脈血の二酸化炭素分圧上昇=酸素解離( )
促進
43
・ヘモグロビン酸素解離曲線 血中2.3-DPG(ジフォスフォグセリン酸)の濃度低下=酸素解離( )
しない
44
・ヘモグロビン酸素解離曲線 血中2.3-DPGの濃度増加=酸素解離( )
促進
45
・ヘモグロビン酸素解離曲線 血中ケトン体の増加=酸素解離( )
促進
46
安静呼気時=吸気時より気道抵抗が( )する
上昇
47
安静時呼吸数=平均( )〜( )/分程度
12、20
48
安静呼気時=気道内圧は( )である
陽圧
49
ヒトの正常体液のpHは( )性である
弱アルカリ
50
( )時に横隔神経の活動電位が生じる
吸気
51
迷走神経が亢進すると気道抵抗は( )する
増加
52
( )は単位時間あたりの二酸化炭素産生量と酸素消費量の比である
呼吸商
53
肺拡散能に影響を与えるのは?(2つ)
ヘモグロビン、肺胞表面積
54
肺コンプライアンスが増加すると、機能的残気量は( )する
増加
55
安静時呼吸時は常に胸腔内圧は( )圧である
陰
56
腹腔内圧は吸気中に( )圧となる
陽
57
腹腔内圧は呼気中に( )圧となる
陰
58
安静吸気時=気道内圧は( )である
陰圧
59
Ⅱ型肺胞上皮細胞は( )を分泌する
サーファクタント
60
( )型肺胞上皮細胞はサーファクタントを分泌する
Ⅱ
61
安静時の呼吸数は小児と成人ではどちらが多いか?
小児
62
横隔膜は腹式呼吸と胸式呼吸ではどちらが大きく働くか?
腹式呼吸
63
くしゃみ反射が生じたときには呼吸が( )する
停止
64
一酸化炭素は酸素よりヘモグロビン結合能が( )
高い
65
吸気時に胸骨は( )する
挙上
66
努力吸気時には下位肋骨が( )する
挙上
67
腹筋群の収縮は胸郭容積を( )させる
減少
68
肺塞栓では、呼吸中枢が刺激され呼吸数が増加し、( )となる
呼吸性アルカローシス
69
激しい下痢では( )になる
代謝性アシドーシス
70
ループ利尿薬の服用により腎臓から水分とともにH +が喪失し、( )となる
代謝性アルカローシス
71
緩衝系の中でも、最も重要な役割を果たしているのは( )である
重炭酸緩衝系
72
腎不全は代謝性( )になる
アシドーシス