問題一覧
1
企業の置かれている内外の経営環境を分析し、今後の戦略立案に活かす手法のひとつ。[6文字]
SWOT分析
2
縦軸に市場成長率、横軸に市場占有率をとったマトリックス図を4つの象限に区分し、市場における製品(または事業やサービス)の位置付けを2つの観点で分類して資源配分を検討する手法。[3文字]
PPM
3
長年の企業活動により蓄積された他社と差別化できる、または競争力の中核となる企業独自のノウハウや技術のこと。これに該当する技術には、「様々な市場に展開可能」「競合他社による模倣が困難」「顧客価値の向上に大きく寄与する」などの共通性質がある。例としては、ホンダのエンジン技術、ソニーの小型化技術、トヨタ自動車の生産プロセスなどが挙げられる。[8文字]
コアコンピタンス
4
特定のニーズ(需要)がある規模の小さい市場(ニッチ市場、隙間市場)をターゲットとして、新たなニーズの発掘や市場に特化したサービスの提供などを行う経営戦略。大手企業が手を出しにくい小さい市場を占有することで売上を上げることを目指す。[5文字]
ニッチ戦略
5
複数の企業が血みどろの競争を繰り広げている市場(レッドオーシャン)に対して製品やサービスを考えるのではなく、これまでになかった新たな付加価値を生み出すことで競争相手のいない平和な市場(ブルーオーシャン)を開拓し利益を最大化することを提唱する戦略。 ランスの欧州経営大学院(INSEAD)教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュにより、2005年2月に発表された著書により提唱された戦略。[10文字]
ブルーオーシャン戦略
6
直訳すると「同盟」という意味だが、企業同士の連携を表す言葉として使われる。企業合併や資本提携、販売提携など連携の強さもスタイルも様々なものがある。 アライアンスを締結する目的としては、お互いの不得意分野の補完や、事業投資リスクの軽減などがある。新規事業に投資する際に自社のみで開発するよりも、開発コストを連携する会社と出資しあえば、事業投資に対するリスクを軽減することができる。[6文字]
アライアンス
7
自社の業務の一部または全部を外部業者へ委託することで、いわゆる「外部委託」。専門的な知識・技能が必要となる業務を、その業務を得意とする外部業者へ委託することで人材育成や設備投資のコストが低減されるメリットがある。一方で企業内にノウハウが蓄積されていかないというデメリットもある。[8文字]
アウトソーシング
8
「合併」と「買収」を組み合わせた言葉で、吸収合併や買収により他社を子会社化し、自社の経営資源とすることで競争力を強化する経営手法。新規事業や市場への参入、企業グループの再編、事業統合、経営が不振な企業の救済など様々な目的で実施される。[3文字]
M&A
9
その名の通り"fab"(fabrication facility,つまり「生産工場」)を持たずに製造業としての活動を行う企業のこと。 製品の企画設計や開発は自社で行い、製品の製造自体は他の製造企業に委託、完成した製品を自社ブランドとして販売するというビジネスモデルをとるため、設備投資や維持管理の負担やリスクを回避できることや、設計や販売に注力できるメリットがある。[5文字]
ファブレス
10
本部が契約した加盟店に対して、営業権や商標の使用権、出店や運営のノウハウを提供し、その見返りとして加盟店からロイヤルティ(対価)を徴収するという関係を有した小売り形態、または事業契約のこと。[11文字]
フランチャイズチェーン
11
会社の経営陣が株主より自社の株式を譲り受けたり、あるいは会社の事業部門のトップが当該事業部門の事業譲渡を受けたりすることで、文字通りのオーナー経営者として独立する行為のこと。[3文字]
MBO
12
ある株式会社の株式等について「買付け期間・買取り株数・価格」を公告し、不特定多数の株主から株式市場外で株式等を買い集める制度のこと。買収対象企業の経営権を取得する目的で実施されることが多い。[3文字]
TOB
13
生産を行う工場が「部品工場」や「営業会社」等のサプライチェーンの上流や下流にある工程を企業グループに統合することで市場競争力を高める経営戦略のこと。[4文字]
垂直統合
14
汎用品化とも呼ばれ、ある製品やカテゴリーについてメーカーや販売会社ごとの機能的・品質的な差異がごく僅かとなり、均一化している様子のこと。 このような状況下では価格以外の差別化要素がないため、値下げ競争に陥りやすくなり、メーカや小売り業者を含む市場全体の収益性が低下しまう傾向がみられる。[7文字]
コモディティ化
15
販売戦略を考える際に、企業や事業の競争力を売り手側の視点から分析する際の考え方の1つ。Product(製品)、Price(価格)、Promotion(宣伝)、Place(立地、流通)の4つの"P"に着目して戦略を立案し、計画、実施する。[2文字]
4P
16
顧客の購買情報が記録されたデータベースから、Recency(最終購買日)、Frequency(購買頻度)、Monetary(累計購買金額)に注目して顧客の購買行動の分析を行う顧客分析の手法。3つの観点から顧客をグルーピングし、グループごとに適したマーケティング活動を実行していくために実施する。[5文字]
RFM分析
17
流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。発言した意見や感想が顧客の購買行動に重要な影響を与える人々のことで、医薬品業界における著名教授、ファッション業界におけるモデルや芸能人などが挙げられる。新商品がヒットするかどうかはこれらの人達に商品の魅力を十分に伝えられるかどうかが販売上の鍵となることも少なくない。[8文字]
オピニオンリーダ
18
製品を市場に投入してから販売活動によって普及、成熟し、やがて落ち込んでその製品寿命が終わるまでの過程が「導入期→成長期→成熟期→衰退期」の順で推移していくと表現した概念。 企業は、製品が現在ライフサイクルのどのステージにあるかによって、最適な商品展開の戦略を考える。一般に、導入期では「製品認知度の向上」、成長期では「他社との差別化」、成熟期では「製品改良・多様化」、衰退期では「撤退時期の決定」という戦略が重要とされている。[12文字]
プロダクトライフサイクル
19
SNSやブログ、Webサイトなどのインターネットメディアを通じて発信を行い、それらに興味を持って訪れた利用者を最終的に顧客に取り込もうとするマーケティング手法。ターゲット層を惹きつける魅力的なコンテンツを用意しておくことで、見込み客の主体的な来訪を促し集客を行う。プル型戦略の1つである。[13文字]
インバウンドマーケティング
20
流通業者に何らかのインセンティブ(主に経済的メリット)を提供することで、自社製品を強力に販売させ、消費者に商品を提供する経営戦略。 マーケティングミックスの4Pの一つであるプロモーション戦略の1つである。[6文字]
プッシュ戦略
21
製造業者が、広告・宣伝などにより消費者に直接働きかけ、消費者から流通業者に自社製品を取り扱うように仕向ける戦略。 マーケティングミックスの4Pの一つであるプロモーション戦略の1つである。[4文字]
プル戦略
22
広告メールの配信に先立ち、広告メールを受け取ることを承諾(オプトイン)した受信者に対してだけ送信されるダイレクトメール型の広告のこと。 配信されるジャンルを指定(承諾)した受信者に向けて行われるメール広告やメールマガジンを指すことが多い。[10文字]
オプトインメール広告
23
Webページ上で他のWebサイトを紹介する役割を持つ画像広告のことを指す。主に広告・宣伝用に作られ、興味ある閲覧者がクリックするとその画像広告が紹介するサイトを表示する仕組みになっている。[5文字]
バナー広告
24
Webサイトを制作するときに、Googleなどの検索エンジンの検索で上位に表示されるようにページやサイト全体を最適化すること、またはそのための技術のこと。 検索結果でより上位ページに表示されれば、無料でインターネットから多くの訪問者を得ることができるので、SEOによるWebサイトの最適化は企業サイトだけでなく個人サイトにとっても大きなテーマとなっている。[3文字]
SEO
25
企業の広告を個人(企業)の所有するWebサイトに掲載し、そのリンクをたどって企業の商品やサービスが売れた場合に、広告を載せているホームページの主に広告掲載の対価となる報酬を支払うという仕組み。[7文字]
アフィリエイト
26
顧客の購入履歴や利用履歴などのデータや、嗜好が似ている顧客のデータを分析して、その顧客が好みそうな商品やサービスを薦める仕組み。書籍販売における関連書籍の紹介や動画配信における"オススメの動画"などが具体例。[9文字]
レコメンデーション
27
企業のビジョンと戦略を実現するために、「財務」「顧客」「業務プロセス」「学習と成長」という4つの視点から業績を評価・分析する手法。[10文字]
バランススコアカード
28
経営戦略やITガバナンスなどを計画的に実施する際、その目標・目的を達成する上で決定的な影響を与える要因のこと。重点的に資源を投下して取り組むべき重要な管理項目となる。[3文字]
CSF
29
企業目標やビジネス戦略を実現するために、設定したビジネスプロセスの実施状況をモニタリングするために設定される指標のこと。目標を達成するための施策や活動の実施状況を測定する「先行指標」と、目標への到達度合いを測定する「結果指標」の2種類がある。[3文字]
KPI
30
製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、システム化された手順によって最小の総コストで製品の「価値」の最大化をはかる手法。[12文字]
バリューエンジニアリング
31
顧客に関するあらゆる情報を統合管理し、企業活動に役立てる経営手法。顧客との長期的な関係を築くことを重視し、顧客の満足度と利便性を高めることで、それぞれの顧客の顧客生涯価値を最大化することを目標の一つとしている。顧客に関するあらゆる情報を統合管理し、企業活動に役立てる経営手法。顧客との長期的な関係を築くことを重視し、顧客の満足度と利便性を高めることで、それぞれの顧客の顧客生涯価値を最大化することを目標の一つとしている。[3文字]
CRM
32
業務を「購買物流」「製造」「出荷物流」「販売・マーケティング」「サービス」という5つの主活動と、「調達」「技術開発」「人事・労務管理」「全般管理」の4つの支援活動に分類し、製品の付加価値がどの部分(機能)で生み出されているかを分析し、価値の連鎖を最適化する手法。[14文字]
バリューチェーンマネジメント
33
生産・在庫・購買・販売・物流などのすべての情報をリアルタイムに交換・一元管理することによって生産から販売に至る一連の流れ全体の効率を大幅に向上させることを目指す経営手法。導入することにより納期短縮や在庫削減といった効果が期待できる。[3文字]
SCM
34
製造部門に対して適用された品質管理の手法であるQC(Quality Control)を、これを製造部門以外(設計部門、購買部門、営業部門、マーケティング部門、アフターサービス部門など)に適用し、体系化したもの。[3文字]
TQC
35
TQC(Total Quality Control)で提唱された統一された品質管理目標を経営戦略に対して適用した考え方で、企業経営における「品質」全般に対して、プロセス及びシステムの維持改善を図っていくための方法論。日本語では総合的品質管理と呼ばれる。[3文字]
TQM
36
企業資源計画とも呼ばれ、企業全体の経営資源を有効かつ総合的に計画・管理し、経営の効率化を図るための手法。[3文字]
ERP
37
主に製造業において、統計分析手法、品質管理手法を体系的に用いて製品製造工程などの各種プロセスの分析を行い、原因の特定やそれへの対策を行って、不良率の引き下げや顧客満足度の向上などを目指す品質管理手法、または経営手法。[7文字]
シックスシグマ
38
企業が保持している情報・知識、個人が持っているノウハウや経験などの知的資産を共有して、創造的な仕事につなげていく一連の経営活動。知識経営ともいわれる。 形式知だけでなく、暗黙知を含めた幅広い知識を共有して活用することで、新たな知識を想像しながら経営を実践する手法である。[10文字]
ナレッジマネジメント
39
工程の中のボトルネック、すなわちプロセス全体の制約になっている部分を特定し、その部分を重点的に改善することで収益を最大化することを目的とする管理手法。"Constraints"は制約という意味のため、日本語では「制約条件の理論」と呼ばれる。[3文字]
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