問題一覧
1
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)は、 【 】の血小板減少症である。
後天性
2
壊血病はビタミンCの欠乏症で、 【 】が起こる。
血管壁の異常
3
血友病、von Willebrand病は、 先天的に【 】が起こる。
凝固因子活性の低下
4
播種性血管内凝固症候群(DIC)は、 【 】が起こる。
血小板および凝固・線溶系の異常
5
血小板の粘着と凝集がみられる。
一次止血
6
二次止血では、 フィブリノーゲンが【 】によりフィブリンとなる。
トロンビン
7
点状出血が特徴的にみられる
血小板、血管壁の異常
8
筋肉、関節内出血が特徴的にみられる
凝固因子系の異常
9
外傷、手術後の出血があり、止血が困難となる。
血小板、血管壁の異常
10
粘膜出血は、誘因なしではなく外傷後にみられる
凝固因子系の異常
11
ビタミンCを欠いた食事を続けていると 正常な【 】合成ができなくなり、 【 】を引き起こす。
コラーゲン, 壊血病
12
出血時間の検査は【 】法で行う。 小さなメス、ランセットなどで皮膚に 深さ約3mmほど穿刺し、 30秒ごとに血液を濾紙で吸い取り、 濾紙に血液がつかなくなるまでの時間を測定する。 🌟一次止血を反映する。
Duke
13
出血時間を測るDuke法では、 血小板数よりも《血小板の機能》、 《毛細血管の機能》を知るために行う。 フォンヴィレブランド病(VWD)では、【 】
延長する
14
アスピリンは痛み止めとして効くが、 【 】薬としても働く。
抗血小板
15
血小板減少を来たす他の明らかな病気や 薬剤の服薬がなく、 血小板数が減少し、出血しやすくなる病気。
特発性血小板減少性紫斑病
16
【 】は痛み止めとして服用すると、 シクロオキシゲナーゼの作用を阻害することで、 アラキドン酸からのPGG2産生を抑える。 【 】凝集を抑制する作用もある。
アスピリン, 血小板
17
《内因系凝固因子》 スクリーニング検査は【 】で表す。 活性化部分トロンボプラスチン時間を確認する。
APTT
18
外因系凝固因子のスクリーニング検査は【 】 【 】時間を確認する。
PT, プロトロンビン
19
血友病がわかる
APTT
20
ワルファリン服用時のコントロールを確認する
PT
21
フォンヴィレブランド病は、 フォン・ヴィレブランド因子の異常や 量の低下により【 】が結合できず、 血がとまりにくくなる。 【 】の延長、【 】の延長がある。
血小板, 出血時間, APTT
22
線溶系では、フィブリンが【 】の作用で 【 】や【 】に分解される。
プラスミン, Dダイマー, FDP
23
血液凝固因子はビタミンKを補酵素としている。 【 】は、ビタミンKと似ているため、 この働きを抑制することにより 血液を固まりにくくする。
ワルファリン
24
PT-INRは、PT(プロトロンビン時間)測定値を 国際間や施設間格差のない正確な絶対的数値を 臨床サイドに提供する目的で設定された。 【 】で用いられる。
ワルファリンコントロール
25
全身性かつ持続性の著しい凝固活性化をきたし、 全身の細小血管内に微小血栓が多発する重篤な病態。 凝固活性化と同時進行的に線溶活性化がみられる。 血小板、凝固因子が使われてしまい出血が起こる。
播種性血管内凝固症候群
26
DIC(播種性血管内凝固症候群) では【 】。
PTが延長する
27
血球にA抗原を持つ
A型, AB型
28
血球にB型抗原を持つ
B型, AB型
29
血清に抗B抗体をもつ
A型, O型
30
血清に抗A抗体をもつ。
B型, O型
31
赤血球を検体として検査する。
おもて試験
32
血清または血漿を検体として検査する
うら試験
33
ABO式血液型で A型は【 】% B型は【 】% O型は【 】% AB型は【 】%
40, 20, 30, 10
34
Rh式血液型の検査では、 検体の【 】に、試薬の抗D血清を用いる。 D【 】があると凝集する。
赤血球, 抗原
35
D抗原を持つ人をRh陽性と判定し、 持たない人をRh陰性と判定する。 日本人では、99.5%が【 】である。
陽性
36
日本人は【 】人に1人がRh陰性である。
200
37
Rh陰性の人にRh陽性の血液を輸血すると 半分の確率で【 】ができ、 そこにRh陽性の血液を輸血すると死亡することがある。
抗D抗体
38
採血時の血糖の状態がわかる。
血糖値
39
採血の前の約1〜2ヵ月間の 血糖コントロール状況を把握できる。
HbA1c
40
採血の前の約2週間の 血糖コントロール状況を把握できる。
グリコアルブミン
41
ヘモグロビンのうち【 】がくっついたものの 割合のことをHbA1cという。 基準値は4.9〜【 】%
糖, 6.0
42
アルブミンは、壊されるまでの約20日で、 糖がくっつく性質がある。 糖がくっついたものの割合のことを【 】という。
グリコアルブミン
43
【 】は、 膵臓からインスリンが分泌されるときに インスリンにくっついて出てくるタンパク質。 その後、インスリンからは切り離されて、血液中を通った後に尿に出される。 インスリンの量が推測できる。
Cペプチド
44
①【 】は糖代謝が異常な時に増加する。 糖からのエネルギーうまく得られないので、 ②【 】を分解してエネルギーを得る。 アセチルCoAができてもTCA回路が回りにくいので①【 】にする。 糖尿病や飢餓時にみられる。
ケトン体, 脂肪
45
ABO式血液型のおもて試験で、 調べる赤血球に抗A血清を加えたとき凝集がおこり、 抗B血清で凝集しないものは【 】である。
A型
46
ABO式血液型のうら試験で、 調べる血清にA血球を加えたとき凝集がおこり、 B血球で凝集しないものの血液型は【 】である。
B型
47
輸血後GVHD予防のため 輸血用血液に【 】がおこなわれる
放射線照射
48
腎臓に入った血液の1/5は、 糸球体のボウマン嚢へ濾過される。 濾過されたものを【 】といい、 1日【 】L作られている。 99%は再吸収されて、1%が尿として排出される。
原尿, 150
49
尿量は1日【 〜 】Lが正常である。
1.0〜1.5
50
多尿は1日【 】L以上
2.5
51
乏尿は1日【 】ml以下である。
400
52
無尿は1日【 】ml以下である。
100
53
糖尿病、尿崩症では【 】が見られる。
多尿
54
腎不全、腎炎では【 】がみられる。
乏尿, 無尿
55
結石、腫瘍では【 】がみられる。
尿閉
56
タンパク質のアミノ酸には窒素が含まれ、 ①【 】となる。 ①【 】は、肝臓の尿素回路で【 】になり、 腎臓から尿中に排泄される。
アンモニア, 尿素
57
UN=BUN(尿素窒素)は尿に排泄されるため、 血中UNの【 】は腎臓機能の低下を示唆する
増加
58
筋肉を動かすためのエネルギーで クレアチンリン酸が使われると、 ①【 】として尿から排泄される。 血中の①【 】濃度が上がるのは 【 】機能の低下を示す。
クレアチニン, 腎
59
①【 】は筋肉量に比例するため、男女差がある。 eGFR(推算糸球体濾過量)も①【 】などから 計算するため男女差がある。
クレアチニン
60
慢性腎臓病(CKD)の重症度は、 原疾患、【 】区分、蛋白質尿区分を合わせた ステージにより評価する。 緑を基準に、黄色、オレンジ、赤の順にリスクが上昇する。
GFR
61
アナフィラキシーは【 】アレルギーである。
Ⅰ型
62
プリックテストは 【 】型アレルギーに対する検査である。
即時
63
Ⅰ型アレルギーの血液検査には 【 】血清中の総IgEを測定する アトピーの強弱判定に用いる 【 】抗原に対する特異的抗体を測定する
RIST, RAST
64
ラテックスアレルギーは【 】型アレルギーで、 果物に含まれる成分と【 】反応を起こすことがある。
即時, 交差
65
金属アレルギーや薬剤アレルギーは 【 】アレルギーである。
Ⅳ型
66
I型アレルギーの原因
IgE
67
《I型アレルギー》 1.アレルゲンが体内に入りB細胞により【 】が作られる。 2.それが【 】に結合し、【 】が放出される 3.炎症や筋肉の収縮が起こる。
IgE, 肥満細胞, ヒスタミン
68
T細胞を原因とするアレルギー
Ⅳ型アレルギー
69
《Ⅳ型アレルギー》 アレルゲンと反応した【 】から サイトカインが放出され、マクロファージなどを 活性化し組織に障害を与える。
T細胞
70
金属アレルギーは【 】で検査する。
パッチテスト
71
薬剤アレルギーは、 【 】=薬剤【 】刺激試験で検査する。
DLST, リンパ球
72
免疫系が、何らの原因により、自身の細胞や タンパク質を異物と認識して攻撃してしまうことで 症状をおこす疾患の総称。
自己免疫性疾患
73
全身性の自己免疫疾患のスクリーニング検査では、 【 】を用いる。
抗核抗体
74
全身性の自己免疫疾患
全身性エリテマトーデス(SLE), 慢性関節リウマチ, シェーグレン症候群
75
《慢性関節リウマチ》は、全身の関節の炎症を 主体とする自己免疫疾患のため、 【 】、【 】といった炎症の検査や、 抗CCP抗体、リウマトイド因子を検査する。
血沈, CRP
76
抗SS-A抗体や抗SS-B抗体は、 【 】の疾患マーカーで、 特に抗SS-B抗体は特異的である。
シェーグレン症候群
77
自己免疫疾患の《天疱瘡》は、 【 】という分子に対して、 免疫グロブリン(【 】)ができてしまう ことにより引き起こる。
デスモグレイン, IgG
78
抗BP230抗体や抗BP180抗体がつくられる
類天疱瘡
79
抗TSH受容体抗体がつくられる
バセドウ病
80
抗デスモグレイン抗体がつくられる
天疱瘡
81
橈骨動脈での脈拍測定は、 左右同時に触診し、左右差の確認を行う。 その後、右手の橈骨動脈でリズム・性状 (硬さ・強さ…)を確認する。 【 】側に第2〜4指の3本の指をそえる。
親指
82
脈拍の測定中に【 】数の測定も行う。
呼吸
83
上腕動脈で脈拍を測定する際は、 【 】側に第2〜4指をそえて触診する。
小指
84
徐脈は毎分【 】回以下
60
85
頻脈は毎分【 】回以上だが、 3歳まではそれを超える。
100
86
《血圧測定時のマンシェットの巻き方》 エアチューブは【 】に向かっておく。 マンシェットは下端が肘高の【 〜 】cm上になる位置で、指が【 】本ぐらい挿入できる強さに巻く
末梢, 2〜3, 2
87
マンシェットを強く巻くと血圧は【 】
低くなる
88
水銀式血圧計では、 測定部位を患者の【 】の高さに合わせる。
心臓
89
収縮期血圧≧【 】mmHg又は 拡張期血圧≧【 】mmHg の場合は、 すぐに医療機関の受診をするように勧める。
160, 100
90
収縮期血圧と拡張期血圧の差のことを 【 】といい、 平均値は、【 〜 】mmHgである。
脈圧, 40〜50
91
安静時における成人の呼吸数正常値は、 【 〜 】回/分であり、若いほど多くなる。
12〜20
92
長時間の立位や座位、強い痛み、疲れ、ストレスなどをきっかけとして生じる 《心拍数の減少や血圧の低下》。 心拍数が減少したり血圧が低下したりして脳が貧血状態となる。
迷走神経反射
93
迷走神経反射では 【 】の減少や【 】の低下がおこり、 【 】の状態となる。
心拍数, 血圧, 脳貧血
94
口腔がんは《扁平上皮癌》が多いので 【 】が用いられるが、 スクリーニング検査としては意義が低い。 治療後に補助的に使用する。
SCC抗原
95
過呼吸や多呼吸などが、 【 】の状態を引き起こす。 体内の二酸化炭素が減り、 血液中の炭酸ガス濃度が低下する。 それにより、血液のPHが【 】性に傾いて、 電解質バランスが崩れ、意識が遠のいたり、手足がしびれたりといった症状が起こる。
過換気症候群, アルカリ
96
血小板数の低下がみられる
特発性血小板減少性紫斑病, 播種性血管内凝固症候群
97
出血時間が延長する
フォンヴィレブランド病, 播種性血管内凝固症候群, 特発性血小板減少性紫斑病
98
PT延長がみられる
播種性血管内凝固症候群
99
APTTが延長する
血友病, フォンヴィレブランド病, 播種性血管内凝固症候群