問題一覧
1
ADLの概念
ADLはひとりの人間が独立して生活するために行う基本的な、しかも各人ともに共通して毎日繰り返される一連の身体的動作群をいう
2
BADLの範囲
家庭における身の回りの動作
3
BADLの項目
食事、トイレ、入浴、整容、更衣
4
IADLの範囲
社会での独立した生活
5
IADLの項目
家事、洗濯、乗り物利用、食事の準備、電話の利用、家計管理、服薬管理
6
ICIDHの特徴
障害を機能・能力・社会の三階層に分けて捉えている。マイナス面に偏っている。
7
ICFの特徴
対象者と多専門職の共通言語を目指す。 環境因子を明確に位置付けている。
8
ADL評価の目的
①活動状況(ADL)の把握②理学療法プログラムの考案③理学療法効果の判定と見直し④社会復帰計画の立案⑤施設間や他職種との情報交換⑥理学療法研究
9
できるADLの説明
毎日の実生活のなかで実行している状況
10
しているADLの説明
訓練や評価などの場面で発揮することができる活動の状況
11
ADLに違いが出る理由
①物的環境要因の相違②心理的要因の相違③人的環境要因の相違
12
両方を評価する目的
違いが生じる原因を明らかにすることが目的
13
寝返りの説明
背臥位→頭頸部・上肢屈曲→体幹回旋→側臥位→頭頸部伸展・上肢挙上→体幹回旋→腹臥位
14
寝返りの重要な身体機能
体軸内回旋が重要。立ち直り反応を利用する。
15
起居の説明
背臥位→上部体幹回旋→on elbow→on hand→座位
16
起居の重要な身体機能
頭頸部を屈曲させる。押す動作を利用する。
17
起立の説明
体幹前傾→重心の前方移動→臀部離床→体幹、股関節、膝関節の伸展→立位
18
起立の重要な身体機能
骨盤を前傾させる。手を膝に置く。足部を膝より後ろに引く。
19
食事動作
①姿勢保持②食器および食事道具の操作③食物の運搬④取り込み⑤咀嚼⑥嚥下
20
食事動作のポイント
頭部、頸部、体幹の位置関係や角度が嚥下に大きく影響する
21
トイレ動作
便器に対して適切な位置取り→衣服を下げる→便器に座る→排泄→後始末→衣服を上げる→便器を離れる
22
トイレ動作のポイント
便座の中央に座る
23
入浴動作
浴室・脱衣室の出入り、浴槽の出入り、洗体、洗髪、拭き取り
24
入浴動作のポイント
座りながら洗う
25
整容動作
洗顔、洗髪、髭剃り、爪切り、歯磨き、化粧
26
整容動作のポイント
対人関係や社会生活に影響する
27
更衣動作
入浴動作の次に障害を受けやすい動作 上衣の着脱、下衣の着脱、靴下、靴、ベルト、ネクタイ、装具の着脱 衣服の要素として材質、形状
28
更衣動作のポイント
両肢を支持に使用できないので座位バランスが必要