「商人の売利は武士の禄に同じ」として商人擁護と町人道徳を説いた石門心学の創始者は誰か。

「第二の性」 などの著作やサルトルのと契約結婚で知られ、 その後のフェミニズム (女性解放思想) に大きな影響を与えた人物は誰か。

著書 『善の研究』 において、主観と客観の対立がない 「純粋経験」を唱えた人物は誰か。

テンニースが用いた言葉で、 ゲマインシャフト (地縁や血縁で結びついた伝統 的社会形態)の対概念をカタカナで何というか。

著書 『正義論』 でベンサムなどの功利主義を批判し、 自由競争の 「公平な機会均等の原理」とそれに伴う格差を社会全体で改善すべきと説いた人物は誰か。

人類の「集合的無意識」に拘り、 心の持つ様々な傾向を影 (シャドウ) 仮面(ペルソナ)など元型 (=アーキタイプ) に分類した人物は誰か。

『学問のすすめ』 や 『西洋事情』 を著し、 「天は人の上に人をつくらず」という言葉や脱亜論でも知られる人物は誰か。

著書 『風土』で気候・風土による国民性を類型化するなど、各国の文化・民族性を研究した人物は誰か。

「遠野物語』の著者で 「日本民俗学の祖」 と呼ばれる人物は誰か。

軍学兵学としての武士道も研究した古学 (儒学は周公や孔子などの古典に学ぶべき) 派の祖は誰か。

心理学者マズローが唱えた欲求段階説によると、最も高次の欲求は何の欲求か。

人間の欲求を段階的に分類し、 基本的欲求を満たすことによって次の段階に至る、という欲求段階説を唱えたアメリカの心理学者は誰か。

支配を 「合法的カリスマ的伝統的」の3つに類型化し、 「官僚制」 (ヴューロクラシー)は合法的支配を支えるものと分析した人物は誰か。

陽明学の立場に立ち実践を重視すること(知行合一) や、 普遍の「孝」=「愛敬」を唱えた江戸時代の儒学者は誰か。

著書 『余は如何にして基督信徒となりしや」で「2つのJ」に命をかけることを唱え、日露戦争や第一次世界大戦で非戦論を主張した人物は誰か。

構造主義の代表的思想家で、 著書 『構造人類学』 や 『野生の思考』を発表した人物は誰か。

著書 『自然真営道」で「万人直耕」の農業中心の平等社会を 「自然世」と呼んだ江戸時代の人物は誰か。

直接「論語」「孟子」に学び、 「仁愛」の実現を目指した古義学の提唱者は誰か。

「自由からの逃走」 で、 大衆は自由である事の不安からファシズムのような権威に傾倒したと説いた人物は誰か。

古今和歌集の「たおやめぶり」を評価し、 源氏物語の「もののあわれ」 や古事記の研究を通し、 漢意を批判した江戸時代の国学者は誰か。

「プラグマティズム」 (実用主義) の立場に立つ思想家を挙げよ。

ルソーの 『社会契約論』 などを翻訳し、 自由民権の指導的論理家となり 「東洋のルソー」とも呼ばれた人物は誰か。

中国の古語で書かれた「六経(りくけい)」を熟読し、孔子が理想とした周公=先王の政治を誤り無く学ぼうとした古文辞学の提唱者は誰か。

「無意識」 と性衝動 (リビドー)の関係を力説し、 「発達心理学」 でも知られる精神分析学の創始者は誰か。

理性的=権力への迎合であり、 権力者に刃向かう 「狂気」 が”病気” として社会から排除される現代社会に警鐘を鳴らしたポスト構造主義者は誰か。