細胞の核内に作用するステロイドホルモンは、受容体を介して効果を現す。

糖質コルチコイドは、細胞内受容体と結合し標的DNAの遺伝情報の転写を制御する。

甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンは、アミノ酸誘導体ホルモンである。

性腺刺激ホルモンは、ステロイドホルモンである。

下垂体後葉ホルモンはすべてペプチドホルモンである。

カルシトニンは、ペプチドホルモンである。

副甲状腺ホルモンは、アミノ酸誘導体ホルモンである。

アミノ酸誘導体ホルモンはどれか。１つ選べ。

ステロイドホルモンはどれか。１つ選べ。

ドパミンは、プロラクチン分泌を促進する。

ドパミン受容体遮断薬を投与すると、プロラクチンの分泌が抑制される。

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は、副腎皮質でのグルココルチコイドの産生を促進する。

副腎皮質刺激ホルモンは、糖質コルチコイド産生を抑制する。

甲状腺刺激ホルモン(TSH)は、下垂体前葉から分泌される。

卵胞刺激ホルモンは黄体細胞に作用して、その細胞増殖を促進する。

女性の月経周期において、排卵直前に分泌量が急激に増加してピークに達し、排卵の開始を誘発するホルモンはどれか。１つ選べ。

排卵周期の約14日における卵胞刺激ホルモンの大量分泌が排卵を引き起こす。

黄体形成ホルモンの血中濃度は、月経周期において、排卵時期にほぼ同調して一過性に上昇する

ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンは、妊娠によって胎盤の絨毛組織から分泌される性腺刺激ホルモンである。

成長ホルモンは、視床下部から分泌される。

成長ホルモンの分泌は、成長ホルモン放出ホルモンによって促進され、ソマトスタチンによって抑制される。

44歳女性。鼻、口唇の肥大、下顎の突出を認め精査となった。身長170cm、体重81kg、靴のサイズ26.5cm。75gブドウ糖負荷試験での成長ホルモンは25ng/mL（正常域0.4ng/mL未満）、IGF–1（血中インスリン様成長因子–1）は1,050ng/mL（正常域88〜229ng/mL）であった。 MRI検査で限局性腫瘤が認められたが、異所性病変は認めなかった。 図は、女性の内分泌器官を表した模式図である。この患者の腫瘤の位置はどれか。１つ選べ。

バソプレシンは、腎集合管細胞の核内受容体に結合する。

血清ナトリウム値を低下させるホルモンとして、最も適当なのはどれか。１つ選べ。

78歳女性。体重45 kg。骨粗しょう症、うつ病及び不眠症のため下記の処方薬を服用していた。最近、食欲がなくなり、とても体がだるいとの訴えを聞いた家族が、この女性を通院中の病院に連れて来たところ、そのまま入院となった。 入院時の検査の結果、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム高値、 高張尿が見られた。しかし、脱水症状は無く、腎機能及び副腎皮質機能が正常であり、上記以外の疾患はなかった。その結果、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群（SIADH）と診断された。診断した医師から薬剤師に薬学的管理について相談があった。 この患者の検査結果で見られた異常の原因として適切なのはどれか。１つ選べ。

器官Aから放出される代表的なホルモンはどれか。１つ選べ。

ろ胞腔のコロイドには、チログロブリンが含まれる。

甲状腺ホルモンは、甲状腺ろ胞腔内に存在する遊離チロシンのヨウ素化を経て生合成される。

甲状腺ホルモンは、組織のアドレナリンβ受容体数増加作用を有する。

図のＢから分泌されるホルモンはどれか。１つ選べ。

甲状腺刺激ホルモンにより、甲状腺傍ろ胞細胞からのカルシトニン分泌が促進される。

図１のＡから分泌されるホルモンは、カルシトリオールの合成を促進する。

副腎皮質ホルモンはどれか。１つ選べ。

副腎皮質ホルモンはどれか。１つ選べ。

アルドステロンは、副腎皮質束状層から分泌される。

副腎皮質の束状層から分泌されるホルモンはどれか。１つ選べ。

グルココルチコイドは、糖新生に関与する酵素の遺伝子の転写を活性化させることにより血糖値を上昇させる。

ヒドロコルチゾンには、タンパク質同化作用がある。

アジソン病は、糖質コルチコイドの分泌低下によって起こる疾患である。

副腎髄質ホルモンはどれか。１つ選べ。

髄質を支配する交感神経終末からは、アセチルコリンが放出される。

下図のステロイドホルモンの名称はどれか。１つ選べ。

テストステロンは、精巣の間質細胞から分泌される。

テストステロンは、精巣の精細管から分泌される。

テストステロンは、タンパク質同化作用があり、骨格筋を発達させる。

エストラジオールは、テストステロンにアロマターゼが作用して合成される。

エストラジオールは通常、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンに対して負のフィードバックを起こす。

排卵後、一般に基礎体温は低下する。

卵巣の成熟卵胞は、排卵後、黄体に変化する。

セクレチンは、胃壁細胞からの胃酸分泌を促進する。

セクレチンは、十二指腸S細胞から分泌され、膵液分泌抑制作用を示す。

グルカゴンは、肝臓での糖新生を抑制する。

グルカゴンは、肝細胞のアデニル酸シクラーゼ活性化を介してグリコーゲンホスホリラーゼを活性化する。

グルカゴンは、プロテインキナーゼCの活性化を介してアデニル酸シクラーゼ活性を上昇させる。

インスリンは、アミノ酸から成るA鎖とB鎖の間を３ヶ所のジスルフィド結合によって連結しているポリペプチドである。

インスリンは、別々に生合成されたA鎖とB鎖がジスルフィド結合でつなぎあわされたポリペプチドである。

インスリンは、生合成された後、膵臓ランゲルハンス島β細胞内の顆粒に蓄えられる。

インスリンは、核内のインスリン受容体と結合することによって作用を発揮する。

血液中のグルコース濃度が上昇すると、膵臓ランゲルハンス島B(β)細胞内のATP濃度の低下を介して、インスリン分泌が促進される。