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人間発達論
  • 渡部優希

  • 問題数 69 • 7/22/2024

    記憶度

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    26

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    問題一覧

  • 1

    「成長」は身体面の主に量的な変化を指すのに対し、「発達」はより広く、身体・心理・行動の各面の量的・質的変化のすべてを指す。その意味で、「成長」は「発達」に含まれると言える。

  • 2

    3「加齢」「エイジング」は、本的には、中高年に限定されて用いられる用語である。

  • 3

    近代科学の発展においては、社会が変化し、新たな分野の知見を必要とすると、その分野の研究が盛んになり、新たな学問が生まれるという流れを見いたすことができる。

  • 4

    最近の超音波検査では、CGを使って胎児の様子を三次売で見ることができる。

  • 5

    高齢化社会が進むということは、お年寄りが増えるということであり、また、一人一人の老後の人生が長くなるということでもある。そういったお年寄りの生活を健康で豊かなものにしていくために、中高年研究が必要とされた。

  • 6

    発達段階の区分は、発達の量的変化ではなく質的変化に注目して行われる。

  • 7

    発達段階の区分は、年齢に基づいて厳密に行われる。

  • 8

    発達課題を達成できるか否かは、それ以前の発達段階での課題を十全に達成できたかどうかの影響を受ける。

  • 9

    時代や文化が異なれば、望ましいとされる発達の内容も異なる。したがって、20世紀半ばのアメリカでハンヴィガーストによって打ち出された発達課題という概念そのものが、今日の日本では意味をもたない。

  • 10

    胎生期は、胚期、胎芽期、周産期に区分される。

  • 11

    五感の多くは胎内にいるときから働いている。ごの事実は、胎教の効果と重要性を示すものである。

  • 12

    ボルトマンは、ヒトは運動機能は発達しているが感覚機能は未発達な状態で生まれてくるとして、二次的就果性の概念を唱えた。

  • 13

    授乳時などに、新生児が母親の顔をじっと見つめることがよくあるが、これは、新生児が既に母親を認識しているためである。

  • 14

    気質は、乳児の行動レベルでの個人差を指す概念である

  • 15

    気質のような個人差などの乳児の側の要因と、子どもの働きかけに対する応答性などの母親側の要因が相互作用しながら、個々の乳児の発達は形作られていく。

  • 16

    ストレンジ・シチュエーション法において、母子分離場面では多少の泣きや混乱を示すが、再会場面では自分から積極的に身体的接触をめ、容易になだめられる子どもは、Aタイプに分類される。

  • 17

    新生児に見られる生理的微笑は、人に対する反応ではあるが、誰に対しても向けられる微笑であり、対象を特定しない。

  • 18

    ビアジェの言う自己中心性とは、幼児期特有のわがままを指す。

  • 19

    幼児期の第一反抗期における幼児の親への反抗は問題行動であり、それが生じないようにしつける必要がある。

  • 20

    他者の欲求や信念など、心の状態を推測する能力を指して、心の理論という。

  • 21

    心の理論が十分に発達するように教育しないと、自閉症スペクトラム障害などの発達障害を引き起こす恐れがある。

  • 22

    障害児の育ちには、医療・教育・福祉の連携が肝要であり、治療と教育(保育)を意味する「療育」の概念が重視される。

  • 23

    ピアジェの認知発達理論において、前操作期に見られる見た目に影響された思考を、直観的思考と呼ぶ。これのために、前操作期においては量や数の保存が成立しないが、具体的操作期に入ると直観に惑わされずに論理的に考えることができるようになり、保存が成立する。

  • 24

    小学校の算数が中学校では数学になり、方程式など抽象的な理解を前提とした内容が取り扱われるようになるのは、子どもが形式的操作が可能な時期に至ったことと対応していると言える。

  • 25

    小学校中学年ごろから、集団で問題行動をすることが目立つようになることから、この時期を「ギャング・エイジ」、形成される集団を「ギャング・グループ」という。

  • 26

    近年、問題行動の低年齢化に伴い、ギャング・グループが増えていることが問題視されている。

  • 27

    青年期は、心理的にも社会的にも身体的にも、まだ大人になっていない時期として特徴づけられる。

  • 28

    青年期のうち、身体的発達が著しい前期を、特に思春期という。

  • 29

    エリクソンによると、青年期は、大人としての責任を猶予され、アイデンティティへの取り組みが求められる心理・社会的モラトリアムである。

  • 30

    青年期における第二反抗期は、発達上必然的に生じるものであり、むしろ第二反抗期を経験しない者の方が、精神的な健康度に問題がある。

  • 31

    大人と子どもとしての親子関係を、大人と大人としての親子関係へと再構築することは、青年期にある子にとって発達課題であるが、同時に中年期にある親にとっても発達課題である。

  • 32

    親は子どもを持って初めて親になるのであり、子育ては、子どもの心身の発達の過程だけではなく、親の心理的な発達の過程としての面も同時に存在する。

  • 33

    今日、子育てが困難になってきている背景としては、親の子育てへの参加経験の乏しさや、地域社会における近隣との交流や助け合いの衰退などが指摘される。

  • 34

    うつなどの子育て主婦のメンタルヘルス上の問題は、専業主婦よりも有職の主婦に高い割合で生じている。

  • 35

    朝日新聞・読売新聞のデータベースを用いた分析によると、1980年代までは「子育て支援」という語を用いた記事はない。

  • 36

    ユング(Jung,C. )は、40歳前後を「人生の正牛」と呼び、残りの半生の生き方を改めて考えるなど、人生の大きな転換点の一つになりうるととらえた。

  • 37

    中年期に、子どもが成長して生活の自立を果たし、母親としての役割を確認する機会が少なくなることで、虚しさや意欲の喪失を感じることを、「シックハウス症候群」という。

  • 38

    中年期には、親子関係の再構築のみならず、夫婦関係の再構築も迫られる課題である。

  • 39

    個人にライフサイクルがあり発達するだけでなく、家族にもライフサイクルがあり発達するものであるという考え方が提唱されている。

  • 40

    総務省統計局の人口推計によると、我が国の65歳以上の高齢者人口は、1980年には1000万人余りであったが、2020年2月には3500万人を超えており、高齢化の進行がデータからも見て取れる。

  • 41

    高齢者のQOL(Quality of Life)については、客観的に第三者の目で幸福か否かをとらえるばかりではなく、本人の主観的な観点からの幸福度も、重要な意味を持つ

  • 42

    ライフレビューによって、自分の人生に意義を見出すことができるようになれば、やがて訪れる死への不安も減し、死に対する準備も進んでいく。

  • 43

    自発的にライフレビューを行う意志のない高齢者に対しては、周囲の人が、過去の人生に対して振り返らせ、それをいかに評価するかを問うなど、強く働きかけていくべきである。

  • 44

    認知症高齢者は記憶に障害があるので、回想法を適用することはできない。

  • 45

    病気は、身体面での発達だけではなく、心理面での発達にも影響を及ぼす。病気は、身体面での発達だけではなく、心理面での発達にも影響を及ぼす。

  • 46

    慢性疾患や障害のある子どもへの心理的なサポートは、長期にわたって行っていくことが必要とな る。

  • 47

    病気の子どもにもしばしばみられる防衛機制とは、不快な感情や精神的な消耗を解消しようとする、半ば無意識的な取り組みである。

  • 48

    病気で入院した子どもが、いつもよりも親に甘えようとするのは、病気や治療への不安に対して抑圧という防衛機制が働いているものと解釈できる。

  • 49

    病気や障害は、子どもだけではなく、人生のいずれの時期においても、発達に影響を及ぼしうる。

  • 50

    慢性疾患や障害のある子どもの親による、周囲の人への他責的態度は、自責感の裏返しとして理解できる面がある。

  • 51

    親が子どもの疾病について告知を受けたとき、医学的に重症であるほど疾病の受容が困難になるとは限らない。

  • 52

    一般に弟や妹ができた幼児が見せる赤ちゃん返りを退行と呼ぶが、慢性疾患や障害のある子どものきょうだいは、そのような行動を示しやすい状況にあるといえる。

  • 53

    優性疾患や障害のある子どものきょうだいが、家出等の問題行動や非行を起こすなどして親に手を焼かせる背景として、もっと親の注目を浴びたいという心の動きがあることが推測されるケースがある。

  • 54

    慢性疾患や障害のある子どものきょうだいへの支援として、親ときようだいだけの時間を作ったり、同じ立場の仲間との交流を持ったりする機会を設けることが行われている。

  • 55

    生発達の考え方が生まれてきた背景には、新たな発達研究が盛んになり、その結果、新たな知見が集積されたことが挙げられる。その研究の対象となったのは、どの発達段階にある人たちであったか。正しいものを一つ選びなさい。

    出生前後の時期と中高年期

  • 56

    生涯発達では、いつからいつまでを発達の期間ととらえているか。正しいものを一つ選びな

    受胎から死まで

  • 57

    発達曲線および発達段階に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    発達曲線は、発達における不連続な変化に焦点を当ている。

  • 58

    発達課題に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

    ハヴィガースト(Havighurst,R.)は乳児期から※半期までの発達課題を挙げたのに対し、エリクソン(Erikson, E.H.)は乳児期から老年期(成熟期)までの生にわたる発達課題を示したハヴィガースト(Havighurst,R.)は乳児期から ※半期までの発達課題を挙げたのに対し、エリクソン(Erikson, E.H.)は乳児期から老年期(成熟期)までの生にわたる発達課題を示した

  • 59

    生期から新生児期の発達に関する次の誤っているものを一つ選びなさい。

    ローレンツ(Lorenz,K.Z.)は、ヒトは本来まだ母胎内で発育すべきところを約1年早く生まれてくるとして、生理的早産の概念を提唱した。

  • 60

    愛着に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    被虐待児には、大人に対して過度の接触欲求を示しやたらとベタベタする子供もいるが、これは養育者との間に適切な愛着が形成されなかったことによる反応性愛着障害の特徴である

  • 61

    ストレンジ・シチュエーション法による受着の質の分類に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい

    Bタイプは安定群と呼ばれ、母子分離場面では多この泣きや混乱を示すが、平会場面では自分から積種的に身体的接触を求め、容易になだめられる。

  • 62

    ピアジェ(Piaget,J.)の理論で指摘される以下の発達的特徴を、年齢の低い方から高い方へ並べたものとして、正しいものを一つ選びなさい。

    対象の水統性の成立→自己中心性 → 保存の理解→抽象的思

  • 63

    幼児期の発達に関するの記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    第一反抗期に見られる親への口答えや抵抗は問題予動であり、しつけを通じてその行動を抑えることが求められる

  • 64

    児童期に関する次の記述のうち正しいものを一つ選びなさい

    およそ6.7歳から15歳前後までの時期を言う。

  • 65

    青年期に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい

    青年期に入り、自我の活動が活性化し、自分自身内面に対して関心が向くようになることを心理的離乳という。

  • 66

    次の空欄のA.B.Cに該当する語句の組合せとして正しいものを一つ選びなさい

    孤立ー生殖性ー絶望

  • 67

    子育てに関する次の記述のうち。誤っているものを一つ選びなさい

    今日の若い母親は子育てへの参加経験の乏しさから育児不安を抱くケースが多い。したがって、そのよな母親に子育てに関する知識を多く与えることが、最も有効な支援策である。

  • 68

    成人期および家族に関するの記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    ユング(Jung,C.)が「人生の正午」に例え、それ以降の中年期を老年期に至るまでの準備期間であると説明したのは 50歳前後の時期である。

  • 69

    ライフレビューおよび回想法に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

    認知症高齢者は記憶に障害があるので、回想法を適用することはできない。