問題一覧
1
皮膚にある機械受容器の以下の説明で、間違っているものはどれか。
自由神経終末は、侵害受容器を構成し、圧力変化に対して負の活動電位を生じる。
2
感覚受容器と閾値についての以下の説明で、間違っているものはどれか。
2種類の強さの刺激を比較する際に、その違いが区別できる最小の刺激強度を最終域という。
3
以下の哺乳類のうち、鋤鼻器が鼻腔と口腔をつなぐ歯に開口していない動物はどの組み合わせか。 a.ネコ b. ヒト c. ウマ d.ヤギ e.げっ歯類
(b.e)
4
味蕾についての下記文章のうち、間違っているものはどれか。
味蕾は、舌乳頭にのみ存在している。
5
外耳と中耳に関する以下の記述のうち間違っているものはどれか。
耳小に付いている鼓膜張筋とアブミ筋により、鼓膜からの振動伝導は増強される
6
以下は内耳に関する記述である。間違っているものはどれか。
卵形嚢、球形嚢より奥が、内耳である
7
以下は耳石器に関する記述であるが、間違った記述が2つある。その組み合わせを選びなさい。 a. 耳石器は、卵形嚢と球形嚢の中にある。 b.耳石器の内部は、有毛細胞がゼラチン基質に被われ、そのゼラチン基質の上に平衡砂が覆っている。 c.平衡砂は、炭酸カルシウムの結晶である。 d. 球形嚢の耳石器は、水平に置かれ、水平直線方向の加速や頭部の傾斜に反応する。 e.卵形嚢の耳石器は、垂直に置かれ、垂直直線方向の加速に反応す
(d.e)
8
膨大部稜(クプラ)はどこに存在しているか。
半規管の基部
9
コルチ器と聴覚についての下記の記述のうち、間違っているものはどれか。
前庭階の外リンパの振動は、卵円窓から放散される。
10
中耳から内耳にかけて、音が伝わる順で正しいものはどれか。
アブミ骨→卵円窓→前庭→鼓室階→正円窓
11
視細胞についての下記の記述のうち、正しいものはどれか。
視野の中心領域では、錐体の比率が極めて高い。
12
下記は眼球についての記述である。間違っているものはどれか。
眼房水は、血を原料として、拡散と能動輸送によって虹彩から産生分泌される。
13
涙腺や涙液に関する下記の記述のうち、間違っているのはどれか。
涙腺からは、眼脂が常時分泌されている。
14
骨に関する下記の文章のうち、間違っているものはどれか。
骨髄は、骨髄腔内を満たす柔軟な組織で、造血を行い、成長期では脂肪細胞が豊富だが老年期では血液細胞が増える。
15
下記は、軸性骨格についての記述である。間違っているものはどれか。
胸郭は、骨・胸骨・胸椎・鎖骨で構成されている。
16
下記は、椎骨についての記述である。間違っているものはどれか。 a.椎骨の基本形は、円柱状の椎体と、その背側で椎孔を囲んでいる椎号からなる。 b.第一頸椎は、環椎ともよばれ、椎体が著しく発達しリング状になっている。 c.第二類椎は、軸椎ともよばれ、椎体から歯突起がでている。 d. 各椎骨の椎号の部分は、前後の関節突起で椎号関節を作っている。 e.各椎骨の椎体部分では、線維輪と髄核から構成されている椎間板で連結している。
(b.d)
17
前肢骨に、含まれない骨はどれか。
脛骨
18
後肢骨に関する以下の記述の内、間違っているものはどれか。
犬では、中足骨の第5列がほぼ退化している。
19
下記は、筋とその一般的な性質がかかれている。間違っているものはどれか。
骨格筋は、相互に網状につながっている。
20
筋の微細構造について、間違っている記述はどれか。
サルコメアは、1帯から1帯までをいう。
21
骨格筋の役割として、適切でないものはどれか。
筋が収縮することで、動脈やリンパ管を圧縮し、血液やリンパ液の流を促している。
22
筋の収縮にかせない重要なイオンは以下のどれか。
カルシウムイオン
23
脊髄反射についての下記の文章で、間違っているものはどれか。 a.脊髄反射には、伸張反射と屈曲反射がある。 b.単シナプス反射をしているのは、屈曲反射である。 c. 伸張反射の例として、膝蓋陸反射やアキレス腱反射がある。 d. 反射回路に、介在ニューロンが組み込まれた多シナプス性反射は伸張反射である。 e.屈曲反射は、侵害刺激が端に加えられると、その足が屈曲する反射である。
(b.d)
24
犬や猫の表皮についての下記の記述の内、間違っているものはどれか。
淡明層の細胞では、ケラチン化が始まる。
25
真皮についての下記の記述の内、正しいものはどれか。
真皮は、主にコラーゲンタンパクを主成分とする膠原線維が大部分を占める。
26
皮膚腺についての下記の記述の内、間違っているものはどれか、1つ選びなさい。
イヌの皮脂腺は肉球や鼻鏡に存在している。
27
汗線についての下記の記述の内、間違っているものはどれか。
乳腺は哺乳類特有の器官で、組織学的に皮脂腺の変形腺とされている。
28
毛および毛の成長周期について、下記の記述で間違っているものはどれか。
脱落した後の毛根は消失し、異なる部位に新たに毛包が形成され、毛が発育する。
29
AVAを日本語で表記すると、下記の内どれが正しいか。
動静脈吻合
30
体温調節中枢には、ある一定レベルの温度設定値が存在している。これを何というか。
セットポイント
31
立毛筋が、収縮するには下記のどの作用によるものか。
交感神経
32
体温調節機構についての下記の記述のうち、正しいものはどれか。
皮膚に存在する外気温を感知する受容器と血液の温度が、体温調節機構を左右する。
33
暑熱環境にあるときの体の変化について、間違っているものはどれか。
AVAは、心臓から拍出した大動脈に存在するため、血液の温度に反応して収縮する。
34
気管は、気管から気管支を経て肺に入ってくるが、その後の肺胞に至る気管の走行について正しい順に並んでいるのはどれか。
葉気管支→区域気管支→ 細気管支→ 終未細気管支→呼吸細気管支
35
鼻腔についての以下の記述のうち、間違っている記述はどれか。
背鼻道は、直接身腔底に通じ、空気を副鼻腔に送っている。
36
ネコの副鼻腔は、イヌの副鼻腔より一つ多く存在している。それは下記のどれか。
蝶形骨洞
37
肺の形態についての下記記述の内、間違っているものを2つ選びなさい。 a. 肺は、左右で8葉から構成されている。 b.左肺は前菜前部、前後部、後葉からなる。 c.右肺は左肺より小さい。 d. 右肺は前、中葉、後葉、副葉からなる。 e.肺の薬と薬の間は、深い薬間裂で分けられている。
(a.c)
38
肺胞での、ガス交換におけるガスの移動形式は下記のどれか。
拡散
39
肺胞でのガス交換についての記述のうち、正しいものはどれか。
肺胞内は、毛細血管内と比べ酸素分圧が高いため、酸素は肺胞から毛細血管内へ移動する。
40
鳥類の呼吸に関する記述として、最も適切なものを1つ選びなさい。
気嚢が存在し、呼吸に大きく関与する。
41
呼吸のリズムについての下記の記述のうち、間違っているものはどれか。
血中の酸素濃度が上昇すると、呼吸が早くなる。
42
肺を使っての呼吸を行う上で、イヌでは必要としない組織がある。それはどれか。
鎖骨
43
塵埃細胞とは以下のどれを指すか。
肺胞マクロファージ
44
副腎髄質から分泌されるものは、以下のどの組み合わせが正しいか。 a. アルドステロン b.コルチゾール c. アンドロゲン d. アドレナリン e.ノルアドレナリン
(d.e)
45
ホルモン調節におけるフィードバック調節についての下記の内、間違っているものはどれか。
上位ホルモンが、下位ホルモンの分必を調節することをフィードバック調節という。
46
甲状腺において、ホルモンの階層的働きにおける順序で、正しいものは以下のどれか。
TRH→ TSH → T4,T3
47
下垂体後から分泌されるホルモンは、以下の組み合わせが正しいか。 a. オキシトシン b.成長ホルモン c.副腎皮質刺激ホルモン d. バンプレシン e. 卵胞刺激ホルモン
(a.d)
48
膵臓から分泌されるホルモンの以下の記述の内、間違っているものはどれか。
スマトスタチンは、グルカゴンとインスリンの分泌促進させることでバランスをとっている。
49
体液におけるカルシウムイオンの恒常性維持において、不可な物質はどれか。下記の組み合わせす 選びなさい。 a. ビタミンD b.カルシトニン c.糖質コルチコイド d. アルドステロン e. パラトルモ
(a.b.e)
50
ペプチドホルモンについての以下の記述の内、間違っているものはどれか。
一般に下垂体や視床下部から分泌されるホルモン以外は、ペプチドホルモンである。
51
ホルモンに関する以下の記述のうち、間違っているものはどれか。
ホルモンとは、動物に対する刺激に呼応して体内のあらゆる酸器から分泌される物質をいう。
52
血中カルシウム濃度を、低下させるホルモンは以下のどれか。
カルシトニン
53
犬の口腔の機能について、間違っている記述はどれか。
唾液中のアミラーゼと、食べ物を混ぜる。
54
唾液の働きとして間違っている記述はどれか。
呼吸補助作用
55
歯についての下記の記述の内、間違っているものはどれか。
歯髄には血管は存在しないが、神経が通っているため、歯が欠けると疼痛を起こす。
56
嚥下反射ついての下記の記述の内、間違っているものはどれか。
嚥下反射とは、食べ物(食塊)を飲み込むときの反応をいう。
57
食道について正しい記述はどれか
食道表面は、重層平上皮からなる。
58
ペプシンについての以下の記述のうち、正しいものはどれか。
胃の粘液は、ペプシンから胃粘膜を守る。
59
胃小窩に存在している細胞についての以下の記述のうち、間違っているものはどれか。 a. 表層粘液細胞と頸部粘液細胞は、粘液を分泌している。 b.壁細胞は、胃液(胃酸)を分泌している。 C.主細胞は、ペプシンを分している。 d.G細胞は、ガストリンというホルモンを分泌している。 e.ECL 細胞は、アミラーゼを分泌している。
(c.e)
60
小腸における消化についての以下の記述の内、間違っているものはどれか。
脂質は、腸細胞に吸収された後、門脈を経由して肝臓に運ばれる。
61
小腸の構造や機能についての以下の記述の内、間違っているものはどれか。
胆管と勝管は、十二指腸をはじめ、小腸全体に開口し消化液を分泌している。
62
口腔粘膜に開口する唾液腺について、間違っている記述はどれか。
耳下腺は、漿液性細胞と粘液性細胞で構成されている。
63
膵臓に関する下記の記述のうち、間違っているものはどれか。
膵液分泌は、交感神経である迷走神経の活動進により促進される。
64
肝臓と胆嚢の仕組みに関する以下の記述のうち、間違っている記述はどれか。
肝門脈は肝臓の毛細血管を出た血液が脾臓に入る血管をいう。
65
胆汁について以下の記述の内、間違っているものを1つ選びなさい。
乳化した脂質に膵液が混ざり、脂質は脂肪酸とデンプンに分解される。
66
右図は肝験の血管系の走行である。Aに当てはまるものはのうちどれか。 A B | | 小葉間静脈 ━━ 小葉間静脈 ↓ B ↓ 中心静脈 ↓ 肝静脈
門脈
67
代謝に関する以下の記述の内、間違っているものはどれか。
同化とは、生体に必要な様々な分子を、腸管から吸収することである。
68
炭水化物は、消化されたのち腸細胞から吸収されるが、その吸収される物質でないものはどれか。 a. ガラクトース b. グルコース c.グリシン d. フルクトース e. ロイシン
(c.e)
69
グリコーゲンについて以下の記述の内、間違っているものを1つ選びなさい。
グリコーゲンから切り離された糖は、ミトコンドリア内の解糖系により利用される。
70
グルコース1分子からいくつのATP が生成されるか。
38個
71
生体内においてグルコースが不足すると、肝臓は血糖値を維持するためにほかの栄養素からグルコースを作り出す。
糖新生
72
タンパク質の消化に関する以下の記述の内、間違っているものはどれか。
(1)タンパク質は、肝臓に含まれるペプシンと、膵液中のトリプシンやキモトリプシンの作用を受ける。
73
タンパク質を代謝する過程で、アンモニアが発生する。アンモニアは生体に毒性を示すため、肝臓で毒性の低い尿素に変換してから排出する。この反応経路を何というか。
尿素回路
74
脂質の吸収、および腸肝循環について以下の記述の内、正しいものはどれか。
胆汁に含まれる胆汁酸は、脂質を消化した後、もう一度肝臓に戻って利用される。