問題一覧
1
虫が這いずり回っているなど、皮膚表面に生じる幻覚
幻触
2
頭の中がピリピリする 胃が無くなったなど内臓にまつわ?幻覚
臓器幻覚
3
味に関する幻覚
幻味
4
匂いに関する幻覚
幻嗅
5
体内についての実際には生じ得ない訴え
体感幻覚
6
実際の知覚と同時に、その知覚と同じ領域に幻覚が生ずる
機能幻覚
7
音の聞こえ方がいつもと違うなど、対象がいつもとは違って感じられる
知覚変容
8
何らかの目的に沿って、五感を通じて得られた情報を集めた上で、各々の情報どうしをつなげてその全体像をイメージし、判断を予測を作り上げていく作業
思考
9
考えられた内容のことを○○や○○と呼び、それが具体的な像(視覚や聴覚など、感覚を伴うもの)となる場合に○○とよぶ
観念 考想 表象
10
考えを進めようとしても進みづらくなり、物事を思い浮かべるのも難しくなって、考えるのに努力が要る状態となること うつ状態に典型的
思考制止
11
考えが速くなりすぎ、ささいな刺激によって脇道に逸れやすくなって観念同士の結び付きが弱まり、まとまらなくなって、目標に達しないことを指す 躁状態
観念奔逸
12
思考の流れが突然止まること 急に黙ったあとしばらくしてまた話し始める 考想奪取と同時におこる
思考途絶
13
思考をまとめられなくなり、観念同士が意味のある結びつきを失って、互いに無関係な観念同士が続けて出てくるために、何を言っているのかが掴めなくなる
支離滅裂
14
支離滅裂で 意識清明時に、とりわけ統合失調症においてみられるもの
減裂思考
15
支離滅裂のうち意識障害時にみられるもの
思考散乱
16
支離滅裂の程度が軽い場合には
連合弛緩
17
物事の細部にこだわってしまい考えが回りくどくなるために、目標に到達するもののそこまでの時間が延びてしまうこと てんかん、認知症
迂遠
18
観念を切り替えられず、違う質問を出されても前の質問に対する答えを繰り返すなどして、いつまでも同じことを考え続けてしまうこと
保続
19
強い喜怒哀楽や恐怖に結びついて、思考のペースを形作る観念
優格観念 (支配観念、固定観念)
20
不合理な内容の考えがおかしいとわかっていても、その考えを捨てられずにとらわれてしまうこと
強迫思考
21
不合理な考えがおかしいとわかっていてもとらわれる。この考え自体
強迫観念
22
普段の考えと関係ない考えがひとりでに浮かんできてしまい、自分でコントロールできない 統合失調症の前触れ
自生思考
23
恐れなくて良いとわかっているのに、特定の対象を恐れすぎること
恐怖症
24
身体面のささいな不調を恐れすぎること
心気症
25
自分自身に関して謝ったことを確信し、周囲がそのようなことはないと明確な根拠をもって訂正を試みるも、かたくなに拒絶するというもの
妄想
26
感情やほかの体験に由来せず、ひとりでに生じる妄想 統合失調症
一次妄想
27
なんらかの出来事をきっかけにある程度了解可能な形で生じる妄想 気分障害
二次妄想
28
知覚されたものに、きっかけなく誤った意味づけをするもの
妄想知覚
29
何のきっかけもなく妄想を思いついて確信に至るもの
妄想着想
30
なんらかの確信に至ってない点で厳密には妄想では無いが、なんらかの破滅的なことが起きてしまいそうな、得体の知れない不気味な雰囲気が感じられる状態
妄想気分
31
誰々に何何をやらされていると確信する妄想
被害妄想
32
自分はもうダメになってしまったと確信する 自己を過小評価する妄想
微小妄想
33
自分はとてつもなくすごいと確信する妄想
誇大妄想
34
自分の行動が他者に干渉ないし支配されていると確信する妄想
被影響妄想
35
被害妄想にはどんな妄想がある
関係妄想、注察妄想、被毒妄想、追跡妄想、物盗られ妄想、嫉妬妄想
36
微小妄想にはどんな妄想がある
罪業妄想、貧困妄想、心気妄想
37
誇大妄想にはどんな妄想がある
血統妄想、発明妄想、恋愛妄想、宗教妄想
38
被影響妄想にはどんな妄想がある
憑依妄想、変身妄想
39
快、不快、喜怒哀楽などといったこころの状態のこと
感情
40
特別な対象や内容をもたず、持続的な比較的弱い感情のこと
気分
41
喜怒哀楽など、状況に反応してみられる激しい感情のことで自律神経系と関連した身体症状を伴うことが多い
情動
42
同情、恥、良心などといった人間的道徳感情のこと
情性
43
特定の対象に向けられた激しい特徴的感情のことで行動に駆りたてるエネルギーをもっている
熱情
44
感情4つ
気分、情動、情性、熱情
45
気分の異常3つ
動機のない気分の異常、気分変動性、多幸症
46
明確な原因がないのに気分がゆううつになる○○気分▶︎○○状態
抑うつ気分 うつ状態
47
明確な原因がないのに気分が高揚する○○気分▶︎○○
爽快気分 躁状態
48
うつ状態や躁状態のこと
動機のない気分の異常
49
気分が不安定で外部からの影響で変わりやすいもの
気分変動性
50
気分変動性に特徴的な障害
パーソナリティ障害 脳器質性疾患
51
客観的な状況にそぐわない空虚で表面的な爽快気分のこと
多幸症
52
多幸症に特徴的な障害
認知症 脳器質性疾患 酩酊時
53
感情の興奮性の異常2つ
感情の興奮性の低下 感情の興奮性の亢進
54
突発的なショックを受けた時に呆然として、恐怖をはじめとする感情の動きが停止したように見える状態
情動麻痺
55
統合失調症の慢性期に出現する症状 外界からの刺激があるのに感情が起こらない状態
感情純麻
56
愛情や関心を示さなくなり、他人の迷惑も構わず、身だしなみも不潔
感情純麻
57
道徳感情や美的感情などが低下する状態
高等感情の鈍麻
58
盗みや虚言など道徳に反する行為をするなどといった形で現れ、認知症などにおいても出現する
高等感情の鈍麻
59
愛情、同情、恥、自責、後悔、良心などといった感情に乏しい状態
情性欠如
60
パーソナリティ障害や統合失調症の欠落状態において残忍な犯罪行為を行っても平然としている
情性欠如
61
ささいなことで激怒したり、不機嫌になったりする状態 著名な場合は暴力暴言
易刺激性
62
易刺激性はどんな時に出る
酩酊状態、躁状態、統合失調症、認知症、パーソナリティ障害
63
ささいなことで笑い怒り泣くなどといった過度の感情が誘発される感情失禁のこと 脳血管性認知症などの脳器質性疾患で問題発生
感情調節障害
64
自我の能動性意識が減弱すると、自分がロボットのように感情のない存在となったように感じ、周囲の事象を生き生きと感じられなくなるといった○○、○○と呼ばれる症状が出現すること
○○🟰離人症、離人体験 感情の体験様式の異常
65
病的感情3つ
不安 恍惚(エクスタシー) 両価性(アンビバレンス)
66
対象がない漠然とした未分化な恐れの感情
不安
67
不安は○○を伴う
自律神経症状
68
気分高揚が強まって感激してうっとりと我を忘れ、あまりの幸福感のために自分自身がなくなってしまったように感じ、宇宙や神などと融合したように感じる
恍惚(エクスタシー)
69
同一の対象に愛と憎、快と不快など相反する感情が同時に起こる状態
両価性(アンビバレンス)
70
あらゆる精神活動のもとになる力で、人はこれに駆られて行動する
欲動
71
脳血管疾患やうつ病、統合失調症 自発性や活動性の低下といった形で認められ、顕著なときは行動がまったく起こらなくなる
欲動の減退
72
欲動の亢進ではなにがみられる
精神運動興奮
73
食欲の異常4つ
食欲の低下 食欲の亢進 食欲の質的異常である異食症◀ゴミとか食べる 食事を拒む拒食
74
欲動の上に立って欲動に方向性を与え、一定の目標を設定して手段を選択して行動に導くもの
意志
75
意志の障害は○○と○○に分けられる
欲動統制の障害 意志発動の障害(精神運動制止、昏迷、途絶、緊張病症候群)
76
欲動そのものは低下していないのに、意志の発動の面に問題があるため、思考、行動のテンポがまるで歯車が錆び付いているかのように遅くなる状態
制止 ▶︎うつ病・うつ状態となる
77
意識障害がないにもかかわらず意志の表出や行動をとることができない状態
昏迷 ▶︎抑うつ性昏迷、緊張病性昏迷、解離性昏迷
78
意識障害がないにもかかわらず思考や行動の流れが突然遮断される現象
途絶
79
緊張型統合失調症で出現する意志の発動の障害によってもたらされる症候群
緊張病症候群
80
自分自身をこころの中でどのように意識しているかということ。 自己と他者・外界の区別を認識する意識のこと
自我意識
81
自我意識4つ
能動性意識 単一性意識 同一性意識 外界に対立する自我意識
82
精神活動が自分のものである、「知覚、思考、行為しているのは自分であるという自己所属性の意識と「自分がそれを行っている」という実行意識から構成される」
能動性意識
83
能動意識が障害されると
離人症、させられ体験、憑依体験
84
自分の存在や身体感覚、行為に対する実感や外界に対する現実感がなくなって喜怒哀楽といった感覚も感じられなくなる症状
離人症
85
自分の思考、感情、行動が他人や外部の力によって支配されているように体験する症状
させられ体験
86
ある瞬間において自分は一つであるという意識のこと
単一性意識
87
単一性意識が障害されると
自分は分裂して2つ以上存在すると感じ、二重体験や自己像幻視、考想化声などが出現する
88
過去から現在に至る時間経過の中で一貫して同一の人物であるという意識のこと
同一性意識
89
同一性意識が障害されると
二重人格
90
自分と周囲との境界や自分と他人との区別を意識すること
外界に対する自我意識
91
外界に対する自我意識が障害されると
考想伝播や考想察知といった ★自我漏洩症状とよばれる自分の内側から外側に漏れ出ていく症状が出現する
92
個人に備わった心理的特徴の全体を意味するものであり、特定の状況や対象によってその人なりの感情や意志に関する反応傾向や行動様式として現れる
性格
93
性格とほぼ同じ意味で用いられることもあるがら倫理・道徳教養といった社会的価値観を加えた個人的特徴をさす。外に現れる社会的側面が強調され、発育や経験などによって後天的に形成される要素がおおきい
人格
94
刺激に対する反応特性を意味しており、先天的・生物学的要素が強いとされる
気質
95
パーソナリティ障害では、認知・感情性・対人機能・衝動統制といった面で患者が属する文化において期待されるものから著名に偏っており、そのために自分自身あるいは社会が悩まされる。 パーソナリティ障害は、○○または○○に現れ、長期にわたって変わることなく存在し、広範で柔軟性に乏しく苦痛や障害を引き起こすといった特徴がある
思春期 青年早期
96
社会的関係からの離脱と感情表出の範囲が限定されるのうな様式
シゾイドパーソナリティ障害 もしくはスキゾイドパーソナリティ障害
97
奇妙で風変わりに見えることが多いパーソナリティ障害
A群パーソナリティ障害 (シゾイドパーソナリティ障害はこれ)
98
他人の権利を無視侵害する様式
反社会性パーソナリティ障害
99
対人関係、自己像、感情の不安定さや著明な衝動性がみられる様式
境界性パーソナリティ障害
100
演技的・情緒的で移り気に見えることが多いパーソナリティ障害
B群パーソナリティ障害