問題一覧
1
エリクソン、E.Rの自段発達理論について ライフサイクルと心理・社会的危機の組み 合わせで最も適当なものはどれか。 ① 学童期-自主性 対 罪悪感 ② 青年期-勤動性 対 劣等感 ③ 前成人期-親密 対 孤立 ④ 成人期-統合 対 絶望
③
2
キュブラー・ロス、E.による死にゆく人の心理過程で最も適当なものはどれか。 ① 第1段 取り引き ② 第2段階 否認と隔離 ③ 第3段階 怒り ④ 第4段階 抑うつ
④
3
ヘルスアセスメントにおいて、体重計測を評価するための指標はどれか。 ① ムーアの分類 ② グラスゴー・コーマ・スケール ③ ブローカ式桂変法 ④ SOAP 法
③
4
災害サイクル別の看護活動における、災害発生期の3Ts として最も適当でないものは どれか。 ① 患者の選別 ② 捜索・救助・救護活動 ③ 急性期活動は2〜3日とする。 ④ 生存者の病院搬送・後方病院への転送
③
5
コミュニケーションスキルについてオープンエンドクエスチョンの長所として最も適 当でないものはどれか。 ① 対話ができる。 ② 時間の節約ができる。 ③ 豊富な情報が得られる。 ④ 予測していない答えが返ってくる可能性がある。
②
6
血圧の測定方法について最も適当なものはどれか ① 上腕に圧迫がかからないように前腕を露出する。 ② マンシェットと腕の間に指が3本入る程度のかたさで巻く。 ③ マンシェットの下端の位置が肘窩より2cm程度上側になるようにする。 ④ マンシェットの加圧の際には空気調節ねじを閉めない。
③
7
成人用ルートを用いた輸液滴下数について、50ml/hの指示の場合、1分間ではお よそ何滴。 ① 20滴 ② 19滴 ③ 18滴 ④ 17滴
④
8
アルコール依存症について、最も適当でないものはどれか。 ① アルコール離脱症状が最も強く出現するのは、断酒後の12時間前後である。 ② 急性アルコール中毒は単純酩酊、複雑酩酊、病的酩酊に分類される。 ③ 断酒の3原則は受診継続、自助グループへの参加、抗酒薬の使用である。 ④ アルコール誘発性障害の症状は、幻覚、妄想、うつ、不安など様々な症状がある。
①
9
統合失調症の陽性症状について、最も適当なものはどれか。 ① 意欲減退 ② 被害妄想 ③ 疲れやすさ ④ ひきこもり
②
10
注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害症(ADHD)について、最も適当でないのはどれか、 ① 視察が合わない ② 集中力が続かない ③ 座っていてもそわそわ動く ④ 順番が待てない
①
11
記知症であらわれる中核症状について、最も適当なものはどれか。 ① 徘徊 ② 不眠 ③ 被害念慮 ④ 見当識障害
④
12
介護保険制度の保険者について、最も適当なものはどれか。 ① 厚生労働省 ② 都道府県 ③ 市町村ならびに特別区 ④ 民間企業
③
13
介護保険法で定める特定疾病で最も適当でないものはどれか。 ① 脊柱管狭窄症 ② 関節リウマチ ③ 潰瘍性大腸炎 ④ 骨折を伴う骨粗しょう症
③
14
加齢に伴う呼吸機能の変化について、最も適当でないものはどれか、 ① 残気量は加齢とともに増大する ② 肺活量は加齢とともに減少する ③ 一秒量は加齢とともに減少する ④ 全肺気量は加齢とともに減少する
④
15
正しい組み合わせはどれか ① 日常生活動作-IADL ② 手段的日常生活動作-ADL ③ 高齢者総合機能評価ーMMSE ④ 認知症に伴う行動・心理症状一 BPSD
④
16
高齢者に対するストレングスモデルの原理について、最も適当でないものはどれか。 ① 高齢者は学び、成長し、変化する力をもっている。 ② 問題よりも(利用者の)弱みを発見し、寄り添う支援をする。 ③ 高齢者は決定に参加し、選択し、援助過程の方向を決定できる。 ④ 信頼関係を築くことは利用者援助の基本である。
②
17
胸骨圧迫について、最も適当なものはどれか。 ① 胸骨圧迫と人工呼吸との比は40:2である。 ② 成人では1分間の圧迫は 140回/分以上の速さで実施する。 ③ 胸骨圧迫の中断は最小限にする。 ④ 胸骨の上半分に片手の手を胸骨と平行にあて、その上に反対側の手を乗せて手を組む。
③
18
特定健康審査について、最も適当なものはどれか。 ①メタボリックシンドロームの判定基準では内臓脂肪面積が 90㎠以上と推定される。 ②メタボリックシンドロームの該当者や予備軍を発見する。 ③ 40歳から75歳までの医療保険加入者を対象とする。 ④ 内臓脂肪蓄積の基準は、腹囲が男性 90cm以上、女性 85cm以上である。
②
19
自己効力について、最も適当なものはどれか。 ① 自分が行動しようと思っていることについての根拠ある自信や意欲の効能である。 ② 自分自身がモニタリングし、その変化を把握し、対処法を決定する指標にしていくことである ③ 自分がその行動をうまくとれるかどうかに関する期待が結果予期である。 ④ ある行動が結果をもたらすかどうかに関する期待が効力予期である。
①
20
高血圧について、最も適当なものはどれか。 ① 高血圧性心疾患がある場合、心音の聴診でIV音が聞かれる。 ② 高血圧による眼底変化を5群に分類するキース-ワグナー分類がある。 ③ 原因が不明な高血圧症を二次性高血圧という。 ④ 本態性高血圧の塩分制限は 8g/日未満とすることが望ましい。
①
21
わが国の保健と医療の動向について、最も適当でないものはどれか。 ① 乳幼児突然死症候群による年間死亡数は減少している。 ② 20歳未満の人工妊娠中絶実施率は、平成13年度以降増加の一途をたどっている。 ③ 近年の合計特殊出生率の低下傾向は、主に20歳代の出生率の低下によるものである。 ④ 2020年の出生数は84.1万人で、人口動態調査開始以来過去最少となった
②
22
妊娠中の生活での注意点について、最も適当なものはどれか。 ① 違法薬物やシンナーの妊娠中の使用は、胎児奇形の原因となる。 ② 妊娠初期の過剰なビタミンDの接種は催奇形性がみとめられている。 ③ 世界保健機関(WHO)は妊帰のコーヒーの摂取を1日1杯までにするよう推奨している。 ④ 受動喫煙と妊婦の流・早産に相関関係は無い。
①
23
乳児死亡の原因について、最も適当でないものはどれか。 ① 生後1週未満の早期新生児死亡は先天的な要因によるところが大きい。 ② 2020年の新生児死亡の原因は、「先天奇形、変形および染色体異常」が最も多い。 ③ 戦後の乳児死亡の主要原因であった「感染症」は著しく減少した。 ④ 染色体異常や周産期に発生した病態による乳児死亡は著しく減少した。
④
24
つわりについて、最も適当でないものはどれか。 ① つわりは、正常な妊娠経過のなかで生じるものであり、治療を必要とするものではない。 ② 水分摂取が困難となり、脱水を伴う場合は妊娠悪阻であり、補液などの治療を必要とする。 ③ 程度の差はあるが、約40%の妊婦につわりがみとめられる。 ④ つわりにより母体の栄養摂取が不足しても、胎児の健康に影響を与えることはない。
③
25
子どもの成長・発達について、最も適当なものはどれか。 ① カウプ指数の正常の目安は22以上である。 ② 乳幼児期の発育状態の評価を行う指数には、ローレル指数が用いられる。 ③ 出生時の頭囲は胸囲よりも小さい。 ④ 頭囲の急な増加がみとめられる場合には、水頭症や脳腫瘍などの疾患が疑われる
④
26
次のうち最も適当でないものはどれか。 ① 乳歯は6~8か月ごろからはえはじめる。 ② 乳歯は2~3歳で上下10本ずつ計20本がはえそろう。 ③ 乳歯の萌出には妊娠中の母親の健康や栄養状態が影響する。 ④ 永久歯の形成は新生児期から始まっている。
④
27
乳児の成長・発達について、最も適当なものはどれか。 ① 月齢が大きい子どもほど1日の体重増加量は大きい。 ② 乳児の体重は、生後3~4か月頃に約2倍になる。 ③ 乳児の体重は、生後12か月頃に約5倍になる。 ④ 乳児の身長は、生後1年で約3倍になる。
②
28
乳幼児の運動発達の組み合わせで最も適当でないものはどれか。 ① 2ヶ月-腹臥位にすると頭を持ち上げる ② 9ヶ月-両手をつかないで座っていられる ③ 11ヶ月-つかまってひとりで立ち上がる ④ 1歳3ヶ月-ひとり歩きができる
①
29
麻疹について、最も適当なものはどれか。 ① 麻疹の好発年齢は5~14歳で乳幼児には少ない。 ② 感染力は発疹期に最も強く、カタル期に入ると急速に弱まる。 ③ およそ発疹の出る4日前から5日後まで感染力がある。 ④ 4~6年周期で大流行し、局地的な流行や小流行もみられる。
③
30
出産後の女性の心理的変化について、最も適当なものはどれか。 ① わが国では、約10人に1人の母親が産後うつ病となる可能性がある。 ② 産後2〜4週後にみられる抑うつ症状をマタニティブルーズという。 ③ 産後うつ病は、産後3~5日を中心に10日ごろまでに生じる。 ④ 産後うつ病による抑うつ気分や涙もろさなどの症状は、軽い一過性のものである。
①
31
梅毒に関する説明のうち、最も適当でないものはどれか。 ① 梅毒の感染経路は性交による直接感染が主である。 ② 梅毒は2002~2004年ごろをピークに滅少傾向を示し、近年は横ばいとなっている。 ③梅毒は、性行為以外にも、医療行為・哺育・輸血などによる感染もありうる。 ④ 子宮内の胎児が経胎盤的に母体から梅毒を垂直感染する場合を先天梅毒とよぶ。
②
32
令和元年統計より我が国の少子高齢化の特徴で最も適当なものはどれか。 ① 平均寿命は女性のみ世界のトップクラスであるが、男性はその限りではない。 ② 近年は出生数が増加し、人口が増加している。 ③ 総人口に占める高齢者の割合は横ばいの状況にある。 ④ 世代別人口では団塊の世代(1947~49年)と団塊ジュニア(1971~74年)という2つの人口ピークを持っている。
④
33
人口動態統計の定義について最も適当でないものはどれか。 ① 死産- 妊娠12週以後の発児の出産であり、自然死産と人工死産に分けられる ② 周産期死亡- 妊娠24週以後の死産と生後1週未満の早期新生児死亡を加えたもの。 ③ 乳児死亡- 生後1年末満の死亡。 ④ 妊産婦死亡- 妊娠中または妊娠終了後 42日未満の女性の死亡。
②
34
平和2年度の悪性新生物(開害)の主な部位の推移、部位による便向について最も適当なものはどれか。 ① 胃の悪性新生物は死亡全体に占める割合は増加領向にある。 ② 男性で最も多い悪性新生物の部位は肝談である。 ③ 女性で最も多い感性新生物の部位は子宮である。 ④ 乳房の悪性新生物の年齢調整死亡率の推移をみると昭和40年代から上昇傾向を示している。
④
35
介護保険制度の基本理念について、最も適当でないものはどれか。 ① 予防重視と施設優先 ② 高齢者の自立支援 ③ 利用者の選択 ④ 社会保険方式の導入
①
36
介護保険制度について最も適当なものはどれか。 ① 都道府県が要介護認定を行う。 ② 第2号保険者とは65歳以上の者をいう。 ③ 介護認定審査会において審査・二次判定が行われ、その結果が申請者に通知される。 ④ 介護給付におけるサービスは地域包括支援センターが作成した居宅サービス計画に基づきサービスを利用する。
③
37
医療保険制度について最も適当でないものはどれか。 ① わが国の医療保険は、被用者保険、国民健康保険、後期高齢者医療の3つの制度に大別される。 ② 後期高齢者医療は、原則として65歳以上の高齢者が被保険者である。 ③ 医療保険における給付の中心は医療給付である。 ④ 医療保険制度は、疾病、負傷、死亡、分娩等に対して、保険者が保険給付を行う社会制度である。
②
38
精神保健福祉法における指神科の入院形態の既定のうち、最も適当なものはどれか。 ①応急入院ー 本人の自由意思による入院。 ②医療保護入院→精神保護指定医により医療および保護のために入院の必要があると認められもので、本人の同意が得られにくい場合の入院 ③ 任意入院-入院させなければ自傷他害のおそれがある精神障害者の入院。 ④ 措置入院-ただちに入院させなければ、医療および保護をするうえで著しく支障がある精神障害者で、家族などの同意がすぐに得ることができない場合。精神保健指定医の診察により72時間、緊急その他やむを得ない場合は指定医の診察により 12時間を限る入院
②
39
社会保障を運営している各行政分野の実施主体のうち、最も適当なものはどれか。 ① 年金-国 ② 医療-市町村 ③ 保険-国 ④ 福祉-都道府県
①
40
我が国の年齢区分別人口について最も適当なものはどれか。 ① 年少人口とは0~18歳の人口である。 ② 年少人口は減少しているが、生産年齢人口は増加している。 ③老年人口割合は低下している。 ④ 総人口に占める65歳以上の割合を高齢化率と呼ぶ。
④
41
がん対策基本法の基本的施策のうち、最も適当でないものはどれか。 ① がん予防及び早期発見の推進 ② がん医療の公費負担の推進 ③ がん患者の就労等の推進 ④ がんに関する教育の推進
②