問題一覧
1
起句の書き下し文をかけ
渭城の朝雨軽塵を浥す
2
承句の書き下し文をかけ
客舎青青柳色新たなり
3
転句の書き下し文をかけ
君に勧む更に尽くせ一杯の酒
4
結句の書き下し文をかけ
西のかた陽関を出ずなば故人無からん
5
起句の現代語訳をかけ
渭城の朝の雨は軽い塵をもしっとり湿らせ
6
承句の現代語訳をかけ
旅館の辺りには青々とした柳の色が鮮やかである。
7
転句の現代語訳をかけ 「君に勧む更に尽くせ 一杯の酒」
さあ、君よ、どうかもう一杯飲みほしたまえ。
8
結句の現代語訳をかけ 西のかた陽関を出ずれば 故人無からん
西へ進んで、陽関に出たならば、もう昔なじみもいなくなるであろうから。
9
送元二使安西の書き下し文をかけ
元二の安西に使ひすを送る
10
送元二使安西の現代語訳をかけ
元二が公務のため安西に出かけるのを送って
11
送元二使安西の作者はーーで、 この漢文の形式はーーーー、 押韻は、ーとーとー
王維 七言絶句 塵 新 人
12
故人の意味は?
親しい友人
13
ーーからーーに向けての漢文 場所はーーからーーからーー 表現されている心は 古くからの友人と別れてしまうことへの ーーーや惜別
王維 元二 渭城 陽関 安西 悲しみ
14
この詩の朝の雨はどんな雨?
祝福の雨
15
ーー⇒ーー⇒ーー
渭城 陽関 安西
16
今夜鄜州月 閨中只独看 遥憐小児女 未解憶長安 の書き下し文をかけ
今夜鄜州の月 閨中只だ独り看るらん 遥かに憐れむ小児女の 未だ長安を憶ふを解せざるを
17
香霧雲鬟湿 清輝玉臂寒 何時倚虚幌 双照涙痕乾 の書き下し文をかけ
香霧雲鬟湿ひ 清輝玉臂寒からん 何れの時か虚幌に倚り 双び照らされて涙痕乾かん
18
今夜 鄜州の月 の現代語訳をかけ
今夜鄜州の月を
19
閨中 只だ独り看るならん の現代語訳をかけ
妻は部屋の中でひたすら眺めているのだろう。
20
遙かに憐れむ 小兒女の の現代語訳をかけ
私が遠くを思いやるのは、幼い息子や娘たちが、
21
未だ 長安を憶うを 解せざるを の現代語訳をかけ
未だ、長安を気づくことさえできないこと。
22
香霧 雲鬟濕い の現代語訳を答えよ
かぐわしい夜霧に、豊かなまげはしっとり濡れ、
23
清輝 玉臂寒からん の現代語訳をかけ
清らかな月の光に、妻の玉のように白い腕は、冷たく照らされているのだろう。
24
何れの時か 虚幌に倚り の現代語訳をかけ
いったい、いつになったら、人気のない部屋の薄いカーテンに寄り添って、
25
双び照らされて 涙痕乾かん の現代語訳をかけ
ともに月の光に照らされながら、涙のあとを乾かすことができるのだろうか。
26
月夜の作者はーーで、 漢詩の形式はーーーー、 押韻はーとーとーとーとー 3段落目と4段落目をーーーという
杜甫 五言律詩 看 安 寒 乾 流水対
27
月夜 只だ独りのよみと意味
ただひとり ただひたすら
28
月夜 憐れむの読みと意味
あわれむ 思いやる
29
月夜 双びの読みと意味
ならび 並んで
30
月夜 長安を憶ふ とはどのようなことを意味している?
長安に幽閉されている父を気づかう
31
月夜 涙とはどのような涙?
妻と再会した時、ともに流すであろう喜びの涙
32
月夜の鑑賞 長安に幽閉されている作者が遠く、北方の 鄜州の地に疎開してる妻子を思いやり、 再会の時をーーする詩である 第二連と第三連がーーになってる
空想 対句
33
故人の詩中の意味と現代の意味をかけ
古くからの友人 死亡した人
34
柳色が新たに見えたのはなぜ?
朝の雨で砂塵が洗い流されたから
35
君とは誰のこと? 君と作者はどこにいる?
元二 客舎
36
第3句から読み取れる 作者の思いを説明しなさい
何千里も東方の地へ旅立つ友人との別れを惜しんでいる
37
この詩の鑑賞 前半では、ーーーー豊かなーーーーで、 友と酒を酌み交わしたーーのーーが、 後半ではーーーを用いてーーへの ーーの思いが込められている
色彩感覚 情景描写 翌朝 感傷 会話体 友人 惜別