問題一覧
1
脂質について、誤っているものはどれか。
中性脂肪やコレステロールエステルは、イオン結合部位が分解され、エネルギー源となる。
2
脂質について、誤っているものはどれか。
脂肪酸は、生体内で合成できるため、食物から摂取しなくてはならない脂肪酸はない。
3
脂質の吸収・体内循環について、誤っているものはどれか。
中鎖脂肪酸は、リンパ管を通って、左鎖骨下静脈で血中に吸収され、門脈から肝臓に運ばれる。
4
脂質の輸送運搬を担うリポタンパク質粒子につて、誤っているものはどれか。
HDLは、リン脂質とアポリポプロテインを多く含み、末梢へコレステロールを運搬する。
5
脂質の代謝について、誤っているものはどれか。
脂肪酸から生じるアセチルCoAはTCA回路で消費され、他の分子に変換されることはない。
6
脂肪酸の代謝について、誤っているものはどれか。
脂肪酸のβ酸化及び脂肪酸合成では、同じ活性運搬体分子を利用しエネルギーを得ている。
7
コレステロールの代謝について、誤っているものはどれか。
コレステロールから生じるコール酸は、コレステロールを排泄するのが主な役割である。
8
脂肪酸代謝について、誤っているものはどれか。
多価不飽和脂肪酸は、不飽和結合を多く含み、エネルギー源として最も優れた脂肪酸である。
9
タンパク質について、誤っているものはどれか。
タンパク質は、アミノ酸が連なったポリペプチドで、その多くが数珠状で存在して働いている。
10
アミノ酸について、誤っているものはどれか。
ヒトが生涯において、食事から摂取しなければならない必須アミノ酸は、9種類である。
11
タンパク質について、誤っているものはどれか。
タンパク質は、アミノ酸が連なった構造で、余剰分はエネルギー源として、蓄えられている。
12
タンパク質の構造について、誤っているものはどれか。
ポンプや担体(輸送体)は、立体構造が変化することなく、輸送する物質を結合して作用する。
13
タンパク質の消化・吸収について、誤っているものはどれか。
ペプシンは、胃のみで活性化するよう、至適環境条件をアルカリ性にもつポリペプチドである。
14
タンパク質の性体内動態について、誤っているものはどれか。
体タンパク質は分解されると、アミノ酸骨格の全てがエネルギー源として利用される。
15
アミノ酸代謝について、誤っているものはどれか。
アミノ酸のアミノ基は、生体内で毒のため、アミノ酸分子から単体で遊離することはない。
16
尿素回路について、誤っているものはどれか。
側鎖に3つのアミノ基をもつグルタミンから2つのアミノ基を、尿素として遊離する。
17
アミノ酸の派生分子について、誤っているものはどれか。
フェニルアラニン・チロシンはモノアミンの原料となり、この不足は神経症状のみを発症する。
18
アルコールと活性酵素種(フリーラジカル)の代謝について、誤っているものはどれか。
活性酸素種とは、不対電子をもつ分子から派生した物質であり、生体で利用されることはない。
19
解毒排泄について、誤っているものはどれか。
ビリルビンは、間接⇒直接(抱合型)となって小腸へ排出されて、全て便として排出される。
20
臓器間または組織間の代謝について、誤っているものはどれか。
骨格筋と肝臓で合成・分解されるグリコーゲンは、それぞれ骨格筋と肝臓でしか利用できない。