問題一覧
1
公衆衛生とはサイエンスでありアートであると定義したのは誰か
ウインスロー
2
コミュニティとは
何らかの共通性を持つ集団
3
ウインスローの定義にある組織化されたコミュニティの努力の対象5つ
環境衛生, 感染症のコントロール, 原則に基づいた人々の教育, 早期発見と予防的治療のための医療と看護サービスの組織化, 社会制度の開発
4
健康の決定要因 生物学的要因3つ
年齢, 性別, 遺伝子
5
健康格差
地域や社会経済状況の違いによる集団における健康状態の差
6
人々の協調行動を活発にすることによって、地域における社会問題の解決能力を高めることのできるしんらい、規範、ネットワークといった社会組織の特徴を指し示すのは
ソーシャル・キャピタル
7
公衆衛生の役割 1.健康に悪影響を及ぼす環境や行動、【 ⠀】を取り除き、【 ⠀】を予防すること 2.人々の【 ⠀】と【 ⠀】を向上させること
社会的要因, 健康障害, 健康状態, QOL
8
PHCの要点 5つ
地域社会が負担できる費用の範囲で行う保健, 科学的根拠に基づいて行う保健活動, 宗教的・文化的に受け入れられる保健活動, 住民の主体的参加・自己決定権を保障する保健活動, アクセスの公平性が保たれてる保健活動
9
プライマリヘルスケアとは【 】が主体となって自らの保健サービスを自主的に運営するもの
地域住民
10
プライマリヘルスケアの5原則
(住民の)ニーズ指向性のある活動, 住民の主体的参加, 地域資源の有効利用, 関連領域の協力・連携, 適正技術の使用
11
ヘルスプロモーターの役割3つ
アドボカシー(唱道) ▶︎健康づくりの必要性を提唱, 能力の付与 ▶︎知識や技術の習得とその支援, 連携(調停) ▶︎他分野との協調をはかる
12
ヘルスプロモーション 健康は( )と( )のための資源
QOL, ウェルビーイング
13
健康増進法25条
受動喫煙の防止
14
ポピュレーションアプローチ
集団全体に働きかける方法
15
ハイリスクアプローチ
高いリスクを有する者に働きかける方法
16
ポピュレーションアプローチ 役割
一次予防
17
ハイリスクアプローチ 役割
二次予防
18
生活習慣病予防キャンペーン
ポピュレーションアプローチ
19
受動喫煙の防止
ポピュレーションアプローチ
20
高血圧患者の減塩
ハイリスクアプローチ
21
QOLの改善・向上を目的としたヘルスプロモーションや保健プログラムの企画・評価モデル
プリシード・プロシードモデル
22
プリシード・プロシードモデル 8つのフェーズのうち1〜4のフェーズの役割 2つ
ニーズを把握し、設定したテーマに関して地域全体を包括的に診断, 企画とプログラム開発
23
フェーズ5〜8のプロシードの役割
診断に従って実践と評価
24
ヘルスビリーフモデル 障害性とは
その保健行動をとる際の心理的障壁
25
行動変容とは
従来の生活パターンから自発的に行動パターンを変えること
26
プリシード・プロシードモデル 8フェーズ
1 社会診断 (例:健康に関する情報を知りたい、いきいきと元気に仕事したいなど), 2 疫学診断 (例:社員中肥満該当者45%、近くに社宅があり歩く距離が短いなど), 3 教育/エコロジカル診断 (例:行動に先立つ理論的根拠や動機、実現させるために必要な要因、周囲から得られる支援等), 4 保健プログラムと政策形成 (例:健康課題に及ぼす要因を特定し、要因に応じた介入やプログラムを見出すなど), 5 プロセス評価 (例:実施している保健事業や保健プログラムが最初に計画したように実行されているかを問う→参加者は どのくらいかなど), 6 影響評価, 7 中間評価, 8 長期評価
27
フェーズ2 疫学診断 視点4つ
特定の健康問題, 遺伝要因, 行動とライフスタイル, 環境
28
フェーズ3 教育/エコロジカル診断 3つの要因
前提要因(価値観や認識等行動に先立つ倫理的根拠や動機), 実現要因(技術や設備等が入手可能かなど行動の変容を実現させるために必要な要因), 強化要因(行動の継続と反復的実践のため 専門職種や友人家族からの支援等)
29
フェーズ4 保健プログラムと政策形成 3つの戦略
介入戦略, 実装戦略, 評価戦略
30
予防的保健行動の起こり方を心の動きから説明したもの
ヘルスビリーフモデル
31
ヘルスビリーフモデル行動の起こり方を何から説明したか
心の動き
32
ヘルスビリーフモデル4つの信念
罹病性(罹患性), 重大性(認識された深刻さ), 利益性(認識された利益), 障害性(認識された障壁)
33
行動変容ステージモデル 5つのステージ
無関心期, 関心期, 準備期, 実行期, 維持期
34
行動変容ステージモデル 無関心期 支援策
知識・情報の提供, 問題点の指摘
35
行動変容ステージモデル 関心期 支援策
行動を起こすための動機づけ(メリットを一緒に考える)
36
行動変容ステージモデル 準備期 支援策
行動案、目標設定など計画支援を行う(ケーキが食べたくなった時の対処法など)
37
行動変容ステージモデル 実行期 支援策3つ
行動実践の意欲強化, 報酬づけ, 環境調整を行う
38
行動変容ステージモデル 維持期 支援策
実行のための障害について問題解決を行う
39
自己効力感とは
自分の望む結果が得られるように、自らうまく行動できる確信度
40
自己効力感を高める要因 4つ
追行行動の成功体験(少し頑張れば達成できる目標を立てクリアするなど), 代理的体験(自分と生活習慣や年齢等似ているモデルとなる人の成功など), 言語的説得(あなたならできるなど言葉による励まし), 生理的・情緒的状態(たまには好きなものを食べようなど思考をプラスに)
41
感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律
感染症法
42
感染症法 感染症の定義4つ
1〜5類感染症, 新型インフルエンザ等感染症, 指定感染症, 新感染症
43
特定感染症予防指針 どこが作成し公表するか
厚生労働省
44
特定感染症例7つ
インフルエンザ、結核、麻疹風疹、後天性免疫不全症候群、性器クラミジア感染症、性器クラミジア感染症など
45
都道府県知事は【 】、新型インフルエンザ等感染症の患者に入院すべきことを勧告できる
1、2類感染症
46
新感染症 医療費の負担割合
全額を公費で負担する
47
医療保険が適用され残りの患者負担分を公費で負担するものを全て選べ
1類感染症, 2類感染症, 新型インフルエンザ等感染症
48
結核の医療負担割合
医療保険が適用され患者の最終負担が総額の5%になるように公費で負担
49
1類感染症3つ
エボラ出血熱, 痘そう, ペスト
50
2類感染症3つ
急性灰白髄炎(ポリオ), 結核, 重症急性呼吸器症候群(SARS)
51
3類感染症3つ
コレラ, 細菌性赤痢, 腸管出血性大腸菌感染症
52
4類感染症5つ
鳥インフルエンザ, マラリア, レジオネラ, A型肝炎, 黄熱
53
5類感染症 全数把握
後天性免疫不全症候郡(AIDS), 梅毒, 麻疹
54
5類感染症 定点把握4つ
インフルエンザ, 性器クラミジア感染症, 水痘, 急性出血性結膜炎
55
1〜4類感染症 届出期間
診断後直ちに
56
5類全数把握 届出期間と直ちに届ける疾患3つ
診断後7日, 侵襲性髄膜炎菌感染症, 風疹, 麻疹
57
届出 【 】は最寄りの【 】を経由して都道府県知事に届出なければならない
診断した医師, 都道府県知事
58
5類感染症は患者氏名などの個人情報を届け出る必要がある
×
59
特定感染症指定医療機関 担当する感染症は
新感染症, 1〜2類感染症, 新型インフルエンザ等感染症
60
第一種感染症指定医療機関 指定する行政庁
都道府県知事
61
原則入院となる感染症の類型
新感染症, 1類感染症
62
都道府県知事が72時間に限って入院勧告を行おうとするもの
応急入院制度
63
就業制限 【 】、【 】の患者に関して【 】は感染症の蔓延防止のため業務の従事を制限できる
新型インフルエンザ等感染症, 1〜3類感染症, 都道府県知事
64
医療機関を受診した患者の届出情報をもとに行う調査
受動的サーベイランス
65
調査するものが市中や医療機関に出向き感染症の流行調査をする
積極的サーベイランス
66
予防接種は【 】を獲得することを目的とする
特異的免疫
67
予防接種法定義 2つ
A類疾病(集団予防目的), B類疾病(個人予防目的)
68
B類疾病2つ
インフルエンザ, 肺炎球菌感染症(高齢者がかかるものに限る)
69
定期接種、臨時接種それぞれ誰が指示
定期 市町村長, 臨時 都道府県知事
70
予防接種はpの勧奨はどの対象者に対して
定期接種(A類疾病), 臨時接種
71
任意接種による健康被害では【 】制度がある
医薬品服作用被害救済
72
定期接種、臨時接種で健康被害 給付誰が承認
厚生労働大臣
73
不活化ワクチン4種類
不活化ワクチン, コンポーネントワクチン, 遺伝子組換えワクチン, トキソイド
74
二次結核とは
初感染時には発症せず免疫低下時に体内残存菌が分裂・増殖を開始して発症
75
2022年結核新規登録患者数
10,235
76
結核低まん延国
罹患率10,0未満
77
結核罹患率は、【 】以上の年齢層で多い
70歳
78
日本の結核における問題4つ
集団感染, 多剤耐性菌の出現, 高齢者における結核患者の増加, 日本在住の外国人における結核患者
79
結核医療の公費負担 入院、外来
入院の場合全額公費負担, 外来治療は患者の自己負担が5%になるよう公費負担
80
結核菌の薬剤耐性の獲得を防ぎ、確実に結核を治療するため医療従事者が患者の服薬を実際に見て確認し治療の失敗を防ぐ
DOTS(直接監視下短期化学療法)
81
結核の予防接種 生後【 】未満に【 】を一回行う
12ヶ月, BCG接種
82
BCG接種前に【 】検査は行わない
ツベルクリン検査
83
感染症法により定められる結核の健康診断2つ
定期健康診断, 接触者健康診断
84
LTBIとは
潜在性結核感染症, 結核菌に感染しているが発症していない状態
85
接触者健康診断 検査項目2つ
IGRA 血液検査, ツベルクリン反応
86
結核のハイリスク接触者
乳幼児, 免疫不全疾患, 糖尿病患者, 透析患者
87
結核入院、外来何の違い
排菌の有無
88
HIV感染症 人免疫不全ウイルス(HIV)が何に感染したものか
血中CD4陽性T細胞
89
世界では【 】の性的接触による感染が多く、 日本では【 】の性的接触が多い
異性間, 同性間
90
HIV感染者男性女性多いのは
男性
91
薬剤耐性の誘因となるのは2つ
同じ薬物に不完全な投与(治療中断), 繰り返しの投与
92
代表的な多剤耐性菌4つ
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌, 多剤耐性緑膿菌, 多剤耐性アシネトバクター, 多剤耐性結核菌
93
地球温暖化 間接的影響3つ
水及び植物由来の感染症, 光化学オキシダント濃度上昇(呼吸器疾患の上昇), 熱帯感染症(デング熱、マラリア)
94
環境基本法 定義7つ
大気の汚染, 水質の汚濁, 土壌の汚染, 騒音, 振動, 地盤の沈下, 悪臭
95
施策を実現していく際の行政目標 すなわち、人の健康等を維持するための最低限 度としてではなく、より積極的に維持されることが 望ましい目標
環境基準
96
環境基準をー定めるものに含まれないもの3つ
振動, 地盤の沈下, 悪臭
97
環境基準が設定されている 大気汚染物質
一酸化炭素, 二酸化硫黄, 浮遊粒子状物質, 微小粒子状物質, 二酸化窒素, 光化学オキシダント, ベンゼン, トリクロロエチレン, テトラクロロエチレン, ジクロロメタン, ダイオキシン類
98
二酸化硫黄の健康影響
四日市喘息, 酸性雨
99
二酸化窒素の健康影響
酸性雨, 光化学スモッグ
100
一酸化炭素 健康影響
低酸素状態, 頭痛, めまい