古文単語
問題一覧
1
心細げなる有様、(いかで)過ぐすらんと、いと心ぐるし。
どのように
2
「いかで月を見ではあらむ」とて、なほ月出づれば、(かぐや姫は) 出でるつつ嘆き思へり。
どうして
3
今は、いかでこの若き人々おとなびさせわと思ふよりほかのことなきに、
なんとかして
4
このごろの山の紅葉はいかにをかしからむ。
どんなにか
5
「など答へもせぬ」と言へば、
どうして
6
うぐひすばかりぞいつしか音したるを、あはれと聞く
いつの間にか
7
いつしか梅咲かなむ
早く
8
おのづから人の上などうち言ひそしりたるに
たまたま
9
おのづから歌などや(集に)入ると思ひて
もしかして
10
風波やまねば、なほ同じところにあり。
依然として
11
世の中になほいと心憂きものは、人に悩まれむことこそあるべけれ
なんといっても
12
「夜更けはべりぬ」と聞こゆれど、なほ入り給はず。
それでもやはり
13
なほ奥つ方に生ひ出でたる人、
さらに
14
散ればこそいとど桜はめでたけれ
ますます
15
いとどしき朝霧にいづこともなく惑ふ心地し給ふ
いっそうはなはだしい
16
この歌よしとにはあらねど、げにと思ひて人々忘れず
本当に
17
ありしよりけに恋しくのみおぼえければ
ますます
18
必ずさおぼす故はべらむかし。
そのように
19
昔の若人は、さる好ける物思ひをなむしける
そのような
20
大将も、しか見奉り給ひて、ことわりに思す
そのように
21
しかるに、禄いまだ賜はらず。
そうであるのに
22
と言ひかく言ひ、恨み給ふ
ああこう
23
君の心苦しき気色をとかく慰め聞こえ給ふ
あれこれと
24
やがて起きもあがらで、病みふせり
そのまま
25
名を聞くよりやがて面影は推しはからるる心地するを、
すぐに
26
すなはち詠みたてまつりける
すぐに
27
草萌え出づるころより、やや春深く霞渡りて、
しだいに
28
奥の方よりやをら覗いたるも、
そっと
29
なかなか返事して、門立てられ、
中途半端に
30
なかなかに寝も寝られず。
かえって
31
忘れてもあるべきものをなかなかに問ふにつらさを思ひ出でつる
かえって
32
さすがに昨日今日とは思ひよらず
そうはいってもやはり
33
男君も、さすがに貴人の子なれば
なんといってもやはり
34
かたみに言ひかたらふ人
互いに
35
花も散りたるのちは、うたてぞ見ゆる。
いやな感じに
36
うたて思さるれば、太刀を引き抜きて、
異様に怪しく
37
なべて心やはらかに、
一般に
38
わざとめでたき冊子ども、
特に
39
わざとの御学問はさるものにて、
正式な
40
女御・更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに
たくさん
41
物語は、ここらあるが中にも、
たくさん
42
そこらの人のほめ感じて
たくさん
43
ここら悲しきさまざまの愁はしさはさし置かれて、
たいそう
44
この玉たはやすくえ取らじを
ことはできないだろう
45
人をやりて見するに、大方あへるものなし。
まったく
46
おほかた、振る舞ひて興あるよりも
だいたい
47
さらにまだ見ぬ骨のさまなり。
まったく
48
よに心得ぬけしきにて帰りてけり
まったく
49
梨の花、よにすさまじきものにして、
実に
50
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
まったく
51
すべてつゆたがふことなかりけり
少しも
52
ゆめゆめ粗略を存ずまじう候ふ。
決して
53
木の葉をかきのけたれど、つやつや物も見えず。
まったく
54
冬枯れの気色こそ秋にはをさをさおとるまじけれ
ほとんど
55
今はよも鳥に取られじ
まさか
56
あなかしこあなかしこ、人に語りたまふな。
決して決して
問題一覧
1
心細げなる有様、(いかで)過ぐすらんと、いと心ぐるし。
どのように
2
「いかで月を見ではあらむ」とて、なほ月出づれば、(かぐや姫は) 出でるつつ嘆き思へり。
どうして
3
今は、いかでこの若き人々おとなびさせわと思ふよりほかのことなきに、
なんとかして
4
このごろの山の紅葉はいかにをかしからむ。
どんなにか
5
「など答へもせぬ」と言へば、
どうして
6
うぐひすばかりぞいつしか音したるを、あはれと聞く
いつの間にか
7
いつしか梅咲かなむ
早く
8
おのづから人の上などうち言ひそしりたるに
たまたま
9
おのづから歌などや(集に)入ると思ひて
もしかして
10
風波やまねば、なほ同じところにあり。
依然として
11
世の中になほいと心憂きものは、人に悩まれむことこそあるべけれ
なんといっても
12
「夜更けはべりぬ」と聞こゆれど、なほ入り給はず。
それでもやはり
13
なほ奥つ方に生ひ出でたる人、
さらに
14
散ればこそいとど桜はめでたけれ
ますます
15
いとどしき朝霧にいづこともなく惑ふ心地し給ふ
いっそうはなはだしい
16
この歌よしとにはあらねど、げにと思ひて人々忘れず
本当に
17
ありしよりけに恋しくのみおぼえければ
ますます
18
必ずさおぼす故はべらむかし。
そのように
19
昔の若人は、さる好ける物思ひをなむしける
そのような
20
大将も、しか見奉り給ひて、ことわりに思す
そのように
21
しかるに、禄いまだ賜はらず。
そうであるのに
22
と言ひかく言ひ、恨み給ふ
ああこう
23
君の心苦しき気色をとかく慰め聞こえ給ふ
あれこれと
24
やがて起きもあがらで、病みふせり
そのまま
25
名を聞くよりやがて面影は推しはからるる心地するを、
すぐに
26
すなはち詠みたてまつりける
すぐに
27
草萌え出づるころより、やや春深く霞渡りて、
しだいに
28
奥の方よりやをら覗いたるも、
そっと
29
なかなか返事して、門立てられ、
中途半端に
30
なかなかに寝も寝られず。
かえって
31
忘れてもあるべきものをなかなかに問ふにつらさを思ひ出でつる
かえって
32
さすがに昨日今日とは思ひよらず
そうはいってもやはり
33
男君も、さすがに貴人の子なれば
なんといってもやはり
34
かたみに言ひかたらふ人
互いに
35
花も散りたるのちは、うたてぞ見ゆる。
いやな感じに
36
うたて思さるれば、太刀を引き抜きて、
異様に怪しく
37
なべて心やはらかに、
一般に
38
わざとめでたき冊子ども、
特に
39
わざとの御学問はさるものにて、
正式な
40
女御・更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに
たくさん
41
物語は、ここらあるが中にも、
たくさん
42
そこらの人のほめ感じて
たくさん
43
ここら悲しきさまざまの愁はしさはさし置かれて、
たいそう
44
この玉たはやすくえ取らじを
ことはできないだろう
45
人をやりて見するに、大方あへるものなし。
まったく
46
おほかた、振る舞ひて興あるよりも
だいたい
47
さらにまだ見ぬ骨のさまなり。
まったく
48
よに心得ぬけしきにて帰りてけり
まったく
49
梨の花、よにすさまじきものにして、
実に
50
世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
まったく
51
すべてつゆたがふことなかりけり
少しも
52
ゆめゆめ粗略を存ずまじう候ふ。
決して
53
木の葉をかきのけたれど、つやつや物も見えず。
まったく
54
冬枯れの気色こそ秋にはをさをさおとるまじけれ
ほとんど
55
今はよも鳥に取られじ
まさか
56
あなかしこあなかしこ、人に語りたまふな。
決して決して