問題一覧
1
社会的な援護が必要な人々には,社会的に孤立した人や孤独な人も含まれる
○
2
セツルメント運動では,イギリスのジェーン・アダムスが設立したトインビー・ホールが有名である
✗
3
1947(昭和22)年に福祉という言葉をもつ最初の法律として,児童福祉法が成立した
○
4
社会福祉士制度が創設される以前は,都道府県,市,市町村の福祉事務所には,任用資格である社会福祉士主事が雇用されていた
○
5
行基は諸国に仏教を布教しつつ,布施屋の建設や,奈良の大仏の建立に携わった
○
6
1951(昭和26)年に制定された社会事業法によって,福祉に関する共通の基本的事項が規定され,福祉事務所が制定された
✗
7
倫理綱領は,ソーシャルワーカーにとって判断基準となる
○
8
ソーシャルワーカーの行動は一瞬一瞬の判断に基づくものが多く,科学的根拠のない,経験と勘にもとづく実践が中心となる
✗
9
ソーシャルワーカーとして必要な行動や活動を遂行する総合的な能力や力量は,「コンピテンシー」という概念で説明される
○
10
ソーシャルワーカーは,専門的技術や知識を用いて,課題を抱えて困っている人たちに何かを「してあげる」ことで助けることが重要である
✗
11
支援の過程でソーシャルワーカーは,困っている本人がなるべく早くサービスを利用する意思を固められるよう導くことが重要な役割となる
✗
12
1820年代にチャルマーズが行った運動
隣友運動
13
地域共生社会では,ソーシャルワーカーには,地域の人々が他人事を「我が事」として受け止めて取り組むようになる,いわば地域にとっての触媒としての機能が求められる
○
14
2018(平成30)年3月に示された「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について」では,災害時の支援や多文化共生など,幅広いニーズに対応できるソーシャルワーカーを養成するため,社会福祉士養成課程の教育内容が見直された
○
15
パールマンは,1957年に「ソーシャル・ケースワーク―問題解決の過程」を著し,診断主義と機能主義に対して折衷主義と呼ばれた
○
16
社会福祉士の定義に示された「連絡・調整」という役割は,2007(平成19)年の法改正で追加された
○
17
ソーシャルワークは,出来る限り「人々のために」働き,ソーシャルワーカーの力のみで社会環境に働きかける
✗
18
社会正義を実現するためには,根拠のある計画的な実践が求められる
○
19
1920年代のケースワークにおける科学的方法では,統計的方法と事例研究的方法という二つの接近法によるクライエント理解が始まった
○
20
ソーシャルワーカーは,さまざまなシステムレベルで,一連のスキル,テクニック,戦略,原則,活動を活用しつつ,一貫性のある全体に統合することを目指している
○
21
専門職倫理は,ソーシャルワーカーの行為を方向づけ,ソーシャルワークの価値に基づいた実践にソーシャルワーカーを導くための指針といえる
○
22
ノーマライゼーションは,歴史的に高齢者福祉にその端を発し,現在では,高齢者に限らず,すべての障害のある人が普通の生活を送れることを目指している
✗
23
コミュニティオーガニゼーションは,セツルメントによる慈善団体や個人の組織化,社会資源の管理や分配の機能から発展した
✗
24
コンピテンシーとは,職務や特定の状況において優れたパフォーマンスや成果につながるような個人の先天的な素質のことである
✗
25
地域における集団的責任は,住民同士の日常的なつながりや支えあいによって果たされる側面がある
○
26
介護保険法第1条では,加齢に伴って生じる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態になった者等が,出来るだけ負担ない日常生活を送ることができるよう,サービス給付を行うことが示されている
✗
27
ソーシャルワークは,専門職業を指す言葉としても,学問の一分野(領域)を指す言葉としても使用されている
○
28
ルソーは.人々が共存していくために社会秩序(リヴァイアサン)があるとした
✗
29
ソーシャルワークは,人,機関,構造等のうち,どの要素が障壁となっているかを認識し,障壁がなくなるよう,常に攻撃的に働きかけていく
✗
30
ソーシャルワークにつながる宗教的価値観に基づく愛は,英語で「チャリティ」,ギリシャ語で「アガペー」と示される無条件の愛だといえる
○
31
エリザベス救貧法では,救貧施設を創設し,救貧申請者と救貧委員会が面接をすることで救済の決定にあたった
✗
32
歴史的には,自由権の獲得により近代個人主義的な人権が確立した後,国が国民の生活を保障すべきだとする社会権の考え方が誕生した
○
33
社会福祉士は,さまざまなサービスが公平に利用されるよう,地域の特徴や特性に左右されないよう福祉サービス関係者との連携を保たねばならない
✗
34
フローレンス・ホリスは,診断主義の流れをくみつつ「ケースワーク~心理社会療法」を著し,心理社会的アプローチを提唱した
○
35
社会資源の中でもフォーマル(制度的)な社会資源と呼ばれるものの利用条件などは,政策,法律,制度により決定づけられる
○
36
パールマンは,問題解決の過程をケースワークの核心とし,問題解決アプローチを提唱し,ケースワークの基本的内容として「四つのP」を示した
○
37
さまざまな専門職が連携して利用者を支援することがわかると,利用者は安心できる
○
38
1997(昭和9)年には,精神障害者が適切な医療機関や施設に入院・入所できるよう支援する専門職である精神保健福祉士が誕生した
✗
39
国際ソーシャルワーカー連盟と国際ソーシャルワーク学校連盟は,2004年に「ソーシャルワークの倫理ー原理についての表明」を承認した
○
40
インフォーマルな社会資源の特徴として,安定性,継続性が高いことが挙げられる
✗
41
★2014年のソーシャルワークのグローバル定義
社会変革と社会開発、社会的結束及び人々のエンパワメントの解放を促進する学問であり専門職
42
人々が集団的責任を果たすことは,人々や社会をよい状態にすることにつながるが,時として社会的排除へつながることもある
○
43
業務独占の資格には,医師,看護師,弁護士などがある
○
44
他者に迷惑をかけないように,自らの行動を自粛し我慢することは日本人としての美徳であり,社会を存続していくために必要不可欠な重要な要素となる
✗
45
「地域共生社会」は,2016(平成28)年6月に「ニッポン一億総活躍プラン」で示された
○
46
課題発見の段階でのソーシャルワーカーの行動は,支援の必要性を検討するための事実の把握が中心となる
○
47
哲学者ロックは「人類不平等起源論」を著し,人間の魂の最も単純な機能として,理性に先立つ二つの原理を説いた
○
48
社会資源には,さまざまなサービスや社会生活に関する情報提供が含まれる
○
49
ロックは,生命,健康,自由および所有権は,人々が生まれながらにもつ「自然権」であり,それを守るために裁判所や政府がつくられるとした
○
50
人権は行使する権利として本人が自覚しにくいため,本人が気づかないところで権利が侵害されていることがある
○
51
集団の中で他者に迷惑をかけることを恐れて,自らの希望を表明せず自粛する人を生み出さないためには,多様性を尊重する意識が重要である
○
52
スキルとは,ソーシャルワークの価値に基づく,特定の知識と訓練を要する行為や活動,またその能力を指す
○
53
アメリカのソーシャルワーク教育認定機関は,ソーシャルワークの知識・価値・技術を統合して意図的・専門的な方法で実際に用いる能力として,21項目のコンピテンシーを提示している
✗
54
第二次大戦後,戦争による精神的疾患を負った人への心理的援助の必要性が増加し,精神分析の知見を取り入れたソーシャルワーカーが実践されるようになった
○
55
ソーシャルワーカーは,人びとがかかえる課題の要因を多面的に検討し,個人の生活のしづらさの背景にある社会構造を読み解き,地域社会の環境改善に向けて働きかける
○
56
★社会福祉士の倫理綱領の6つの原理
人間の尊厳 人権 社会正義 集団的責任 多様性の尊重 全人的存在
57
2018(平成30)年3月に示された「ソーシャルワーク専門職である社会福祉士に求められる役割等について」では,社会福祉士が地域の中心となって指導力を発揮し,地域住民に指示を与えながら住みよい地域を構築していく重要性が示された
✗
58
GHQは,公的福祉の領域にケースワークという概念を確立しようと考え,ケースワークが社会福祉主事を通じて導入された
○
59
地域づくりの取組みには,互いに他者への関心を寄せあうことと,他者を信頼して自己開示することの両側面が必要である
○
60
地域共生社会では,地域住民が抱える多様で複合的な地域生活課題を優れたソーシャルワーカーが中心となって,早急に解決することを目指している
✗
61
ある集団が言語や文字,貨幣,ルールなどの秩序をもつことは,集団に共通認識を築き,構成員同士の精神的な絆や結びつきを強めることができる
○
62
方面委員には,専門職業人ではない中産階級の人々が,無報酬で就任した
○
63
ロックは,生命,健康,自由および所有権は,人々が生まれながらにもつ「自然権」であり,それを守るために裁判所や政府がつくられるとした
○
64
ソーシャルワーカーは,人権侵害や社会的抑圧を受けている個人の状況を把握し,その状況を改善するための方策と社会資源について学ぶ必要がある
○
65
ケースワークの母と呼ばれるリッチモンが全国慈善矯正会議で報告した内容をきっかけに,1898年,応用博愛夏期学校が開設された
○
66
生活保護制度は,日本国憲法に定められた自由権を具体化したものといえる
✗
67
トインビーによって設立された岡山博愛会は,日本におけるセツルメント運動の先駆けであった
✗
68
生活困窮者自立支援事業は,生活保護法に基づいて実施されている事業である
✗
69
クライエントとは,ソーシャルワークが対象とする個人のことを指し,集団やグループはクライエントとは呼ばれない
✗
70
聖徳太子は四天王寺を建立し,病者への救済・治療を行う「悲田院」など,救済活動を実施した
✗
71
ICT(情報通信技術)の進歩によって,直接的コミュニケーションの機会が減少していることが指摘されている
○
72
ニーズは,他者から自分を承認されたいという情緒的なものや個人的な充実感を求めるなどの「基本的かつ物理的なもの」を含んでいる
✗
73
地球温暖化は,地球に存在する生物としての共同体意識をもって取り組まねばならない課題の一つである
○
74
国際ソーシャルワーカー連盟と国際ソーシャルワーク学校連盟は,2018年に「倫理原則に関するグローバルソーシャルワークの声明」を発表した
○
75
ソーシャルワーカーは,支援を要する人の状況を分析すると共に,その人がどうなりたいと思っているのかを理解する
○
76
中村優一は,専門職の条件の一つとして,専門職の提供するサービスは,私益でなく公衆の福祉に資するものでなければならないとした
○
77
資本主義の発達に伴い,人々の生活は等しく豊かになり,社会問題が発生しない時代が訪れた
✗
78
ソーシャルワーカーは,当事者とパートナー関係を築き,自己肯定感や他者と協働する力を回復することでエンパワメントする
○
79
ソーシャルワークは,人権をが守られるよう働きかけを行い,一人ひとりが価値ある人間として尊重され,尊厳を保持していけることを志向する
○
80
メアリー・リッチモンドは,著書「社会診断」の中で,ケースワークの定義を示し,特に社会環境を整えることが重要だと指摘した
✗
81
ソーシャルワーカーは,抑圧や貧困,差別を生じさせる個人の気持ちや感情に着目し,個人の内面に深く働きかけ,その気持ちや感情を変化させることを目的とする
✗
82
ひきこもりや生活困窮状態にある人の中には,自分がニーズを抱えているということを自覚しておらず,また第三者もニーズを抱えた人であるという認識がない人が存在する
○
83
社会的排除の状態には,差別や偏見,貧困などによってさまざまな公共サービスを受けられないこと,また情報不足や生活に影響を与える意志決定に参加できないことなどが含まれる
○
84
1987(昭和62)年に成立・公布された「社会福祉士及び介護福祉士法」によって,ソーシャルワーク専門職として,社会福祉士と介護福祉士が位置づけられた
○
85
戦後,(旧)生活保護法,児童福祉法,身体障害者福祉法の成立によって,福祉三法体制が成立した
○
86
地域共生社会は,制度・分野の枠や「支える側」「支えられる側」という従来の関係を超え 人びとが助けあいながら暮らしていく社会を目指している
○
87
クライエントによっては,サービス利用に向けての意思決定を支援するサービスが必要なこともある
○
88
世界初の慈善組織協会(COS)は,1869年,ニューヨークで設立された
✗
89
ニューステッターは,ソーシャルインターグループワークにおけるソーシャルワーカーの実践の機能を7つのカテゴリーに整理した
○
90
父権主義とは,男性優位の考え方を反映した主義で,特に男性の社会的地位に着目した支援をすることである
✗
91
地域に創出される資源は,現在必要とする人々の課題に対応するだけでなく,将来生じるかもしれないほか人々の同様の問題解決にも役立つ
○
92
1869年にロンドンで設立されたもの
慈善組織協会
93
集団的責任は,人々や人と環境との調和と連帯を軸とするが,目的を見誤ると集団の「和」のために足手まといになる人や少数派が排除されたる可能性がある
○
94
大阪府方面委員制度は,イギリスのエルバーフェルト制度を参考としており,細民階級者の生活実態の解明と個別援護を中心としていた
✗
95
ソーシャルワークの源流は,宗教的価値観を基盤としていたといえる
○
96
ロスは,コミュニティオーガニゼーションの理論・原則を検討し,コミュニティオーガニゼーションを定義した
○
97
ソーシャルワークの国際的な合意に基づく定義は,2000年に定められたものへの改訂が進められ,2020年7月に新たな国際定義が採択された
✗
98
倫理綱領には,たとえば社会福祉士が秘密保持義務に違反した場合,1年以下の懲役または30万円以下の罰金に処することが定められている
✗
99
エンパワメントとは,ソーシャルワーカーがパワーを発揮して人々を支援することである
✗
100
歴史的には,自由権の獲得により近代個人主義的な人権が確立した後,国が国民のせいかつを保障すべきだとする社会権の考え方が誕生した
○