問題一覧
1
【 】は、 インスリンの分泌量が減ったり、 働きが悪くなること インスリン抵抗性の低下で、 慢性の高血糖状態となる病気である。
糖尿病
2
小児~思春期に多い
1型糖尿病
3
40歳以上に多い
2型糖尿病
4
原因は自己免疫性
1型糖尿病
5
原因は、過食、運動不足、肥満、ストレス
2型糖尿病
6
膵β細胞の状態は《破壊》されている
1型糖尿病
7
膵β細胞の状態は《疲弊》している
2型糖尿病
8
インスリンが絶対的不足している
1型糖尿病
9
インスリンの分泌低下や インスリンに対する感受性の低下 が起きている
2型糖尿病
10
インスリン投与が必須となる
1型糖尿病
11
インスリン投与は必須ではなく 必要なこともある
2型糖尿病
12
治療法は、 インスリン注射 食事療法 運動療法となる。
1型糖尿病
13
治療法は、 食事療法 運動療法 経口糖尿病薬またはインスリン療法となる。
2型糖尿病
14
【 】は、 骨破壊(骨吸収)が骨形成を上回り、 骨の量が減って骨内部が隙間だらけスカスカになる病気である。 健康な骨に比べ、もろく骨折しやすい。
骨粗鬆症
15
【 】の原因は、 カルシウム摂取が少ない、運動不足、 女性ホルモンエストロゲンの減少、 最大骨量が少ない、 薬物(副腎皮質ステロイド薬)などである。
骨粗鬆症
16
【 】治療の目的は、骨折を予防すること、高齢者が寝たきりになるのを防ぐことにある。
骨粗鬆症
17
【 】の薬物療法のうち、歯科診療で問題となるのはビスホスホネート(BP)製剤である。 BP製剤適用時に侵襲的歯科治療を行うと、顎骨壊死を起こすことがある。
骨粗鬆症
18
血液中に溶けている脂質の量が異常な状態を【 】という。
脂質異常症
19
脂質異常症のうちコレステロールやトリグリセリドが増加した状態を【 】という。
高脂血症
20
【 】とは、血中の尿酸値が7.0mg/dL以上の状態を指す。
高尿酸血症
21
【 】は、高尿酸血症が原因で尿酸結晶が析出し、急性関節炎を起こす疾患である。
痛風
22
【 】は甲状腺機能亢進症の原因疾患であり、甲状腺ホルモンの合成過剰により全身の代謝が亢進した状態を生じる。
バセドウ病
23
【 】の症状は、びまん性甲状腺腫、眼球突出、動悸、頻脈などである。
バセドウ病
24
【 】は、甲状腺に自己免疫疾患による慢性の炎症が起きたもので、《慢性甲状腺炎》ともいう。
橋本病
25
【 】は、甲状腺機能低下症の原因疾患であり、その症状は、巨大舌、嗄声、徐脈などである。
橋本病
26
ビタミンA欠乏症
夜盲症
27
ビタミンB1欠乏症
脚気
28
ビタミンB2欠乏症、ビタミンB6欠乏症
口角炎・舌炎・口内炎
29
ビタミンC欠乏症
壊血病
30
ビタミンK欠乏症
血液凝固異常
31
ビタミンD欠乏症
骨軟化症・骨発育障害
32
【 】とは、血液中のヘモグロビン(血色素 hemoglobin:HB)の濃度が低下することである。
貧血
33
材料が足りないために赤血球を作れない貧血
鉄欠乏性貧血, 巨赤芽球性貧血
34
骨髄で赤血球を作れない貧血
再生不良性貧血, 白血病, 骨髄腫
35
できあがった赤血球が壊れる貧血
溶血性貧血
36
ヘモグロビンの材料である鉄が不足し、その結果、赤血球を作れない貧血は? 鉄不足の原因は経口摂取不足や慢性出血などである。 治療では、ヘム鉄を多く含む食物を摂る。鉄剤の経口投与をする。
鉄欠乏性貧血
37
【 】の特有の症状は、 さじ状爪、舌乳頭萎縮、プランマー・ビンソン症候群(舌炎、嚥下困難を伴う)
鉄欠乏性貧血
38
鉄欠乏性貧血は 【 】球性【 】色素性貧血
小, 低
39
ビタミン B12 や葉酸の不足により、赤血球の DNA 合成に異常をきたし分化(赤血球の成長)が阻害される貧血
巨赤芽球性貧血
40
【 】の特有の症状は、 舌痛(ハンター舌炎)
巨赤芽球性貧血
41
巨赤芽球性貧血は 【 】球性【 】色素性貧血
大, 正
42
【 】は、 骨髄系幹細胞の発育不良が原因で、 赤血球、白血球、血小板のすべてが減少し、 汎血球減少症となる。
再生不良性貧血
43
【 】は、赤血球に対する抗体ができて、赤血球が血管内で溶けて壊れたり、脾臓で捕捉されて壊れたりする。
溶血性貧血
44
基礎疾患が原因で貧血が生じることを【 】という。
二次性貧血
45
【 】とは、 正常では出血しない程度の軽い刺激で、 または刺激なしに出血する(閾値の低下) 、 または、血管損傷や手術で過剰に出血する(量や持続時間の増加)ことである。
出血性素因
46
出血性素因は【 】や【 】とも呼ばれる。
出血傾向, 止血異常
47
【 】とは、 骨髄中で造血幹細胞や前駆細胞などの未熟な白血球(白血病細胞)が自律的に増殖し、血液、骨髄、その他の臓器に浸潤する腫瘍性疾患である。
白血病
48
【 】は、血液の癌とも呼ばれる。 骨髄が白血病細胞に占拠されることで、正常な赤血球、白血球、血小板は作られなくなり、その結果、貧血、易感染性、出血傾向などの症状が出現する。
白血病
49
【 】は、増殖する白血病細胞の由来により、 骨髄性白血病とリンパ球性白血病に分類され、 各々が急性白血病と慢性白血病に分けられる。
白血病
50
【 】の急性期の患者は歯科を受診しないが、急性骨髄性白血病では患者が疾患に気付かず、《歯肉出血》や《歯肉腫脹》の症状で歯科受診することがある
白血病
51
【 】とは、本来は体を守る働きをするリンパ球がリンパ組織内で悪性化し、無制限に増殖する《悪性腫瘍》である。
悪性リンパ腫
52
【 】の多くは、放射線や抗癌薬に対して弱く、比較的治りやすい。 ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫に分けられる。
悪性リンパ腫
53
【 】は、B リンパ球の分化過程の最終段階にある《形質細胞》が腫瘍性に増殖する疾患で、形質細胞腫ともいわれる。 腫瘍化した形質細胞が作る単クローン性の免疫グロブリン(Mタンパク)の出現、骨の病変による病的骨折などを示す。
多発性骨髄腫
54
観血的歯科処置に際しては、出血傾向、易感染性に留意する。 軟部組織の腫瘍や骨病変、巨舌など軟部組織のアミロイド沈着、原因のない歯の動揺などの口腔内症状を示す。 歯科エックス線検査にて骨溶解所見(打ち抜き像)を認めることがある。
多発性骨髄腫
55
治療によりコントロールされている場合には歯科治療が可能である。 ただし、予後不良な症例では、複雑な補綴治療は適応でない場合がある。 歯科治療に際しては出血 、感染、 創傷治癒の遅れに注意する。
悪性リンパ腫
56
【 】は脳を養う血管の《閉塞》・《虚血》による脳の壊死である。 麻痺や言語障害などの後遺症が残る。
脳梗塞
57
【 】は脳血管が狭くなったり詰まって起こる、《顔面麻痺》などの局所神経症状が短時間(通常は1時間以内)続く発作である。 引き続き脳梗塞を発症することが多い緊急疾患のため、直ちに専門医を受診させることが必要である。
一過性脳虚血発作
58
【 】は脳実質内への出血であり、高血圧が原因であることが多い。
脳出血
59
【 】とは、多くは脳動脈瘤が破裂して、脳表面を包むくも膜の下に出血するものである。脳実質内の出血ではない。
くも膜下出血
60
【 】では、急激な激しい頭痛・嘔気・嘔吐・意識消失を生じる。 破裂した動脈瘤をクリップで挟んで止血し治療する。
くも膜下出血
61
振戦、固縮、無動、姿勢保持障害を症状とする
パーキンソン病
62
【 】患者で、《MAO阻害薬》を服用中の患者では、アドレナリン含有局所麻酔薬の使用に注意する。
パーキンソン病