問題一覧
1
甘口デザートワインの一つである酒精強化ワインは別名何というか
フォーティファイドワイン
2
シェリーは糖度何%の天日干ししたブドウを使うか
30~40%
3
フロールが張ることを何というか
花が咲く
4
75~80%詰めたシェリー樽を3~4段積み上げ、数十~数百の樽を1組として、最下段の樽から1/3瓶詰めしたらすぐ上の樽から順次補給するシステムを何というか
ソレラシステム
5
ポートワインの作り方
果皮を12時間踏み潰す
6
マディラワインの作り方
40~50℃で3~6ヶ月加温
7
フレーバードワインの種類
ベルモット、サングリア
8
ブドウの栽培とワイン醸造が始まったと考えられる時期は何年頃ですか?
B.C.6000年頃
9
ワインの最古のワイナリーとされる場所はどこですか?
南コーカサスのアルメニア
10
ワインの興隆について歴史を紐解くと、紀元前5,000年頃にメソポタミア文明を築いたどの民族が醸造技術を確立しましたか?
シュメール人
11
古代共和制ローマが地中海世界全域に領土を拡大した時期は紀元前何年頃ですか?
B.C.200年頃
12
紀元前0年頃()を通り中国へと伝わった
シルクロード
13
紀元前2000年頃()と()、そしてエチケット(ラベル)に相当されるものが記載された
ヴィンテージ、醸造長
14
9世紀初頭~14世紀神聖ローマ帝国が興隆し、ワイン産業が保護奨励され、()がブドウ畑を開拓
修道院
15
ワインの熟成による高品質化をもたらしたものは何か?
オーク樽
16
10世紀後半から13世紀にかけて、ワインが赤と白に分けられるようになった要因として挙げられるものは何か?
硫黄城蒸という形の亜硫酸ガス
17
17~18世紀に普及したもので、ワインの生産性が向上したものは何か?
ガラス瓶とコルク栓
18
18世紀アルコール発酵メカニズムが解明されて()技術が用いられるようになり、また()により保存性・保安性も飛躍的に高まった
補糖、低温殺菌法
19
青森県の三内丸山で管理栽培されていた作物は何か?
ヤマブドウ
20
大航海時代に西洋列強が黄金の国ジパングを目指し、宗教儀式のミサ品としてワインが使われた。その時代は日本では何時代に相当するか?
戦国時代, 安土桃山時代
21
江戸時代に政情が安定したものの、鎖国政策をとり、長崎出島が海外との窓口となった。どこの商館でワインが飲まれている絵画などが残されているか?
オランダ商館
22
明治時代に殖産興業でワイン用ブドウ栽培が行われたが失敗に終わった。勝沼から派生を起こし、新潟に岩の原農園を立ち上げた人物は誰か?
川上善兵衛
23
太平洋戦争時にワインの増産がなされたが、ワインに含まれる何から作られるロッシェル塩がソナーの心臓部に必要とされた?
酒石酸
24
ワイン用ブドウの父とも呼ばれマスカット・べーリーAを開発した人物は?
川上善兵衛
25
サントリーが発売して大ヒットした甘味ブドウ酒は?
赤玉ポートワイン
26
ブドウは南北両半球の年平均気温が()℃の間に分布する地域で栽培されている。
10~20
27
古くは 年頃のハムラビ法典(その頃バビロニアを統治したハムラビ王が発布)にワイン法があった。西洋社会でワインが日常的化すると、 などの不正行為が横行するようになり、各国で法整備がなされた。EUの場合、「EUのワイン産業に対する支援措置」、「使用可能なブドウ品種、醸造法、原産地呼称・地理的表示制度、ラベル表記などの規制措置」、「域外国との輸出入規定」、「生産調整に関する規定」などがある。これらの法律にどのような特徴があるか?
ワイン産業への支援, 品種・醸造法・原産地呼称の規制, 輸出入規定, 生産調整規定
28
歴史的ワイン生産国(オールドワールド)
イタリア, ドイツ, フランス, スペイン, ポルトガル, オーストリア, ギリシャ
29
ニューワールド
アメリカ, チリ, オーストラリア, ニュージーランド, 南アフリカ, 日本
30
オールドワインではワイン消費量が下がっているのに対して、ニューワールドではワイン消費量が上がっている理由は?
伝統的な製法に拘るオールドワールドに対して、経済合理性を優先するニューワールドは安ワインでも美味しいから。
31
EUではワインに関する多くの法律が存在するがそれはなぜか。
ワイン産業の保護が目的
32
米国1981年~2000年の世代はワインの品種、産地などに拘らなかった。ポップなラベルに拘り、製造法や造り手の哲学などに拘ったためワインの()に変化をもたらした。
価値観
33
ある環境問題がワイン産業に影響をもたらしているがそれは何か?
地球温暖化
34
赤ワインの特徴として、果皮、果肉、果汁、種子と一緒に仕込む。これを
醸し発酵
35
赤ワイン用マストを最大10日間ほど低温で保つことでフェノール抽出物を増加させ、外観上の色を安定化する方法は?
低温浸漬
36
ブドウの糖度が上がりにくい地域では、アルコール度数を高めるために何が認められているか?
補糖
37
白ワイン用に搾汁歩合を下げ、色素やタンニンの溶出を最小限にするために()だけを使う
フリーラン果汁
38
搾汁は予め果汁に()を添加しておく。
ピロカリ
39
果皮を果汁に漬けたまま一晩放置して搾汁することで味わいを高める方法
スキンコンタクト法
40
発酵は()℃で行い、酵母の力で香り高いワインにする
13~18
41
白ワインは普通冷やして飲むので酸味が抑えられ()を行わないことが多い
MLF
42
通常は3~5%の酒母添加まては()ppmの乾燥酵母が加えられる
200
43
ロゼワイン製造法
赤ブドウを赤ワイン同様に仕込む, 黒ブドウを赤ワイン同様に仕込み24~36時間後に果皮を引き抜く, 白ブドウと黒ブドウを混醸する, 少しだけ色付いた黒ブドウ果汁を白ワイン同様に仕込む, 赤ワインと白ワインをブレンドする
44
ボジョレー・ヌーボーの解禁日
毎年11月の第3木曜日
45
ボジョレー・ヌーボーで採用されている製造法
マセラシオン・カルボニック法
46
甲州ブドウで採用されている方法
シュール・リー法
47
シャンパンを名乗るために瓶内2次発酵を行い、指定されたブドウ品種を使用し、搾汁率は最大66%とするなど()で規定されている。
AOC
48
シャンパンに瓶内2次発酵で添加される砂糖23g/L前後によってアルコール濃度が()%上昇し、()気圧の炭酸ガスが溶け込む。
1.2~1.3、5~6
49
シャンパンの独特な工程
ルミュアージュ, デゴルジュマン, ドザージュ
50
福山わいん工房が製造しているスパークリングワインの特徴は何か?
低糖度・淡い色合いのマスカットである特徴を逆手に取り、上質なスパークリングワインを製造している
51
ドイツで生産されているスパークリングワインの4分の1近くを消費するのは何か?
ゼクト
52
ゼクトは伝統的にどの製法で造られていた?
シャンパン製法(高級品)
53
瓶内二次発酵後にタンクに集め、遠心分離、濾過後に瓶詰めする方法は?
トランスファー法
54
トランスファー法の欠点とは
炭酸ガスの損失、酸化による劣化
55
発酵管理が容易だがワインと酵母の接触割合が相対的に少なくなるため、菌体由来の成分によるシャンパン香が少なくなり、繊細な泡が得られなくなるのが欠点の製法は?
タンク発酵法
56
直訳すると緑のワインといい、キンキンに冷やして飲むスタイルのポルトガルワインは?
ヴィーニョ・ベルデ
57
ヴィーニョ・ベルデの製法は、やや()のブドウを使い、低アルコール、()のまま瓶詰めし、フルーティーで飲みやすい。
未熟、微発泡
58
ワイン業界では気象、土壌、地勢等の栽培条件の総称を何というか。ワイン品質の7割を占めるとも言われる。
テロワール
59
有効積算温度の計算式
(平均月気温-10℃)×日数
60
ブドウ中の総酸の値が岩手では()く、福岡では()い
高、低
61
ブドウの冬期の平均気温の低温限界は-8℃~-9℃と言われてるため、凍害を避けるためにブドウを()。
雪に埋める
62
()と()はワインの品質に大きく関わる
降水量、日照時間
63
土壌条件は()が良くかつ()砂質や礫質が良いとされる
排水、根が入りやすい
64
水分が()いと果粒が小さく糖度が高く色付きも良い
少な
65
長梢剪定:()を5~15芽程度利用し、その芽から新梢を取る
前年の新梢
66
短梢剪定:()を1~3芽程残し、その芽から新梢を出す
前年の新梢
67
長梢剪定、短梢剪定それぞれに()栽培と()栽培がある
棚、垣根
68
ブドウ栽培の1年は、芽吹→新梢→開花→結実→成熟→収穫で、この長さは()で決まる
積算温度
69
樹が眠っている休眠期(12~3月)に()を行う
剪定
70
萌芽~結実期(4~6月)には、除芽、除梢、誘引、そして枝がある程度以上伸びないように()などを行う
摘芯
71
収穫期(9月11月)はなるべく一斉収穫(()で仕込むため)、()以降は毎日観察し、糖度と酸度のバランスを見る
単一ロット、ヴェレゾン
72
ブドウの果皮が破れ荷重が空気に触れると()がフェノール類を酸化するため、ブドウの状態が悪い時は直ちに破砕し()を添加する
ポリフェノールオキシダーゼ、亜硫酸
73
果梗は()、()、()、が多い
タンニン、灰分、酸
74
種子に含まれる()は渋みが強い
タンニン
75
通常()を果汁に直接吹き込むか、ピロ亜硫酸カリウムを添加する
亜硫酸ガス
76
亜硫酸を添加すると
野生酵母・雑菌の生育阻害, 果汁の酸化防止, ポリフェノールオキシダーゼ活性を抑制, ブドウ細胞を殺し赤色色素の溶出を助ける, 果汁の清澄化を促進
77
未熟で健全果の場合()ppm、過熟で低酸度の場合で()ppm前後の亜硫酸を加える
50~75、300
78
()ほど分子状SO2の存在比が増える
pHが低い
79
酸度の低いマストには()を行う
補酸
80
日本の場合ワイン中に残留する許容量は最大()ppmと決められている。
350
81
白ワインは()前に()を行う
発酵、圧搾
82
()マストは高級ワインの原料となる
フリーラン
83
高圧で絞った()はブレンド用ワインの原料にされる
プレスマスト
84
赤ワインの場合は発酵開始して()が十分溶出した後に圧搾する
色素
85
寒いと糖度が上がらずまた、()が抜けずらい
酸
86
白ワイン、赤ワインの酸度が足りない時は補酸をするが、目的に応じて()酸や()酸、()酸を追加する
酒石、リンゴ、クエン
87
酸度が高すぎる場合には()を加え、除酸する
炭酸カルシウム
88
ブドウ果に付着している微生物はそのまま果醪(かもろみ、マスト)に移行するが、野生酵母の総菌数は() cells/mlの範囲にある。
10^2~10^6
89
野生酵母の分布
KA群, S群, T群, F群, O群
90
KA群:40~70%で亜硫酸耐性は()い
低
91
S群:2~10%
Saccharomyces cerevisiae