問題一覧
1
人口増加率が1.5%(年率)の場合、人口はおよそ35年で増加する
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2
身長150cm体重49.5kgの人のBMIは22
◯
3
ミトコンドリアDNAは父方の系統のみで継承されるのに対し、Y染色体は母方の染色体のみで継承される
✖️
4
人口オーナスとは、総人口に含む生産年齢人口の比率が上昇し、経済成長が促進されることをいう。近代化の過程でどの国にも一度だけ訪れるとされており、経済成長を後押しする
×
5
大規模な自然環境改変の例として、アラル海の縮小が挙げられる。綿花や穀物の栽培のために上流域で大規模な産用水の取水が行われて水位が下がり、塩分濃度は上昇して、魚類など大半が死滅した。その結果、漁業が壊滅し、干上がった底から舞い上がる塩類による塩害・健康被害が問題になっている。
◯
6
オートファジー(自食)とは、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つである。異常なタンパク質の蓄積を防いだりして、生体の恒常性維持に関与する
◯
7
親同士が同性のイトコを「平行イトコ」異性のものを「交差イトコ」と呼ぶ。母の兄妹の子は「母方交差イトコ」
◯
8
2019年1月永久凍土溶解が引き起こす危機として、温室効果ガスである二酸化炭やメタンが放出されることが報じられた。凍土の中には天然症患者の墓などもあるが、氷に閉じ込められていた病原菌やウイルスがすでに死滅しており、再び感染する恐れはない。
✖️
9
エコノミカル・フットプリントとは、食材や木材の供給、森林による二酸化炭素の吸収をも考慮し、それぞれの国の住民が現在のライフスタイルを維持する場合に必要な一人当たりの面積を指す
✖️
10
貨幣の使用は、生活の長期的な設計を可能にした。一方で、助け合い社会・平等社会においては、社会そのものを壊し、格差を生じさせることにつながった
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11
大気は緯度によって異なった方向に流動している。赤道付近から上昇した大気は、南/北緯30度あたりを中心に上空から吹き下ろす様な循環をしており、このあたりに大量の降雨をもたらす
✖️
12
必須微量元素とは、鉄および鉄より含有量の少ない元素で、ヒトの生存にとっての必要性が確かめられている元素のことである。多くはタンパク質などの生体分子と結合して機能する。
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13
現在。自然状態では閉鎖系(closed system)であったエネルギーの循環が大きく修復され、部分的に開放系(open system)へと変化しつつある
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14
遺伝子=文化共通化の例として、乳糖の消化吸収能の違いをあげることができるだろう。ヒトは乳児期を過ぎると、乳特に生乳を有効に活用できないが、ヨーロッパ人や牧畜民などの大多数は乳糖耐性を持つのである。
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15
伝統的な生活をおこなっている社会では、完全に単一の生業に特化した集団は非常に少ないことがわかる。ほとんど全ての集団は、複数の生業を組み合わせで多様な食物を入手しており、各生業に特化している集団も交換を前提としている
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16
牛は授乳や運搬、農耕、食用として、ヤギは羊は授乳及び食用を目的として飼育された。ともに南アメリカ農耕文化圏で家畜化された
✖️
17
天然、インフルエンザ、結核、マラリアなどはもともと動物がかかる病気である。家畜との長い付き合いは人に病気をもたらした
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18
肥満は、高脂血症、高コレストロール血症、高中性脂肪血症、動脈硬化、脳卒中、体臭悪化などのリスクファクター(危険因子)となる
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19
寝屋子制度とは、漁村の団結力を支える若組である。数えで15歳になると加入史、妻帯とともに退会して、主に地区の祭り・防災などの役割を担っていた
✖️
20
ベントスとは、生物の死骸が分解する途中にできる生物調査のことである
✖️
21
マラスムスとは、エネルギーに対してタンパク質摂取が不足した状態、つまりエネルギーはあるが原料がなくなってタンパク質が合成できない状態を指す
✖️
22
20世紀における皮膚がん患者の上昇は、豊かな社会における食の変化やオゾン層の増加などが本当の原因でないかと考えられている
✖️
23
父系社会では、あるクランに属する女性が別のクランの男性と結婚すると、女性は自分のクランを捨て夫のクランの1員となる
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24
イプ仮説とは、現代人アフリカ単一起源とも呼ばれ、アフリカで進化したグループが短期間に解散し、各地の旧人と交代して現生人が生まれたとする説である
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25
鼻腔から吸気に与える水分は、普通の室温では1日に430gほどである。呼気から鼻腔が回収する水分は約420gなので、1日に失う水分は約10g程度でありほとんど回収されているとされる
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26
アンデスの標高3000m以上の場所ではジャガイモだけが栽培可能。人々は収穫したジャガイモは凍結乾燥してチョーニョを作る。チョーニョ作りは、ソラニンというアルカロイド配糖体を除去する作業であると言える
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27
一夫多妻が稀である生物学的な理由としては、男性1人に対して女性が多くてもそれが繁殖成功度に結びつかず、女性が多くの配偶者を求める進化的な海沙汰は働かなかったためと考えられている
✖️
28
強紫外線環境に適応した人々が弱紫外線環境に移住すると、皮膚がんを発症する可能性が高くなる
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29
東アフリカの牧畜民レンディーレの人々は、14年ごとに集団儀礼が行われそのことと関連した役割分担が見られる
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30
重系出自とは、双系出自のように父系母系ともに関係し、その相当の内容が父系母系で同一である出自のことを指す
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31
1000calとは「1cal」とも表記する。、また1000calは41840kj(キロジュール)である
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32
「ヒト」は生物学上の名称である。一方、「人類」と表記する場合は。生物学上によるとヒト科の動物全体を指し、現在人類であるヒト以外の化石人類を含む
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33
2016年、インドにおいて70歳の女性が第一子を出産したことが報じられた。インドでは、不妊は神のいととされることもあり、それまではあざかりの対象だった。ただし高齢での子育てには批判もある
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34
成長の時代変化に影響を及ぼす環境要因には、食物摂取パターンの変化に伴った栄養状態の向上や戦争によるストレス増がある
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35
焼畑耕作は、①天水に依存、②肥天土の変化に合わせて栽培作物を変えることが多い、③耕作期間は短い、❹長い休期間などの特徴
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36
サツマイモは、世界における生産量が3億トンを超え、地球上の10億人以上が食糧とする。とうもろこしなどと比べても、単位面積あたりの収穫量が多い
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37
2018年2月、東南アジア(マレーシア北部の村)で未知の言語を発見したことが報じられた。この言語には「借りる」「盗む」「買う」「売る」など所有に関わる単語がない一方で、「交換」「共有」に関連する語彙が豊富であるという。
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38
アレンの法則とは、「同種の恒温動物では寒冷な地域に生息する個体の方が温暖な地域の個体よりも体積が大きい」ことを言う。体積が大きいほど表面積は相対的に減少し、体熱の損失が軽減されるため、適応的であると考えられる。
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39
植物性タンパク質のアミノ酸スコアは90〜100であり、必須アミノ酸を摂取するという観点からは理想的であるとは言えない
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40
人類は、120~140万年前頃にベーリンジアを渡ったと考えられている。時は氷河期であり、海水面が低く、陸橋で繋がっていた。その後、比較的短時間で南米の最先端まで拡散していった。
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41
2019年6月、日本では動物愛護法の改正が行われてペットにマイクロチップ装置を義務化することが決まり、2022年6月に施行された
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42
平均寿命を男女間で比較した場合、特にイスラム圏においては女性が短命であることが多い。出産時、栄養面、医療へのアクセス、過剰労働などに問題があると考えられる。
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43
高度障害の主な症状には、頭痛・めまい・倦怠感・動悸・息切れ・睡眠障害・チアノーゼなどが見られ、すぐに下山したとしてもこれすぐに下山したとしてもこれらの書下山したとしてもこれらの症状は長く続く
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44
トランス脂肪酸は、冠動脈性心疾患にかかるリスクを高める。悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らす。
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45
生物圏とは、多様な地域特性を気温と湿度に対応させ、生育する植物相で区分したものである。それぞれの生物圏では、植物相に対応するように特徴的な動物相が見られるのが普通である
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46
人の社会組織の重要性は、人間の持つ特徴の一つと言える。人はそれぞれ、家族の一員であり、クランなどの一員であるとともに、それらを含む民族・国家などがメンバーである
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47
減数分裂は、配偶子形成において遺伝的な多様化を生じさせ、環境変化への対応や進化に貢献している。
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48
日本産牛肉については、牛の出生から牛肉に加工されて小売店頭に並ぶまでの履歴が個体職別番号で管理されている。しかし、他の市産牛の個体識別番号を表示して総装した問題などが過去に起こっており、これで全ての問題が解決するわけではない
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49
国際糖尿病連合IDFではメタボリックシンドローム診断基準となるウエストの値を「男性90cm以上・女性80cm以上」としており、日本の診断基準でも同様である
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50
ヒトは雑食であるが、それは生存のために雑食であることが需要であったためである。ヒトの消化管構造は植生動物のものに近く、ヒト以外に雑食の動物はいない
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51
トーテミズム(トーテム信仰)では、特定の野生動物(植物や月・雷・火などの場合)が氏族などと特別に関連していると」信じており、祖先とみなしていることが多い
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52
ビタミンとは、動物にとって必要な無機成分、無機質のことである。例えば、Ca・P・Na・K・Cl・Maなどが該当する
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53
現在、世界各地で栽培されているじゃがいもやキャッサバは、元々東南アジア根栽農耕文化圏だけで栽培されていた農作物である
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54
人間の生存にとって特に重要な家畜動物の役割は、(特に農耕と組み合わせた場合)肉の供給よりも授乳・耕作・運搬としての利用だったと考えられる
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55
ペラグラは、皮膚症状と精神神経症状を示すナイアシン大乏病である。メキシコなどでは、とうもろこしを石灰水につけて処理することがペラグラの予防に繋がっている
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56
生態系におけるヒトの特殊性の一つは、「第1消費者と第2消費者の地位を同時に占めている、つまり肉食である」ことである。ヒトが地球上のさまざまな環境に進出する上でこの特殊性が重要な役割を果たした
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57
アジア原産のタロイモは元々毒を持っていた。人々は毒を持つ野生種から毒の少ないものを栽培し、やがては無毒のものが人の移動とともに伝えられていった
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58
リネージ(系族)とは、実在した祖先を共有する人々の集まりのことを言う。ただし明確に認識された系譜を辿ることはできない
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59
少子化とは、合計特殊出生率TFRが「人工置換水準」を相当長時間下回っている状況のことを言う。標準的な「人工置換水準」は合計特殊出生率が2.0の水準である
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60
世界の人口は、わずか200年後の間に10億人からおよそ80億人にまで増加し、約8倍となった。
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61
接種された食物中のエネルギーは、大半が運動・体温調整・成長・生殖・摂食後の産熱などに使われ、妊婦・授乳婦の場合は胎児・乳児への分がこれらに加わる。体温節と成長に用いられるエネルギーのことを特に基礎代謝と呼ぶ
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62
栄養素としての鉄は、穀類に強く依存する場合に欠乏しがちとなるが、虫感染による失血やマラリア確患などによっても鉄父は起こる
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63
フィンランドの土壌はヨウ素含有量が少なかったため、穀物も家畜もヨウ素状態となり、結果として住民をヨウ素芝状態にしていた。そのため、1980年代半ばにヨウ素を含む肥料を投入し、ヨウ素含有量の多い北アメリカ産の小麦を輸入するなどの対策を行った。
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64
集団サイズと農耕への依存度との間には、一般に強い関係性は見られない。農耕への依存割合が10%未満の採集狩猟民や漁猟民においても、人口が50人を上回るような集団から5万人を超えるような集団まで存在する
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65
農耕が始まった地域にはその後に栽培化された野生植物が自生しており、これらの有利な食物の利用によって栄養状態が改善され、結果として人口増加率が高くなった。つまり農耕の開始と人口増加とは強く関係している
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66
伴性遺伝は、性染色体に依存する遺伝である。そのため先天性色覚異常を持つ人の割合は、性別によって異なる
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67
合計特殊出生率とは、ある世代の母親の総数に対する世代の母親の総数を割合で示したものである。この場合、出生児の母親の年齢に達する前に死亡するものを排除して計算する」
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68
オランダ「飢餓の冬」の状況から、妊娠6ヶ月までに飢餓を経験した母親から生まれた子供は8割以上で痩せる傾向があった。つまり、妊娠6ヶ月までに胎児に栄養が足りないと生涯にわたって飢餓の影響を破る可能性gクァ飢餓の影響を破る可能性が低い
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69
疫学転換とは、主要な疾患が生活習慣病から感染症に移行する疫病構造の変化のことを指す
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70
小児期の慢性的な栄養欠乏による成長不良は栄養改善によって回復が期待できる。このことは、成人期に近い慢性的な栄養欠乏でも同様。
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71
家畜化の例として、股関節形成不全の発症率の高さを上げることができるだろう。それ以外にも、犬は自然界では難産になることは珍しいが、ブルドックは出産時に帝王切開が必要となることが多いと挙げられる。
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72
人間学者マーシャル・サーリンズは、「狩猟採集者社会では、生きるための労働に費やす時間が近代産業社会よりずっと少ない、余暇の多い「豊かな社会」と捉えている
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73
動物が家畜化された地域や時期を見てみると、豚やウマはともに2千年前くらいに西アジアで家畜化荒れたことがわかる
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74
イヌは、最初の家畜と考えられており、約1.5万年前にオオカミから家畜化されたと推測されている。オーストラリアおよび東南アジアに分布するディンゴは、犬が野生化した動物である
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75
体を構成する分子は、細胞内外の物理的な構造の一部として存在するが、細胞内外の体液中に浮遊して様々な化学反応に関わっている。どちらの場合も分子が入れ替わることはないので、時間とともに廊下が進むのである
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76
肥満とは単に体重が多いと言うことだけではなく、脂肪組織が過剰に蓄積された状態を指す。病気としての肥満は、30%以上の過剰体重の場合である
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77
20世紀後半の農業における大きな変化の一つとして、緑の革命による農業生産性の向上を上げることができる。緑の革命では、肥料や農薬などを必要としないイネ、トウモロコシ、小麦など高収量品種が開発され、多くの人々を食糧不足から救った
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78
当時は氷河期であり、海水面が低く陸橋で繋がっていたため、スンダ大陸からサフル大陸への移動では海を越える必要はなかった
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79
一つの社会が二つの部分集団(クラン・リネージ・地域社会)によって相互補完的に組織されている場合、それぞれの部分集団を半族という
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80
2018年2月、一万年前の英国人が褐色の肌と青い瞳の持ち主だったと報じられた。現代欧州人の10人に1人が、この時期と狩猟民とDNA的に繋がると言われている。現在の欧州人の薄い肌の色は、比較的最近の特徴だったと改めて示された。
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81
環境問題のトリレンマとは①経済発展、②食料の確保、③環境の保全、の3つが「相互に両立が困難な関係」にあることを言う
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82
意図的な出産抑制の行われているハテライト(ハッテライト:フッター派)の集団では、既婚婦人の生涯子供数はおよそ11人
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83
ミトコンドリア・イプとは、現生人類にとって共通の最初の女系子孫のことを指す。そのため「すべての人類は1人の女性から始まった」ことを説明する場合によく用いられる。
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84
U.S.Census Bureauの推計によると、2023年7月1日時点での人口上位10ヶ国は、①中国②インド③アメリカ④インドネシア⑤パキスタン⑥ナイジェリア⑦ブラジル⑧バングラデシュ⑨日本⑩ロシア
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85
性による分業は、人間社会で最も基本的で普遍的に見られる分業の形態である(例 男性は狩猟、女性は採集)分業を行う理由は、生物学的な性差だけで説明できる
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86
半数致死量(LD50:50%Lethal Dose)とは、ある物質を与えた場合にその半数が死に至る量である
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87
食物再分配の有無による人口変動の趣味レーションを行うと、①家族間で植物分配を行わない場合②同一クランの家族間で植物分配する場合③すべての家族間で植物分配する場合のそれぞれに大きな違いは見られなかった
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88
基礎代謝は性によって異なるが体格によって変わることはない
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89
イスラム社会においては出生数が減少しないという理由として、例えばヨルダンでは①年齢に見合った子供数②避妊中断率の高さ③男性の持つ多産の意識と決定力などを上げることができる
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90
上空大気中でオゾン層の多い領域のことを「オゾン層」と呼ぶ。地上高度20kmないし25kmを中心として厚さ約20kmにわたって分布する。オゾンは原始大気中には存在していなかったため、オゾン層ができてからようやく動物は地上へ進出することができたと考えられている
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91
農耕と家畜飼育の発明は、人類が自然界の食物連鎖の枠組から逸脱することを可能にし、生態系における自らの地位を変えることにつながった。チャイルドは、農耕と家畜飼育の発明を人類の「第1の発明」と呼んだ
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92
新興感染症とは1970年以降に新たに発見された感染症のことであり、エイズ・天然痘・結核・マラリア・デング熱・狂犬病など約30種ほど存在する
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93
近交弱勢とは、自殖による子孫の生存力の低下のことを言う。個体群が小さい場合、血縁関係にある個体同士が交配する傾向が生じ、劣勢形質を発言する確率が高くなることが背景にある
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94
約3500年前、カヌーを用いた遠洋航海によってトンガやハワイなどの太平洋の島々に拡散していったのは新大陸農耕文化を持つ人々だった
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