問題一覧
1
心電図モニターで不整脈の変化がみられた。初期対応で適切なのはどれか
胸骨圧迫を行う
2
急性大動脈解離について正しいのはどれか
若年者ではマルファン症候群の患者にみられることが多い
3
肺高血圧が長期に持続し、肺血管抵抗が上昇することにより、短絡血流が主に左右短絡から右左短絡になった状態はどれか
アイゼンメンジャー症候群
4
冠動脈バイパス術〔CABG〕後5時間が経過した時、心嚢ドレーンからの排液が減少し、血圧低下と脈圧の狭小化とがあり、「息苦しい」と患者が訴えた。最も考えられるのはどれか
心タンポナーデ
5
虚血性心疾患の危険因子はどれか。2つ選べ
喫煙, ストレス
6
狭心症の治療に用いる薬はどれか。2つ選べ
抗血小板薬, 硝酸薬
7
ペースメーカー植込みの有無を事前に確認すべき検査はどれか
磁気共鳴画像(MRI)
8
動脈硬化を直視して評価できる血管はどれか
眼底動脈
9
健常な成人の心臓について、右心室と左心室で等しいのはどれか。2つ選べ
単位時間当たりの収縮の回数, 1回拍出量
10
刺激伝導系でないのはどれか
腱索
11
大動脈内バルーンパンピング(IABP)の準備・導入・管理で正しいのはどれか
カテーテルの固定状態を確認する
12
右左シャントを生じる疾患としてもっとも代表的な疾患はどれか
T/F(ファロー四徴症)
13
植込み型除細動器(ICD)装着患者の退院前の指導で正しいのはどれか
心臓機能障害の認定を受けることができる
14
拡張期雑音が聴取されるのはどれか
僧帽弁狭窄
15
心電図でT波の上昇の原因となるのはどれか
高カリウム血症
16
救急外来到着時にAさんの状態をアセスメントするために優先度が高い血液検査項目はどれか
トロポニンT
17
心臓カテーテル検査の結果、Aさんは急性心筋梗塞と診断された。心係数2.4L分/m2、肺動脈偰入圧20mm Hgでフォレスター分類Ⅱ群であった。 身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の粗い断続性肺雑音が聴取される。 心エコー検査:左室駆出率(LVEF)58% 胸部エックス線検査:心胸郭比(CTR)48% このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか
肺うっ血が起きている
18
慢性心不全患者の生活指導で、心臓への負担を少なくするのはどれか
排泄後の休息
19
Aさん(60歳、男性)は大動脈弁置換術を受け、ワルファリンの内服を開始することになった。 Aさんが摂取を避けるべき食品はどれか
納豆
20
糖尿病で入院中の70歳の患者で、入浴後より1時間ほど前胸部の息苦しさ、吐き気が続いて額に汗をかいている。 正しい対応はどれか
急性心筋梗塞発症の可能性が高く一刻も早くバイタルのチェックと診断を行い治療する必要がある
21
脳塞栓症を生じやすい不整脈はどれか
心房細動
22
心タンポナーデで誤っているのはどれか
血圧の上昇がみられる
23
Aさん(60歳、男性)は、自宅近くを散歩中に突然の胸痛が出現し、救急車を要請した。救急隊到着時のバイタルサインは、呼吸数28/分、脈拍100/分、血圧80/40mm Hgであった。冷汗が著明で、前胸部から左肩にかけての激痛を訴えていた。問診で狭心症の既往歴があることがわかった。入院時の検査で急性心筋梗塞と診断された。 この時の検査所見として適切なのはどれか
心電図のST上昇
24
急性左心不全の症状はどれか
下腿浮腫
25
Aさんは会議中に時々動悸を感じることがあるため受信した。安静時心電図には異常は認められなかった。 次に行う検査はどれか
ホルター心電図
26
Aさん(54歳、男性)は10年前に心筋梗塞を発症し、2年前に慢性心不全と診断され外来受診を続けてきた。1週間前からトイレ歩行時に息苦しさがあり、4日前から夜に咳と痰がみられ眠れなくなっていた。 本日Aさんは定期受診のため来院し、心不全の増悪と診断され入院した。入院時、体温36.3℃、呼吸数24/分、脈拍96/分、整で、血圧124/72mm H gであった。心エコー検査で左室の駆出率28%であった。体重は1週間で4kg増加し下腿の浮腫がみられる。 Aさんの咳嗽を軽減する方法で最も適切なのはどれか
起座位を保つ
27
入院治療によりAさんの症状は改善し、2日後に退院予定である。退院後の受診についての説明で最も適切なのはどれか
「今回のように体重が増加したときは受診してください」
28
入院中の高齢者が浴槽から急に立ち上がったところ、ふらついた。要因として考えられるのはどれか
脳血流量の減少
29
心電図について正しい組み合わせはどれか a)繰り返し、患者の苦痛が少ない検査が可能 b)心臓の異常がただちに診断可能 c)不整脈の診断は12誘導を記録したほうがいい d)意識消失の患者に検査する必要がある e)低カリウム、高カリウム血症の診断に有効
全て正しい
30
高血圧症について正しい組み合わせはどか a)拡張期血圧90mmHg以上かつ収縮期血圧が140mmHg以上の人は、そ れ未満の人と比較して脳梗塞が発症しやすいことがわかっている b)拡張期血圧90mmHg以上でかつ収縮期血圧が140mmHg以上の人はいくら血圧が高くても脳梗塞の発症率は同じである c)収縮期血圧160mmHg未満、または拡張期血圧95mmHg未満の患者は血圧の治療の必要はない d)血圧の治療薬は作用機序の異なる薬が数種類あり患者によって使い分ける必要がある
a 、dのみ正しい
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成人に自動体外式除細動器(AED)を使用する際の電極パッドの貼付で正しいのはどれか
貼付部の発汗は貼付前に拭き取る