問題一覧
1
ウイルス肝炎治療薬 C型肝炎ウイルスのポリタンパク質のプロセシングに関与する非構造タンパク(NS)3/4A(セリン)プロテアーゼを阻害する
グレカプレビル
2
抗ヒト免疫不全ウイルス薬/ウイルス肝炎治療薬 体内で二リン酸体となり逆転写酵素を阻害する。
テノホビル
3
抗インフルエンザウイルス薬 キャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性を選択的に阻害しウイルスのmRNAの合成を阻害し増殖抑制作用を発揮する
バロキサビル
4
抗インフルエンザウイルス薬 ウイルスのノイラミニダーゼを阻害し、気道上皮細胞からの感染性のインフルエンザウイルスの遊離を阻害する。
オセルタミビル
5
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 HIVプロテアーゼを競合的に阻害し、ポリタンパク質からの構成タンパク質の切断を抑制
リトナビル
6
ウイルス肝炎治療薬 C型肝炎ウイルスの複製や粒子会合に必須であるNS5A複製複合体を阻害する
ビブレンタスビル
7
抗ヘルペス薬 ヘルペスウイルスのヘリカーゼ・プライマーゼ複合体のDNA依存的ATPase活性、ヘリカーゼ活性、プライマーゼ活性を阻害し、DNA複製を抑制する。
アメナメビル
8
ウイルス肝炎治療薬 生体が産生するタンパク質製剤 未感染細胞への抵抗性を与え、ウイルス増殖を抑制 ウイルスRNA分解を促進しタンパク質合成を阻害する
インターフェロン
9
抗サイトメガロウイルス薬 サイトメガロウイルス感染細胞内でウイルス由来キナーゼにより一リン酸化され、宿主細胞キナーゼにより三リン酸化体となってDNAポリメラーゼを阻害する。
ガンシクロビル
10
抗ヘルぺス薬 ウイルス細胞内で特異的に発現するチミジンキナーゼによって一リン酸化され、さらに細胞性キナーゼにより三リン酸化体となりdGTPと競合してDNAポリメラーゼを阻害する。
アシクロビル
11
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 CD4リンパ球内で活性化 HIV感染細胞内で三リン酸体となり、HIV逆転写酵素によるRNAからDNAへの合成を阻害し、ウイルス増殖を抑制する。
ジドブジン
12
抗サイトメガロウイルス薬 DNAポリメラーゼのピロリン酸結合部に直接作用してDNAポリメラーゼを阻害
ホスカルネット
13
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 HIVインテグラーゼを阻害し、感染初期においてHIVゲノムの宿主細胞ゲノムへの共有結合的挿入または組み込みを阻害する。
ラルテグラビル
14
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 HIV-1選択的非ヌクレオシド系 混合型非拮抗阻害
エファビレンツ
15
ウイルス肝炎治療薬 肝細胞内でウリジン三リン酸に変更されNS5B (RN A依存性)RNAポリメラーゼを阻害する
ソホスブビル
16
抗インフルエンザウイルス薬 細胞内で三リン酸体に代謝されてインフルエンザウイルスの複製に関与するRNAポリメラーゼを阻害する
ファビピラビル
17
抗ヘルペス薬 三リン酸化体となりウイルスのDNA依存性DNAポリメラーゼを強力に阻害し、DNA合成を阻害する。
ビタラビン
18
抗ヒト免疫不全ウイルス薬/ウイルス肝炎治療薬 HIV逆転写酵素阻害薬でB型肝炎にも有効
ラミブジン
19
ウイルス肝炎治療薬 三リン酸体となりウイルス由来のRNA依存性RNAポリメラーゼによるグアノシン三リン酸のRNAへの取り込みを阻害する
リバビリン
20
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 補受容体CCR(ケモカイン受容体)5に選択的に結合しCCR5指向性のHIV-1の細胞内への侵入を阻害する
マラビロク
21
ウイルス肝炎治療薬 細胞内でリン酸化されて三リン酸に変換されてデオキシグアノシン三リン酸と競合する。B型肝炎ウイルスのDNAポリメラーゼによるプライミング、mRNAからのマイナス鎖DNA合成時の逆転写およびプラス鎖DNA合成を阻害する
エンテカビル
22
抗インフルエンザウイルス薬 ウイルス増殖過程でM2イオンチャネルを阻害し感染初期にウイルスの脱殻を阻害し、ウイルスのリボヌクレオプロテインの細胞核内への侵入を阻害する。 A型のみ
アマンタジン
23
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 HIVタイプ1の逆転写酵素の疎水ポケット部分に直接結合し、酵素活性を阻害する
ネビラピン
24
抗インフルエンザウイルス薬 ノイラミニダーゼ阻害薬の注射剤
ペラミビル
25
抗サイトメガロウイルス薬 CMV複製に必要なDNAターミナーゼ複合体を選択的に阻害し、一単位長のゲノム生成およびカプシドのパッケージングを抑制する。
レテルモビル
26
抗ヒト免疫不全ウイルス薬 細胞内でカルボビル三リン酸に変換され、dGTPと競合してウイルスDNAに取り込まれ、HIV逆転写酵素活性を阻害する。
アバカビル
27
抗インフルエンザウイルス薬 ノイラミニターゼ阻害薬の吸入剤
ザナミビル