問題一覧
1
感染力、罹患した場合の重篤性などに基づく総合的な観点から見た危険性が極めて高い感染症は(1)に入る
1類感染症
2
特定の職業への就業によって感染症の集団発生を起こしうる感染症は(1)に入る
3類感染症
3
動物またはその死体、飲食物、衣類などを介して人に感染するものは(1)に入る
4類感染症
4
◎猩紅熱 (1)の感染によって急性上気道炎、咽頭炎、扁桃炎を起こし、毒素による特有な皮疹を伴う
A群溶血性連鎖球菌
5
◎猩紅熱 (1)〜(2)歳たでの発病が多く、冬から春にかけて発病しやすい
3, 12
6
◎猩紅熱 (1)感染で感染する。 (2)〜(3)日の潜伏期を経て、(4)や(5)、嘔吐、頭痛、全身倦怠感、食欲不振が現れる
飛沫, 2, 4, 発熱, 咽頭痛
7
◎猩紅熱 発熱や咽頭痛などに加え、発症後(1)〜(2)時間以内に発赤毒素による発赤が全身に現れる。 また、(3)(舌乳頭の発赤)や(4)(口の周りが蒼白で頬や顎が赤い)が特徴である
12, 24, いちご舌, 口囲蒼白
8
◎猩紅熱 病巣からのA群溶血性連鎖球菌分離、血清学的検査で(1)(抗ストレプトリジンO抗体)と(2)(抗ストレプトキナーゼ抗体)が高値にになる
ASO, ASK
9
◎猩紅熱 治療後早期に軽快する。 再発や(1)、(2)の続発もあるので十分に治療する。
リウマチ熱, 急性糸球体腎炎
10
◎百日咳 (1)によって発症する激しい痙攣性の咳を特徴とする急性上気道感染症である
百日咳菌
11
◎百日咳 三種混合ワクチン定期接種で予防できる。 三種混合ワクチンの3つ
ジフテリア, 百日咳, 破傷風
12
◎百日咳 (1)〜(2)週の潜伏期を経て、微熱、鼻水、咳などのカタル症状のあるカタル期が(3)〜(4)週起きる
1, 2, 1, 2
13
◎百日咳 カタル期の後は、咳が強くなり、(1)を伴う時期を(2)と言い、(3)〜(4)週続く
吸気性笛声音, 痙咳期, 2, 6
14
◎百日咳 痙咳期の後は(1)〜(2)週で次第に回復する(回復期)
1, 3
15
◎百日咳 潜伏期(1〜2週)→(1)(1〜2週)→(2)(2〜6週)→(3)(1〜3週)
カタル期, 痙咳期, 回復期
16
◎百日咳 血液検査では(1)と(2)が増加する
リンパ球, 血清抗体価
17
◎百日咳 治療は(1)を投与する
マクロライド系抗菌薬
18
◎ジフテリア (1)によって起きる急性感染症
ジフテリア菌
19
◎ジフテリア 三種混合ワクチンで減少している。 (1)感染し、気道に感染して(2)を形成する。
飛沫, 偽膜
20
◎ジフテリア 菌を産生するジフテリア毒素が(1)や(2)を起こす
心筋障害, 神経障害
21
◎ジフテリア (1)〜(2)日の潜伏期を経て、(3)、(4)で発病する。
1, 7, 咽頭痛, 発熱
22
◎ジフテリア 扁桃が発赤腫脹し、灰褐色で汚い(1)を形成し、次第に咽頭、軟口蓋、喉頭へと広がり、気道を閉塞して窒息する危険性がある
偽膜
23
◎ジフテリア 治療 (1)にして、ペニシリン系やマクロライド系などの(2)を投与する
絶対安静, 抗菌薬
24
◎破傷風 (1)の破傷風菌による急性感染症で、菌の産生する強力な毒素が(2)を障害し、随意筋の痙攣を特徴とする。
嫌気性, 中枢神経
25
◎破傷風 三種混合ワクチンで減少している。 外傷などの傷口から感染・増殖し、破傷風菌の産生する(1)が神経行性に中枢神経へ運ばれで発症する
外毒素
26
◎破傷風 受傷後(1)〜(2)日または(3)〜(4)週の潜伏期がある
4, 7, 4, 5
27
◎破傷風 創傷部周囲筋の緊張と痙攣、受傷側の四肢反射(亢進・消失)や、(2)(随意筋の痙攣による開口障害)、(3)(顔面筋痙攣)、体幹と四肢の筋肉痙攣による(4)、(5)などが起こる
亢進, 牙関緊急, 痙笑, 後弓反張, 嚥下障害
28
◎ブドウ球菌感染症 院内感染として社会的に問題とされているのはなにか
MRSA
29
◎ブドウ球菌感染症 化膿性感染症と毒素性感染症があり、化膿性感染症は、進行すれば(1)や(2)になることもある
蜂巣炎, 敗血症
30
◎細菌性食中毒 細菌性食中毒の発生は(1)、(2)、(3)が上位を占めている
カンピロバクター, ウェルシュ菌, サルモネラ
31
100℃、30分の加熱でも不活性化されないのはど!か
黄色ブドウ球菌
32
◎細菌性食中毒 神経毒が小腸から吸収され弛緩性麻痺を起こすのはどれか
ボツリヌス菌
33
◎細菌性食中毒 サルモネラ 潜伏期間は6〜48時間で、(3)、(4)、(5)などの症状を示す
血便, 水様便, 発熱
34
◎細菌性食中毒 腸炎ビブリオ (1)が原因食品で、(2)〜(3)時間の潜伏期間、(4)、(5)、(6)などの症状を示す
生魚介類, 10, 20, 水様便, 腹痛, 悪心嘔吐
35
◎細菌性食中毒 黄色ブドウ球菌 (1)〜(2)時間の潜伏期間、(3)などの症状を示す
2, 4, 悪心嘔吐
36
◎細菌性食中毒 ボツリヌス菌 (1)時間前後の潜伏期間、神経毒により(2)を起こす
18, 弛緩性麻痺
37
◎細菌性食中毒 カンピロバクター (1)や(2)などが原因食品で、2〜7日の潜伏期間、(3)などの症状を示す
鶏肉, 水, 血便
38
◎細菌性赤痢 (1)の(2)感染によって生じる急性大腸炎である。
赤痢菌, 経口
39
◎細菌性赤痢 経口感染した赤痢菌が(1)細胞に侵入し、(1)に潰瘍を形成し、出血や膿性滲出液や粘液の過剰分泌を起こす。
大腸粘膜
40
◎細菌性赤痢 (1)〜(2)日の潜伏期を経て、悪寒や発熱、腹痛、下痢で急激に発症する
1, 4
41
◎細菌性赤痢 下痢は膿粘血便で始まり、軟便・水様便の状態になる。
×
42
◎細菌性赤痢 予後は(1)である
良好
43
◎コレラ (1)による急性で致死性の下痢性疾患である
コレラ菌
44
◎コレラ 水や食品を介して(1)感染し、コレラ菌毒素により、(2)から水及び電解質が体外へ失われる
経口, 小腸粘膜
45
◎コレラ (1)日以内の潜伏期をおいて、(2)、(3)、(4)で発症する
1, 腹部不快感, 下痢, 嘔吐
46
◎コレラ 発熱と腹痛はない
○
47
◎コレラ 下痢は(1)様と表現される
米のとぎ汁
48
◎腸チフス・パラチフス 腸チフスは(1)、パラチフスは(2)による急性熱性疾患である
チフス菌, パラチフスA菌
49
◎腸チフス・パラチフス 食物や水などから経口的に摂取された細菌が(1)から侵入し、(2)をきたす。 リンパ行性に血液中に侵入して(3)を起こし、全身性の感染症状を起こす
小腸, 腸間膜リンパ節病変, 敗血症
50
◎腸チフス・パラチフス 両方とも(1)〜(2)日こ潜伏期間を経て、悪寒や発熱、全身倦怠感などが見られる。 上腹部から胸部にかけて(3)(淡紅色小丘疹)が出現することがある。
5, 15, バラ疹
51
◎腸チフス・パラチフス 徐脈や肝腫大、脾腫大も見られる。 合併症として(1)や(2)が起こることもある
腸出血, 腸穿孔
52
◎麻疹 (1)の感染によって発症する熱性発疹性疾患である
麻疹ウイルス
53
◎麻疹 ウイルスが(1)に侵入して増殖し、所属リンパ節での増殖を経てウイルス血症を起こして全身諸臓器に至る。
上気道粘膜
54
◎麻疹 潜伏期は10〜12日で、その後カタル期で発熱や咳などで発症し、発症後2〜3日後に口腔頬粘膜に(1)が出現する。 発症後3〜4日に一旦解熱するが、再び高熱が出て、全身に(2)が出現する。
コプリック斑, 丘疹性発疹
55
◎風疹 (1)によって発症する急性発疹性感染症である。(2)とも呼ばれる
風疹ウイルス, 三日ばしか
56
妊娠中に(1)に罹患すると胎児に奇形などを起こす危険性がある
風疹
57
◎風疹 (1)歳代の患者が多く、(男性・女性)の方が多い
40, 男性
58
◎風疹 (1)感染して上気道粘膜でウイルスが増殖する。
飛沫
59
◎風疹 14〜21日の潜伏期を経て、(1)、(2)、(3)が出現する。
発疹, 発熱, リンパ節腫脹
60
◎風疹 発疹は(1)色の斑状丘疹で、顔、耳後、頚部、体幹、四肢の順で出現する
バラ紅
61
◎風疹 発熱は発疹と同時に見られる
○
62
◎風疹 発熱は重く、高熱の場合が多い
×
63
◎風疹 リンパ節腫脹は発疹が出現する数日前から認められる
○
64
◎流行性耳下腺炎 (1)が原因で耳下腺が主張する疾患で、俗に(2)と呼ばれる
ムンプスウイルス, おたふくかぜ
65
◎流行性耳下腺炎 (1)感染で気道から侵入したウイルスが粘膜下組織で増殖した後、ウイルス血症を起こす。
飛沫
66
◎流行性耳下腺炎 (1)〜(2)週間の潜伏期を経て、(3)、(4)が起こる
2, 3, 発熱, 耳下腺腫脹
67
◎流行性耳下腺炎 合併症として、(1)、(2)、(3)、(4)などを起こすことがある
髄膜炎, 脾炎, 精巣上体炎, 精巣炎
68
◎流行性耳下腺炎 耳下腺の湿布や、(1)の投与などの対症療法を行う
アスピリン
69
◎流行性耳下腺炎 髄膜炎を合併した時には(1)、精巣炎や精巣上体炎を合併した時には(2)の原因になることがある
難聴, 不妊
70
◎単純ヘルペス感染症 (1)による感染症で1型と2型に分かれる
単純ヘルペスウイルス
71
◎単純ヘルペス感染症 1型は(1)〜(2)歳で初感染することが多く、学童以降の抗体保有率は30〜35%程度である。 2型は(3)によって感染することが多い
1, 3, 性行為
72
◎単純ヘルペス感染症 2型は不顕性感染が多い
○
73
◎単純ヘルペス感染症 1型は口唇ヘルペスで、主として(1)に感染し、初感染の場合は(2)や(3)を起こす。
口腔粘膜, 歯肉口内炎, 髄膜脳炎
74
◎水痘 (1)によって発症する。 ほとんどが(2)期に感染する。
水痘ウイルス, 小児
75
◎水痘 初感染すると、(1)が発症し、これが水痘である
急性丘疹性疾患
76
◎水痘 10〜二十日間の潜伏期をおいて、(1)と(2)が出現する
発熱, 皮疹
77
◎帯状疱疹 (1)によって発表する。 帯状疱疹は(2)に伴って一生の間に7〜8人に1人の割合で罹患する
帯状疱疹ウイルス, 高齢化
78
◎帯状疱疹 水痘が治癒した後、ウイルスが神経節に潜伏感染し、再活性化によって発症するのが帯状疱疹である。再活性化は(1)、(2)、(3)などの際におきやすい
血液疾患, 癌, 膠原病
79
◎帯状疱疹 発症すると、神経の走行に一致して(1)を伴う発疹を作り、発疹の出現とともに(2)を伴う
小水疱, 神経痛様疼痛
80
◎梅毒 (1)の感染によって起こる性感染症である。
梅毒トレポネーマ
81
◎梅毒 第1期は感染後(1)までを言う。 3週目に梅毒トレポネーマが侵入した部位に(2)ができ、丘疹が潰瘍となって(3)を生じる。 所属リンパ節が腫脹し、(4)と呼ばれる
3ヶ月, 初期硬結, 硬性下疳, 無痛性横痃
82
◎梅毒 発熱や関節痛、全身倦怠感などを起こすのはどの時期か
第2期
83
◎淋病 (1)によって起きる急性の性感染症である。 男性では(2)、女性では(3)が代表的
淋菌, 尿道炎, 子宮頸管炎
84
◎淋病 男女ともに(1)、(2)、(3)の排出がある
頻尿, 排尿痛, 膿性分泌物
85
◎性器クラミジア感染症 (1)が感染して発症する性感染症
クラミジアトラコマチス
86
◎性器クラミジア感染症 性行為で(1)内に感染して増殖し、(2)を起こす
尿道上皮細胞, 尿道炎
87
◎性器クラミジア感染症 膿性分泌物が出現する
×
88
◎エイズ (1)の感染によって起こされる
ヒト免疫不全ウイルス
89
◎エイズ 感染経路として誤っているのはどれか
飛沫感染