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専門医試験 2023 B

問題数46


No.1

2023 B1  【問題】30歳女性。4年前に図のような病変に定位放射線治療を行なった。最近になって徐々に右上肢のしびれの増悪が出現した。治療法1つ。

No.2

2023 B2 【問題】75歳男性、左ICSに対して鼠経穿刺で、頸動脈ステントを留置した。術後腹痛と下図のような所見を認めた。a~eのうち、おこる可能性が低い選択肢をひとつ選べ。

No.3

2023 B4 【問題】50代男性、突然の左麻痺で発症。2時間で来院、NIHSS14点。血栓回収を行い、再開通を得た(血管造影正面、術前後2枚)。30分後、CTを撮影した際に以下 の画像の状態となった。この病態を鑑別するものとして、有用なものはどれか。1つ選べ。

No.4

2023 B6 【問題】40歳代男性。もやもや病の診断を受けている。右EC-ICバイパスを行った。図1は術前の右総頚動脈撮影側面像である。図2は術後MRAの元画像である。バイパスに使用された血管はどれか。1つ選べ。

No.5

2023 B8 【問題】70歳代の女性。発症時のCTで右小脳に出血を認めた。右椎骨動脈撮影の正面像、側面像を示す。feederはどれか2つ選べ。

No.6

2023 B9 【問題】40歳男性。虚血発症もやもや病に対して右STA-MCAバイパス術を行った。5日後、左手指のしびれを認めた。FLAIR(図1)、MRA(図2)、15O-PET(図3)を以下に示す。適切な治療はどれか2つ選べ。

No.7

2023 B10  【問題】50歳男性、突然の意識障害を認め、救急搬送された。発症から1.5時間だった。意識レベルJCS Ⅱ-10、顔面を含む麻痺を認め、NIHSS 24点、血圧右106/50mmHg、左133/〇mmHg。頭部CT、頭部MRAを示す。次に行う検査はどれか。

No.8

2023 B11 【問題】弁膜症に対して人工弁置換術を受けた70代男性。手術の9日後に左片麻痺を発見された。神経診察ではNIHSS 10点, 血液検査では血小板 47000, PT-INR 1.69, Dダイマ ー 10.8であった。覚知3時間後に頭部画像検査を施行された結果は以下の通りであった。 正しい治療法を2つ選べ。 CT:Rt.M1にhyperdense MCA sign 出血性病変なし MRI(DWI):Rt. M1領域の高信号域 MRA:Rt. M1以遠が描出されていない

No.9

2023 B12  【問題】51歳男性。右上肢、体幹部の痺れで発症。母は脳梗塞、兄は認知症の既往。この病態の診断に有用な検査を2つ選べ。

No.10

2023 B13 【問題】47歳男性、未破裂右内頚動脈瘤に対して左Pterional approachで開頭クリッピング術を行った。術中操作として不要なものを2つ選択せよ

No.11

2023 B14 【問題】50歳の男性、突然の頭痛で発症した。頭部CTaxi2枚、造影CT椎骨動脈画像、術野画像あり。*の神経はなにか。

No.12

2023 B15 【問題】70歳代男性(詳細記載なし)。CAS施行時に血圧低下、徐脈のリスクが高い症例を図a-eから1つ選べ。

No.13

2023 B16 【問題】70歳代女性の右内頚動脈瘤に対して右大腿動脈アプローチにてフローダイバーター留置術を行った。術中トラブルなく留置したが確認撮影を行った所、突然の頻脈と血圧低下を認めた。意識レベル低下やその他神経学的所見は認められなかった。緊急で腹部骨盤腔のCTを施行し以下の画像を得た。病態として考えられるものはどれか。

No.14

2023 B17 【問題】 70歳男性。破裂左内頚動脈瘤に対して全身麻酔下でコイル塞栓術を行った。塞栓終了時の左内頚動脈撮影(図1)。全身麻酔から覚醒時に右上下肢麻痺をみとめ、局所麻酔下で左内頚動脈撮影を行った(図2)。本患者の病態で異常高値となっていると考えられるものを1つ選べ。

No.15

2024 B18  【問題】40代女性。動脈瘤(図1)に対して血管内治療中に下に示した状況(図2)となった(破裂,未破裂の記載なし).この段階で次に行うものを2つ選べ.

No.16

2023 B19  【問題】70代女性、10日前からの異常行動があり受診。BP 195/105, HR 50、JCS Ⅰ−2。リバーロキサバン、カルベジロール、オルメサルタン内服中。PT-INR含む血液検査異常なし(数値は失念しました)。来院時のMRIを示す。次に行う治療を2つ選べ。

No.17

2023 B20  【問題】内シャント (古井式シャント、図1)を用いて頚動脈内膜剥離術を施行した。内頚動脈側のバルーンをデフレートして、内シャントを抜去する前に、鉗子を用いてクランプするべきなのはどこか。1つ選べ。

No.18

2023 B21  【問題】70歳女性。くも膜下出血を発症し、開頭クリッピング術を施行した。術翌日よりクラゾセンタンの投与を開始し、その6日後にspO2が90%まで低下した。この原因として考えられる病態の胸部レントゲン画像を1つ選べ。

No.19

2023 B22 【問題】内頚動脈瘤に対しフローダイバーター術後1年。瘤の拡大なし。今後の治療はどれか。1つ選べ。

No.20

2023 B23 【問題】通常の椎骨動脈撮影および左頸動脈圧迫での撮影を示す.この病変の責任血管の起始部の閉塞で生じる症状を2つ選択せよ.

No.21

2023 B24 【問題】妊娠32週の女性。意識障害をきたし搬送。頭部CTで以下の画像所見を得られた。JCS 2桁、Plt 2万、AST・ALT高値、LDH高値、アンチトロンビン活性 40%、以下から方針としてふさわしくないものを一つ選べ。

No.22

2023 B25 【問題】10代のころにモヤモヤ病に対しSTA-MCAバイパスを行っている30代女性。意識障害で救急され、以下に示す脳出血(図1)を認めた。その際の脳血管撮影(図2、3)を示す。 出血の責任血管はどれか?

No.23

2023 B26  【問題】妊娠24週30代女性。突然の左片麻痺にて搬送。意識レベルGCS11、右上下肢麻痺(右上肢MMT0, 右下肢MMT1)。NIHSS14点。診察時、心房細動あり。発症から50分経過している。MRI DWI, MRAを下記に示す。本人は妊娠継続を希望している。以下の薬剤でガイドラインおよび添付文書で禁忌に該当するもの二つを選べ。

No.24

2023 B27  【問題】60歳男性。高血圧、脂質異常症、糖尿病などの既往あり。右上下肢麻痺を発症し入院となった。入院時のMRA(図1)とDWI(図2)を示す。抗血小板剤で保存的に加療を行い、神経症状の悪化はなく、1ヶ月後のmRSは1であった。1ヶ月後の頭部MRA(図3)と安静時SPECT(図4)を示す。今後の治療方針を決定するために必要な検査を2つ選べ。

No.25

2023 B28 【問題】70歳男性. 左上下肢のTIAを繰り返している MRA/右総頸動脈撮影/右外頸動脈撮影(側面と正面 それぞれ早期相/後期相)を示す 右ICAの側副血行路となっているものはどれか 2つ選べ

No.26

2023 B29 【問題】50歳女性。突然の頭痛で発症。発症12時間後の頭部CT、血管造影検査、頭部MRI(heavy T2)および発症36時間後の頭部MRI(単純+造影T1)を示す。 この疾患の診断を以下より1つ選べ。

No.27

2023 B30  【問題】70歳男性。繰り返す一過性の左不全麻痺を生じ、塞栓性脳梗塞と診断された。(図1)の左内頚動脈狭窄が原因と考えられ、filter deviceによるdistal protectionの方法でcarotid stentingを行った。ステント留置後に後拡張を行い(図2)、後拡張直後の右総動脈撮影で(図3)の所見であった。次に行う対応として適切なものを1つ選べ。

No.28

2023 B31 【問題】経動脈的塞栓術(TAE)より経静脈的塞栓術(TVE)が適していると思われるものを2つ選べ。

No.29

2023 B33 【問題】 60代歳女性、心房細動、脳梗塞の既往がありワーファリン内服中。左半身脱力で救急要請、最終健常確認から2時間で到着。NIHSS7点。血液検査ではPT-INRも含めて異常は認めなかった。来院時MRIを下記に示す。今後の方針として適切なものを1つ選択。

No.30

2023 B34 【問題】50歳代女性。未破裂左内頚動脈前壁瘤に対し、抗血小板剤2剤内服下にLVIS blueを用いてステント補助コイル塞栓術を施行した。術前造影CT 3D画像(図1)、術直後血管撮影(図2)、cone beam CT(図3)を以下に示す。この後行う処置について正しいものを1つ選べ。

No.31

2024 B35  【問題】50代女性。頭痛で単純CT撮影(図1)した。1年後に左上下肢感覚障害で受診し、単純CT撮影(図2)、その際の左椎骨血管撮影(図3)を示す。行うべき治療を1つ選べ。

No.32

2023 B36 【問題】40代女性。クモ膜下出血で搬送。以下の動脈瘤を認め、バルーンアシスト下でのコイル塞栓術を施行した。治療前、治療後の画像を示す。(左内頚動脈撮影、左前斜位) 対応は何か。2つ選べ。

No.33

2023 B37  【問題】60代男性、徐々に進行する認知機能低下と歩行障害をきたしていた。意識障害で来院。FLAIR画像、T2*画像、MRA画像を示す。この病態の原因になっている場所はどれか、1つ選べ。

No.34

2024 B38 【問題】50代の男性。右内頸動脈撮影3DRA側面像、同3D CTAの頭側からの像、この症例の術中写真を示す。病変の処置の際に切除されたものはどれか。2つ選べ。

No.35

2024 B40 (公開問題9) 【問題】70 代の男性。突然の頭痛で発症した。発症6時間後のCT(図1)、右内頚動脈撮影(図2)、右外頚動脈撮影(図3)を示す。保存的に加療した発症10 日後の右内頚動脈撮影(図 4)を示す。図4 の時点で、適切な治療法はどれか。1 つ選べ

No.36

2023 B41 【問題】 50代男性。もともと下記病変(図1)を指摘されていた。1週間前から四肢麻痺、嚥下障害が出現(図2)している。適切な手術アプローチはどれか。

No.37

2023 B46 【問題】80代の男性が歩行障害のため来院した。神経学的には明らかな麻痺はなく、右触覚および深部覚障害を認めた。MRI検査を行い、以下の所見が得られた。責任病変として考えられる血管は次のうちどれか。正しいものをひとつ選べ。

No.38

2023 B49 【問題】40代女性、数日前から体調が悪く、十分に食事を摂れていなかった。痙攣を起こし、救急搬送された。来院時の単純CT(図1)と造影CT(図2)を示す。適切な治療を1つ選べ。

No.39

2023 B51 【問題】60歳女性。右C2上向きの未破裂動脈瘤に対してコイル塞栓術施行。 1年後に瘤の再増大所見あり、追加治療としてステント併用コイル塞栓術とした。 図1は初回治療前のDSA所見。図2及び図3は今回治療直後に撮像したDSA所見である。この時点で行う処置として正しいものはどれか?1つ選べ。

No.40

2023 B52 【問題】10歳男児。頭痛、嘔気、嘔吐を主訴に救急搬送。発症から1.5hr経過。右利き。 頭部単純CT画像、CTA画像(原画を1スライス)、3D-DSA画像(正側)を提示。一番考えられる治療法を1つ選択。

No.41

2023 B53 【問題】70歳女性。感染性心内膜炎に対して治療中であった。突然の左不全片麻痺、NIHSS 17点を認めた。発症3時間後のMRA(右M1閉塞の画像)を示す。 次に行う治療を1つ選べ。

No.42

2023 B55  【問題】60代の女性、複視を発症。頭部MRIを行い、画像のような動脈瘤に対し開頭クリッピング術を行った。下記の中で最も動脈瘤のneckを直視しやすいのはどれか。

No.43

2023 B56 【問題内容】70歳女性。耳鳴り、頭重感を主訴に受診。以下に血管造影検査(左図:右外頸動脈正面、右図:右外頸動脈側面)の結果を示す。病変の導出静脈はどれか。2つ選べ。

No.44

2023 B57  【問題】Spetzler-martin分類でeloquent areaに入らないところはどこか、2つ選べ

No.45

2023 B59 【問題】以下の5つの部位の脳動脈瘤のうち、クリッピング術により画像の赤色で示す部位に脳梗塞をきたす可能性があるものを1つ選べ。

No.46

2023 B60  【問題】図1のような治療が必要な症例はa-eのうちどれか。1つ選べ。

No.47

2023 B32  【問題】外頸動脈撮影の側面像を提示。以下のうち顔面神経を栄養していないものを2つ選べ。