問題一覧
1
ゆめこの雪落とすな → ⑴ この雪を落とすな
決して
2
やがて起きもあがらで → ⑴ 起き上がらないで
そのまま
3
おほやけの宮仕へしければ → ⑴ に宮仕えをしていたので
朝廷
4
いとをかしげにらうらうじく書きたまへり → 実に美しい様子に ⑴ お書きになっている
巧みに
5
いかでかおろかにせむ → どうして ⑴ するだろうか
いい加減に
6
なかなかうちこぼしあつかふほどに → かえってこぼして ⑴ うちに
持て余す
7
やすらふ | ⑴ 、立ち止まる
躊躇う
8
なつかし | ⑴ 、好ましい
親しみ深い
9
親王たちにこそ見せ奉らめ → 親王たちと ⑴ 申し上げるのがよかろう
結婚させ
10
かくいとあやなきわざの出で来ぬるは → このように大層 ⑴ ことが出現してしまったのは
訳が分からない
11
子安貝取らむと思しめさば、たばかり申さむ → 子安貝を取ろうとお想いになるならば、⑴ 申し上げよう
工夫し
12
世になく清らなる玉の男皇子さへ生まれたまひぬ → 世にまたとなく ⑴ 玉のような皇子までがお生まれになった
清らかで美しい
13
わりなし | ⑴ 、どうしようもない、酷い
苦しい
14
いとうるせくなりにけりな → たいへん ⑴ なったなぁ
巧みに
15
まどふ | ⑴ 、迷う
ひどく
16
いぶせし | ⑴ 、気がかりだ
鬱陶しい
17
日ごろ降りつる雪の → ⑴ 降り続いた雪が
数日の間
18
つひに回らでいたづらに立てりけり → とうとう回らないで ⑴ 虚しく立っていた
役にも立たず
19
まめなり・まめやかなり | ⑴ 、実用的である
真面目である
20
夢かうつつか寝てかさめてか → 夢なのか ⑴ なのか、寝ていたのか目覚めていたのか
現実
21
見る | ⑴ 、思う、面倒を見る
関係を結ぶ
22
一重なるがとく咲きたるも → 一重の梅で ⑴ 咲いたのも
早く
23
すずろなり・そぞろなり | ⑴ 、何ということもない、無闇矢鱈だ
思いがけない
24
ひねもす | ⑴
一日中
25
日頃いたはるところ侍りて → 数日 ⑴ ことがございまして
病気で苦しむ
26
今一度のみゆき待たなむ → もう一度帝の ⑴ を散らずに待っていてほしい
お出まし
27
なほいとわが心ながらもおほけなく → やはり本当に我が気持ちながら ⑴ にも
身の程知らず
28
肩にかかれるほど → 肩にかかっている ⑴ は
様子
29
奥の方は暗うものむつかしと → 奥の方は暗くなんとなく ⑴ と
気味が悪い
30
かたへ | ⑴ 、傍ら、仲間
半分
31
たよりなくなるままに → 暮らしの ⑴ がなくなるにつれ
拠り所
32
をこなり | ⑴ 、愚かだ
馬鹿馬鹿しい
33
あとに呼ばふ声あり → 後ろで ⑴ 声がする
呼び続ける
34
見ず | ⑴ 、見せる
結婚させる
35
むすぶ | ⑴ 、できる
掬う
36
門をいたうおどろおもろしうたたけば → 門をとても ⑴ 叩くので
大袈裟に
37
せめて恐ろしきもの → ⑴ 恐ろしいもの
ひどく
38
底へ降るべき様もあへてなければ → 谷底に降りられる方法も ⑴ ないので
全く
39
見どころもなきふるさとの木立を見るにも → 何の見どころもない ⑴ の木立を見るにつけても
我が家
40
すずろに陸奥の国までまどひいにけり → ⑴ 陸奥の国までさまよい出かけた
何というわけもなく
41
さる | ⑴ 、避ける
なる
42
人をおしてて高き木にのぼせて → 人に ⑴ 高い木に登らせて
指図して
43
わたる | ⑴ 、いらっしゃる、続ける、一面に
通る
44
さはる | ⑴ 、差し支える
妨げられる
45
いみじ | ⑴ 、酷い、素晴らしい
とても
46
めざまし | ⑴ 、気に食わない
素晴らしい
47
あるじ | ⑴ 、主人
もてなし
48
夕されば野辺の秋風身に染みて → 夕方に ⑴ と野辺の秋風が身に染みて
なる
49
心尽くし | ⑴
もの思いをすること
50
いぎたなし | ⑴
寝坊だ
51
いとま | ⑴ 、暇
休むこと
52
ありしよりけに恋しくのみおぼえければ → 以前より ⑴ ひたすら恋しく思われたので
ますます
53
うへ | ⑴ 、奥様
帝
54
すまふ | ⑴ 、断る
抵抗する
55
火をつけて燃やすべきよし仰せ給ふ → 火をつけて燃やせという ⑴ をご命令なさる
こと
56
山の紅葉はいかにをかしからむ → 山の紅葉は ⑴ 美しいことだろう
どんなにか
57
かしこき行ひ人侍る → ⑴ 行者がおります
優れた
58
御門にうれへ申せば → 帝に ⑴ 申し上げると
訴え
59
つま | ⑴
夫
60
昔よりすさまじき物の例にひかれて侍りけるに → 昔から ⑴ 物の例として引かれておりましたが
殺風景な
61
妹見ざるまに → ⑴ を見ないでいるうちに
愛しい貴方
62
きこえぬことども言ひつつよろめきたる → ⑴ ことを言ってはよろめいて
分からない
63
二条の院に渡し奉り給ひつ → 二条院に ⑴ 申し上げなさった
移し
64
ながむ | ⑴ 、もの思いに沈む
口ずさむ
65
ためらふ | ⑴ 、躊躇する
気持ちを静める
66
こころもとなし | ⑴ 、かすかだ、焦ったい
不安だ
67
なまめかしく、人の親げなく → ⑴ 、人の親という
若々しく
68
舎人など賜るきははゆゆしと見ゆ → 舎人などをいただく ⑴ は大したものだと思われる
身分
69
なべて | ⑴ 、一般に
並一通り
70
きはめてあやにくおはしませば → 極めて ⑴ ていらっしゃるので
意地が悪く
71
春の急ぎに取り重ねて催し行はるるさまぞ → 新春の ⑴ と重複してそれらが催し行われる有様は
準備
72
おこたり申しにまうでたるなり → ⑴ を申し上げに参上したのです
お詫び
73
あながちなり | ⑴ 、無闇に
強引だ
74
ゐる → ⑴ 、連れる
座る
75
かたちも限りなくよく → きっと ⑴ もこの上なく美しく
容貌
76
わび合へるに → ⑴ 合っていると
嘆き
77
かちまけなくてやませ給はん → 勝ち負けなくて ⑴ なさるようなことは
そのまま終わらせ
78
ねんごろなり | ⑴ 、親密だ
心を込めている
79
ほい | ⑴
かねてからの願い
80
皇子はねび給ふままに → 皇子は ⑴ なさるにつれて
年をとり