問題一覧
1
社会の土台をなすのは、物質的な生活(経済)であり、それが歴史を動かしているとする、マルクスの考え
唯物史観(ゆいぶつしかん)
2
人間の個別性を重視することで、主体性を追求する立場
実存主義
3
キルケゴールが説いた、人間が自己を見失う「死に至る病」をさす言葉
絶望
4
キルケゴールが説いた、絶望を経て、神にたどり着き、神の前に立つ人間をさす言葉
単独者
5
ニーチェが説いた、より強大になろうとする意志で、自己を乗り越え、成長しようとする生命力であり、あらゆる生命の本質
力への意志
6
ニーチェが説いた、意味も目的もなく無限に反復する永遠回帰の世界にあって、自分の運命を受け入れ、主体的に生きること
運命愛
7
ヤスパースが説いた、死・苦しみ・罪など、己の力では乗り越えられない壁をさす言葉
限界状況
8
ヤスパースな説いた、自己が包括者からの賜物であることを自覚したうえで、お互いを実存として承認すること
実存的交わり
9
ハイデガーが説いた、世界に投げ込まれ、世界に規定された人間をさす言葉
世界・内・存在
10
ハイデガーが説いた、死の不安から逃れるために、世界に埋没している人間の在り方
ひと
11
サルトルが、自己の在り方を自由に選択する、人間に独自な在り方をさして表現した言葉
実存は本質に先立つ
12
サルトルが説いた、「社会参加」を意味する言葉
アンガージュマン
13
人間の思考や行動を根底で規定している普遍的な構造を明らかにすることで、人間の主体性を絶対視する近代の考え方を批判する立場
構造主義
14
レヴィ=ストロースが説いた、文明社会の科学的な思考とは異なる、動物や植物などの身近なものを用いて世界について考える方法
野生の思考
15
人間を主体とする考え方を近代の産物とみなし、人間中心主義を批判した人物
フーコー
16
自己は、他者と関わることによってはじめて成立すると説き、他者を中心とする倫理を唱えた人物
レヴィナス
17
レヴィナスが説いた、自己の理解を超えた、異なるものをさす言葉
他性
18
ハーバーマスが説いた、政治制度や経済制度が人間の日常生活を支配している状況
生活世界の植民地化
19
ハーバーマスが説いた、対話の中で人々を合意に導く働きを持った理性
活動
20
ロールズが提唱した、正しい分配のあり方を考える正義
公正としての正義
21
ロールズが正義の原理を考える際に基礎とした、人々が「無知のヴェール」に覆われて自分の境遇などを知り得ない状態
原初状態
22
自由を最も重視するが、ロールズのように、平等にも配慮する立場
リベラリズム
23
サンデルのように、個人を社会的な存在と考え、共同体やその伝統を重視する立場
コミュニタリアニズム
24
ノージックのように、自由を最大限に尊重する立場
リバタリアニズム
25
センが唱えた、健康である、社会に参加するなど、人間が社会で生活するために必要な財を用いて達成できる状態や活動
機能
26
機能を合わせたもの
潜在能力
27
あらゆる人間には尊厳があるという考え方
ヒューマニズム
28
ガンディーが説いた、暴力に対して暴力で応じるのではなく、非暴力・不服従という仕方で抵抗すること
非暴力主義
29
インドで「孤児の家」、「死を待つ人の家」などを運営し、社会的に弱い立場にある人々の救済に尽力した人物
マザーテレサ
30
ジュヴァイツァーが唱えた、すべての生命を自分の同胞として敬うこと
生命への畏敬
31
機会を等しくする平等
機会の平等
32
結果を等しくする平等
結果の平等
33
生物的な性ではなく、社会や文化の中で作られた性
ジェンダー
34
中立的に見える規制や慣行が結果として差別を生み出している状態
間接差別
35
議会などで女性の比率を定め、その実現を求める制度
クオータ制
36
差別的な取り扱いを積極的に是正するための特別措置。積極的参画促進策
ポジティブ・アクション
37
他者との違いを認めた上で、他者を受け入れること
寛容
38
自由や権利の行使に当たって、他者の人権の衝突を調整するための原理
公共の福祉
39
他者に危害を与えない限り、個人の自由は制約されないという原理
他者危害原理
40
自由・権利と不可分な関係にあるもの
責任-義務
41
憲法に定められている3つの義務
・子供に教育を受けさせる義務 ・勤労の義務 ・納税の義務
42
将来世代に対して責任や義務があるとする倫理
世代間倫理