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社会学(模試)
  • 伊波時億

  • 問題数 45 • 2/22/2024

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    問題一覧

  • 1

     ワースは、都市に見られる生活様式をアーバニズムと名づけたが、彼によれば、アーバニズムは都市に限定されるわけではなく、都市の影響が及ぶところであればどこでも見いだせるものである。

    ⭕️

  • 2

     ホイトは、都市の地域構造を研究し、都市が同心円的に都心地帯、遷移地帯、労働者独立住宅地帯、中流階級居住地帯、通勤者居住地帯の5層に広がっていくことを指摘した。

  • 3

     レッドフィールドは、都市-農村2分法の観点から、職業構成、環境、地域社会の大きさ、人口密度、人口の同質性・異質性、社会的分化の程度、移動性、相互作用の型について都市社会と農村社会の特徴を対比させた。

  • 4

     マルクス主義の影響を受けた、新都市社会学の立場に立つパークは「アーバニズムの神話」を唱え、理論的・現実的対象の欠落を挙げて、「都市社会学の終焉」を求めた。

  • 5

     バージェスは、同心円地帯理論や扇形理論が都市発展の核を単一に捉えていることを批判し、都市は機能を異にする多くの核を中心として発展していくと主張した。

  • 6

     パーソンズとベイルズは進化論的な家族発展段階説を唱え、人類史における初期の家族は群共同体であって、その後血縁家族、プナルア家族、対偶家族、家父長家族を経て、近代的な単婚家族へと進化したと考えた。

  • 7

     モルガンは機能主義の立場に立ち、核家族の本質的な機能を子どもの社会化と、成人成員のパーソナリティの安定化とし、システムとしての家族が維持されるには、「手段的・適応的リーダー」と「表出的・統合的リーダー」が必要であると考えた。

  • 8

     マードックは産業化と家族変動に関して、産業化の過程において何らかの形で夫婦家族制への移行が起こるとしながらも、産業化と家族はそれぞれが独立変数であり、両者の相互関係は複雑に絡み合っていると考えた。

  • 9

     バージェスとロックは近代化に伴う家族の歴史的変化を、法律・習俗・伝統などによって統合される制度家族から、家族成員相互の愛情や共感によって統合された友愛家族への移行として捉えた。

    ⭕️

  • 10

     グードは250に及ぶ未開社会の家族に関する実証的な研究を行い。どのような社会にも男女一対の婚姻が普遍的に存在することを明らかにし、こうした婚姻によって結びついた夫婦と、その子どもからなる核家族を一つの社会集団であると考えた。

  • 11

     リントンは、文化とは、人間の本性に源を発し、文化形式は人間の生物学的資質と自然法則によって制約されるものであるとした。

  • 12

     ベネディクトは、各文化には、多少なりとも首尾一貫した思想や行動のパターンがあるとし、このパターンのことを「文化の型」と呼んだ。

    ⭕️

  • 13

     クラックホーンは、文化とは、習得された行動と行動の諸結果の総合体であり、その構成要素は、特定社会の成員によって分有され、また伝達されるものであると規定した。

  • 14

     カーディナーは、文化を諸制度の集合体と捉え、制度を、タブー・宗教・儀式・民話・思考様式などの一次的制度と、授乳様式・排泄訓練などの育児行動や家族構造などの二次的制度とに分類した。

  • 15

     ミードは、ニューギニアでの調査から、男性的性格や女性的性格といったものが、文化的相違を超えた普遍性を持つものであると主張した。

  • 16

     ホワイトは、非行少年に関する実態調査を行い、これを『ストリート・コーナー・ソサエティ』にまとめたが、彼がこのとき用いた方法は、対象者の日常生活実態を丹念に観察し記録していくという「生活史法」である。

  • 17

     トマスとズナニエツキは、移民の実態を調査するに当たって、彼らの手紙や自伝、公的資料などの膨大な文書記録を駆使したが、対象者たちの生の声をドキュメントの形で収集し、データとして活用するこの方法は、「参与観察法」と呼ばれる。

  • 18

     1936年のアメリカ大統領選挙の際、『リテラリー・ダイジェスト』誌は、約200万にも及ぶデータがあったにもかかわらず予測に失敗し、他方、ギャラップ世論調査研究所は2,000人の調査結果をもとに予測を的中させた。このときギャラップ調査が用いた方法は、「パネル調査法」である。

  • 19

     ハンターは、コミュニティの権力構造を分析したが、このとき用いられた方法は、コミュニティの事情に通じている何人かに、誰が有力者かの指摘を求め、その指摘数の多寡をもって権力分布の指標とする、「声価法」であった。

    ⭕️

  • 20

     リンド夫妻は、インディアナ州マンシーを対象にしたコミュニティ研究を行ったことで有名であるが、この調査の際、中心的に用いられたのは、その地域に住み込んで住民とともに生活をしながら観察をするという、「クォータ法」であった。

  • 21

     マッキーバーは、成員の共通関心のもとに形成されている集団をアソシエーションと呼び、このアソシエーションから、コミュニティが派生的に形成されるとした。

  • 22

     サムナーは、個人の集団に対する感情に注目し、個人が帰属意識や親近感を抱いている集団を内集団、逆に、帰属意識を持たず、むしろ対立意識を持つような集団を外集団とした。

    ⭕️

  • 23

     インフォーマル・グループとは、組織によって定められた公式の集団とは別に、その内部で自然発生的に形成される集団のことであり、メイヨーらの「ホーソン実験」において、その存在や機能が指摘された。

    ⭕️

  • 24

     個人が自己評価や意思決定、価値判断などを行うに際して、指針となる集団のことを準拠集団というが、準拠集団となり得るのは、その個人が所属する集団に限られる。

  • 25

     高度産業社会に適合的な性格類型として他人指向型を提示したが、この場合の他人は、身近な仲間のこともあれば、テレビに登場する人物の場合もある。

    ⭕️

  • 26

     内部指向型の人間とは、自らの念に基づいて自己の行動をしていく人間であるから、他者との協調性を欠くことになり、社会の停滞を招く大きな原因になるとされる。

  • 27

     内部指向型の人間とは、中世における農民のように自己の私的生活を中心に考え、それを超えた社会生活にはあまり関心を示さない人間のことである。

  • 28

     他人指向型の人間は、資本主義の発達に伴い出現したもので、ウェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』において把握した人間像と一致する。

  • 29

     複雑な現代社会を克服していくためには、他者との関係を円滑に進めることが最も重要であるとして、他人指向型の社会性格を高く評価した。

  • 30

     パットナムは、『哲学する民主主義』において、道路や鉄道などのハードのインフラをソーシャル・キャピタルと呼び、これらの拡充が広域的コミュニティの形成にとって不可欠であるとした。

  • 31

     ギデンズは『モダニティと自己アイデンティティ』において、現代社会における自己は、多様な選択肢と可能性による混乱の中で、再帰的に形成されなくてはならないと論じた。

    ⭕️

  • 32

     ブルデューは、『脱学校の社会』において、画一的、一定的に施される制度化された学校教育のあり方を批判し、人や環境との自律的な交流の中から自然発生的な学習が成立する制度が望ましいと論じた。

  • 33

     リッツアは「マクドナルド化する社会」において、ファストフードのマクドナルドが客に笑顔で接することを業務化している事実から、感情表現がもはや一種の労働として管理されつつある現状を指して、これを「マクドナルド化」と呼んだ。

  • 34

     イリイチは、『ディスタンクシオン』において、家庭環境や学校教育を通じて個人内部に蓄積され、様々な社会的場面において有利、不利を生み出す有形、無形の領有物を「文化資本」と呼んだ。

  • 35

     デュルケムは、社会発展を人々の結合様態の変容の観点から捉えた。それによれば、社会は、同質的で非個性的な諸個人の結合からなる「有機的社会」から、異質で個性的な諸個人の結合からなる「環節的社会」へと発展していく。

  • 36

     コントは、進化論的な発想を導入することによって社会発展を論じた。それによれば、社会は低次な単純構造しか持たない軍事型社会から、高度に複雑化した産業型社会へと進化していく。

  • 37

     ロストウは、資本主義社会のみならず社会主義社会もまた、伝統的社会から、先行条件期を経て、離陸期、成熟への前進期、高度大衆消費社会という順に発展するとした。

    ⭕️

  • 38

     パレートは、社会変動を文化の観点から考察し、文化を「観念的文化」「理想的文化」「感覚的文化」の3つに分類した上で、社会変動は、これらの文化が順番に入れ替わるようにして生じると論じた。

  • 39

     マルクスは、上部構造としての政治体制が、その内的矛盾を契機として新たな体制に至ると、それに付随する形で、土台としての経済体制が新たな体制に変わると論じた。

  • 40

     都市は人口数が多く、人口密度が高く、社会的には異質な諸個人の集合体であり、そこで展開される生活様式には、非人格的な第2接触の優位、アノミー状態、家族・親族や近隣同士の結びつきの弱体化、という特徴が見られる。

  • 41

     都市は同心円を描くように拡大し、その中心には業務地区が位置し、その外側に上流階級の居住地域が隣接し、社会階層が下降するにつれて外側に居住地帯が広がっている。

  • 42

     都市は同心円や複数の円状に発展するのではなく、主要な交通路線に沿って扇形の形態をとりながら発展する。

  • 43

     都市は同心円のように単独の核を中心に発展するのではなく、いくつかの異なる機能を持つ地区を中心にそれぞれが人口の増加に合わせて拡大していく。

  • 44

     都市は同心円を描くように拡大し、その中心には業務地区が位置し、その外側にはスラム街である遷移地帯、労働者住宅地帯、中流階級居住地帯、郊外通勤者居住地帯が広がっている。

    ⭕️

  • 45

     マートンは、個人の社会への適応様式を、文化的目標と制度的手段に対する態度の組合せから、同調、革新、儀礼主義、逃避主義、反抗の5つに分類した。  このうち、文化的目標は受容するものの、制度的手段を拒否する場合に起こる適応様式が(A)であり、逆に、制度的手段は受容するものの、文化的目標を拒否する場合に起こる適応様式が(B)である。

    A革新 B儀礼主義