問題一覧
1
心理学の中で人間の一生のことを
ライフサイクル
2
ライフサイクルという言葉を用いて、一生を視野に入れた心理的な発達段階の理論をまとめた人物
エリクソン
3
彼はライフサイクルを(①)で考え、各段階での心の発達を(②)(③)に考えた。
8段階, ぜん成的, エピジェネティック
4
老年期
統合性, 絶望
5
壮年期
生産性, 自己陶酔
6
成人期
親密性, 孤立
7
青年期
同一性, 同一性拡散
8
学童期
勤勉性, 劣等感
9
幼児後期
自主性, 罪悪感
10
幼児前期
自律性, 恥・疑惑
11
乳児期
基本的信頼, 不信
12
自分という他の誰とも違う一回限りの存在が、確かにここに存在しているという実感のことを何という?
アイデンティティ
13
私はこういう人間だ、と自分が思っている枠組みのことを何という?
自己概念
14
グッド・イナフ・マザー
幼児期
15
ギャング・エイジ
学童期
16
モラトリアム
青年期
17
高い自殺率
壮年期
18
10歳前後のときに、友達とつるんでいたずらをしたり、群れたりする現象を何という?
ギャング・エイジ
19
感覚を通して自分や外界を受け止め、自ら運動的な働きかけを起こす中で知識の枠組みや行為の枠組みの(シェマ)を形成。
感覚運動期
20
自分の身体に関係した感覚に興味が向き、その運動を繰り返す
指しゃぶり
21
目の前にあるものが移動や遮蔽によって見えなくなっても、その対象は存在し続けている。
対象の永続性
22
1歳の子どもは断崖を躊躇するが母親の表情(情報)を見て渡るか否か判断する。 母親の危ないという表情があると渡らないが、にこにこしていると渡ってしまう
社会的参照
23
おっぱいを吸ったら、お腹が満たされた
シェマの獲得
24
新しい対象や環境を既存の認知構造で自分の中に取り込む働き哺乳瓶も吸ったら、お腹が満たされた
同化
25
対象に合わせて、自分の方を変えて対象を取り込みやすくする働きぬいぐるみを吸ってみたが、お腹が満たされなかったのでやめた
調節
26
お腹がすいたら、おっぱいや哺乳瓶は吸うが、ぬいぐるみは吸わなくなった
均衡化
27
2〜7歳、言葉やイメージによって象徴による思考が可能
前操作期
28
生命のないものに対して生命や意識などを認める
アミニズム
29
自分には兄がいるが、兄に兄弟(自分)がいることを理解できない時期がある
自己中心性
30
イスに座っている子どもの前に3つの山の模型を置き、子どもと反対側(正面)のイスに人形を座らせる。人形から見た山の絵を描かせると子どもは自分の側から見た山の絵を描いた。
3つ山課題の実験
31
見た目の変化にとらわれずに量が一定であることを理解する。脱中心化
量の保存の概念, 数の保存の概念, 具体的操作期
32
他人の心を推測する
心の理論
33
幼児期に多く見られる遊びの形態 玩具を相手にひとりで遊ぶわ玩具の取り合い以外は基本的に他の子どもたちと関わることはない。自分だけの遊びに熱中する。保護者、保育者の援助を除けば、遊び相手をあまり必要としない。
ひとり遊び
34
3歳に多く見られる遊びの形態 絵を描いたり、折り紙をしたり、皆で同じ遊びをしているが、子ども同士の関わりはなく、同一の遊びが平行して展開する。一緒に遊んでいる感覚がある点では、ひとり遊びよりも社会性の発達が見られるが、隣で遊んでいるのが、どんな子でも、誰かが同じ遊びを始めても気にせず、他の子どもに干渉したり、協力したりという行動は見られない
平行遊び
35
3.4歳に見られる遊びの形態 遊びの中で内容についてのやりとりや会話があり、玩具の貸し借りをする。時には遊ぶ相手を選り好みしたり、拒否したりする。一緒に遊んでる子どもは、ほぼ同じ行動をして、分業や(リーダーシップ)をとる子どもはいない。同じ遊びをしていても、イメージが異なっていることがあり、大型積木で囲いを造って、一緒に遊んでいても、ある子は「家」のつもり、別の子は「船」のつもりということがある。
連合遊び
36
幼児期における仲間遊びの完成形で、5歳以降に見られる。一緒に遊びながら、遊びの中で(①)が見られ、それぞれ違った役割を取りながら、1つの遊びを展開していく。遊びの中に(②)を取り入れることが可能になる。子ども同士で(②)を話し合ったりもする。遊びの中でリーダーシップをとる子ども(ガキ大将)など(③)が生まれる。
分業, ルール, 社会的な地位
37
遊びのイメージやルールを子どもたちの間で共有しなければならない(①)能力や社会的能力が育っていなければ複数で一緒に遊ぶことは難しくなる
コミュニケーション
38
私たちの記憶の中には、様々な物について知識がまとまって、結び付いて蓄えられており、文章を理解する時に、枠組みとして働く。このような知識のまとまりを私たちの記憶の中には、様々な物について知識がまとまって、結び付いて蓄えられており、文章を理解する時に、枠組みとして働く。このような知識のまとまりをなんという?
スキーマ
39
自己が関わる情報処理を行う際に、枠組みとして用いられる体制化された自己知識のこと。
自己スキーマ
40
自己概念は置かれている状況によって変動するが、その要因の一つが、大切な人の存在で、自分にとって重要な位置を占める他者を何という?
重要他者
41
自己評価維持モデルの3つの要因
心理的距離, 自己関連性, 遂行レベル
42
高く評価された他者と自分自身に結び付きがあることを主張・意識することで自己評価を上げる行為のことを何という?
栄光浴
43
最初の形容詞が強い影響を及ぼすこと
初頭効果
44
中心的な機能を果たす情報が存在
中心特性
45
他者について望ましい情報が与えられたとき、望ましくない情報の印象形成として重視される傾向があることを何という?
ネガティビティーバイアス
46
人は他者に対して(①)な期待をしやすく(②)情報に目を向けやすいが、その中で(③)情報が存在すると、そこに目が向きやすく、情報価値も高いと判断されやすい。
ポジティブ, 望ましい, 望ましくない
47
望ましい(望ましくない)特徴をもっていると、その側面に対する評価をその人物に対する評価をその人物に対する全体的な評価にまで広げてしまう傾向
後光効果
48
何らかの先入観や期待を持って相手を見ると、対人認知がゆがむことがある
期待効果
49
自分で相手にもたらす印象をコントロールすること
自己呈示
50
積極的にポジティブな印象を与える
主張的方略
51
ネガティブな印象を低減しようとする
防衛的方略
52
評価を受ける課題の前にその遂行に不利な状況を作ることで失敗した時の(言い訳)の材料を用意すること
セルフハンディキャッピング
53
学生が重要な試験を前にして、わざと友人からの遊びの誘いに応じる機会を増やし失敗したときの何を防ぐのか?
自尊心の低下
54
物・労力・好意など有形無形の交換を(①)といい、好意や行動、金品などの側面から対人関係を捉えることを(②)という
社会的交換, 社会的交換理論
55
自分の利益とコスト(資金や時間、労力)をもとに、相手との関係を続けるかどうか、関係への関与度が決まる
投資モデル
56
自分の利益だけでなく、他者の利益も考慮する。自分の利益と相手の利益が均衡を保つ場合に、喜びと満足が感じられ、関係が安定する
衡平モデル
57
自分が得る相対的な報酬が、相手を得ている相対的な報酬よりも小さい(①)の時で、この時に人は怒りを感じ、それを解消するために方策を講じる
過小不衡平
58
自分が受け取っている相対的報酬が大きすぎて(①)と感じる人も、心理的な対処を試みる
過大不衡平
59
人は他のメンバーに比べて自分だけが冷遇されていると感じても、自分だけが優遇されていると感じても、それを不公平だと感じ(①)を取り戻そうとする
衡平な状態
60
人は他者から援助を受けたときは、返報によって交換のバランス状態を取り戻すように動機づけられており、社会学者のグールドナーは多くの社会には(①)がある
返報性規範, 互恵性規範
61
相手から報酬を獲得→関係満足度が上昇→相手への投資という相互循環過程により二者関係を説明したモデルのこと
互恵モデル
62
相手が与えてくれた利益に対し、自分が(①)をして、自分が与えた利益に対して相手も(①)するならば、両者の関係は長期的な有益な相互扶助関係となりやすい
お返し
63
人はいつも相手にお返しを求めるわけではない〈家族やボランティアでの行動など〉相手からの報酬を期待しない関係もある
援助行動
64
報酬を期待することなく他者のために(①)になされる(②)のこと。(②)とは他者に利益をもたらす行動全般のこと
自発的, 向社会的行動
65
援助行動の中でも愛他性〈自分の利益よりも他者の幸福を大切とする価値観〉に基づいて行われる行動
愛他行動
66
1人1人が社会全体のことを考えて行動すればよいのに、自分のことだけを考えて行動してしまうために、社会全体が損をしてしまうような状況のこと。
社会的ジレンマ
67
他人にも自分と同じように心が宿っているとみなす
他人への心の帰属
68
他人にも自分と同じように心の働きがあることを理解する
他人の心理の理解
69
他人の心理の理解に基づき、他人の言動を予測する
行動の予測
70
人生早期の親子の絆〈だっこ、様々なケア〉社会に受け入れられている感覚「生まれてきてよかった、自分は大切にされている」人生早期の親子の絆〈だっこ、様々なケア〉社会に受け入れられている感覚
基本的信頼感
71
生活習慣〈食べる、トイレ〉、しつけ〈ルールを守ること〉母子分離〈後ろを振り向けば、お母さんがいるという安心感〉
自立性, 自己コントロール
72
遊び、ことば→想像力、創造力
自主性, 自発性
73
児童期、小学生
勤勉性, 凪の時代
74
青年期、中高生
嵐の時代, アイデンティティの確立
75
喉の奥の空間が狭いため全身に力を入れて絞り出す叫換発声
生後直後
76
喉の奥の空間が広がり、リラックスした状態の発声
生後2.3ヶ月
77
様々な音声を出して遊んで見える声遊び
0歳半ば頃
78
自分の名前や単独、高頻度で耳にする言葉を再認識できる
0歳前半まで
79
音のつながり方の特徴を手がかりとして発話中の単語を見つけ出せるようになる
0歳後半から
80
バババ子音+母音の繰り返し音声 規準喃語
8ヶ月過ぎ
81
異なる話者が話す同じ単語と同じものとして聞くことができる
1歳になるまで
82
共同注意、指差しの理解ができ始める
1歳前後
83
他者が注意を向けている対象に自分も注意を向けること、指差し行動、9ヶ月以降顕著
子どものコミュニケーション
84
他人-もの-自分の3つの関係性を認識
三項関係
85
共同注意を単語の学習に反映できる
一歳半
86
ある犬「ワンワン」と呼ぶ→犬だけでなくあらゆる動物「ワンワン」と呼ぶ1つの単語が示す範囲がどこまでなのか、まだ理解できず試行錯誤している状態
一歳前後
87
対象と結びつけられた単語は、その形とよく似た物体のカテゴリーの名前と見なせば良いと理解できる。親子の心が対象について協働しようとする心的プロセスのこと。乳児期の指差し行動と三項関係の体験が2歳時点での言語発達
一歳後半
88
一語発話、初語、月に3〜5語程度
一歳前後
89
二語発話、多語発話、月に30〜50話、語彙爆発、電文体発話
2歳
90
「〜したから」文と文を繋げる
3歳すぎ
91
ジレンマ状況とは、1人1人が(①)と(②)のどちらかを選択することができる。自分だけの利益を考えれば(②)をとった方が得をする。相手も(②)をとった場合は、互いに(①)をとった場合よりも利益が少なくなる。
協力的行動, 非協力的行動
92
同化と調節によって認識制度を高める
均衡化
93
経験的事実だけでなく、可能性として考えられる状況を仮想したり、仮説を設定する。 記号での倫理的思考、抽象概念や知識の獲得が飛躍的に進む時期。
形式的操作期
94
もともと持っている知識
シェマ