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3章

問題数30


No.1

次の表は、ある鎮咳去痰薬に含まれている成分の一覧である。この鎮咳去痰薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 6錠中  L-カルボシステイン 750 mg  クレマスチンフマル酸塩 1.34 mg  ジヒドロコデインリン酸塩 30 mg  dl-メチルエフェドリン塩酸塩 75 mg  無水カフェイン 90 mg  セネガ乾燥エキス 36 mg a L-カルボシステインは、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする作用も示す。 b クレマスチンフマル酸塩は、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す。 c ジヒドロコデインリン酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す。 d 本剤は、15 歳未満の小児へ使用してはいけない。

No.2

50 歳女性、婦人病の症状に良い漢方処方製剤はないかドラッグストアに相談に来られた。状態や症状を確認したところ、体力は中等度以下でのぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、不眠症があることがわかった。次の漢方処方製剤のうち、最も推奨すべきものはどれか。

No.3

次の表は、ある鼻炎用点鼻薬に含まれている成分の一覧である。この鼻炎用点鼻薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 1mL 中  ナファゾリン塩酸塩 0.5 mg  クロルフェニラミンマレイン酸塩 5.0 mg  ベンザルコニウム塩化物 0.2 mg  リドカイン 3.0 mg a ナファゾリン塩酸塩は、過度に使用すると鼻粘膜の血管が反応しなくなり、逆に血管が収縮して二次充血を招き、鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。 b クロルフェニラミンマレイン酸塩は、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示す。 c ベンザルコニウム塩化物は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として、配合されている。 d リドカインは、鼻粘膜を清潔に保ち、細菌による二次感染を防止する。

No.4

次の表は、ある胃腸薬に含まれている成分の一覧である。この胃腸薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 6錠中  トリメブチンマレイン酸塩 300 mg  ビオヂアスターゼ2 0 0 0 120 mg  リパーゼAP6 45 mg  カンゾウ末 150 mg  ロートエキス 30 mg  炭酸水素ナトリウム 300 mg  沈降炭酸カルシウム 600 mg  メタケイ酸アルミン酸マグネシウム(乾燥物換算) 240 mg a トリメブチンマレイン酸塩は、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として配合されている。 b 本剤の服用により母乳が出にくくなることがある。 c 酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料等での服用は適当でない。 d メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは、胃酸の中和作用のほか、胃粘膜にゼラチン状の皮膜を形成して保護する作用もあるとされる。

No.5

痔疾用薬の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a ジブカイン塩酸塩は、毛細血管を補強、強化して出血を抑える働きがある。 b カルバゾクロムは、痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として用いられる。 c アルクロキサは、痔による肛門部の創傷の治癒を促す効果を期待して用いられる。 d カイカクは、マメ科のエンジュの成熟果実を基原とする生薬で、主に止血効果を期待して用いられる。

No.6

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。  体力中等度以下で、ときに便が硬く塊状なものの便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常醗酵、痔の緩和に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。また、本剤を使用している間は、他の瀉下薬の使用を避ける必要がある。

No.7

消毒薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a オキシドール(過酸化水素水)は、一般細菌類、真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。 b ヨウ素系殺菌消毒成分は、外用薬として用いた場合でも、まれにショック(アナフィラキシー)のような全身性の重篤な副作用を生じることがある。 c マーキュロクロムは、ヨードチンキと混合すると不溶性沈殿を生じて殺菌作用が低下するため、ヨードチンキと同時に使用しないこととされている。

No.8

歯痛薬及び歯槽膿漏薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 冷感刺激を与えて知覚神経を麻痺させることによる鎮痛・鎮痒の効果を期待して、オイゲノールが配合されている場合がある。 b 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。 c 歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることを目的として、クロルヘキシジングルコン酸塩が配合されている場合がある。 d 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用を期待して、アラントインが配合されている場合がある。

No.9

かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 a 柴胡桂枝湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるもののかぜの中期から後期の症状に適すとされる。 b 構成生薬としてカンゾウを含む香蘇散は、体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いもののかぜの初期、血の道症に適すとされる。 c 小青竜湯は、体力充実して、かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒等に適すとされる。 d 葛根湯は、頭痛、肩こりにも効果があり、カンゾウが配合されていないことから安心して利用できる漢方処方製剤の一つである。

No.10

解熱鎮痛薬に用いられる生薬成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 a ジリュウのエキスを製剤化した製品は、「感冒時の解熱」が効能・効果となっている。 b シャクヤクは、発汗を促して解熱を助ける作用を期待して用いられる。 c ショウキョウは、鎮痛鎮痙作用を示し、内臓の痛みにも用いられる。 d ボウイは、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。

No.11

一般用医薬品の強心薬の配合成分とその配合目的としての作用及び使用の際の注意事項に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。   【配合成分】        【配合目的としての作用及び使用の際の注意事項】 a リュウノウ    ー 中枢神経系の刺激による気つけの効果が期待できる強心成分である。 b ゴオウ      ー 強心作用を示すほか、興奮を静める作用があるとされる。 c ジャコウ     ー 微量で強い強心作用を示すため、1日用量は5mg以下に定められている。 d センソ      ー 強心作用を示すほか、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示すとされる。

No.12

婦人薬として用いられる漢方処方製剤のうち、カンゾウを含むものの組み合わせはどれか。 a 当帰芍薬散 b 加味逍遙散 c 桂枝茯苓丸 d 桃核承気湯

No.13

毛髪用薬とその配合成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 a カルプロニウム塩化物は、末梢組織(適用局所)において、抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果を期待して用いられる。 b 毛髪用薬のうち、配合成分やその分量等にかんがみて人体に対する作用が緩和なものについては、医薬部外品(育毛剤、養毛剤)として製造販売されている。 c チクセツニンジンは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。 d ヒノキチオールは、抗菌、抗炎症などの作用を期待して用いられる。

No.14

滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 a アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、生体におけるエネルギーの産生効率を高めるとされ、骨格筋に溜まった乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。 b 補中益気湯は、体力虚弱で、元気がなく、胃腸の働きが衰えて、疲れやすいものの虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒に適すとされる。 c システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドの代謝を促す働きがあるとされる。 d ヘスペリジンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている。

No.15

漢方処方製剤に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。 a 黄連解毒湯は、体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔い、血の道症、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)では不向きとされる。 b 防已黄耆湯は、体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症(筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり)に適すとされる。 c 防風通聖散は、体力中等度以上で、赤ら顔で、ときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎、赤鼻(酒さ)に適すとされるが、胃腸の弱い人では食欲不振、胃部不快感の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

No.16

殺虫剤の配合成分とその作用機序に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。    【配合成分】           【作用機序】 a ジクロルボス      ― アセチルコリンエステラーゼと不可逆的に結合して働きを阻害する b ペルメトリン      ― 直接の殺虫作用ではなく、昆虫の脱皮や変態を阻害する c プロポクスル      ― アセチルコリンエステラーゼと可逆的に結合して働きを阻害する d ピリプロキシフェン   ― 神経細胞に直接作用して神経伝達を阻害する

No.17

鎮咳去痰薬及びその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させ、気管支を拡張させる成分として、ジプロフィリンがある。 b グアイフェネシンは、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用がある。 c セネガはオオバコ科のオオバコの花期の全草を基原とする生薬で、去痰作用を期待して用いられる。 d 甘草湯は、構成生薬がカンゾウのみからなる漢方処方製剤で、体力に関わらず広く応用でき、激しい咳、口内炎、しわがれ声に用いられる。

No.18

鼻に用いる薬及びその成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a ベンザルコニウム塩化物は、陽性界面活性成分で、黄色ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌又はカンジダ等の真菌類に対する殺菌消毒作用を示すほか、ウイルスに対しても効果がある。 b リドカイン塩酸塩は、鼻粘膜の過敏性や痛み、痒みを抑えることを目的として配合されている場合がある。 c 点鼻薬は局所(鼻腔内)に適用されるものであり、全身的な影響を生じることはない。 d 鼻粘膜が腫れてポリープ(鼻茸)となっている場合には、一般用医薬品により対処を図ることは適当でなく、医療機関による治療(ステロイド性抗炎症成分を含む点鼻薬の処方等)が必要となる。

No.19

泌尿器用薬に含まれている成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a カゴソウは、シソ科のウツボグサの花穂を基原とする生薬であり、尿量増加(利尿)作用を期待して配合されている場合がある。 b キササゲは、ノウゼンカズラ科のキササゲ等の果実を基原とする生薬であり、尿路の殺菌消毒効果を期待して配合されている場合がある。 c ソウハクヒは、クワ科のマグワの根皮を基原とする生薬であり、尿路の殺菌消毒効果を期待して配合されている場合がある。

No.20

歯槽膿漏薬に含まれている成分とその主な配合目的に関する次の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。 a セチルピリジニウム塩化物   ― 殺菌消毒作用 b イソプロピルメチルフェノール ― 抗炎症作用 c チモール           ― 組織修復作用 d カルバゾクロム        ― 止血作用

No.21

生薬成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a レンギョウは、モクセイ科のレンギョウ又はシナレンギョウの果実を基原とする生薬で、鎮痛、抗菌等の作用を期待して用いられる。 b ショウマは、キンポウゲ科のサラシナショウマ、フブキショウマ、コライショウマ又はオオミツバショウマの果実を基原とする生薬で、血行促進、強心等の作用を期待して用いられる。 c ボウフウは、バラ科のサンザシ又はオオミサンザシの偽果をそのまま、又は縦切若しくは横切したものを基原とする生薬で、健胃、消化促進等の作用を期待して用いられる。

No.22

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。 体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適すとされるが、消化器系の副作用(食欲不振、胃部不快感等)が現れやすい等の理由で、胃腸虚弱で冷え症の人には不向きとされる。

No.23

貧血用薬(鉄製剤)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a マンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12 の構成成分である。 b 貧血用薬(鉄製剤)は、消化器系への副作用を軽減するために食前に服用することが望ましい。 c 銅は、ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。

No.24

婦人薬に配合される成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a コウブシは、鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して配合されている場合がある。 b モクツウは、滋養強壮作用を目的として配合されている場合がある。 c センキュウは、血行を改善し、血色不良や冷えの症状を緩和するほか、強壮、鎮静、鎮痛等の作用を期待して用いられる。 d ビタミンB6 は、血行を促進する作用を目的として配合されている場合がある。

No.25

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。 体力に関わらず使用でき、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。

No.26

滋養強壮保健薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a 十全大補湯は、胃腸の弱い人では、胃部不快感の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 b ニンジンは、神経系の興奮や副腎皮質の機能亢進等の作用により、外界からのストレス刺激に対する抵抗力や新陳代謝を高めるとされる。 c グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。

No.27

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。 体力中等度以上で、下腹部痛があって、便秘しがちなものの月経不順、月経困難、月経痛、便秘、痔疾に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

No.28

次の記述にあてはまる婦人薬として用いられる漢方処方製剤として、正しいものはどれか。  体力中等度で皮膚はかさかさして色つやが悪く、のぼせるものの月経不順、月経困難、血の道症、更年期障害、神経症、湿疹・皮膚炎に適すとされるが、胃腸が弱く下痢しやすい人では胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。  まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。

No.29

殺菌消毒成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。 a アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部( 連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿菌)に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌に対しては効果がない。 b ヨードチンキの作用は、 ヨウ素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素の泡立ちによる物理的な洗浄効果であるため、作用の持続性は乏しい。 c ポピドンヨードは、 ヨウ素及びヨウ化カリウムをエタノールに溶解させたもので、皮膚刺激性が強く、 粘膜(口唇等)や目の周りへ使用は避ける必要がある 。 d ベンザルコニウム塩化物は 、 石鹸との混合によって殺菌消毒効果が低下するので、石鹸で洗浄した後に使用する場合には、石鹸を十分に洗い流す必要がある 。

No.30

次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。  体力中等度以上で、赤ら顔でときにのぼせがあるもののにきび、顔面・頭部の湿疹・皮膚炎 、赤鼻( 酒さ)に適すとされる。

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