《患者の姿勢と歩行状態》 やや前傾姿勢で小刻みに歩き、前に突っかかるような姿勢になる。 症状により頭部を含め全身の振戦（細かい震え）がみられる。

【　　】とは、心臓のポンプ機能が低下するために全身へ十分な血液を送れなくなった状態である。

【　　】の原因疾患は、 心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症などである

【　　】の主な症状は息切れ、呼吸困難で、全身に《むくみ》を生じることもある。

【　　】の治療は 血管拡張薬、利尿薬で心臓の負担を取り除き、β遮断薬で心臓を休ませて長持ちさせる。 急激に悪化し血圧を保てない状態では強心薬も用いる。 重症の死亡率は極めて高く、重い病気である。

【　　】は、心筋を養う血管の冠動脈が閉鎖して心筋の虚血（血流が不足する状態）が起こり、心筋が壊死する病気である。

【　　】は、締め付けられるような胸痛が特徴である。発症直後を急性【　　】、 2か月以降を陳旧性【　　】と呼ぶ。 急性期には一刻も早く詰まった《冠動脈》を開くことが重要である。

【　　】は、心臓の筋肉を養う血管の冠動脈が狭くなることによって心筋の一時的な《虚血》が起こった結果、 締め付けられるような胸痛が起こる病気である。

【　　】では、通常、20分以内に虚血状態は改善し、胸痛は治まる。 ニトログリセリンの舌下適用が発作を治めるのに有効である。

【　　】は、心臓にある4つの弁 大動脈弁、僧帽弁 肺動脈弁、三尖弁 の弁自体または弁支持組織の異常により、弁狭窄や弁閉鎖不全を生じた状態である。

【　　】は、 心不全や感染性心内膜炎の原因となる。

【　　】は、出生時の頻度は約1%で、成人では約0.2%。 出生時は、《心室中隔欠損》の頻度が最も高い。 成人では、《心房中隔欠損》の頻度が最も高い。

【　　】は、 心臓の内側を覆う弁膜や心内膜、大血管内膜に細菌などが感染して細菌集簇を含む疣腫を形成し、 菌血症、血管塞栓、心障害など、多彩な臨床症状を呈する重篤な疾患である。

【　　】は、歯科手技による菌血症によって引き起こされることが多い。

【　　】のハイリスク患者は、 心疾患があり、心内膜に損傷がある者などである。 症状は長く続く発熱、全身倦怠感 、関節痛など、長引く風邪に似た症状である。

【　　】とは脈が不整になる(乱れる)ことである。脈拍が不規則でなくても極端に遅かったり速かったりするものもある。

【　　】は、直ちに死につながる致死性【　　】から放置してよいものまでさまざまだが、歯科診療において重要なことは、危険な【　　】なのか否かを判断することである。

【　　】を持つ患者で、 心室細動が目前で起こったら、一次救命処置と電気的除細動をしなければならない。　 心房細動では患者が抗凝固薬や抗血小板薬を服用しており出血しやすい。

【　　】は 収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上の状態である。

【　　】とは、アレルギー性の慢性炎症が気道に起こり、気道が狭窄する結果、 呼吸するときにヒューヒュー、ゼーゼーという喘鳴を伴う呼吸困難発作を生じる病気である。

【　　】の3つの特徴 気道の慢性炎症 気道の過敏性 可逆的な気道閉鎖である。

【　　】は、咳・痰も出る。 ひどい発作では横になれないこともあり、重症になると意識消失が起こる。 年間死亡者数は2000〜3000人に達する。

【　　】とは、 有害な粒子やガスの吸入によって起こった肺の炎症の結果、進行性の気流障害を起こす病気である。

【　　】は、 肺気腫と慢性気管支炎が混合する。

【　　】は、 喫煙の影響が大きい。 患者の多くは高齢の男性で、 主な症状は慢性の咳・痰や労作時の息切れである。

【　　】とは、ウイルス・細菌などの病原微生物の感染によって起こる肺実質の炎症である。

【　　】は、 発熱および咳・痰・胸痛・呼吸困難などの呼吸器症状、胸部エックス線写真の陰影、 白血球増多とCRP上昇などにより診断する。 細菌性【　　】では、抗菌薬により治療する。

【　　】とは、 下肢や骨盤内の静脈内で剥がれた血栓が血流によって運ばれ、それが肺に引っかかることで血流が阻害され、低心拍出量ショックや低酸素血症となる病気である。

【　　】（SAS）とは、睡眠中、頻回に呼吸が停止し睡眠が浅くなるため、昼間に眠気を催す疾患である。

【　　】とは、 過換気により呼吸困難や手足のしびれなどの身体的な症状が出現する症候群である。 一般的に若い女性に多いとされるが、男女ともに、また高齢者にもみられる。

【　　】とは、結核菌mycobacterium tuberculosisによる肺の感染症である。 排菌する患者の咳・くしゃみで結核菌が空気中に浮遊し、これを吸い込んで飛沫感染する。

【　　】・【　　】は、 胃液中の塩酸・ペプシンなどの攻撃因子と、 粘液・粘膜抵抗・粘膜血流・プロスタグランジンなどの防御因子とのバランスが崩壊し、 胃壁に組織欠損を生じる病変である。

【　　】、【　　】、【　　】は、 発症には、H.pylori・ストレス・アルコール•NSAIDsも攻撃因子として関与する。

【　　】は、胃液が食道内へ逆流することによる症候群の一つである。

【　　】の症状には、 胸やけ・げっぷ・嚥下困難・びらん／潰瘍による胸痛・吐血などがある。

感染経路は、経口感染

感染経路は、血液感染・母子感染

感染経路は、血液感染や経路不明

生鮮食品から感染する

針刺し事故、性行為で感染する

1992年以前の輸血歴、非加熱血液凝固因子製剤使用者、長期透析患者、薬物濫用者にみられる

全身倦怠感、食欲不振、発熱、黄疽を症状とする

症状は軽度のことが多い

潜伏期間が2~6週

潜伏期間は1～6か月

潜伏期間は6〜12週

【　　】の主な原因は肝炎ウイルス、アルコール、自己免疫疾患などである。

肝炎ウイルスによる肝硬変が 全体の80%を占め、ウイルス性肝硬変のうち、 【　　】によるものが約80%、 【　　】によるものが15%である。