問題一覧
1
20の世紀に入ると、それまでの要素主義的観点や、研究手法や研究対象に対する批判から、3つの学派が誕生した。その中でも「全体としての構造特性を捉える機能こそがこころの働きである」としてウェルトハイマーによって創始された学派はどれか。
ゲシュタルト心理学
2
目や耳あるいは皮膚などの受容器で生じた興奮を処理・統合して、情報を骨格筋などの効果器に伝える働きを有する器官のことを神経系という。このうち、神経系の働きの中心となる脳と脊髄で構成される神経系はどれか。
中立神経系
3
感覚を生じさせる最小の刺激強度を何と呼ぶか。
刺激閾
4
感覚を生じさせうる上限の刺激強度を何と呼ぶか。
刺激頂
5
色相関で反対側にある色同士を補関係にあるという。なお、「補色関係にある色同士を並べると鮮やかさが増すように感じる」のはどのような現象によるものか。
対比
6
図と地が分して目の前にあるオブジェクトの形の知覚が成立すると、ヒトの脳は効率的に物事を理解するために,それらオブジェクトを「まとまったもの」として知覚する機能が働く。この機能は空間的配置の仕方によって生じるものであるが、これらの空間的規則は何の法則と呼ばれるか。
プレグナンツ
7
奥行き知覚の主要な手掛かりのうち「奥行きのある対象をみると左右の眼球に映る網膜像にはズレ」を示すものはどれか。
両眼視差
8
網膜上に映し出される映像はその時々で異なるにもかかわらず,いつも同じように安定して知覚することができる。これは、どのような機能が働くためであるか。
恒常性
9
物理的には静止している複数の対象が瞬間的に出現したり消失したりすることによって、その対象が動いているように知覚される現象を何と呼ぶか。
仮現運動
10
小理学ではヒトの記憶を3つのプロセスによって捉えられているが、その中でも「目や耳の受容器 から入ってきたの愛期の商セスにされて後して話に書き込まれる」ことを示すの はどれか。
符号化
11
感覚記憶では情報の取捨選択が行なわれるが、これは何という認知機能によってなされるのか。
注意
12
直接記憶範囲と呼ばれる短期記憶の容量はどのくらいであるか。
7士2チャンク
13
演繹的推論の典型的手法で,「一般的原理から導かれる大前提を設定し、目前の具体的事象を小前提とすることで結論をだす論理法」はどれか。
三段論法
14
「I.P. パブロフ」が中心となって行なったイヌの反射研究で使われた訓練手続きはどれか。
古典的条件づけ
15
古典的条件づけでは、生得的な反射反応を誘発する無条件刺激と定位反射を起こすような中性刺激が対呈示される。なお、この手続きによって習得された反応は何というか。
条件反応
16
ソーンダイクは、問題箱という実験装置を用いたネコの実験をもとに、学習の原理を「満足をもたらす結果が遡及的に作用してその直後の行動と結びつく」ためだと説明した。こうした考えは後のどの学習理論に影響を与えたか。
オペラント条件づけ
17
マズローは、「人間の欲求は階層になっており、下位の鉄求がある程度満たされた状態で一段ずつ上位の階層に上がっていき最終的に最上段に到達しこれを満たそうとする」という理論を考えた。 この理論はなんと呼ばれるか。
欲求階層説
18
葛藤(コンフリクト)について、例えば「同じ目時に恋人と友人それぞれに魅力的な遊びに誘われ、どちらに行くか迷う」ような場合はどの型にあたるか。
接近一接近型
19
情動生起のメカニズムを説明する理論には、例えば「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」と表現されるものがある。これは、人は情動を経験するよりも前に、笑ったり、心臓の鼓動が早くなったり、発汗したり、といった身体的変化が生じているというものである。この理論の名前はどれか。
ジェームス=ランゲ説
20
フェスティンガーによって提唱された「自分が持つ考えの間で盾があるときに、生じた不快感や緊張感を低減しようと態度を変容させる」という理論の名前はどれか。
認知的不協和理論
21
「神経系」に関して、正しい記述の選択肢を1つ選びなさい。
ウェルニッケ野が損傷を受けると話を理解することができなくなる。
22
感覚と知覚」に関して、正しい記述の選択肢を1つ選びなさい。
プレグナンツの法則によると、閉じた領域はひとつの形にまとまる傾向にある。
23
学習」に関して、正しい記述の選択肢を1つ選びなさい。
例えば、「メトロノームの音」に対して「唾液が出る」反応が獲得された場合、これは、条件反応である。
24
「問題解決の思考」に関して、正しい記述の選択肢を1つ選びなさい。
「4枚のカード問題」において、「規則:母音のアルファベットの裏には、偶数の数字が書かれている」が守られていることを証明するためには、「U」と書かれたカードと「3」と書かれたカニドは裏を確認する必要がある。
25
「印象形成」や「態度」に関して、正しい記述の選択肢を1つ選びなさい。
ハイダーは、「自分」と「相手」と「対象」の3者関係について、好意的な態度(+)と非好意的の態度(一)の記号でそれぞれをあらわした場合,これら3つを掛け合わせた結果が(+)となる状態がバランスが取れているものとして、人はこの状態を求めていると考えた。