問題一覧
1
尿ケトン体試験紙法の反応原理は
ニトロプルシッドナトリウム反応
2
尿ビリルビン試験紙法の反応原理は
アゾカップリング反応
3
尿ウロビリノゲン試験紙法の反応原理は
エールリッヒアルデヒド反応, アゾカップリング反応
4
尿亜硝酸塩試験紙法の反応原理は
グリース反応
5
フェニルケトン尿症は①の遺伝的欠損によるものであり、フェニルアラニンやフェニルケトン体の血中濃度が上昇し、尿中に大量に排出される。血中高濃度は②をきたし、③に影響を及ぼす
フェニルアラニンヒドロキシラーゼ, 脳障害, 知的発達
6
尿中フェニルケトン体の測定方法は
ガスリー法
7
アルカプトン尿症は①の②代謝異常。チロシン代謝経路においてホモゲンチジン酸-1,2ジオキシゲナーゼの遺伝的欠損があり、その結果③が大量に尿中に排出される。尿を空気中に放置すると黒色化することで検出。
常染色体劣性遺伝, フェニルアラニン, ホモゲンチジン
8
脂肪尿を認める疾患は
骨折, 糖尿病, ネフローゼ症候群
9
乳糜尿を認める疾患は
フィラリア症, がん
10
インジカンは①の代謝物で、②が①を分解して③にする。正常尿中排泄はごく微量であり、④により測定する。
トリプトファン, 腸内細菌, インドール, ヤッフェ法
11
青いおむつ症候群では出生直後からおむつが青く変色する。腸内の大量の①が②になり肝臓で③となり尿中に大量に排出され、③が酸化されてインジゴブルーになりオムツが青くなる
トリプトファン, インドール, インジカン
12
ハートナップ病は先天性の①の異常であり、トリプトファンなどの②の吸収阻害を認める。尿検査では②とその副産物の排出量が異常に増加する
中性アミノ酸輸送体, 中性アミノ酸
13
腎前性蛋白尿の成因は
ヘモグロビン尿, ミオグロビン尿, ベンスジョーンズ蛋白, 心不全, 甲状腺機能亢進症, 貧血
14
腎性糸球体性蛋白尿の成因は
糸球体腎炎, 妊娠高血圧症候群, ネフローゼ症候群, 腎硬化症, 膠原病, アミロイド腎
15
腎性尿細管性蛋白尿の成因は
ファンコーニ症候群, ロウ症候群, ウィルソン病, 腎毒性薬剤による腎障害
16
腎後性蛋白尿の成因は
尿管、尿道、膀胱の炎症, 結石, 腫瘍
17
微量アルブミン検出は何の発症遅延に貢献するか
糖尿病性腎症
18
高血糖を示さず尿糖を示す疾患は
腎性糖尿, 妊娠糖尿, ファンコーニ症候群, ウィルソン病, 多発性近位尿細管障害
19
尿検査の意義は
自覚症状のない病気の早期発見や疾病の原因の追求、経過観察
20
ケトン体の増加を伴う疾患は
糖尿病, 飢餓
21
5-HIAAの測定は尿に①液を添加し②を混和、③を加えて混合し③層が④色になったら陽性、⑤色の場合は陰性である
1ーニトロソー2ーナフトール・エタノール, 亜硝酸ナトリウム, エチレンジクロライド, 紫, 淡黄
22
VMAの測定法は
アゾカップリング反応
23
インジカンの測定法は①を用いる。インジカンを②で③し、生じた④を⑤させて⑥とし、⑦で抽出し⑧色呈色を観察
ヤッフェ法, 濃塩酸, 加水分解, インドキシル, 酸化縮合, インジコブルー, クロロホルム, 青
24
ポルフィリン症とポルフィリン尿症の違いは
遺伝性か後天性か
25
尿中ポルフィリン体の簡易検査法では尿から①で②を抽出し(A)、さらに③で再抽出して③層の色調と紫外線照射による赤色の蛍光を観察する。ウロポルフィリンは(A)で残った尿層から④で抽出し、③で再抽出し観察する。
エーテル, コプロポルフィリン, 塩酸, 酢酸エチル
26
常染色体劣性遺伝疾患は
先天性骨髄ポルフィリン症
27
光線過敏症を示さない疾患は
急性間欠性ポルフィリン症
28
多尿の例
糖尿病, 尿崩症
29
乏尿の例
急性腎炎, ネフローゼ症候群
30
無尿の例
腎毒性物質, 高度腎虚血